この雰囲気、クオリティ。心地よいスケール感(これ、結構大事なのです)。
そして問答無用の渋さ。
ジョージレモン様のクモハ42はこちら別記事に。

魔王だーはら様撮影。だーはら様の街並みをゆく、ジョージレモン様のクモハ42。
クモハ42の最後の住処は私鉄買収線区ですから、軒先半路面を電車が走る情景があっても不自然ではありませんね。
九州だと若松市交通局の路面貨物は有名でしたし、また熊本電鉄では今なお、軒先半路面の大型電車が見られます。

魔王だーはら様撮影。 だーはら様の街並み。
太平洋戦争前という時代考証への拘り、あり。
街並みの彩度が抑えられ、そして自動車はフォード風。洋服の男性は帽子冠ってるのも昭和初期の情景です。
戦前縛りの展示を行いたい……という声も上がってこようというものでしょう。

魔王だーはら様撮影。
クモハ42とクハ55は戦前生まれの電車ですが、ただ警戒色入った姿は1960年代以降のもの。
でも、違和感はありません。
(まぁ、戦前だと道路上を走っていそうなのは二線級に回った木造電車でしょうか? 鋼製大型車は本線の第一線級でしょうから。細かいことは気にしない)
看板建築もだーはら様です。ツボ抑えた作りですね。素晴らしい街並み!

魔王だーはら様撮影。
これも実は戦後っ子。山鹿温泉鉄道101(ジョージレモン様)。
でも、朝倉軌道辺りの妖しげな気動車群と共通する雰囲気がありましょう。ゲテモノ勝負ですね?
路上の軌道がすごく似合うのですよ。

魔王だーはら様撮影。
日通?のトラックと。

ジョージレモン様撮影。
同じくジョージレモン様の蒸気機関車(右)。左のローンレンジャー機関車の改造だそうですが、見事に日本形に化けきってます。
大正初期に(つまり8620とか9600とか量産する前に)輸入されたちょっと古めの機関車……という風情が顕れているではありませんか。米独のいいとこ取り……なミックス感も却ってリアルティありましょうかね? 余談ですが1976年まで貝島炭鉱ではアルコとコッペルが(略。
テンダドライブで自走します。
ロッドは不調故に外されたそうですが、再調整に期待ですね。

とにー様撮影。この街並みは、やはり、いい!
ミリタリも似合うそうですね。
あと、とにー様も昨年のJBFで欧風の街並をミリタリのジオラマ用に披露されていますし、クラシックな自動車作例でも馳せておられます。
ここに拡張するのもありではないでしょうか? 門司港あたりを思えば欧風も合いそうです。

とにー様撮影。
路上の貨物列車。蒸機同士が交換中か?
一番手前の土蔵造りの角屋もいい雰囲気です。

とにー様撮影。
アメロコも明治期までは割とアメリカ丸出しの姿でしたから、和風情景とのマッチングも悪くありません。
今思えばローンレンジャーの汽車、良いセットでした。
(あれ以降、版権系製品での鉄道題材が全く出なくなえりましたけど……)

とにー様撮影。
蒸機同士の並び。
先のキハ101やクモハ42も含めて、ものすごく渋い空気が醸し出されていたことでしょう。
次回の北九州オフ、なんとかしてでも駆けつけたい……!
いや現実にはむちゃくちゃ遠いので、簡単には無理ですけども。でもでも……?