(あと微小に改良入れてます)
コピーされたい向きなど、ご参考までに!
さて。
2000年代なかばくらいから、貸切・長距離路線用バス車体もセレガ・ガーラ系と(両者はほぼ同型)、三菱ふそうのエアロ系(エアロエース・エアロクイーン)に収斂してしまいました。
例外は特殊車・特装車・輸入車くらいでしょうか。
セレガーラが曲線のアクセントピラー特徴なのに対して、エアロは直線的なやはり飾りピラーが目立ちます。エクステリア・インテリア共に革新的なセレガーラ、対して保守的なエアロという感じでしょうか。
個人的にはエアロの方がスタイル好きなのですが、乗る分にはバスの保守性から抜け出した斬新さのある(而もそれはメーカー標準仕様)なセレガーラの方が楽しいかしら(笑)。
なお、ふそうの名誉のために。
常に保守的ってわけではなく、エアロバスも初代(1984年頃)は画期的な……直線基調の半流線型で(名前通りのエアロフォルム)、他メーカーの真四角なバス(ちょうどスケルトンが主流になったころでした)とは一線画してたのですよ。

薬師山氏が先にガーラ(セレガ)制作されてましたので、返歌の意味でもエアロです。

1台はJR系事業者(一応JRバス関東)。もう一台は関山の地元 横須賀の東洋観光です。
東洋観光は京急系の貸切事業者で、嘗ての京急貸切車・兼用車のカラーリングを今に伝えています。本家京急にはこの塗り分けの車は残ってないのに(空港リムジンは別の塗り分け)。
バス業界は意外と古い塗装に拘り続けるところがあり、最新型が古い塗装のミスマッチが楽しいんですよね。

ギミックは排除して、質実剛健な作りに徹しています。
また、どんな事業者の塗り分けにも対応することが前提です。
JRのつばめマーク、灰色の差し色で変化付けてみました。

東洋観光塗装。
斜めの塗り分けが入りますが、そこは無理にスロープ合わせはせず、ディジタル処理に委ねてます。そうじゃないとただでさえ強度に自信ないのに、更に脆くなっちゃいますから。


バックビュウはやや手抜き。
縦長のテールライトユニットは再現すべきなのでしょうが、車体の塗り分けに影響が出る可能性が高いので断念しました。
手抜きできるところは手抜きで量産性を確保です。
一方で後部窓の庇はコダワリですけども。

屋根は供給の良い2x2カーブスロープとポチスロで構成です。

改めて正面より。エアロバス歴代のアイデンティティである大きな前面窓は意識しました。ここは3x4パネル使うこと最初から考えていました。順組が横組みになって、更に側面とも一体化できたのですが。
なお、ミラー類は省略する主義です。
再現してもよいのですけど、かなり取扱に気を使う状態になってしまいそうですから。今後の課題にはなってくるのでしょうけど。

分解状態。
順組の屋根。
上下逆転組している窓から下の部分。
そして横組の窓まわりです。

インテリア。
運転席はハンドルの固定方法が巧く行かず現状保留状態。ミニフィグ座らせることはできますが。
客席は5席すべてミニフィグが座れます
貸切車ということで、後部は懐かしの回転サロン仕様です。東洋観光にそんな車居るのかどうか知りませんが……(笑)。

窓まわり横組み部。ロの字で繋がった形にすることで、若干の強度アップに。
前面窓部分はクリップタイルで、運転席側は3x4パネルの下部を、ドア側はピラー代用の1x4タイルを挟み込んでる由です。

裏面。上下逆転組です。

タイヤの取り付け方。タイヤホルダーとフレーム代わりの1x8タイルの間は1x2センターポッチプレートですよ。

JR仕様のインテリアです。普通のシートが5列。白いシートはレザー素材などのイメージ。あれ、結構ハイグレードな車両かも?
屋根の方は極力「くり抜いて」、フィグの頭と接触しないように。
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繰り返しますが、どんな事業者のカラーリングにも対応できるような作りですし量産性もそれなりにあります(同一事業者で複数台なんて最高ですね!)。
コピーとか、改良とかされまくるといいなぁと。