JR東日本のE5系とほぼ共通ですが、E5系自体が最高速度という面では新幹線最速ですからね。三等級あることや、また普通車に於いてもインテリアの配慮が実用一辺倒な某JR東海さんよりは嬉しい車です。
(とはいえ、未だ乗ったこと無いので正確な評価は出来ませんけども)
先のJAM「北海道テーマ」に合わせての登場。しゅん氏との競作になりましたが、しゅん氏作品は8幅ですので、スケール違いの別ジャンルと観るべきでありましょう。無論、それぞれに違う魅力があるのは言うまでもありません。

Mugen様作品は、故あって一時的に預からせて頂いております。
故に、関山撮影でお送りします。

細身の前頭部。極めて複雑なあの形状を、パーツのベクトルを多様に使い分けで構成しています。新幹線作る方も多いですけども、Mugen様の作風は独特です。そして複雑怪奇。
然し、6幅の王道に則る。バランスは極めて良好。
そして今回撮影用に手にとってわかったのは「安心して取扱できる構造に重量」です。

実物のデビウ当時は賛否の別れた形状ですけども、Mugen様のモデルは素直に「かっこいい」ですね。
実物の美しいところを抽出するのは大事です。


JAMでの活躍シーン。
(コンラッド様、一時的にカーブスロープ貸してくださり有難うございました!)
現代の北海道を象徴する列車です。小樽や札幌への乗り入れも待たれるところです。

しゅん氏のモデルと並んで。
それぞれの魅力です。

EH800(SUU氏)の貨物列車との離合。
貨物列車と同じ線路を走る新幹線というのも、北海道新幹線が初めてなのです。
幻に終わった新幹線貨物輸送が、違った意味で実現した?
いや、青函トンネルの貨物併用はいろいろ問題もあるようですから、上手く解決してほしいものですが。
しかしそれでも、開通当時は「無用の長物」とか言われた青函トンネルが、貨物と旅客の容量取り合いになるくらいに活用されているのは大出世といえるでしょう。
今や、航空も船舶も輸送力はパンク寸前であり、鉄道輸送が救世主として求められているのですから。
それでは。各車両、見てまいりましょう。

H514形。函館寄先頭車でグランクラス。
紫帯の他、ロゴマークがH5系の特徴ですが上手く表現されていますね

前頭部再現。近年の新部品を駆使しまくった精細な作りです。
三角形タイルの使用が特に目を引くところでありましょう。
紫帯は階段状に。
フロントキャノピーは2幅です。
文字通り「隙きのない」作り。ドアの凹み表現も目を引きます。

サイドビュウ。
流線型先端部の細さが印象的です。この細さがないと<<続きを読む>>