外側で接触すれば大トルク低速に、内側で接触すれば低トルク高速に。
無論、効率はよくありません。
ただ、ギアやチェーンと違って頑丈で壊れにくかったそうです。また、運転士(というより土工さん)が無茶してもフェイルセーフになっていたとか。ギアなら過負荷で壊れますが、フリクションなら滑るだけですから……。
さて。
ナローの泉氏もそうなのですが、なぜ高校生がこの渋い題材を……? というのはちょっと謎ですね(笑)。
いや、誠もって嬉しい話なのですが。
#第二回高校生レゴオフ #レゴトレ
— 歯車K (@Gear_Lego) 2018年3月25日
新作のフリクションドライブ車両 pic.twitter.com/3iROL0btF7
実にいいスタイルです。
屋台店のような素朴な?キャブは黎明期の産業用機関車そのものです。台枠はいい感じの鋳物感。
そして、いい音がします。
効率が悪そう……なのもフリクションの味でしょう。

この写真は「同業者」ナローの泉様撮影です。
ちょっと大きめの鉄道模型として、味のあるスタイルなのが分かるというもの。テクニックに依るキャブが良いアイデイアです
10幅のナローは、やはりナローの泉様の諸作と共通スケール。このスケールだと動力系でいろいろ冒険ができます。



ナローの泉氏のバテトロとのすれ違い。
改良した pic.twitter.com/7HzsJpXBP9
— 歯車K (@Gear_Lego) 2018年3月28日
改良版動画だそうです。

こちらは改良版(最新版)の足回り。
左に見えるゴム輪付プーリーと、Φ4の丸プレートが「フリクション」です。
フレームの影になっていますが、どうやら実物の内燃機関の位置にMモータを配してる模様。

おまけと言ってはなんですが、ナローの泉氏撮影の、ナローの泉氏の自作分岐器周り。複雑かつ入り組んだ配線も、自作線路なら苦もありません? というか、線路の自作は凄すぎるのですが……。
若手が支える日本のレゴナローの将来、楽しみに過ぎるのです。