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2018年05月19日

【作品紹介】エース君の近鉄21000系アーバンライナー。全面リメイク!

 エース君の近鉄21000系「アーバンライナー」の初代作品は2015年6月です。
http://legotrain.seesaa.net/article/420741974.html

 この地点でかなり頑張ってた作品なのですが、未だパーツの制約・技術の制約から完全には抜け出ていない印象は否めなかったのです。

 近鉄21000系は1988年デビウ。近鉄の名阪甲特急の専用車。
 ビジネスラインの名阪甲を意識したコンセプト。当時の日本の電車では最高水準であったデザイン。それまでの電車をすべて旧式に見せてしまうインパクトがあったのです。そして、更新経たとはいえ今なお色褪せぬ魅力!
 一方で足回りはシュリーレン台車に抵抗制御と、10000形旧ビス以来のシステムが継承されており、悪く言えば旧態依然な、趣味的に捉えると昔ながらの電車としての魅力も感じられるものなのでした。そう。昭和の電車でもあるのです。

 その21000系も来年くらいには新造車への置換話が上がっています。
 ただ、近鉄には21000系よりも古い特急車両は多々残っておりますので、21000系も姿を変えて生き残っていくのでしょうか。それはそれで興味を引くものです。

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 エース君の作品。今回はフル編成。
 また、前回同様、更新後の姿です。

 前頭部。半月型のキャノピー重ねることでスムーズな美しさ。
 然し、難しいのは標識灯から下の逆傾斜部分。ここは無理せずにディジタルな表現ですが、違和感は皆無で寧ろ上半分のスマートさを引き立ててるかのよう。

 オデコ部分はポッチが残りますが、ここをスムージングするのは難しいでしょうね。ウェッジ重ねで正解な気もします。

 スカート廻りは最初に公開したときより小改良されており、胴受廻りが力強いものになっています。かつ精細に。電車では重要な部分ですし、連結器がカバーレスなのも21000系の個性です。

 パンタのない先頭車ですから名古屋寄りです。

 野外撮影も様になってます。架線柱があると尚良、でしょう。



 対して、大阪より先頭車。
 更新時にパンタ配置を変更した21000系ですが、交差式の前パン維持しているのが近鉄らしいです。流線型のスマートさと、2200形以来の電車らしいゴツさを共存させているのがアーバンライナーの持ち味。

 側窓は横組。一気に品質が上がった感じです。
 屋根肩のポチスロ処理もこの題材の必然でありましょう。でも当たり前ができるって大事なことです。

 喫煙室小窓が良いアクセント。
 また、ドア部分が4幅横組になっており、その3段分を窓に充てているのは明瞭感があって良いのですね。


 増結車込みの8連にも出来ます。
 6連に、中間2両組込という編成です。

 この角度からだと冷房機がゴツく見えるのが残念。
 理想はポチスロかカーブスロープですが、現状のままでも1プレート背を低く出来たら良くなりそうな気がします。


 8連。見上げるアングルで。
 
 青山峠越えを思わせますよね。


 あとは屋内撮影です。
 なお、スカート廻りは小改良の前ですのでご注意を。

 6連。このアングルだと名古屋より先頭車の床下抵抗器が目立つますね。
 ここから電制の熱気で陽炎上げつつ山を下っていくのは、2200形の時代からの伝統?


 連結面も丁寧。3両目の簡易運転台も再現されています。


 斜め上から。


 中間増結の2両。貫通運転台車。


 この顔は普段は先頭に出ませんが、21000系の機動性を確保しています。7連固定に見えて中間運転台のあった10000形旧ビスと同じ思想と、21000系登場時は話題になったものでした。
(もし客付きが悪かったら4連での運行もあるとか言われてたそうですが、幸いにもアーバンライナー効果でお客が増えて杞憂になったとか)

 増結車の2連だけで貸切とか出来たら楽しそうですが(笑)、現状そうした使い方は未だないみたいです。

 エース君の表現、スッキリと好ましい。
 ここだけカーブスロープ屋根なのも、切妻なのにスマート感。




 団体列車では何度か見られたという4連運行。
 ちょっと不思議な感じですよね。

 名阪甲には新車導入ですから、21000系のこうした使い方も今後増えるかもしれません。

 なお、この中間先頭車にも動力入っていますから、レゴ的には6両と2両を分けて走らせることもできちゃいそうです。


 増結組込の8連。堂々!


 スカート廻りの小改良の模様。
 左が改良前、右が改良後ですね。


 改良後、アップで。

 標識灯が、タイル使っての半ポッチずらし行って、ラインのスムージング化行っているのが分かります。


 3年を経ての大改良作品。
 今年のJBFでの活躍が楽しみですね。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【国内の作品紹介】アイン様の中国国鉄 CRH5系 高速電車。「互換品」前頭部の使いこなし

 日本で中国大陸の車両を作られた形はほとんどおりませんね。
 大昔(15年以上前)にawazo氏のDF4があったこと。
 あと、拙作で客車のみ(国際列車用18系客車。ロシアの機関車・食堂車と組み合わせ)はありますが。
http://legotrain.seesaa.net/article/447191205.html
http://legotrain.seesaa.net/article/447519908.html

 無論、中国現地のビルダーさんの作品は別です。中国のAFOL界隈も下地はできている頃だと思うのですけども。どうなのでしょうか?

◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 まず、アイディアの元になっているのはGBLの特急電車です。所謂互換品ですが、前頭部がオリジナルな形状です。というか、ガチに中国の高速電車です。



https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40673872.html
 かなり詳細なレビュウがあります。割と必読ですよ。

 記事読んでみますと、他の界隈でも話題の、「近年の中国製品の品質向上」が感じられる……ようです。苦手だったクリアパーツもかなり透明度が上がっているとか。新濃灰の足回りは本家にはないもので(最近黒ばっかですよね)、そこは憧れたりします。

 個人的な意見ですけど、中国のあのへんのメーカー、車輪と連結器だけの外販やったら意外と需要あるんじゃないかしら(笑)。そういう部品は純正じゃなくても安く大量入手できれば良いって需要はありそうですからね。


 中身。嘗てのレゴ社7897(2006年)を意識したデザインでしょう。
 なお、動力車と中間車と制御車で全長が違うという欠点も、7897譲りとのことです。

 新濃灰の足回りは、ちょっとうらやましい。


 肝心の前頭部パーツです。
 右があの7897の前頭部。ここをきちんとした整形と塗装を行った部品に変えるだけでえらく印象は変わってくる。

 そして、一昔前だったら物笑いのタネであった中国製品(中国企業の中国向け製品という意味で。レゴ社だって中国製造品ありますからね!)のクオリティが、今や侮ってはならないのが窺えるってもんです。


 それを踏まえて、アイン様の「作品」CRH5系電車。
 最高速250km/h程度の普及型高速鉄道車両で、仏アルストムの流れです。2007-9年頃に盛んに導入された車種であり、もう中国国鉄の顔として「馴染んだ」感がありますね。
 未だ改良を重ねつつ製造は続いているようです。
 ドアステップ付きなので、東北や内陸部などの地方で使われる傾向はある模様。

 先方の記事はこちら↓
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40679121.html

 1両を増結。そして、件の前頭部以外のパーツはすべてレゴ社の純正品に。
 皆が嫌う一体型前頭を逆に使いこなす! その形状を生かしてみる。その発想に驚かされますし、それが巧くいっているのですよ。

 レゴの部品は7897からも持ってきている感じがありますが、7897と件のGBL、その良いとこ取りで優れた作品が生まれる愉快さです。

 また、互換品を使うのが嫌な理由に「混じったら収拾がつかない」というのは大きいです。前頭部は問題がない部品なのですよね。


 前頭部。件の部品を違和感なく。

 横組にした側窓……欧州系の小窓が凄く、それっぽい。
 窓下の細い青帯も中国の高速鉄道らしいです。

 ドア脇の小窓も精密感あります。


 先頭車。反対側より。
 屋根のカーブの具合と妙な幕板の広さが、CRH5らしいのですよね。


 パンタ付きの中間車。
 シングルアームパンタが完全な欧州流儀です。エキゾチック!

 中間車も、小窓並んでいるのが良い感じ。車内はレゴ的には動力車ですね。


 軽食堂車。窓なし部分に簡易な厨房設備があります。この種の車両が必ず入るのが日本の新幹線との差異でしょうか。

 なお、この車だけトレインプレート使用ゆえ、床面裾が1プレート下がっています。
 欧州由来らしさを演出するなら、この裾の長さは有益でしょう。できれば、全車で白トレインプレートへの換装をされたら……と思うのですが。先頭車は2プレート全長伸びてしまう難しさはありますけども。


 ビル街と合わせて。昨今の中国諸都市のイメージと合致していましょう!


 小田急GSEと並んで。
 小田急ロマンスカーのような電車が中国で生まれる日は来るのでしょうか……? 私鉄の、それも特別な志を持ちながら、而して高額ではない電車というのが。

 その意味で、ロマンスカーは日本の誇りなのかもしれません。
(まぁ、世界広くても、日本の私鉄電車はかなり特異な存在なのですけども)


 200系新幹線と。
 どちらも「東北」の電車ですね。上野駅に似た大連駅。東京駅に似た瀋陽南駅と……。

 あとGBLかどこかで、CRH2タイプの製品も一体前頭で出してくれたら? それこそ東北の少し前の主力であったE2系電車の妹分じゃありませんか。その意味でこの並びは感慨深いものがありましょう?

 政治に経済、いろいろな見方ができる国ではあります。
 でも、いちばん身近な外国の一つでもあります! そして鉄道趣味的にホットな国でもあり。年々伸びる高速鉄道。その一方で在来線の長距離夜行列車も維持・強化されています。経済成長に伴って貨物輸送も伸びている……。マニアックな方向では、近年は趣味的に過去の歴史が掘り起こされており、歴sにに題材を取るのも面白いことでしょう(撫順の鉱山電車など)。
 
 この作品が、中国題材をいろいろ考えてみるきっかけになればとおもうのでした。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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