先方の記事はこちら
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40666676.html
皆が制作狙ってる、小田急ロマンスカーの新鋭 70000形。GSE。
50000形VSEでさえ、未だ鮮烈な印象のうちにデビウした新展望形。
その再現一番乗りは、アイン様です。

6両編成です。実物は7連固定ですから、限りなくフル編成に近い仕様です。
(体感ですが、レゴの列車は5両過ぎたら……「長い」です。ひとつふたつたくさん……の世界?)
赤一色では寂しいかとオレンジのラインを入れることは検討されたそうですが(同じ手を自分は考えてました……)、試したら違和感があったとのことです。
しかし、揶揄された「パノラマカー?」って感じはありませんね。

前頭形状です。
ピラーを目立たせ、そして下端を絞り込んだ形状にされたのは大正解でしょう。
下半の流線型部分も極めて綺麗に、流れておりましょう。
特にスカート部分への曲線(直線?)巧く処理されたと思います。
惜しまれるのは運転台窓でしょうか。実物(写真)の印象はもうちょっとボリューム感がありますから。ここは再検討の余地あるかもしれません。

先頭車側面。
微妙に丸みのついた窓は乗務員扉窓は丸タイル。良いアクセントです。
側窓は2x2パネル順組。2x4パネルのクリア系がなかなかリリースされないのにイライラさせられますよね……。幕板の広さは実物らしいです。

中間車です。この車がレゴ的には動力車です。
よく見るとパネルは旧タイプのサイドサポートなしを使う配慮です。
ウエッジ使った屋上機器のデザインが綺麗。
なお全車共通ですが、足回りは灰色の部品を使っています(希少ですよね……)。
これによって、車体裾のマイクロスカートを割愛しています。車体裾の灰色次第で、GSEは別表現も生まれるかもしれません。

中間車。パンタと車販準備室のある車です。
車体断面もちらりと見えますが、上面のカーブスロ-プ処理がいい感じ。

同じ車の反対サイドです。VSEのような売店カウンターはないそうでちょっと残念。
余談ですがVSEも2016年までは喫茶サービス継続しておりましたが、最盛期(80−90年代)に比べて利用率がおちており、継続困難だったのだなぁと知らされました。通常の車内販売は充実しているそうで、それが救いではありますが。

中間車もう1両。この車はパネルが現行品です。中間車に限っては黒ブロックで窓ピラー再現してもメリハリが出るかもしれませんが如何でしょうか?

斜め上から。屋根の平滑感が分かります。
最近の電車だと、大事ですよね。
ロマンスカーは連接車ゆえの扱い難さがどうしても起こってしまうのですが(特に幌を諦めきれないと。最悪なのは拙作)、GSEだとそうした問題もありません。
華やかな最新形式だけに、競作になってもよいでしょうか。

最後に。ロマンスカーの始祖※、3000形 SE車との並び。1958-2018……60年の重みです。
また、ロマンスカーは新宿付近のような、ビル街の中も似合うのです。
※:1910とか1700とか2300はさておき。