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2018年01月24日

【作品紹介】レゴ5udon様の京王電鉄事業用車 堂々4連!/銀座線1000系改修


 京王電鉄の事業用車はすべて2007年以降の新造車両です。

 私鉄のこの種の事業用車は、以前は老朽車の改造で賄うのがセオリーでしたけど、近年は試験車など中心に新造も少なくないですね。
 尤も、保線用機材は大手私鉄やJR各社は新車購入が普通ですから、その流れを受けているのかもしれません。新車ならメンテも平易でしょうし。


 デヤ900形。デヤ901及びデヤ902号は2015年製造の電動貨車(牽引車)。
 言うまでもなく9000系の同型車。前面は真っ黄色で、如何にも事業用車という感じがしますよね。なお、9000系の2連口はないので、その意味でも独自性はあります。

 作品は4ドアを3ドアにアレンジで再現です。
 ドアの凹みの表現が嬉しい。平板な印象を防ぐためか、側窓上には影表現があります。
 前面は四角い部品だけで、微妙な丸みが再現できておりましょう。
 貫通扉まわりは横組と順組が混じった複雑な組み方です。
 スカート部は5幅で、なかなか締まった印象になっています。電車の前面スカートは多くの場合は車体よりも引き込んだところにありますよね?

 アンテナは埋込み式。ルックス良いですよね。
 屋根もツルツルで、今どきの電車らしい印象です。


 側面より。全長は36ポッチです。電車が長く見える寸法です。
 注目したいのは車両端の帯表現。実車のグラデが美しく、モザイクとして表現されています。ここは作品の見せ所でありましょう!


 おまけ。制作初期の姿です。今の京王電車の帯の色、ブライトピンクでは違和感あると組なおしされたとか。赤のほうが、絶対に良いです。



 サヤ900形。サヤ912号。
 これも2015年に新造されたものです。先代のチキ290形も1985年の新造車でしたがその置き換えです。

 完全なフラットカー。私鉄貨車の新造が2015年というのはやはり驚かされます。
 柵の内側は資材輸送に使われるようです。但しチキ290形にあったクレーンなどの備え付けは(今のところ)ありません。その意味で、ちょっと用途にミステリアスな感はありますね。


 灰色の車体に黄色の柵が良いアクセントです。
 柵しかない車体ですが、車端部の処理が凝ってます。
 余談ですが、サヤ(付随事業用車)という車種は国私鉄ともにクセモノが多く、どれをとっても趣味的に興味深い存在ですね。


 クヤ900形。911号。2007年製造の総合高速検測車。
 架線・電気と軌道の両方の検測を営業電車の速度で行うことが出来ます。国鉄でいうところの「架線試験車(クモヤ193など)」と「軌道試験車(マヤ34等)」の2in1ですね。検測機器の小型化の恩恵を受けておりましょう。
 なお「Dynamic Analytical eXpress」の愛称と表記がされていて、安全運行のアピールを行ってる?由。

 床は剛性維持のため二重床。そのため窓や扉の位置が高いです。両運転台の制御車ですが、運転台は飽く迄構内用であり残念ながら先頭に出ることはありません。両側とも「片目」の素敵な顔なのですが……。
 台車は軌道検測用の機器を備えた、ちょっと特異なものです。

 5udon様の作品は特異な姿を再現しきっています。ため息漏れそう。


 前面(妻面)は横組みですが、帯表現もあるのでえらく精密感が。片目の顔も嬉しい。


  圧巻といえるのは「DAX」ロゴの表現です。ステッカーで良いという見識こそありましょうが、やはりモザイク表現のパワーは魅力です。そして、美しい。地色に斜めも入ったやや面倒くさいものでありますけど、無理のない表現です。

 グラデは赤と青、それぞれ薄い色を組み合わせの表現。これは広範に使える技法でありましょう。

 なお、軌道検測用の枠の付いた台車も再現されています。灰色の枠が良い感じで目立ちますよね。
 
 検測用のパンタは折りたたまれた状態での再現です。


 4両編成。検測時は必ずこの4連を組むそうです。ラインのグラデが魅力的です。


 デヤ-クヤ-サヤ……。今日も安全を守って!

 この作品は2月3日より公開の「ボクらのブリック」にて展示されます。沿線の調布ですから、人気者になってくれること願っております。
(2月17-18/3月10-11日の運転会でも、優先的に運行予定です!)

【おまけ】
 銀座線、小改修されています。
 オーバーハング詰めて、車体全長を修正。
 前面には連結器やジャンパ栓。完璧といえる姿に。こちらも調布にやってきます♪


 手前が改修後。奥が改修前となります。オーバーハングで1ポッチ全長弄るだけで大きく印象は変わるものですね。


 浅草駅にて。あの1x1四角錐は連結器にぴったり!
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(2) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】ナローの泉様の「バンパートロリー」。自動往復するPF電車は可愛く楽しく力強く?

 PF乃至9Vで、電車を直線状に行ったり来たりさせるのって意外と難しいのです。

 GBCのトレイン系モジュールだと往復させるどころか停車させてトロッコ傾斜させてポイント切り替えて折り返して……を機械じかけで行うオソロシイ作品もありますけど、シンプルな?鉄道模型的な発想だと、やはり頭を抱える難しさ。

 あ、懐かしの4.5Vを引っ張り出すのはあり?
 ただ、バッテリーカー牽引が必須になり自由度が著しく下がりますけども。
(余談、意外と鉄道玩具で自動往復サポートした規格は多くないのです。おうふくプラレール、スーパーレール、ミニミニレール。すべて70-80年代の品で、尽く絶版……)

 やはり、PFの中で考えたくなりますよね。


 往復させるには電気的な切り替えと機械的な切り替えが考えられます。レゴ4.5Vにミニミニレールは前者。おうふくプラレールにスーパーレールは後者でした。あとGBC職人さんの作品も後者かしらん?

 ナローの泉様も最初は後者を考えつつ、結局電気的切り替えに落ち着かれたようです。
 写真ですが、黒い枠(台車と電池boxの間の)がバンパーで、これが終端で押されることで反転スイッチを動かし、反転させるようです。反転スイッチ部品は側面にテクニック穴があり、ここからも操作できるのがミソです。

 しかし、回転角の微妙さでちょうど「反転」が出来るのですね。よく出来たスイッチなのかもしれません?
(手元にこの部品がないので確認ができないのが悔しいのですが)


 車体に実装された作品です。路面電車。
 モデルは大昔の玩具的Oゲージで見られたという「バンパートロリー」だそうです。前後のバンパー部分に何かが当たると、反転すると。


 全長は突出部除き22ポッチに収められてます。前面は微妙な折妻も再現。前面窓が旧型2x2窓にも関わらずタン色なのは「?」ですが、程よく褪色してるようです(笑)。2x2の新型窓に差し替えても良いでしょうか?

 車高の高さは飽く迄外見上のもので、ここに何か入ってるわけではないみたいです。無論電池boxを単4仕様に改めれば更に小さくできる可能性もありましょう。

 ところで、配色とか昔の豊橋鉄道豊橋市内線みたい(笑)。


 この角度から見ると、良い感じで「馬面電車」ですね。


 中身です。やはり単3仕様の電池boxがスペース埋めてるのが惜しい。単4仕様ももっと入手性が良くなればよいのですが。

 自動往復なのにPFの受光ユニットがあるのは「電圧調整」用とのこと。ベストは3速だそうです。おそすぎるとスイッチ動かすパワーが得られません。

 何らかの魔改造で、電池3or4本用の電池box使うこと出来たらいいかもしれません。或いはダミーの電池で電圧を下げるか? いろいろ解決策は考えられそうです。コスト下げて量産することが出来るのかもしれませんから。


 実装状況。ケーブル地獄は致し方ないですね……。



 走行動画。かわいい?電車が、やや力強く?往復してるのは楽しい姿です。

 このシステム、いろいろ応用できそうです。GBC職人方とは違う、トレインファンならではの鉄道模型的・鉄道玩具的(……この2つには大きな差異なんぞありません元来は!)な展開、考えてみようじゃありませんか。
 
[追記]





posted by 関山 at 23:57| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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