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2018年02月11日

【鉄道作品欧州形】イングリッシュ・プルマンカーを造ってます

 久々の欧州ものにして、更に初の(事実上)英国ものです。
 
 今でこそ標準軌のレールも繋がってる英国と大陸欧州ですけど、鉄道文化はぜんぜん違うのはご承知のとおり。

 英国は車両限界も小さい(日本の1067mm軌間より少し小さいほど)。その代わり日本同様高いプラットホームです。各等客車の設備など車両の品質は大陸よりも概ね上等なものでした(ここは1970年代以降大陸も質が上がって差がなくなりましたが)。
 旅行者的には、ユーレイルパスが使えない英国! のイメージは未だ強い(笑)。まぁ、英国旅行は別に分けて考えたほうが航空費用の低い時代では真っ当ですが。そういえばTEEも英国には無かったですね。

 ワゴンリ(国際寝台車会社)のサービスも英国で行われていました。
 ただ寝台車は大陸航送のもの以外は扱わず、プルマンカー(サロンカー)の事業だけ行ってたようです。結構利用者は居たようで、1920年代初期の初期鋼製車が使われるばかりか、WWII後の軽量客車MkIやMkIIにもプルマンカーがあったほど。流石に1970年代に多くは定期運用から引退しておりますが。

 然し、華やかで豪奢な客車ですから、残存率が高く今も観光列車的運用されてる車がそこそこ残っているのは大陸同様です。

 即ち、合わせる機関車を選ばないという模型的メリットも同じく(笑)。
 蒸気機関車でも、最新型のディーゼルや電機でも似合っちゃうのですね。

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 先ず1両。形にしてみました。
 
 全長32ポッチの何時もの寸法です。
 車体の大きさに対して相対的に窓が大きな印象があるのがイングリッシュプルマンですから、側窓は3x4の建築用窓。ただ、これをそのまま使うと些か窓まわりが大きくなりすぎるので、裾部は腰板部に1プレート埋め込むような使い方を思いつきました。
 茶とクリームの塗り分けと、窓ガラスの下辺が揃って良い塩梅に。



 楕円窓は新幹線922形(1000形1004号)で行った、ポチスロ詰め物方式です。固着なし嵌め込みのみですが巧く固着しています。是非お試しを?

 黄色のモール塗りが有りますが、流石に割愛。半端に入れるなら無い方が良い?
 但しマーキングやレタリングの表現は行っています。窓下は茶色だけだと流石に間が抜けるので焦げ茶1プレート入れて締めてみました。ここは10194エメラルドナイトの客車と近い意匠です。そういえば、あれもmk1プルマンを意識した造形でしたよね。

 屋根は45度スロープです。カーブスロープ全盛の今日ではありますが、客車の屋根に適切な曲率のものが未だに出てこないと思ってます。未だ45度スロープの出番は残されてると。

 横組箇所も殆ど無いので、全体に堅牢かつ軽量。そしてローコストです(笑)。


 車両端部。楕円窓のデッキと端面の窓をギリギリかつローコストで表現です。ステップの車体側への表現は英国形(ホームが高い)ならではの拘り。大陸形(ホームが低くステップも低い位置)なら台車マウントにしちゃうのですが。

 ホロはポッチ間に嵌め込んでるだけ


 こちらは調理室と個室付の車です。窓が大きいので、最低限でもインテリアは必要になるでしょうね。


 最後に、読者諸兄が気にされてるであろう楕円デッキ窓の組み方です。

 ブラケットで2x2パネル4枚組を車端部に張り出す。その先に端面形成して、1x6アーチの車端側を持たせてしまいます。これで或る程度堅牢な構造できるので、そこに手前の車体側アーチを嵌め込む。上から抑えれば安定します。強度面の不安もほぼありません。

 この組み方だとデッキの中が補強で埋まってしまうことと、窓が奥まってしまうのがデメリットですが、透過感は抜群ですしローコスト。
 アーチの中に1x2などのクリアプレート埋め込むとデッキ窓が透過しないデメリットがありますしコスト面でもやや痛い。

 気に入ったので、過去作のワゴンリ(大陸系)も折りみて改修でしょうか。

 余談ついでですが、1x6アーチブロックは金型改修前のもの(3455 1972-2011)より改修後の現行タイプ(92950 2010-現行)の方が、鉄道車両向けな気がします。




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2018年02月10日

【作品紹介】5udon様の京王8000系「高尾山号」。鮮やかな復刻グリーン車

 先方の記事:京王電鉄 8000系 (高尾山号)

 京王8000系電車は1992年〜1999年製造。その後の9000系が増えたとはいえ、本線系の特急は未だ8000系が主力。
 帯が鮮やかな二色になった今のカラースキームも8000系に始まるものです。5000系(初代)以来のイメージを刷新した車両でもありましょう。
(そして5000系2代が更にイメージを変えてくのでしょうね)

 
 8000系は平凡な通勤形に見えて、乗ってみて快適さ・作りの丁寧さが分かる電車でもあります。新宿から八王子、高尾までの長距離乗車への考慮があるのは、同じ時代の小田急1000形に通じる「良さ」なのですね。通勤形もピンキリなのですよ?

 近年、趣味的には先頭車の中間車化などの変化も気になるところ。
 ここらはグリーン車時代の伝統?でしょうか(笑)。

 さて。グリーン車と言いますと。
 2015年から1編成がラッピングされ、復刻「グリーン車」の高尾山号になっています。なかなか似合ってる! この種のラッピングはイベント短期のことが多いのですけど、2018年現在も継続中なのは嬉しいですね。


 5udon様が、「ボクらのブリック」合わせで、高尾山号も造ってくださりました。

 京王グリーン車の色は解釈迷うところですが、この作品では「ブライトグリーン」を採用。この緑色は些か彩度が高いのですが、でも一番「高尾山号」のイメージに近いですね。ベストチョイスでしょう。


 但し、代償はパーツ種類の少なさなんだそうで。
 得られたブライトグリーンのパーツはこの種類だけ。これで電車を造るというのは無理があるそうですが。
 でも、その無理を通した価値、あろうというもの!


 8000系としての造形から観ていきましょう。

 先ず、先に触れた厳しいパーツ種類の制約があります。その中で8000系らしい造形を極める……。というか、制約なくても自然にこの顔に収まったんじゃないでしょうか。
 左右の大窓と、真ん中の貫通扉(非常口)のバランスが巧いのです。そして下方についた前照灯。

 微妙な丸みや傾斜は割愛されていますが、それでも8000系らしい流麗感はあります。作風の差異や、はたまた全体の雰囲気やバランスも含め、無理して丸みや角度を付ける必要はない!ことを証明しておりましょうね。

 スカートも緑にラッピングされてるのが特徴ですが、そこも制約下で巧くまとめておりましょう。5幅で表現してしまった感じに。そしてステップ部分を強調しているので顔に立体感・陰影が産まれています。

 今回は高尾山号ですが、ノーマルのクリーム前面+銀車体も観てみたいですね(笑)。


 4両編成。実物は10連固定ですが。戸袋窓も省略です。ただ、そうした割愛は気にならない作品です。無理に挑戦されていることが人を感動させるのですよね。


 勿論、各車の春夏秋冬ラッピングも表現!
 比較的シンプルなパターンとは言え、ラッピング表現は嬉しいものです。


 春。桜。

 側面の造作は先行のデヤ900に準じており、世界が揃います。


 夏。
 二昔前のステンレス車へのラッピングであるがゆえのリブ表現が出来ないのは致し方ないところですね。パーツ供給の関係で出来たタイル代用部の微小な凹みをリブに見立てるビルドはあるかもしれませんが……。でも、この色ではやはり無謀でしょう(笑)。割愛で正解です。


 秋。


 冬。

 製作者の記事を拝見しますと、代用が多くてお見苦しい……というニュアンスが感じられますけど、そんなこと全くありません。
 むしろ制約下でよくぞこの題材を! という感激が伝わってくるのです。展示したら人気者になるのは間違いありません。

 高尾山号。2月17-18日の「ボクらのブリック」のトレイン運転会で登場予定です。
 その後はケース内展示を行いたいところですが……? 如何でしょうか。5udon様。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(2) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月09日

【イベント】ボクらのブリック現地訪問(2月9日)。鉄道篇。



 設営は基本ドタバタです。ゆっくり作品鑑賞の余裕など、ない。
 なので、改めて2月9日。とにー様(ミリオフの貢献者。即ち日本のレゴオフ会文化の創始者です!)の来京を機会に現地視察してきました。実は今回の鉄道系展示の縁はミリオフにもあったりしますので、その意味でもとにー様と一緒に観られたのは感慨深く……。

 先ずは鉄道関係から。


 ロマンスカーは人気でした。Mugen様の10000形HISEと拙作の50000形VSEの並べは今回が初だったりします。
 奥にちらりと見えるのがawazo様のEF10です。


 5udon様の銀座線1000形。地下鉄の見せ方の理想ですね。

 奥にはMugen様の485系「華」が。


 7−8幅の大型モデル。285系サンライズと485系3000番台。実車は顔合わせる機会はなかったはずなのですが(笑)、合わせてみて違和感がありません。
 どちらも「国鉄型」の延長線にあるデザインであるのも大きいのでしょう。

 インフラですが、デュプロ橋脚は現地組立。
 架線柱はPGY167様の作品です。毎度お世話になっています。


 東武並び。その1。
 右から群馬板倉様の6050系。Mugen様の100系スペーシア。アイン様の350系。
 左端が拙作の1720系DRC。DRCがスペーシアに置き換えられる過程の1990年ころならあり得た並びです。でも、現実にはより古い5700系も横に居たりするんですけどね(笑)。


 東武その2
 現役組の3本。1985年の6050系以来の東武優等車のカラースキームが揃っているのが分かりましょう。通勤車が青系統なのできれいな対比だったのでした。

 6050系が大幅に運用縮小し、350系も引退が見えてきた。この並びもそろそろ見られなくなるのかも。ところで何方か500系は造られませんか?

 奥に見えるサンライズ285系(オリエントP様)が見上げると大迫力。
 「華」の濃紫もやはりインパクトがあります。


 東武その3。製作者が4本バラバラなのに、世界観が揃うのは見事です。
 東武鉄道さん東武博物館さん……如何でしょうか?
(あと1800系もあります! 5310系に1700系も製作予定あり……)


 東武はともかく。サラリと下段のEH800が気になります(笑)。
 こうしてみると、コンテナ車と機関車のサイズ比がベストなものであるのがわかりますね。JR貨物のEH級はスケールよりも若干長めのほうが良いのかもしれません。


 小田急と西武。アイン様のSE車3000形と、拙作の<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | LEGOイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月08日

【作品紹介】薬師山様の「ハイアワサ」(CAD)。大陸横断列車をレゴで。

 アメリカの長距離旅客輸送は1950-60年代に最後の華やかなときを魅せていました。
 個室寝台とリクライニングシートは当然として、最後尾の展望車と編成中途のドームカー。そして鮮やかなカラーリング。

 その後の……航空機の大型化と運賃の低廉化が進んだ60年代なかばからの急転落があまりにも激しいものであり、その末にゃ1971年の「鉄道旅客輸送の半公営化」に至ったわけですが。

 ミルウォーキー鉄道の「ハイアワサ」はシカゴと西海岸シアトルを2泊3日で結んだ列車。並行するグレートノーザン鉄道の「エンパイア・ビルダー」のライバルでもありました。しかしハイアワサは1963年には廃止。その後はエンパイア・ビルダーのみが運行され、今に至ります。

 なお「ハイアワサ」にはシカゴ〜ミネアポリス間の短距離列車もあり同じ名前なので紛らわしい。こちらは1930年代の流線型蒸機で有名になり、そして一度廃止されたものの現在もハイアワサ・サービスとして継続してるようです。

 ただ、現在の車両はすべてAmtrakの画一的なものですが(笑)。
 一方、昔の客車の一部は博物館に保存されている他、「プライベートカー」として企業・個人の私有車であったり、或いはチャーター用に残っているものも。




 薬師山様のLDD。下はレンダリングし直されたものでしょうか。綺麗!

 重連のディーゼル機関車と、客車5両を想定。
 ン年も前ならオレンジと臙脂をこの分量集めるのは想像したくないことでしたが、今はどちらも廉価で入手容易な色ですね。
 実は初めてカラー写真でハイアワサを見たとき、なんて派手で暑苦しい色なの……! とか思ったものです。幸いにも訪米時に現物を拝む機会があり、これはこれで鮮やかさとエレガンスの融和したものと思うようになりましたが。


 ディーゼル機関車。よくあるドッグノーズスタイルの流線型ですが、ここは薬師山様の得意技? ヘリキャノピでの表現です。ヘリであるがゆえの余計な窓とかがあるんですが……ことアメリカ型だと気になりにくいですね。

 そして、適度にシンプルに抑えたディテール。然し手すりのような目立つところは気合入れる。側面の丸窓はタイル貼り付けですが、無理に透過させるよりは綺麗さを優先させるべき……というのもあるべき思想でしょう。


 スカイトップと言われた展望車と、フルレングスのドームカー。

 スカイトップは小分けのガラスが天窓になっている、実に不思議でレトロヒューチャーな車両でありました。流石に小分けガラスの表現は潔く割愛。大きめのキャノピーでの表現ですが、それがベストなものになっておりましょう。
 キャンピーに寄るものですが、端面に流線型の傾斜角がついてるのもまた大事なことですね。銀色の帯表現も見逃せません。

 実制作されたら、さぞかし美しいモデルになることでしょう!

 全体にディテールは控えめ。然し車端部空調機カバーは良いアクセントにされています。なお、ドア窓は丸窓だったと思うのですが、ここはディーゼル機関車と同じく丸タイルで表現されるのもありかもしれませんね。

 ドームカーは全長に渡ってドームが続くもの。
 無難に?2x4キャノピーを連ねた作りです。他にもドームカーの表現は考えられましょうが、透過度が低い組み方だと魅力も落ちてしまいます。良い割り切りに思えるのです。


 参考:スカイトップ。2009年9月 ミネアポリスで「エンパイア・ビルダー」の停車中に撮影。プライベートカーになっているもの。
 短距離の方のハイアワサに使われていたもので車内はパーラー状の座席。
 改めて実物写真見ると、小分けガラスの表現は薬師山様のモデルで正しそうですね。


 参考:ドームカー。同条件にて。こちらもプライベートカーとして現役!
 大迫力の車です。三軸ボギー台車にも注意。

 「ハイアワサ」はディーゼル機関車だけではなく、行程の半分ほどは電気機関車牽引でもありました。これはアメリカの長距離列車では極めてまれなことです。
(アメリカでまとまった長距離の電化区間なんて、1974年に廃止されてしまったミルウォーキー鉄道と、あとは北東回廊位です)

 強烈なスタイルのレールの女王(または バイポーラー)とか言われた複数車体の大型凸型電機。日本に来たやつの親玉的なGEやWHの造った箱型デッキ付。はたまた流線型のリトルジョー(ソ連向け発注流れ)。この辺も合わせて楽しんでみたいものですね。
 
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2018年02月07日

【アイディア】ルビー様の「kiosk」は古今融合!


 ルビー様の「KIOSK」。
 1960年代のプリントブロックに目をつけたのがシャープすぎです。
 古い部品。意外とbricklinkなどで入手はできたりするんですが。

 その60年代の部品と、現代のプリントパーツの時を越えた融合!

 それによって産まれたのが1980-90年代的な、日本の駅売店というのが素晴らしい。躊躇のない商品の密度はあの時代のKIOSKそのまんまなのですよね。

 開閉するケースには車屋根(これは1980年代前半)を使ってます。

 それにしても。この種の駅売店もこの10年ほどで激減した印象です。
 地方では閉店。都市部ではコンビニスタイルへの移行が多いですから。

 それでもキオスクのあるような幹線主要駅……という夢を見せてくれる作品です。屋根の鉄骨も大きなホーム屋根を想起させるものじゃありませんか。この情景には国鉄色の485系辺りが似合いそうなのです。ホームで待ち構える鉄道少年のカメラはAE-1辺りかしら?

 同じフォーマットでの駅そば(これも減ってますよね)や、駅弁のカート売りとかも欲しくなります。在来線が未だ輝いてたそれほど遠くない昔。手の届くところにあるのですよ!?
 
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2018年02月06日

【海外作品紹介】LegoMonorailFan99様の懸垂式モノレール。3幅軌道の両側支持式。

 懸垂式モノレールはやはりロマンのあるものです。
 実用化はブッパータールと上野と藤沢と千葉にしかない、むしろ本流から外れた乗り物ですけど……。でもその不遇さも含めてロマンなのです。

 また新しいアイディアが生まれました。

Suspended Lego monorail

https://www.flickr.com/photos/149607664@N06/38813623154/in/photostream/
(リンク先で動画見られます)
 LegoMonorailFan99様の懸垂式モノレール。ツイッターでの@grenouille62778氏に教えて頂きました。

 システムの特徴は3幅逆組軌道。
 3幅の軌道はセンターで上方から吊り下げられています。要は凸型。
 その凸型の両側部分をタイヤが走る形です。

 この形状のモノレールは実用交通としては存在しないはずです。しかし。
 サフェージュ式(湘南や千葉)の、軌道と台車の位置関係を逆にしたものと考えることは出来ましょう。レゴでのガチなサフェージュ式の試みはあるものの、膨大な資材量が問題になります(まぁ、これは実物の欠点とも被りますが)。

 然し、LegoMonorailFan99様のこの方式なら。現実的な資材量で「逆サフェージュ式」を実現できています。
 少なくとも、片持ち式のヴッパータール式(ランゲン式)/上野式などで代用するよりはリアルじゃないでしょうか?

 インフラ部はテクニックアームで強度を確保しています。
 カーブの曲げ方はちょっと分かりませんが。4.5vレールでも芯に入れてるのかしら?

 直線部のトラス橋も目を引くものです。見栄えがしますね!


 車両は架空のものです。前面は大きな窓ですが、側面が小さな窓なのはちょっとレトロな感じがしましょうね。6幅で、3車体の連接車です。
 中間車体に動力が入るセオリー通り。


 車輪及び動力伝達部は左右に完全セパレートです。






 PF-Lモータを用い、左右に分割して動力伝達。二軸駆動同様のトラクションを得られるかもしれません。プーリーはレールに対する振れ止めになってる?

 構造上、ボギー車への展開は難しいかもしれませんね。
 リアルな湘南モノレールや千葉都市モノレールを考えると、中型の車体にボギー車を考えたくなりますが、このままでは難しい?

 ただ。三車体連接と言っても中間車体はかなり短く貫通幌程度の見た目で作っています。中間車体を貫通幌に見立てる手はあるかもしれませんね。


 前後車体の車輪はタイヤではなく、ベベルギアを代用しているようです。ゴムタイヤでは何か不都合があるのかしら?




 強度への配慮があります。
 付随車はもう少し、この辺は緩く出来るかも……?
 
 畏れずに申せば、海外のこの種の研究は、日本形の再現モデルの直接の参考になりにくい……のは事実かもしれません。
 でも、この第1段階のテストモデルがあってこそ、リアルな鉄道模型的展開は産まれえます。
 可能性は、追求されるべきでありましょう! 
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 海外作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月05日

【作品紹介】ジョージ・レモン様の昇開式踏切。懐かしく、新しい!



 先ずは動画をご覧ください。

 さて。
 バー式ではなくて、昇開式の遮断器のある踏切ってどれくらい残っているのでしょうか?

 90年代初頭まで小田急の新宿駅手前にあったものを思い出します。あれは小田急線唯一のもので、なおかつ唯一の「有人踏切番」踏切でもありましたっけ。このタイプは国鉄よりも私鉄、それも地方よりは都市部にあったイメージです。その小田急新宿のものも90年代末になくなってしまいました。

 まさか、それを作られる方がおりましたとは。


 ジョージ・レモン様の作品
 製作動機は#60051に含まれる踏切が小規模すぎて6幅の自動車に合わないから……とのこと。拡張を進めていくとこのサイズ・仕様になってしまったのでしょうか?

 それでも、昇開式をご覧になったりしたある種のノスタルジィがあってのことでしょうか?
 昇開式を見ていた渡ってた自分でも、「あ、こんなのあったよ」って感じですからね。良いところに目をつけられたと思うのです。

 幅は広めに。都会の雰囲気ですね。
 警手の小屋があるのもそれらしいです。また、そこがクランクなどの格納場所になってます(現状手動ですが電動化も可能?)。




 開いているところ。自動車が渡ってく。ボンネットのバスやトラックが妙に似合うのです。




 閉じたところ。
 ここには、旗と無線機持った警手がいるとより好ましいでしょうか? 責任重大な仕事でありましたね。
 日本ではほぼ消滅してしまいましたが、国によっては踏切警手は残っている仕事です(ロシア等)。


 汽車が横切っていく。クラシックなアメリカ製テンホイラー、似合います。
 ローン・レンジャーの汽車なのですけど、ストレート煙突とカウキャッチャの撤去で日本形っぽい雰囲気に。この手の蒸機は1960年代までは私鉄払下げで生き残ってたりしたのです。

 勿論、電車。それも国鉄よりは大手私鉄のちょっと懐かし目の車両が一番似合うことでありましょう。

 小さなものに糸を張っているので、動作のぎこちなさは致し方ないところ。それでも動作する様子はちょっと感動します。
 左右両側に必要なら、巧くやれば1モータで連動も出来るかも?(糸がえらいことになりそうではありますが)

 それから、Wedoなどのセンサー組み合わせて完全自動化出来たら?

 いやいや。ディスプレイ用に非可動でも、あえてリアルな造形を目指す方向もありえましょう。見逃し難い素敵なアクセサリなのでした。
 

 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】ショーティにすると60051もかっこ可愛い? ひだか様の作品

 鉄道模型の文脈では、「ショーティモデル」は一定の支持を得ていますね。

 大昔……1950年代の三線式Oや60年代のHOでは「価格下げるための已む無く」ではあったのでしょう。
 然し、1980年代後半にそうした懐かしのショーティが再評価された流れはありました(「鉄道模型考古学」辺りの記事にワクワクしたものです)。
 そして21世紀入ってから舞台はNゲージに移り。Bトレインショーティは既に一つのジャンルとして確立した感があります。フルサイズのNとコストも変わらない場合も少なくないのですが(笑)、それでも積極的にBトレ選ぶ方も多いですよね。
 また、ホビーとしてのプラレールも見逃せないジャンルでしょう。製品・自作品ともにセンスよきショーティモデルが溢れています。

 レゴトレインでは……ちょっと忘れられていたジャンルでしょうか?


https://youtu.be/T0Daop8lCS8

 ひだか様が、終焉間近い#60051をショーティ化されてきました。
 

 6両編成です。各車両ミニマムな長さ。


 オリジナルとの比較。
 先頭車は一体前頭を支えるギリギリの長さです。


 オリジナルとの比較。中間車。全長は24ポッチが12ポッチに詰められています。
 ショーティ化は意外と資材・部品を使いますのでその意味で「大人の遊び」なのかもしれません。無論、肯定的意味ですよ!


 動力車の内部。ショーティですが動力系の分割はせず(取扱面倒ですよね!)、ワンピース形に収める。受光ユニットは運転席のキャノピー内に置くことで光が届くようになっています。一体前頭ゆえ、空間の余裕があるのは幸いしていましょうか。


 急カーブもうねうね可愛い♪

 ここで思うのは、あれ、#60051ハイスピードパッセンジャーって此処までかっこ可愛かったかな? ってことです。

 ショーティ化することで一体前頭の理不尽さが消え、むしろ魅力になっているような? 良い意味での玩具的雰囲気が醸し出されているからでしょうか。


 その一方で、このショートでキュービカルな列車にある種のリアリズムも感じるのですね。カラーリングもそうなのですが、「talgo」を彷彿させる雰囲気はあるのですよ。
 むろん、タルゴは1軸連接かつ極端な低重心なので全然違う形状なのですけども。




 玩具的か? ある種のリアルか?

 でも、理屈抜きにショーティモデルは楽しいものです。急カーブの連続というスケールモデルの苦戦するところを苦もなく楽しげに駆け抜けてくシーンは魅力のあるものです。 
posted by 関山 at 23:59| Comment(2) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月04日

【作品紹介】三木勘吉様の京王帝都電鉄5000系電車。歴史的名車を好バランスで。

 京王帝都電鉄5000系電車は関東私鉄の名車として名高いもの。

 曲面ガラス使った美しい前面。貫通扉はデザイン上のメリハリに。
 側窓と側扉窓のサイズが同じ、均整の取れた側面。
 それまでの緑色の電車……のイメージを文字通りに塗り替える、アイボリーに緋帯の明るい塗色。

 1962年という、新宿の地下線開業に昇圧という京王帝都電鉄 京王線の飛躍のときの、まさに主役でありました。
 同時に「特急」も運行開始。大幅なスピードアップに。イメージアップ。

 その後も1969年代まで増備が続き、量的にも主力車ともなります。
 質の面では冷房車も加わる。これは関東私鉄の通勤車では初のもの!

 ただし1972年以降は拡大した輸送力に見合う車両として4ドア20mの6000系が新造されるようになります。それでも5000系もまた1980年頃までは「特急」にも運用していたのでした。以後は二線級に落ちていきますが、でも臨時の特急や快速にも時折入ってた模様。
 京王線での営業車としての退役は1996年。

 然し、多くの車両が1990年代に地方私鉄に譲渡され、一畑電鉄・伊予鉄道・高松琴平電鉄・銚子電鉄では未だ現役と。その譲渡車も流石に引退も見えてきているようですが、それでもなお、不朽の名車でありましょう。

 5000系の名が2017年からの新造車に襲名されいるのも感慨深いことです。
 あの5000系二代目もまた新しい時代を拓く(はずの)車両ですから。

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 名車ではありますし、また形状や塗装が特に難度高いわけではないのでしょう。

 でも、なぜかレゴでの作品は無いままでした。故に、この三木様の作品が初に。調布での「ボクらのブリック」に合わせての新作です。

 冷房車の3両編成。先頭車に「KEIO」ロゴが入っていますから末期……1980年代以降の姿ですね。

 造形は前面・側面とも横組み基調です。

 前面は上半分を平板状のお面を貼り付け。曲面はポチスロで出しています。スッキリと美しい。下半分は順組。ウエッジプレートで帯を表現。その下は45度に面取りしたブロック。下部のライトケースは非透明の仕上げです。ここは難しいところかも知れませんね。ベストな答は見つけにくそうです。

 貫通扉の誇張はありませんけども、でも十分5000系の顔に見えます。ただヘッドライトはもう1プレート張り出してる方がいい顔になるかも?


 側面は1x1のブロックを横組みで窓配置を省略無しで再現です。それで全長26ポッチ。
 1x2を順組でもあり得る窓形状ですが、そうすると窓配置の省略が要されます。どちらを取るか? ですね。

 なお、1x1横組だと窓の上下高さが不足する懸念がありますが(窓が小さく見える)、この作品ではその辺の違和感はありません。腰を高くして調整しているようですけど、それでも鈍重には見えません。実車のスマートさは十分に保ってる。
 全体のバランスの良さ、センスある解釈に依っているがためでしょう。

 クリアの方向幕や、タン色の車番は良いアクセントです。

 屋上機器はややゴツいかも。ただ初期の冷房車ゆえ冷房装置は結構大柄でしたが。上面をタイルにすると良い感じかもと?
 末期の使用であるなら、列車無線アンテナはほしいところですね。

 床下機器はミニマムですが、巧く要点抑えております。


 5000系は京王線内の形状・編成で既にバリエーションは豊富です(吊り掛け駆動車さえありました)。目立つところでは冷房機の形状は作り分けで楽しそう。

 また、地方私鉄への譲渡車も制作の良いネタになりましょう。
 いろいろ楽しめるモデルなのですね。
 
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【作品紹介】鉱山鉄道の夢が叶う? やったらん様の回転式カーダンパー。

 回転式カーダンパーというものがあります。

wikipedia カーダンパー

TransPacific Railroad「カーダンパーを模型化したいけれど」


 鉱石積んだ貨車をぐるっと回してひっくり返して豪快に荷降ろしするもので、日本でも数カ所にありました。有名だったのはセキ3000(等)に対応してた小樽や室蘭のもの。室蘭のものは1969年に廃止され(小樽の廃止時期不明)、過去のものかと思いきや。
 現存・現役のものは東邦亜鉛安中製錬所にあり、トキ15000(等)に対応しています。

 なお、世界的に見れば北米豪州中国では大規模なものが多数現役です。
 室蘭や小樽では1両づつ切り離して回転させるのですが、今の外国例だと編成に繋いだまま回転させてしまう。連結器が回転するだそうで。

 この豪快な装置。レゴで作ったら魅力的でありましょう!
 しかし、どうやって?

 GBC(ボール玉転がし)の方の文脈での解答です。



 1次試作品。(実物とは異なり)完全に180度回転します。
 ただ、そのために取り卸しに時間がかかってしまうのが欠点。

 それでも、牽引車と貨車の切り離し。
 切り離された牽引車が待機し、その間にカーダンパーが回転。
 1回転したら、牽引車が方向を変えて再度貨車に連結。

 というアクションをすべて機械仕掛けで行ってる。

 また、カーダンパーや高架橋という大型インフラがテクニックで作られているのも魅力なのでした。



 改良版。1回転ではなく、途中で回転が止まって、折り返し動作するように。
 これで取り卸しに掛かる時間が短縮されています。実用化のめどがたった?ようです。

 それにしても丸型(1/4円)ラックギアが堪りませんよね。カーダンパーのためにあるような部品です。公式にそんなものは出してくれるわけないでしょうが(苦笑)。



 これが、決定稿?
 機械仕掛けで、貨車と牽引車を切り離し。牽引車は待機しその間にカーダンパー回転。カーダンパーは適切な角度に来たら反転。そして元の位置に戻ったら、今度は牽引車が方向を変えて動き出す……。

 これをわずか2個のモーターで行ってるとのことです。ちょっと構造とか仕掛け(からくり?)が想像できません。でも、動く!

 キャプチャも貼っておきます。


 牽引車が貨車引いてやってきました。


 牽引車は切り離され、引き上げ線へ。待機。
 それと同時にカーダンパーが回り始めます。
 おそらくですが、待機中の牽引車のギアがカーダンパの駆動動力になって回転させるのでしょう?


 カーダンパー回転中。テクニックそのものの無骨さではありますけども、而してインフラとして魅力的な造形です。
 また、カーダンパー内に貨車をグリップする動作もあるのですね。

 無論、通常の車両(貨車や機関車)が入り込めない特殊な世界です。
 でも、その欠点を無視できるほどの魅力が、この世界にはあるのです。


 回転がここでとまり、積荷を排出します(してるはずです)。
 ここで、回転も折り返し。


 再び回転して、カーダンパーは元の位置に戻ります。おそらくグリップも解かれるのでしょう?


 戻ったところで、今度は牽引車が方向変えて動き出し、貨車に連結。


 折り返していきます……。


 この作品、JBF2018を目標にされているとのことですが(世界最大級のGBC……玉転がしが見られます!)、その前にも4月15日の小山オフでも展示されるかもとのこと。楽しみになってきました。

 我々は不可能が叶う、瞬間を目撃し続けているのですね。
 
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2018年02月03日

【作品紹介】punikov様の自由形電車。ユニークな工法と、演出(!?)。

 鉄道畑でない方が電車を解釈するとこうなる? punikov様はミリタリモデラーさんです。
 しかして、リアルなモデルが生まれました。


 約9幅で、フルスケールな電車モデルです。
 モデルは富山地方鉄道の14760形です。薄い灰色部分を白に改、何らかの方法で臙脂の帯が入ると14760形らしく見えましょうか。でも、造形としてよく雰囲気は掴めておりましょう。

 それにしても。
 異文脈の工法は斬新です。それでも電車らしさを強烈に感じさせるのは適切なスケール感とバランス。そして実物の特徴を抑えておられるからでしょうか。

 9幅ゆえ、台車サイズが適切なのも見逃せません(この際、走行環境は忘れましょう)。


 案外(失礼!)整ったサイドビュウ。両運転台へのアレンジですが、地鉄は増結用に両運転台車を温存しておりましたね。60形にも居てもおかしくなかったかも?(90形の増備扱いで14793辺りを名乗ってた……?)

 ゴツさよりも、2ドア車ならではの優雅ささえ感じさせます。ポッチの張り出しも気になりません。リベットのようにみえるかというとそうでもなく、ですね。

 窓ガラス、内側から何らかの表現ができると良いかもしれませんね。

 良い意味で1番ゲージ的な雰囲気はあるのです。


 前面。60形の顔は難しいのですが、9幅でセンターピラーを1幅分取ると良い表情になります。プレート段差でおでこを造形したり、アンテナやジャンパの表現が良い感じでもあります。ワイパーもこのスケールだとオーバースケールになりません。


 インテリア。車内で8幅を確保。向かい合わせのクロスシート。左右1列づつ。
 厳密にミニフィグに合わせるとこのスケールになるのかも?
 シートには白いカバー。ミニフィグたくさん載せたくなります。


 車端部分。運転台内部も作られています。また運転室との仕切りも精細ですね。座席撤去部分とワンパン運賃箱も印象的な装備です。ここは地元の方ならでは観察眼です。


 主流ではありませんが、レゴで作る鉄道模型の一つの可能性に挑戦した意義深いモデルでありましょう。ここから得られるものは少なくないはずです。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 さて……。
 そして、別の意味でリアルなモデルも生まれました(笑)。


 アジ電車。1960-70年代に日本国有鉄道ではみられた……らしいです。消せる塗料で描くのが仁義だったとか? 賛否は分かれましょう。どっちかというと否?

 でも、このスケール、この表現だからこそ。この文字表現が可能になります。


 「斗 マモレスト権」
 見事なアジ文字。書体までそれっぽいですよ。

 なお、地鉄でこの手の闘争が行われては……ないです(自分が知る限りではない)。私鉄だとそもそもスト権ありますし。まぁ、架空の自由形電車ならありでしょう。

 悔しいけど、見事な出来なのでした。
 
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【作品紹介】ともち様のJR貨物 DF200形ディーゼル機関車。レトロアレンジ?

 DF200形ディーゼル機関車は1992年から2009年まで製造されたJR貨物の貨物用ディーゼル機関車で、日本では久々の電気式が当時は話題になりました。

 世界的風潮(除く西独及び日本)としてはディーゼル機関車は電気式のほうが主流でしたが、電気系の小型軽量化はそれに輪をかけた感じでしょう。液体式の雄であった西独も1971年にはインバータ制御の実用化で電気式に舵を取っています。(ヘンシェル DE2500)
 閑話休題。ハイブリッドの入換機HD300形も広義の電気式ですし、DE10後継の汎用機DD200形も電気式です。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 DF200は貨物用とは言え、華やかな機関車であります。レゴでの製作例も多数あります。



 ともち様の作品です。

 前面は無理されず、2x6の機関車用キャノピーで再現されています。この部品を使うとややレトロな感じが出てきますが、これはこれで「あり得たかもしれない試作機」な雰囲気? あわせて、欧州機らしい感じもします。
(作者のご本位では無いこと承知で記せば、1980年代に西独の潮流を知り、末期の国鉄がDD51の後継機として試作したという雰囲気でしょうか? 成績良くも、DD51が大量に余剰になる中で量産は見送られた……というような。そして、1990年代以降にDF200に編入・機器統一されたようなストーリィ。如何でしょうか)

 手すりが目立ちますが、ディーゼル機関車では大事な要素です。
 ドアのハンドルも表現されています。

 足回りはB-B-BをB-Bに省略しておりますが、その分、燃料タンクの表現が出来ています。この割り切りもありかもしれません。無理して足回りを押し込むと燃料タンクが犠牲になって、ディーゼル機関車らしさが薄れてしまいますから。


 側面は堂々としています。本線大型機の貫禄です。
 中央ドアの手すりはやはり大事な要素です。センタールーバーも迫力ありますね。
 
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2018年02月02日

【作品紹介】あおつき様の「あおまつ」。シリーズ3作目。よりエレガントに

 少し前の作品(梅小路合わせ)ですが紹介させていただきます。

 同じ作者の前作はこちらです。
碧月様の京都丹後鉄道KTR800形「しろまつ」……「乗ってみたい列車」!
http://legotrain.seesaa.net/article/438129202.html
碧月様の京都丹後鉄道 KTR700形。「いまいち萌えない娘」の変身?
http://legotrain.seesaa.net/article/438199321.html


 北近畿タンゴ鉄道→京都丹後鉄道のKTR700/800形はスタイルの良さの割に塗装で損をしていた車両です(丸ライトで前面貫通。側面は2連の下降窓という萌要素の塊なのに)。
 然し、近年は水戸岡カラースキームの観光列車化で、逆にその良さが引き出されてたりしますよね。
 
 あおつき様の作品は水戸岡仕様と、ノーマルが1両づつ。
 そして本命の観光列車仕様の「あおまつ」です。


 レゴ的にはダークブルー……では濃すぎでしょうね。基本色のラチチュードは広い! 通常青でも重厚に仕上がっています。金色の対比も好ましいものです。金をダークタンなどで代用する文脈もありますが、素直にフラットゴールド使うのも良いものです。派手でも下品でも無い、エレガント。

 勿論、基本造形は前回作と共通です。実物の丸みと可愛さを引き出す、ベストな造形でしょう。

 スマートな車体に対する、屋上機器の細密感も良い感じですね。下手すると蛇足になりかねないのにギリギリのバランスで抑えられています。
 エンジン周りや、台車のディテールも同様。精細さと6幅レゴスケールのバランスを損なわない感じに収まっておりましょうか。


 あおつき様の常で、車内も。
 向かい合わせの座席や、窓を向いた座席が再現されています。
 実物はニス薄塗りの軽快な木質内装ですから、タン色が似合ってます。

 また座席肩のつかみ部分も爪パーツで再現。良いアクセントに。トイレの前のケースもちらりと見えますね。

 6幅車両でのインテリアは如何に実物の魅力をミニマムに切り取るか。成功の好例でありましょう。

 さて。せっかくの「あおまつ」+「しろまつ」+通常色……な3両編成での画像が上がってこないのは残念ではありますが、今後も関西の催事では見る機会があるんじゃないでしょうか。楽しみにしております。

 また、よりデラックスな「あかまつ」「くろまつ」も揃えて、宮津線車両だけの行き交う光景とかもできるかもしれませんね。復活の(!)「タンゴディスカバリー」辺りは流石に難しいでしょうけども。それから、宮福線の気動車とかも。あちらも可愛いのです。

 やはり可能性を感じさせられる三セクの京都丹後鉄道なのでした。
 
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2018年02月01日

【作品紹介】青函連絡の要。SUU様のJR貨物EH800形。ピンストライプはブラケット細工で!

 かつて連絡船が行き交った。そしてED79形と50系の時代を経て。それらを置き換えたEH500形と789系電車も今は昔。
 青函間の今の姿はE5 H5系新幹線と、貨物はEH800形の時代になりました。

 EH800形はED79以来久々の、青函トンネル専用の電気機関車。副電圧の交流電機で新幹線用の保安設備にも対応。
 2012年に試作。2016年3月の北海道新幹線開業から、全貨物列車を牽引しています。

 製造はEH500に次ぐ東芝。前面のスタイルはEH500-901のものが採用されており(名鉄のEL120形も)、色々変貌したEH500の顔も東芝のデザイナーとしては901号機の顔が「推し」だったことが知れましょう。


 レゴ的には、難しい題材です。というのは、サイドのライン。白と銀が絡みあうデザインですが、その間に細く赤いピンストライプがあるからです。
 省略しちゃうと違和感。
 しかし、1プレート分使うのももっと違和感。

 SUU様の答は、0.5プレート分での再現です。
 無論、レゴでの0.5プレート調整はまともな手段では出来ません。この作品ではブラケット?の薄い側を使うことで0.5プレート厚を連続・そして断続的に確保しているのです。
 お陰で車内には2ポッチ分の張り出しが発生。そのためPF機器は搭載できず、必然的に9V仕様になった模様です。

 車体中央部分。ラインが0.5プレートx1ポッチ単位で調整されています。こういうところは「タレポッチ」も使っているとのこと。

 全体としては26ポッチx2。ほぼフルスケール機です。
 EH500/EH800は25m全長であり(無論2両ユニットで)、他車両と合わせると短めにしたほうがスケールは合うのでしょう。然し、機関車の印象としてはもっと長い、30m以上あるように見えてしまうのですよね。なので、このスケールも正解でありましょう。


 屋根上。交流電機車特有の複雑さは健在。配管や碍子が良い雰囲気に。


 パンタ周り。パンタグラフは旧型のシューの、それも旧灰を苦労して入手されたとか。。黒だとイメージが違いましょうね。

 右手の拳銃を使って配管のS時表現しているのは印象的です。


 前面。
 フロントガラスは真ん中で凸同士を合わせて横組みかつ傾斜。他はシンプルスッキリまとめられておりますが、しかしあの赤いピンストライプはありますから中身は複雑なはず。

 ヘッドライトはやや下向けの取り付け。良い表情がうまれます。

 コダワリは連結器まわり、スカートまわり。ウエッジプレートで立体的に形成されたスノープラウ。解放テコにダミーカプラー。ダミーカプラーのスパナは良い見立てですね。


 こちらは貨車と連結する側です。スカート及び連結器を台車マウントとして、走行性能への配慮があります。
 9Vモータx4での運用も可能なようで、その場合は相当なパワーになるか?


 臨港地帯の高架線をゆく。
 同じくSUU様のコキ106形と全長面でベストマッチですね。機関車はやや長め・大きめは一つの正義と言えましょうか(無論、違う合わせ方もありましょう)


 「大先輩」の青函連絡船と。

 何れも調布の「ボクらのブリック」に展示しております。
 また、本年の国際鉄道模型コンベンションのテーマ、「北海道」にも合わせて展開の予定です。
 
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【作品紹介】クロック様の英国鉄道385形電車。大胆に「Inspire The Next」!/68形ディーゼル機関車の大改良 6幅の限界?

 LMSコロネーションスコット68形ディーゼル機関車に次ぐ、クロック様の英国型作品、第三弾です。

 385形電車は2018年3月より就役予定のAbellio ScotRailの最新近郊型電車。
 製造は各種特急形に次いで、あのHitachi製です。多くは現地製造となりますが、一部は笠戸工場で製造されたとか。70ユニットがスコットランド地区に投入される模様。
https://en.wikipedia.org/wiki/British_Rail_Class_385


 特徴は、大胆なスタイル。丸みの大きな車体断面はイギリスの伝統ですが、組み合わせられる前頭部は貫通型ながら実に大胆なもの。貫通路。特に幌付きは電車の形状を保守的にしてしまうものですが、その制約を逆手にとった形状はなかなかに刺激的。
 素直に申せば、カッコイイのです。

 色彩は事業者によってまちまちでしょうが、でも今度の投入分は往年のBR(英国国鉄)を想起させる渋い配色ですね。最近の英国鉄道各社は渋めの1色塗りに回帰してて好ましい傾向と思うのです。


 で、大胆であるがゆえ。レゴでの制作は難しそうなのですが。


 レゴ作品としても大胆に、仕上げられてきました。

 あらゆる部分が常識はずれです。
 6幅なのに、車体断面の絞込が行われています。2x2カーブスロープを使いこなす。屋根はつるつるの丸い仕上げ。而して空調機などのでディテールも実に丁寧。

 台車は今時の、軽量軽快な印象のもの。

 横組の側窓は美しく。

 そして、前面!


 真正面より。
 前面窓の前後を独自に傾ける。傾けた内側にヘッドライトを1/4タイルで表現。そしてその後ろは1x4のカーブスロープで仕上げる。

 この発想、ちょっと出てくるものではありません。
 そして、最高に決まっているじゃありませんか!


 このアングルから見ても格好いいですね。
 スカートも幅狭で締まった形状です。クールな美人さんですね。

 実物だと鮮烈な印象の貫通幌ももちろん、作品の良き印象につながっています。

 惜しいのはヘッドライトに用いている1/4円パーツにまだクリア系が少ないことでしょうか。でもこの辺の解決は時間の問題でもあるでしょうね。


 側面より。ダークブルーに赤帯が美しい。

 全長は34ポッチ。英国も鉄道車両の全長は日本と大差ありませんから、このバランスは心地よいものですね。自然な雰囲気です。


 連結部。ホロは脱着式。
 やはり絞った車体断面はいいものですね。

 外国型だとどうしても優等列車中心の流れになってしまう中で、近郊型作品は貴重です。また2ドアクロスシートの近郊型……とか考えますと、日本の何処かに居ても可笑しくないと妄想もできてしまうのですね。

 活躍が、楽しみなのです。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 それから。




 68形ディーゼル機関車もほぼ別の作品としてリニューアル。
前回作品こちら→
 車体幅を7幅から6幅に。全長や全高も落として、全体に引き締まった姿になりました。しかし、ディテールや、これまた大胆な前面の作りは全く犠牲になっていない。より良く圧縮改良された作品なのです。

 ラージスケールを否定するわけではありませんけども、6幅本来のバランスの良さが顕れては居ないでしょうか。
 その上で、scotrailのモザイクまで再現です。


 6幅における、究極的作品の一つ……と言っても過言ではないでしょう。
 レゴトレインの英国面合わせ、楽しみになってきましたね! 現代から過去まで。良い並びがそろそろできるんじゃないでしょうか?
 
 
posted by 関山 at 22:17| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする