まず、2000形が3月で退役。
800形の淘汰は遅れているようですが、消滅の日も遠からず。
1500形は未だ活躍を続けそうですが、以前ほど目立つ存在では無くなってます。
乗る方としては、こと京浜急行に関しては「新型のほうが良い!」ので、800形や1500形はハズレ車の印象さえあるのですが、800形はもちろん1500形もこれからファンの注目を集めていくことになるのでしょうね。
そして居なくなったら、寂しくなることでしょう……。
とかいう話はともかく。
2100形、600形III、1000形IIと更改繰り返されてた超豆茸様の京急シリーズも1500形の世代まで遡ってきました。

まずは4両編成です。
順組のみのシンプルな構成ですが、1500形らしさは十分に表現できているのですね。
超豆茸様の作風は、シンプルながら手抜き感がなく、その上で長編成再現を目指すというものです。
この作でも、行き先表示や外幌などのディテールで全体の質感を上げています。


前頭部。
ここだけ6幅+タイル2枚にすれば、額縁顔の難度も下がります。
顔だけでも7幅相当になるので、バランスも良くなります。
貫通扉は割愛なのですが、横組になってるライトケースの表現で十分に1500形らしい顔になっています。微妙な後退角も割愛で平面になっておりますが、違和感ないのは全体のバランスの良さゆえでしょうか。
なお、ライト点灯というツボは抑えております。
アンチクライマー表現は迷うところでしょうね。京浜のアイデンティティなところもあり、2000形・1500形まで残っておりました(600形IIIでやっと無くなりました)。
ただ、この作品で下手に追加するとバランスも壊れそうです。

パンタ周り。
パンタは骨太ですが、これが良い意味で存在感あるものになっておりましょう。
側窓は連結部のみ横組みなのですね。
できたら、他の側窓も2x2パネルの横組にしたらかなり1500形らしくなると思うのですが……。
屋根肩表現は京急は案外難しい。過去の試行錯誤しておりますが、ポチスロ並べても意外とそれっぽく見えない。ポッチ出しで表現するのは一つの正解でしょう。
外幌、妻面ディテール大事です。

8両編成バージョン。今も快特や乗り入れに活躍する長大編成。

京浜急行の白帯は1幅か2幅か迷うところなのですが、この作品では迷わず1幅分ですね。車体高さが15プレート分と低めのこともありますけど、あと1プレート追加してもギリギリバランスは保てそうです。
もうちょっと車体が大きい表現(7−8幅などの大型作品)だと、2プレート分の白帯が必要かも知れませんけども。

沿線でおなじみの姿です。
ただ、久里浜方面ではあまり見かけなくなってしまいました。エアポート急行の8連口に使われること多いようで、逗子ではよく見かけるのかも?
内部は更新されていますから決してハズレってわけではなく、更新後の柔らかいロングシートに感激したものです(なお原型ではかなり堅いヘタレ座席でした)。まぁ京急は他が良すぎるので、1500や銀1000はハズレ感が否めないのですよね。贅沢な話です。


そして、12連フル編成。
京浜急行の12連は作るのに相当な思い切りが要ります。自分には無理です。
異形式混結も楽しかったりするのですけど。


もちろん、8+4の12連です。
先頭車同士の連結いいものですね。

駅表現シリーズ。三崎口?

三崎口っぽいですね。ミニマムな表現でそれっぽく見せてしまうのは上手いです。
1500形の動画です。駅再現もあります。生麦駅の配線は独特ですよね。
1500形ではありませんが、超豆茸様の京急動画です。1000II形。編集がだんだん巧みになってます。
屋根とエスカレーターを追加。屋根の高さは自分のトレインのパンタグラフより少し高めにしました。 pic.twitter.com/WLNjh07IY9
— 超豆茸 (@kosenLEGOmaker) 2018年8月5日
オマケ紹介で恐縮ですが。
今時の駅の必需品。エスカレータとエレベーター。
これがあると、すごく駅の風景が現代的で、そして豊かなものに見えましょう。
凝ったものを作ろうとして腰が重くなるよりは、ミニマムな表現で「らしさ」を狙うことも大事だと思うのです。自戒も込めて。