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2018年02月28日

【イベント】第3回名古屋火曜レゴオフ その4「高架とガーダー橋と街並み」【写真44枚】

前回記事
第3回名古屋火曜レゴオフ その1 AP様のジオラマ関係
http://legotrain.seesaa.net/article/457108410.html
第3回名古屋火曜レゴオフ その2 mugen様の新幹線!
http://legotrain.seesaa.net/article/457108968.html
第3回名古屋火曜レゴオフ その3 piroshi様のミニカーコレクションなど
http://legotrain.seesaa.net/article/457136757.html


 今回はキベルネ様制作のガーダー橋と、町中心部の高架橋中心にお伝えします。
 高架橋が、これまでの概念を軽く覆すディテールなのに驚かされますよ!


 このアングル、国威発揚的な雰囲気(笑)。アメロコ+アメリカン客車がどこか「外地的」「大陸の鉄輪」的な雰囲気になってるからか?
 機関車はC52。PFでで製造して一時期9V化。で、今回再度PF化です。




 ガーダー橋から街を見る。

 これは本線と接続せず、海岸部に列車の展示場所として展開されました。宮津線(京都丹後鉄道)にこんなシチュエーション有りますよね。
(あおつき様の気動車とか居たら絵になってたでしょう)


 高架線の走る街。

 テクニックアームを組んだ高架橋はシカゴの「L」をモチーフにしたもの。
 これまでの簡易高架(関山のです)とは一線画す、本格的なシーナリーです。


 究極のインフラです。羨望を禁じえません。強度に関してはむしろオーバースペックを感じたほどです。
 無論、コストや設営の手間という問題はあるので、安直に模倣は出来ませんけども。

(あえて言い訳記せば、関山式はローコストで設営も現場打ちなので平易で柔軟性があるのですよ)

 緑もまた豊か。きた様の樹木はガッチリ組んであるので、輸送にも耐えるものでした。

 
 カーブ部分。90度カーブを前提にがっちり組まれています。カーブに脚を入れない戦略なのですね。


 高架の距離そのものは控えめですが、インフラの質で勝負していました。

 車両は拙作のイングリッシュ・プルマン電車「Brighton belle」ですが、このインフラに日本型があんまり似合わなさそうな(苦笑。ロンドン市内と見立てても良い雰囲気ではあります?
 でもまぁ、理想を申せばアメリカンな電車を用意したかったのです。


 広がる街並み。
 モジュールビルの展開に関しては、嘗てのBFT2008に匹敵するものでした。

 それを1日限りで展開するのは「勿体無い」というよりは、この規模が半日(3時間ほど)の設営で出来るようになった手際とか輸送効率、そして作業効率に驚愕するべきであるのでしょう。

 でも、理想を申せば、前日の夜間設営できたらとか思うのでした。
 主催のきた様、共催のもりりん様が多忙なのが不幸ではあるのですが。

(たまに政治的なこと書かせてくださいな。日本のまともに休みの取れない労働環境は早くぶっ壊れてくれ。老害ども早く全員くたばれ死ね。氏ねじゃなくて死ね……。)


 サッカースタジアムから街を観る。
 日本型似合わないとかいいつつ、しっかり名鉄は走らせていますが。

 よく見ると、目立ちにくい高架の内陸部には自作品ではなくて、なるべく「市販品」で<<続きを読む>>
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2018年02月27日

【作品紹介】アイン様の相鉄8000系電車。鋭角前面とブレーキディスクの個性派!

 相模鉄道。略称 相鉄。
 独自の存在感を放つ準大手私鉄でした。過去形なのは今や大手私鉄の一角であるから。

 横浜から海老名までの本線は乗り通してもそれほど長くは感じられないものですけども(速達性と低運賃の故もあります)、而して急行以上の列車の殆どが20m車の10連運行というのは極太の輸送ラインと言えるでしょう。それに至るまでの、1950-80年代の大躍進も凄まじいものでありました。
(ちなみに、戦中までは非電化で気動車が単行で走ってたような路線です)

 大躍進したものの接続点が横浜ということで長らく格下感はありました。が、現在建設中の羽沢経由の乗入線が開業すればJR湘南新宿ライン、また東急東横線と結ばれ、遂に東京直通を叶えることになります。さらなる大変動が起こりそうな!?

 さて。
 相鉄は車両面でも個性的で意欲的でした。
 1955年の流線型の丸型5000系電車に始まり、輸送力本位の大型車6000系新旧。アルミ車7000系(冷房にパワーウインドウ)。7000系と同車体の更新車2100系に5100系……。

 その流れの中で1990-1999年に製造されたのが8000系電車(日立製)。相鉄電車の特徴である直角カルダンに外側ディスクのブレーキ。車体はパワーウインドウのアルミボディ。編成中2両が4ドアセミクロス車というのもユニークなもの。メーカー違い(東急車輛製)で同仕様ながら外見が全く違う9000系も平行製造されたのも他例がありません。
 この8000系は1編成が事故廃車になったものの、12編成が活躍中です。


 アイン様の作品です。先方の記事はこちら。
 第一次完成
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40601135.html
 第二次完成
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40607385.html
 画像は第一次完成時のものです。4ドアを3ドアアレンジしていますが、お陰で側面に悠然とした雰囲気が感じられます。20m4ドアでも詰まった感じの車とのびのびした感じの車がありますけど、8000系や9000系は後者なんですよね。

 カラーリングは実物の塗装変更前モチーフ。赤ベースで、側面は一部アルミむき出し。メリハリの効いたものでした。

 作品では下半部に赤白を配して、上半分灰色の印象的な姿です。
 また、ドア部分の素材質感差を表現してるのも良い感じですね。


 前面アップ。
 前面窓傾斜部は3幅分の横組みです。この種の非対称顔は1980−90年代の電車の流行りでしたけども、2x3パネル使うことで運転台側の爽快感が強調され、非常口側とのバランスも良くなっています。
 合わせ目の部分はポチスロですが、ここに赤を差しているのもまた巧い。

 スカートの角度もよく、全体として実物の鋭角感が顕れていおりましょう。

 折れ線部の微妙なアークラインは割愛されていますが、無理して表現するよりは割愛してスッキリさを強調するのも戦略でしょう。


 中間車。先にも触れましたが3ドアアレンジで悠然と。そしてドアの素材感が強調されてる由(実物は車体アルミに対して、ドア部分のみステンレス)。


 そして、台車。
 ブレーキディスクがアウトサイドな個性的な台車の再現です!

 車輪は通常品ではなくて軸穴車輪。ブレーキディスクには当初Φ2プレートを使っていたそうですが、走行抵抗が大きくなる傾向があったようなのです。原因は不明……。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 対策として、ブレーキディスクを8幅ベベルギアの「裏面」に変更。これで問題が解消したとのことです。そしてルックス面でも効果は覿面でしょう。

 車輪径より微妙に小さくなり。また、ブレーキディスクの中空感までも感じさせられています。巧いパーツ見立てですね。

 さて。
 この手を使えば「外側ブレーキディスク」の題材がいろいろ捗りそうに思えませんか?
 相鉄(6000系から9000系迄)以外にも、パイオニアIIIを履いていたふた昔ほど前の東急や井の頭線や南海の電車。何故か相鉄同様に外側ブレーキディスクだった小田急4000形(初代)etc。
 不可能が、可能に!

 ともあれ、外側のブレーキディスクは、大きめの模型だと回転もまた絵にもなることでしょう。


 この台車改良をもって二次完成に。完璧な姿。

 先頭車の台車だけ通常台車枠なのが惜しいですが、動力台車もブレーキディスク付きにするのは難しくなさそうです。如何でしょうか?


 東急8500系との並びです。
 実物が顔を合わせたことはない筈で、また今後もその可能性は低そうです。
 ですが、でも同じ関東西部神奈川方面の私鉄通勤形として世界観が揃うのです。


 或いは、田園都市 vs 緑園都市?
 

 メトロ8000系との並び。
 同じ8000系でもメトロ8000系のほうが少し先輩です。然し、角ばったスラントフェイスはやはり同じ時代の顔でありましょうか。
 
 ところで、相鉄8000系と並びそうなネタですが。
 そのデビウ当時は未だ相鉄には貨物列車(米軍向け燃料輸送 1998年廃止)が残っておりましたので、デッキ付私鉄電機との並びが案外絵になるかもしれませんね。

 あとは海老名での小田急との並びもあり。
 その上、横浜出てしばらく東海道線とも並走ですから、この種の並びは実はかなりいろいろパターンが有り得そうです。

 その意味でも、相鉄は楽しく、美味しい題材なのかもしれませんね。
 過去も現在も個性的な電車たちは、制作意欲を刺激しましょう。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】超豆茸様のトラス橋。鋼材組んだかのごとく。全長127ポッチ!(約4両分)

 物量勝負ではありますけども、それでもテクニックのアームやビームを組み立てたトラス橋は魅力的です。
 
 キベルネ様やdyson様などの作品が既にありますが、こちらの超豆茸様の作品も常識的な?規模の良さが感じられます。


 常識的……とか記しましたが、それでも結構長く、そして結構な資材量を投下した作品ですね。
 無論、レゴですから「鋼材」は何にでも転用できるのですけども。


 全長127ポッチ! 1両32ポッチ計算だと4両相当です。やはり、長い!

 形状面ではトラス橋の理にかなった作り……のようです。
 ワンスパンで保つ強度があるかどうかはちょっと分かりませんが……? 


 印象的なのは、無理して長い鋼材……もといアームを使わず、短めのアームを巧く中継ぎして使っていることでしょうか。手持ち資材に長いアームがなくても(或いは長いアームが割高でも)、こうして代用できるのは意識されて良いことでしょうね。

 トラス橋はまだまだ可能性のあるジャンルだと思います。
 いろいろな可能性が試されて欲しいと思うのでした。
 
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2018年02月26日

【作品紹介】iL様のキハ40。床下に伝導系をすべて収めたリアルスケールの奇跡。

 8幅フルスケールの可能性が、更に高まりました。
 実物同様のリアルな推進系を仕込みつつ、8幅で収めているのですから!


 まずは外見です。
 JR北海道仕様のキハ40。少しずつ数は減らしつつある系列ですけど、でもまだまだ重用されてて道内あちこちで見かける車です。国鉄規格の頑丈さが結果的に役立った?


 8幅ならではの表現。車体裾の丸みであったり、また前面の微妙な丸みが印象的ですね。6幅でもこれらの表現は不可能ではないですけど、やや強調されて誇張表現になってしまいます(故に、割愛という選択にもなります……)。
 でも8幅だとちょうど良い塩梅です。

 キハ40の微妙に不細工と言われた顔がなんともそれっぽい。
 ラージスケール故に、2幅横組の前面窓でサイズもぴったりですし。タイフォンカバーやジャンパ栓のサイズも適切なんですよね。




 側面より。やはり全体が大きいので2x2のパネル横組で、きちんとキハ40北海道形の小窓感が表現できています。窓数も省略なく?きれいに収まっていましょう。

 ドアは3幅で、センターに巧く窓を収める。ドア凹みもこのスケールだと必然性が高そうです。

 車側灯や給油口が表現されているのも印象的。
 後者は意外と目立つものですよね。

 屋根上はベンチレータと水タンクが良いメリハリになっています。


 肝心の足回り。

 床面の厚さを利用することで、床下にPF機器も含む全ての動力系が収まっています!

 横倒しにしてわずかでも低さを稼いだ(12プレート分→10プレート分)電池boxと、PF受光ユニット。上下をサンドイッチすることで強度も確保している模様。

 そして、Mモータによる駆動系。


 アップで見ましょう。此処ばかりは実物どおりの直線的配置ではなくて、模型的に折り返し且つ落とし込みギアを経た配置です。これでも技術的に大変高度なのは言うまでもありません。

 また、側面から見たシルエットは電池box・受光ユニットという塊からシャフトが出ているように見えるので、かなり正確な印象になるのではないでしょうか?

 動力系のユニット類はテクニック系で車体に結わえられており、結構な強度がありそうです。
 また、動力系はクラッチ切ることが出来、回送にも対応。
 合わせて、モーターにトレインモーターを使って高速運転(安定運転?)対応も可能とのこと。様々なシチュエーションに対応しうるのです。


 インテリア。PF車両でありながら、車内がすべて開放され、作り込まれています。
 

 運転台。助手席側にはブレーキハンドルも。前面表現と運転台表現の両立はすごいですね。
 デッキにはワンマン運転用の運賃箱などもあります。

 網棚の表現もあり。


 トイレ側です。
 トイレの壁をタイル1枚分にしており、必要以上に面積を取らないようにしています。窓穴使った便器の表現も唸らされます。


 車内。左右にシートが有るとやはりリアル……。
 ミニフィグスケールの定義は人によってぶれますけども、これは一つの解答で有りましょう。


 着席状態。

 かなりリアルなモデルなので、シートもタウンシートではなくて国鉄っぽいクロスシートを自作されると更に化けてきそうな気がするのですが、如何でしょうか?

 それにしても、凄いモデルです。
 単行でも相当な存在感があることでしょうし(実物も単行が多いのですし)、何らかの仲間(キハ54やキハ150形など?)を増やしてあげても楽しそうですね。1両づつ増備で世界観を広げていけるのは一般型気動車の強みではありますし。
 


 いい音!
 
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【ヒント・アイディア】ナローの泉様の簡易クロスレール。これなら作れる

 PF派なら、これで大丈夫かもしれません。
 簡素なものですけど、光明だとは思いますので。

 合わせて海外の同種作例よりも作りやすいデザインだとも思います。


 魅力的な使用環境。ナローゲージ的な、或いは専用線的なマニアックな線路配置も堪りません。


 アップで。
 簡易で済んでいるのは、レールの外側は造らず、クロスレール内はフランジが走行することに割り切り、誘導は内側の実物なら護輪軌条の部分で行っているためです。欠線部も恐らくこれくらいなら乗り切れそうな感じがします。

 色彩的にはすべて新濃灰で作ったら良い感じに化けそうですよね。


 9V派的には直線レール(貴重品……)を切った張ったして90度以外も自作したいとかおもいつつ、なかなか思いきれないです(苦笑)。
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2018年02月25日

【イベント】ボクらのブリック トレイン走行展示2日目 その2【写真53枚 解説有】

前回記事
ボクらのブリック トレイン走行展示1日目写真速報版
http://legotrain.seesaa.net/article/456950532.html
ボクらのブリック トレイン走行展示1日目 その2(完)
http://legotrain.seesaa.net/article/457147675.html
ボクらのブリック トレイン走行展示2日目 英国篇
http://legotrain.seesaa.net/article/456982166.html

 先週日曜日2月18日 10時から11時半の間はいろいろバラバタしていたので記録がないです。
 ちょっとこの間は見苦しいところもあったかと反省。リスキーな車両はお客様多いときは避けるべきという教訓を残しました(蒸機と連接車は厄介です)。

 然し、人気のある地元題材……京王線ならむしろ普通の電車なのでノントラブルなのですが。
 あと、先に記事にした英国篇。こちらもノントラブルの題材が殆どでした。蒸機も連接車も居たのに(苦笑)。

 この日のスケジュールです。
 1000-1130 その他
 1130-1300 京王線
 1300-1430 その他(外国形含)
 1430-1600 京王線
 1600-1700 その他
 

 そんなわけで1130からの京王線。華形となったのは、この日に合わせて一晩でつくられたという5udon様の新5000系。昨日の「5000系はないの?」という声に押されてとの事ですが、あまりに早過ぎで驚きです。
 そして、このクオリティ。早くて巧いのでした。




 超豆茸様の7000系10連。長さは力! です。
 そしてヘッドライトの点灯は良いですね。

 ホーム上の女子高生軍団はアニメ的雰囲気意識しましたが(髪の色とか)、京王沿線でアニメの題材ってフルメタル・パニック以外になんかあったかしら(笑)。あれも露骨にピンク髪とかでてこない作風でしたし。


 一方、蒸機は展示コーナーに並べます。
 英国機と英国機とアメリカ機。




 7000系と、三木様の5000系。

 5000系が併用軌道はあり得なかった世界ですが、もし新宿の地下線切替が昇圧よりも先んじてたらという仮想です。1963年の地下切替の数ヶ月後に昇圧、5000系デビウという流れでした。


 5000系と2010系。


 高架線の概要。多く変形させたのが特徴。
 高架線は小ぶりにして、内側線の邪魔にならないようにしています。


 新5000系と7000系。




 新5000系 快走。<<続きを読む>>
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2018年02月24日

【イベント】ボクらのブリック ケース内展示のリニューアル(2/19-3/10)。

 リニューアル前の様子はこちら。

 先週18日の走行展示の後で、ケース内の車両入換も行いました。以下が追加に。
 ・国鉄583系(オリエントP様)
 ・京王8000系 高尾山号(レゴ5udon様)
 ・小田急7000形 LSE(気分屋様)
 ・小田急50000形 VSE(気分屋様)
 ・キハ07 901 ガスタービン試作車(三木様)
 ・京王2700系 アイボリー塗装車(関山作)

 撤収車両についても。以下がリニューアルで撤収になっています。 
 ・小田急50000形VSE(関山作)
 ・東武1720系 DRC(関山作)
 ・西武5000系 レッドアロー(関山作)
 ・京急500形(関山作)
 ・京急230形(関山作)
 ・国鉄キハ82・81系(関山作)

 まぁ、撤収作の方は他のイベントでもよく持ちこむものばかりなので問題はないでしょう(笑)。関山の地味作ばかりですし(苦笑)。

 また、なし様の485系と、Mugen様の「華」とスペーシア、アイン様の東武350系が展示場所変えに。bikkubo様のD51と、SUU様のHD300形の展示場所を逆にしています。


 京王線コーナーでは「高尾山号」追加です。
 485系「華」も手前に持ってきました。


 地味に2700系アイボリー塗装車も。前面2枚窓なのに5000系塗装という不思議な電車でしたが模型(鉄コレ)になったりしてるのでそこそこメジャーな存在か? 1969年頃に存在した由。


 追加の目玉 583系は一部車両で内部構造を見せる展示です。
 博物館のカットモデルのごとく。


 クハネとサロ、サシが内部公開中です。ぜひご覧ください!


 全景。ケースが長いので、オリエントP様の大モノがそのまま並ぶ幸せ!




 下段は東武鉄道関係と、京王の古めのを持ってきてます。


 キハ07と片上鉄道702、キハ07 901は編成組んで並べました。

 EF64と485系、なし様の作品も並びに。


 京王5000系と京王2010系。1960年代な<<続きを読む>>
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2018年02月23日

【イベント】ボクらのブリック トレイン走行展示1日目 その2(完)【写真55枚 解説有】

 前回記事:
ボクらのブリック トレイン走行展示1日目写真速報版
http://legotrain.seesaa.net/article/456950532.html

 名古屋の方と前後しますが、こちらも並行でレポート記しておきます。
 先週の土曜日2月17日ですが、もう少し前のことに感じられますね。それほど濃厚な日々なのですが……(笑)。

 この日はこんなスケジュールです。
 1000-1130 京王線
 1130-1300 その他 ※此処までが前回記事です
 1300-1430 京王線
 1430-1600 その他
 1600-1700 京王線
 1700-1800 その他
 当然ながら地元の電車が人気なのですが、しかし、その他を希望する向きもあり。車両は動かしっぱなしでは駄目で、やはりこまめな交換は必要です。
(PFであれば電池、9Vであればモータの耐久性から交換も必然ですが)


 東武1720系 DRCは久々の登板です。一時期半壊状態だったんですが(苦笑。
 通常のボギー車で9Vなので、運転しやすい車です。人気はないけど(笑)。東武沿線での催しの話とか無いかしらん。あればいきます。
 



 FBI様のキハ07。重連で。軽やかに。都会の高架上も似合います(元来キハ42000の用途は都会近郊用なのですよ)。


 線路の海を渡ってくがごとく。メインの駅が地上6線の規模ですからかなり大きい。その気になれば上野駅ごっこ出来たかもしれません? 将来の課題です。




 DRCと、mugen様のスペーシア。


 スペーシアも結構前の作品なのですが、全く遜色がありませんよね。
 この方の造形はすごいです。


 再び京王線へ。拙作グリーン車2010系。


 都会的情景もまた似合う電車です。お客様には50年ほど昔の<<続きを読む>>
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2018年02月22日

【昔のレゴ】第3回名古屋火曜レゴオフ その3 piroshi様のミニカーコレクションなど

前回記事
第3回名古屋火曜レゴオフ その1 AP様のジオラマ関係
http://legotrain.seesaa.net/article/457108410.html
第3回名古屋火曜レゴオフ その2 mugen様の新幹線!
http://legotrain.seesaa.net/article/457108968.html


 名古屋火曜レゴオフは、作品だけではなく偶然のように貴重なコレクションが持ち込まれます。

 今回はpiroshi様が1950-60年代のHOミニカー及びカタログ類を持ってきてくださりました。


 HOミニカーはABS製。古くなったABS特有の独特の質感があります。
 スケールは1/87。タイヤはダイキャスト。

 車種は終始欧州車のみで、まだアメリカ進出などは意識される前です。


 メルセデスのグリルなど塗装も丁寧です。
 カルマンギアの造形がいいですねぇ。


 金属製のミニカー・ミニチュアカーというよりは鉄道模型のアクセサリの延長だったのかもしれません。この辺の文脈は分かりにくいですけども。


 木製玩具まで! デンマーク国鉄仕様のタンク式蒸気機関車ですよ。
 木製玩具時代は結構機関車や気動車のモデルをレゴ社はリリースしてたようです。1/87ミニカーの文脈でHO鉄道模型に……。なんて妄想もしちゃいますが、そうなると後日のレゴトレインは無かったでしょう。


 ちらりと見えるガレージは、当時の日本では80円相当だったらしい。
 200円ガレージ付きと、120円ガレージなしが設定されてた模様。

 ガレージ、旧ミニフィグ(1975-1977)とくらべても小さいですよねぇ。可愛い。


 二次元的造形の樹木と、ベース固定の出来ない初期タイプの標識。






 トラック系も充実です。
 リアスカートのある消防車や、丸みを帯びた冷蔵トレーラーは今のパーツで作って観たくなる造形と雰囲気です。


 撮影場所を、きた様の駅前に移して。
 スケールや時代は全く違うのに!
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2018年02月21日

【イベント】第3回名古屋火曜レゴオフ その2 mugen様の新幹線!

 前回記事
第3回名古屋火曜レゴオフ その1 AP様のジオラマ関係
http://legotrain.seesaa.net/article/457108410.html


 mugen様は逆に後半にいらっしゃいました。福井からの遠征、お疲れ様でした!


 きた様の「赤い駅」を通過していく。
 背後のクロック様の除雪車が北国らしく。




 空港と新幹線。スピットファイア!


 旧型電機を抜いて。


 高架下を駆け抜けます。
 高架はキベルネ様の超絶力作。シカゴのLモチーフ。


 林の中を抜けてゆく。


 再度、空港と絡めて。
「どっちが、速い?」


 きた様の地形ジオラマ+シャトウ。
 新幹線は良い意味でミスマッチです。欧州の高速列車の如く?


 68形ディーゼル機関車の曳くプルマンと並走です。
 でも、英国でも<<続きを読む>>
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【イベント】第3回名古屋火曜レゴオフ その1 AP様のジオラマ関係

 調布のレポートが置き去りになっておりますが、並行して進めてまいりましょう……。

 私にとっても大先輩のAP様は13時までの参加でした。なので後半にいらした方は作品観られなかったかもしれません。高架モジュールジオラマと鉄道車両幾つかでの参加です。


 夢にまで見た出会い。
 AP様のED17(旧ED51 英国EE製)と、拙作の西武E52(旧ED12 瑞西BBC製)。
 スケール揃った輸入電機同士の邂逅です。

 旧ED51のED17は私も制作意欲を刺激されてます。ED19(ED51)の方が先かもしれませんけども。でもその前にED54を。


 横に広いED51の顔と、細面のED12。


 今度は西武同士の並びを。
 うしがえる様の西武2000系と、E52。池袋線の何処かの高架区間という趣になりました。

 
 2000系の後期車の登場時E52は既に引退してた気もしますが気にしない(笑)。
 でも、西武の輸入電機は1985年ころまで現役だったんですよね。


 角度を変えて。


 AP様のEF58と急行列車編成です。
 動力のPF化が困難なため静止状態での撮影のみですが、凄かった!


 フルスケールの急行列車のインパクト。
<<続きを読む>>
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2018年02月20日

【作品紹介】やまこ様のEF66 王道の国鉄仕様! 稜線強調の美形解釈?

 やまこ様は以前、独自観点でのJR西日本221系電車を造られた方です。

 その二作目が顕れました。


 7幅で全長36ポッチのEF66形電気機関車です。

 EF66形は1967年に試作。1969-1974年に増備された高速貨物列車用電気機関車。国鉄最大の出力を誇るとともに、「特急用」を意識したであろう突出形状の華やかな前頭部は、貨物輸送の近代化を大いにアピールしたものです。
 その形状から旅客列車充当も期待されていたものでしたが、1985年から東京〜下関間の寝台特急も曳いており、ブルートレインの終焉まで続きました。

 現在では高速貨物列車用としても殆どが引退しており、残存機は僅かになってしまいました。40年以上も活躍しているので、後継に譲るのも仕方ないことでありましょう。

 なお、1988-90年に増備機100番台も製造されています。こちらは趣の変わったすっきりした流線型でした。

レゴではEF66原型はTN-factory様にあおつき様の作品があります。特殊なところでtalapz(たぁ)様作品も。
http://legotrain.seesaa.net/article/187938897.html
http://legotrain.seesaa.net/article/450948720.html
http://legotrain.seesaa.net/article/164913113.html

 また、クロック様の100番台もあります。
http://legotrain.seesaa.net/article/450644855.html




 やまこ様作品は上記の過去作群とはまた違う文脈で、独自のフォルムを再現しております。
 前面窓はセンターピラーが通った仕様です。
 前面の下半分はポチスロ使って稜線を強調。微妙な角度で固定されたウエッジプレートは高度な印象ですね。
 斜めに挑んだスカートも見事。

 特急シンボルマークを題材にしたナンバープレートは割愛ですがあまり気になりません(但し、巧く表現できてたら鬼に金棒でしょうが)、前面下部のグリル部分は灰色の方が良いかもしれませんが如何でしょうか?


 この角度だと、特に鋭角感が伝わります。

 7幅メリットも享受しておりますね。EF66の上窄まりの形状は7幅がベストですし、前頭部は程よいバランス感につながっています。

 余談ですが、クロック様のEF66 100番台ともスケールは揃いそうですから、並ぶ機会あればいいなぁとも思うのですが。


 側面。上半部分はタイル貼り付けです。1x2タイルによる側窓が良い雰囲気ですね。
 窓数は省略無しで7個です。

 足回りは何らかの台車枠表現があると、より大型電機らしく見えるかもしれません。また、車体裾の1プレート分を詰めて(具体的には、帯から下を4プレート分から3プレート分に詰めて)、その分、台車と車体の間に1プレート入れると車体がスマートになり、且つ電機らしい力強さも表現できそうですね。

 7幅36ポッチ全長ならば、6幅のコンテナ貨車や、また6幅フルスケールの客車を曳いても似合いそうですね。
 今後の活躍に期待しております。
 
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2018年02月19日

写真追加【鉄道作品日本形】京王2700系 アイボリー塗装車。ニセモノ新車?

 調布用の追加車両です。

 京王帝都電鉄2700系は1953年から製造された京王線初の18m級車両です。それまでの小型車からの脱却を図り、路面電車的な路線から長距離郊外鉄道への転身を図った第一歩なのでした。但し、未だ吊掛駆動でしたが。

 前面は2000系に2010系としばらく継続する湘南スタイル2枚窓。
 側面はドア間に広窓並べた明るい印象のものになりました。この辺のフォーマットは名車5000系にまで引き継がれることになります。

 2700系では窓まわりの仕様は何度か変わって居ますが、一番2700系らしいのは上部Hゴム固定のいわゆるバス窓スタイルでしょう。そのうえ補強リブもある、如何にもな当時の軽量構造です。その割にドアは古風なプレスドアだったりしたのですが。

 塗装は濃い緑で登場して後に淡緑のいわゆるグリーン車塗装になりました。但し1960年代の一時期に、「特急用」として5000系と一部の塗装を揃えたことがありました。グリーン車に呼応してアイボリー車と言われたとか。
 まぁ、偽物新車であったわけですが……。1970年頃に5000系が十分な数そろうと、2010系や2700系のアイボリーも、元のグリーンに戻っていったようです。

 過渡期の半端な車であったためか、1979年には早々と引退。現存車もありません。




 レゴ的には先に造った2010系の仕様替えです。
 2010系では2x2パネル使ったドア窓を旧型感を出すために、旧タイプの窓を使用。ドアの下半はジャンパプレート裏面表現。
 側窓はスチールサッシ+Hゴムの表現を行ってみました。

 Hゴムの表現は難しいのですけど、此処まで割り切っちゃってもいいような気がします。
 補強リブは窓上の1本のみを薄灰色差表現です。


 屋根上もシンプルな?ものです。
 今更言うのも何ですが、ポチスロの大量供給はトレインビルドを変えてくれましたね。かなり難度が下がった印象です。


 クハ側先頭。
 
 2700系はとりあえず?2両のみの制作で、三木様の5000系(5070系)との混結前提に考えています。5000系でも2両口の5100系は吊掛駆動だったくらいなので、カルダン駆動と吊掛駆動の混結は京王では珍しくもなんともなかったのでした。

 でもいつか、自前で4両にはしたいので、5100系とか造るかもしれません。2010系も新旧ごちゃ混ぜの凄い編成でしたが、こちらも負けず劣らずにできればと?
 
◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 写真追加です(2018年2月24日)


 2010系との並び。同じようで、色以外も、色々違うのですよ!
(後から出来た2010系の方がスッキリしたスタイルになったと思ってもらえれば大丈夫です)


 活躍中。5100系(三木様作)を従えて。


 同じ顔の、並走。本線特急と相模原線各停の同時進入の趣で?


 5100系の増結車として。
 実際こんな編成が組成されたかどうかは調べた限り怪しげ? ただ京王はカルダン車と吊掛車の併結は日常茶飯事でした。2010系+2700系は常時の組み合わせだったようですし、5100系+2010系はあったらしい。そうなると?

 それはともかく、凸凹編成でも5連になると迫力も出てこようと。
 あと自前の5000系(多分5070系 吊掛車で2連口)は用意したいもんです。
 
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2018年02月18日

【イベント】ボクらのブリック トレイン走行展示2日目 英国篇【写真20枚】



 前回記事こちら
2月ボクらのブリック(調布)の「トレイン運転展示」。会場設営ほぼ完成(9割!)
※設営篇
http://legotrain.seesaa.net/article/456932654.html

ボクらのブリック トレイン走行展示1日目写真速報版【写真26枚】
※主に京王と小田急
http://legotrain.seesaa.net/article/456950532.html


 1日目にはなくて2日目だけの要素は「英国形の時間」(およそ13-14時の1時間)。
 なので先ずは、英国面全開で参ります(日本形や京王電鉄目当ての方申し訳ないです……)

 でも、欧州形……それも英国形って、意外と「華やか」なんですよ。
 機関車も気動車も電車もトラブル少なく、運用もしやすかったのです。


 拙作新作。プルマン電車 ブライトン・ベル(5-BEL)。

 豪華な電車なのですが、星晃先生曰くの「行楽地に向かうもので、プルマン料金は急行料金と思えば良い」とのこと。
 5両中3両が3等車なので、意外と庶民的だったのかもしれません。
 また、日本でいうところの私鉄ロマンスカー的な存在でもあったのでしょう。




 5両フル編成です。


 三木様のHSTと。

 ブライトンベルが引退した頃に現れたHST試作車ですね。


 当時のイギリス国鉄のポスターにでも使えそうな絵面。
 「古き鉄道旅行と、新しい時代の鉄道旅行!」

 今やHSTも引退で、<<続きを読む>>
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2018年02月17日

【イベント】ボクらのブリック トレイン走行展示1日目写真速報版【写真26枚】

 調布での「ボクらのブリック」
https://www.chofu-culture-community.org/forms/info/info.aspx?info_id=9427
 のトレイン走行展示の写真速報版です。

 明日 18日日曜日17時まで開催しております。
 また、3月10-11日土日にも引き続き開催されます。是非、ご来場くださいませ!


















<<続きを読む>>
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2018年02月16日

【イベント】2018 2月ボクらのブリック(調布)の「トレイン運転展示」。会場設営ほぼ完成(9割!)

 調布市文化会館(たづくり)にて、絶賛好評開催中の展覧会「ボクらのブリック」(〜3/21)。長期の展示のほか、トレイン走行展示が二度に渡って催されます。
 1回めが2月17-18日(土日)
 2回めが3月10-11日(土日)

 
 その1回目の設営が9割終わりましたので報告いたします。


 まずプラン図。
 実際には横方向に拡大されていますが。

 駅は右上に配置。プラットフォームが3面です。
 駅構内に「平面交差」を含めて、恰も複線同士の分岐駅のような雰囲気を狙ってみました。まぁ90度クロスだとどうしても昔の西宮北口になっちまうのですけど。

 それはともかく、電車中心の軽快で柔軟な運用を狙った配線です。

 一方で外側線はゆったり走らせること前提。図中右下にあるSカーブも実制作では取り除いてます。

 高架線は単線ながら、大胆に斜めに横切るラインに。
 また、二重高架区間は減らして内側線が高架の影で見えにくくなることを極力減らしてみました。

 内側線の一部は路面区間に。路面プレートは片方を思い切ってダミーに。車両展示も兼ねます。


 設営開始1時間。線路をただ敷くだけなら速いのです。
 
 広い会場に整備の良い机。用意してくださった白布。
 当方用意の緑フェルトも程よく足りました。緑フェルトは安くて見栄えも良く保管もしやすいのでおすすめですよ! 麻雀卓などの素材です。


 路面プレートもおいて。駅構内は早くも6線に!


 高架も立つ! 架線柱も立つ。
 一気に立体的に。ここまで約2時間半。

 然し、ここからの仕上げが長いのですよ。そして大事です。


 でも、開始4時間後には試運転。
 最外線をオリエントP氏の583系が快走!


 内側線も試運転。ここは気分屋様の江ノ電で。


 気分屋様のVSEは久々。


 わたるん様の新作。名鉄5700系。横組みが繊細。


 電車並び。


 高架のある駅構内。

 本番では、ここにホームと跨線橋がやってきます。
「建設予定」状態は設営ならでは。




 高架上にも側線x2を設置。高架上で3列車並ぶのは壮観です。
 然しこの並びだと、名鉄5700系が恰も京急の新車みたいですね。総合車両製作所に入る前で未だ帯を入れてない……みたいな?


 全体概要。平面交差はインパクトありますよね?


 反対側から。こちらは路面と高架が見どころ。


 18時半 設営開始から6時間掛かりました。

 樹木や自動車も並べての仕上げ。


 

 線路と運転を愉しむ。オリエントP様いわく、レイアウトの「新古典主義」だそうで……。

 よくぞいい切って下さったもの(ちょっと嬉しい!)。
 とはいえ、正当な評価は明日の本番で下さねばなりませんが。


 ともかく、皆様のご来場をお待ちしております。

 走行展示は17-18日。10時〜18時(18日は17時)迄です。
 
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2018年02月14日

【作品紹介】魔王だーはら様の大正な街並みと、路面電車。夢の第一歩?

 動力化のされていない静的なジオラマです。然し、この情景から得られるものは大きいのです。


 近代建築と木造商家を背景に。このあたりは多くの方が挑まれていますが、だーはら様の完成度・密度はかなり高い。サイズも大きすぎず・小さすぎず。フィグや小物に合う大きさでありましょうか?

 さて、肝心の軌道。
 未舗装の道の上に、線路敷だけ石で舗装されてる様子が再現されています。

 この雰囲気が、如何にも大正から昭和初期な情景を想起させます。
 道路のアスファルト舗装なんて、戦後自動車が増えてからのことなのですから。

 木製の電信柱も嬉しいですね。マストの転用ですが良い雰囲気出てるじゃありませんか。


 電車はダミーですが、古典的な単車です。
 小柄なのが嬉しいです。前面窓は角度がついてて電車らしく。側面は横組みで技術面でのチャレンジも感じられましょう。ヘッドライトは窓下1灯のおへそライトか、はたまた取付式でしょうか?

 ただ、昔の電車らしく見せるためのアレンジを幾つか。
 集電装置はトロリーポールが良いでしょう。床面はもう少し高くしてもバチは当たりません。それよりは台車枠の表現がほしいかしら。ダブルルーフも載ってるとより典雅な雰囲気になるでしょう。

 ベタですが、明治村の京都市電とか、函館のハイカラ號当たりが参考になるかと思います(後者は本線運用のため集電装置は今のものですが)。


 全景。商家の内装はこれからですね。ここを巧く見せて、ミニフィグで演出。
 和服系は案外sw系に転用できるものがあります。また、昭和初期なら洋服の人も増えてきます。このあたりはお好みで……。

 また、大正末には自動車も入ってきています。無論自家用車ではなくバスやトラックなどですが。フォードTは昭和初期には日本国内での製造さえありました。

 鉄道車両は電車にかぎらず。この情景なら「小型蒸機+客貨車」「怪しげな気動車(蒸気動車)」「怪しげな気動車(ガソリン車)」だって絵になりそうですね。「朝倉軌道」辺りは素敵なワードです(笑)。

 一方で、初期の阪神電車や京浜急行のように大柄な電車をこんなところに走らせるのも絵になるかもしれません。いわゆる源流的な「インタアーバン」(都市間高速電車)です。ただ、木造で14-15m級で単行か2連くらいがギリギリ似合う感じ。それより大きな電車はちょっと苦しいかも……?

 ともあれ、基礎板(タン色)3枚に始まる夢ある情景。
 いろいろな想像と、軽い羨望を掻き立てられるのでした。
 
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2018年02月13日

【作品紹介】クロック様の、英国型? 古典ラッセル車。小さく可愛く、密度感!


 ……実物の解説ができないのが申し訳ないです。
 おそらく英国形と思われるのですが。

 シンプルな、そしておそらく旧型の3軸除雪車です。
 モデルでは2軸アレンジ。可愛らしい?スタイルですが、ミニマムなプロウだけの除雪車はこの種の車両の源流なのでしょうね。

 ラッセル車の鋤の形状は……日本でもキ100形辺りで相当に試行錯誤が行われたものなのですが、この作品の鋤形状は日本で言うなら木造車時代の、古典的な印象なもの? 下半分がクサビ状で、その上に別のクサビが載ったような。日本では雪質に合わないと別形状に改良されてゆきましたが……。

 さて。この古典的除雪車。現在も使われているのでしょうか?


 先にも記しましたが、まさにクサビの上にクサビが載ってる構造です。


 下のクサビですが、グリルスロープの角度に合わせて隙間なく構成されています。文字通り、隙がない! また、平板部に使われてる4x6のポッチ付きタイルも良い味を出してます。ポッチってリベットの見立てになるんですよね。

 隙がないというと、スカートで覆われた足回りも除雪車ならでは、です。タイルで平板に。幾つかのポッチがリベットの如く。

 上のクサビ。ゼブラパターンが鮮烈ですね。そして、魅力になっています。
 左右に張り出してるのもいい感じ。なお、この車が小柄なのは日本のキ100形辺りとは違い、側面に張り出す翼がないからですね。ああいう可動部分があると操作用の空気動力や操作員のための空間が必要になり、大柄になってしまうのですよ。

 操作室は……こぶりなものです。4幅。ここで前方監視をすることは考えておらず、幅を狭くすることで、推進の機関車からの視界を確保してるのでしょうか?

 これが4幅ゆえの小柄感につながってもいます。


 真正面。
 警戒色が実に鮮烈。用途を考えると警戒色は必然性高いのですが。


 編成例?
 68形ディーゼル機関車
http://legotrain.seesaa.net/article/455390573.html
 に推されて。本線用の新型機ですから、日本で言うならDF200がキ100を推してるような状態。本線機が已む無く除雪に駆り出されたって感じでしょうか。しかし、何故か様になっています(笑)。

 実際にはどんな機関車が似合うのでしょうね。
 入換用のディーゼル機関車か、CタンクやBテンダあたりでしょうか。

 一方で。
 初期の輸入車が何故か生き残ってる……という設定で日本形との組み合わせも案外ありかもしれません。おなじみ9600とか8620とかDE10。はたまた私鉄の電動貨車や旧型電機(英国製かアメリカ製ならベストマッチ♪)の取り合わせも行けそうな気がします。

 可愛く、楽しい。そして密度あるモデルなのですね。



【追記】
 この種のラッセル車は「indpendent snowploug」というのだそうです(画像検索で当該タイプがずらりと。どうやら現役? 無論、英国です)

 訳すと「独立したスノウプロウ」。
 ですから、単独の除雪車が発達したものではなくて、動力車の前に付けるスノウプロウが大型化・発達したもの、ってところでしょうか。


 
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【作品紹介】ryokuchakuma様のチャギントントラム。驚異の観光路面電車(岡山電気軌道)

 実車がまだですね。年内の投入でしたでしょうか。
 でも、発表聞いたときは驚きました。
http://www.sankei.com/photo/story/news/180111/sty1801110017-n1.html

 路面電車に全席指定の「観光列車」です。それも新造車。それも標準型の低床電車(新潟トランシスのいわゆるブレーメン形)ベースで。

 いろいろな意味で思い切った企画でありましょう。

 それをいきなりレゴで作って来られるryokuchakuma様の選択眼もなかなか鋭い! この題材を作ろうとは……普通、考えもつかないですよ!


 ウィルソン側です。
 アメリカンスタイルのディーゼル機関車……というよりウィルソンが路面電車而も低床車にアレンジされているのが、見事に表現されています。
 普通にウィルソン造るのより、難しそうですよね……。

 写真だと「目」がちょっと分かりにくいのが残念ですね。ガラスの外側につける事ができたらそっちのほうがいいかもしれません。

 低床電車としての造形ですが、スカートで覆われた足回りとかなりギリギリまで落とし込んだ床面がいい雰囲気です。

 大柄のZパンタも、ディーゼル機関車ではなくて電車だ! ということを表現してるかのよう。


 ウィルソンの完成予想イラスト。ほんとに路面電車でこれやるのか? という驚きなのですが、実際にやっちゃうのが水戸岡鋭治さんですからね。これが走る街は楽しげに見えそうです。
 それはそうと、パンタを省略してるのは詐欺じゃね(笑)。


 変わってブルースター側。
 カラーリングや運行番号表示窓跡にとってつけたライトなどから、イギリスのディーゼル機関車の中でもボンネット型のがプロトタイプなのでしょう。

 前面ガラスと目の表現は、こちらのほうが自然な感じがします。ガラスはクリアのほうがいいかもしれません(目が目立ちすぎますか?)。

 子供向けのキャラクターですから、派手な装飾類も決まってますね。その一方で床面まで下がったガラスドアが今様の路面電車であることを示してます。


 ブルースターの完成予想イラスト。
 前頭部はどんな素材で、どんな実装をしてくるのでしょうか(笑)。

 余談ですが、先日プラレール売り場に行ったら、定番の「トーマス」「ジェームス」とは別に「大井川鐵道 C11トーマス」に「大井川鐵道 C56 ジェームス」も売ってました(驚)。
 大井川のC11やC56の改装機もそろそろネタとして考えられてよいのかもしれません。
(好き嫌いの問題はあるかもしれませんが、あの「トーマス」が地方のローカル私鉄を潤してる事実は忘れてはなりません……)
 

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2018年02月12日

【鉄道作品欧州形】SR Merchant Navy Classも造ってます。


 昨日のイングリッシュ・プルマンカーを引っ張る機関車も平行製作中です。
(7時間でゼロから此処まで出来ました……)

◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 英国の鉄道は1947年まで4大私鉄に別れてた由。その中でロンドンから南を受け持ってたのが Southern Railway(英南部鉄道)。
 Merchant Navy Classは1941-1949年に30両が製造された急行旅客用機関車。
https://en.wikipedia.org/wiki/SR_Merchant_Navy_class

 時代は第二次大戦の真っ只中ですが、こんな高度な急客機製造できるのは連合国のゆとり? いや、英国でも戦時中は殆どの特急列車の運行は停止されてたようですが……。

 戦争の影を感じるのは、「Merchant Navy」という型式名。
 日本語に強引に訳せば「戦時徴発船」ですから……。無論、戦勝国と敗戦国。また合理的思考の出来る国と、そうでない国の対比は有りましょう。戦時の民間船舶への協力を記念・祈念しての命名なのでしょうか。機関車毎の愛称は「Blue Star」「P & O」等の海運会社に因んだものです。


 wikipediaより

 スタイルは独特の半流線型でした。
 高速化のためではなく、煙がまとわりつかず上方に上ってくことと、自動洗車機への対応が目的だったそうです。然し、俄に信じがたいのですが。

 流石に1956-61年には全機ケージングを撤去。改造後の姿も悪くはないものでしたが1967年には退役してしまいました。11両が保存され、5両が動態だそうです。
 残存率は高いので、それだけ人気のあった機関車?

 趣味的にみれば。
 LMSのコロネーション、LNERのA4(マラード等)に匹敵するSRの華形であり、GoldenAllowやNightFerry等の大陸連絡列車も担ってた。人気も当然でありましょう。

 なお、外見がほとんど同じでやや小柄なWest Country 及び Battle of Britain classも同時期に110両製造されています。Merchant Navyの96噸に対して86噸ですから、C59とC57(4次型)辺りの関係でしょうか?
 保存鉄道ではやや小柄なWest Country classの方が残っているようです。ただ、ナンバーが見えないと両者の区別は付きにくいですね(笑)。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 半流線型の顔。
「汽車のえほん」でゴードンがロンドンに行くエピソードで、他の鉄道の機関車と会話してるところで1カットだけ出てきた他の鉄道(SRですな)の機関車がこれだったのでした。子供心に、格好いい!って思ったのです。
勘違いでした。この機関車はあの絵本には出てこないですね……。作者はどうもLNERとGWR贔屓みたいで、SRの扱いが良くない?

 あとは高校の頃に入手した「写真で楽しむ世界の鉄道 4(1964)」や「ヨーロッパの鉄道スナップ(1956)」といった古い星晃氏の写真集の刷り込みでしょう。


 側面。
 上半分が窄まった形状は、裾部が約7幅、上部が約5幅です。
 カラーリングなどの時代考証は1950年代の、ケージングが外されるちょっと前くらいを想定。この時代は客車や電車も含めて、いろいろ面白いですから

 動輪はおなじみのBBB-XL。Merchant Navyは英国では珍しいボックス動輪機ですが、これが通常のスポーク動輪になるのは已む無し。

 メインロッドは簡易可動(bitkubo氏の方式)も考えましたが、半流線型のカバーがあるので不可能なのです(ロッドが上部まで来ると、裾に当たる)。通常の可動です


 先輪周りです。
 何時もの、2-C-1を、「1+1C+1」に解釈する方式です(既存作だとC55やC52等)。
 動輪は「フランジレス−フランジ−フランジレス」カーブもバッチリです。

 この方式だと、シリンダと先台車のスペースの取り合いの問題が解決するのですよ。

 メインロッドは途中でアーム入れて内側に1ポッチ寄せています。これでシリンダ周りもスッキリします。

 先輪もBBBミニ。公式車輪よりルックス優れてますので。


 缶胴内部は補強のみ。クリップで斜めの角度をつけてる由。この辺は基本現物合わせで各自工夫のこと! です。

 今回は手書きも含めて設計図なし。威張れたことでは無いですが。
 でも、蒸機は毎回毎回ほぼ現物合わせですね。そして経験値がものをいいます。

 蒸気機関車は経験工学であるっていいません?(いやそれ実物の話ですから!)

 あと、言うまでもなくテンダドライブです。ルックスと取扱を考えるとエンジンドライブは避けるというポリシーです。


 動輪と車体裾の逆組L形パネルの微妙な隙間。
 擦れると回転効率落ちますので、ギリギリの寸法を攻めるのですよ!
 
(続。というか2月19日迄に完成させて名古屋持ち込みです) 
posted by 関山 at 23:59| Comment(2) | 鉄道作品(欧州形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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