今の日本ではほぼ見ることできませんが、1990年代までは地方亜幹線でも未だ残っていました。というより、鉄道140余年の歴史中、少なくとも100年分は腕木式の時代ですよね。(尤も電車区間は最初から式の色灯式のところが多いです)
また、欧州では現役のところも少なくないようです。
(余談ですが、レゴトレインのシンボルマークも長らく信号機の腕木でした。また4.5Vの腕木式信号機はストップレール機能もあるすぐれものでしたね[1971-1991])

とても、精密です。
ポール+ハシゴという構成ですね。
白いポールはテクニック系。それにハシゴは黒のプレート。
ポールの先端のコーンが芸コマ。そしてポール基部の作り込みは目を引くものです。
肝心の腕木周りは手動操作の出来る腕木、そして手すりが印象的。写真は「停止」

そして。「進行」
腕木式のレゴ的メリットですが、電球はダミーでもそこそこ様になること。そしていざ点灯も再現とするなら、「1灯で済むこと」もありましょう。コスト面で重要ですよね?
なにより存在感の大きな腕木式。蒸気機関車はもちろん、ディーゼル機関車や気動車の世界観にも似合い、盛り上げるのです。

その他 アクセサリー類。
車止めの終端標識は2x2ターンテーブル基部で「リアル」に見える!
繊細な駅名標はタイル横組がポイント。
入換信号機
勾配標や距離標。
転轍テコ。
ノスタルジックな世界観、織り上げます。