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まずは、アイン様の小田急70000形GSE車より。
実物は既に落成し、3月の運用開始を前に試運転中の模様。(先方の記事)


ピラーの処理は未だこなれていない印象ですが、角ばった前頭部下半のイメージはなかなか良い感じじゃないでしょうか。
側面は窓が小さい感じがするのはやや違和感です。GSEは側窓も大きなイメージですので。大胆に3x4パネル系使うのも有り? かもしれません。
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同じく、GSE。こちらは薬師山様の解釈です。


件のピラーはあっさり、諦める潔さ。その代わりにスロープに依るすっきり感。
前面下半の解釈もまた違います。違うところが面白いのですよね。
薬師山様らしいかっちり感です。
GSEの解釈はまだまだ考えられそうです。ロマンスカーという人気題材ゆえに、まだまだ続くこと期待しております。関山がやるなら……ダークオレンジ解釈を考えてみたいかも?
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私鉄特急の西の雄。近鉄も2020年に名阪甲特急新型を投入する発表を行いました。

エース君の作品。早くも1両仕上げていますからこの未完成作扱いでの紹介は失礼かもしれません(ごめんなさい)。
ハイデッキの先頭車。前頭部の形状把握が「さすが!」です。皆が悩むピラー問題ですが、これ、GSEにも応用できるかも? と思わされますね。
写真写りの関係もありましょうし、また近鉄プレスリリースの色の都合もありますけど、赤よりは濃赤の方がイメージに近いかも? 側面はやはり側窓が小さく見えるのがちょっと残念ではあります。窓下グラデ部分の処理はいろいろ試行錯誤の余地あるでしょうか。
でも、完成には一番近い作品でありましょう。
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来るもの、なら対して去るもの、です。サニー様のLDDより。

今年3月に、185系や189系や485系よりも先に引退してしまうという悲運の特急車351系。少し古い(2017年秋頃?)作図ですが、魅力的な解釈に依るLDDです。丸みの強い車体を余すことなく再現。これ、ボツはもったいないですよ……。
カラーリングも、近年のパーツ供給的に非現実的には見えません。15068(2x2カブスロ)のラベンダーは供給豊富みたいですし。

そして同じくサニー様作図の新潟地区115系。別名キムワイプ。
3ドア近郊型の解釈。また貫通国電顔の解釈も良い意味で個性が増えてきました。答は一つじゃない! それがこの世界の醍醐味です。
ヒンジで角度をつけた顔はありですね。
窓がやや小さくなるきらいはありますけども、窓は戸袋と開閉窓が区別された作りなのも嬉しい。そして爽やかなカラーリング。帯の入れ代わり部分も良い処理でしょう。
ミニマム2両で済むのもまた115系の良さでしょうし、色違いとの混結も自由に楽しめるのですよね。
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引退が決まったわけではないにしろ、先は長く無さそう……なのがミハサロ・大サロこと「サロンカーなにわ」。改造は1983年。ジョイフルトレインの先鋒でありました。仲間が次々引退していく中で現役続ける。JRに残る14系としても最後に近いのです。
sato様が制作予定を立てておられるようです。ただ、当面はトワイラの強化を狙うとのことで保留とのこと。
ダークグリーンに金のライニングが美しい。そして、凝った組み方は実制作叶えば凄いオーラを放つことでありましょう。展望デッキの作りも実に精細です。
実物の退役前に、ひとつ作品の方も拝んでみたいものですね。
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未完成作、LDD、試作品を記事にすると際限はなくなります。でも、気になったものはなるべく拾っていこうと思う次第です。
皆様の、新たなアイディアのヒントになりますように……。