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2018年01月21日

【鉄道作品日本型】最古参の電車は「大型車」! 阪堺電軌161形の改修(全長2ポッチ延長)。

 先の記事
http://legotrain.seesaa.net/article/455922458.html

 「現役最古参」の電車、阪堺電気軌道の161形電車は路面電車にしては大柄であり(それゆえ長く愛用されたのですね)、全長は14mもあります。

 これを通常の電車(32ポッチ=20M)のスケールに嵌めると22ポッチになってしまうのですが、先の落成時には20ポッチで作ってしまいました。


 悪くはないけど、ややちんちくりんな感じは否めず。


 あまり意味は無いのですが、実物との並び(→訪問記)。
 やっぱり、ちょっと短いかな? って感じがします。



 2ポッチ延長しちゃいました。全長22ポッチに。


 ドア間を1ポチづつ。これによって全体に余裕が産まれます。
 中央ドアの戸袋窓部分を2プレート分から3プレート=1ブロック分になり印象が整う。
 また実物の側窓が6個並びではなく3+3の並びになってるのも、真ん中の窓柱を太くすることで2+2で再現することも叶う。

 ついでに台車も修正。9Vの数少ない難点である銀色の車輪が目立つ問題の是正してます。


 2ポッチの延長で、実物の「大型感」が感じられるようになりました。
 足回りの関係での2軸アレンジゆえ、あまり長すぎると違和感もありましょうからこれが限界でしょうね。


 屋根上はベンチレータが一組増えました。
 阪堺161形やその辺りの電車、屋根上はいっちょ前に高速電車的なのが素敵です。ひし形のパンタや屋根上のヘッドライトなど……。

 ともあれ、路面電車も作り方の公式がやっと見えてきた感じですね。
 先に作った京都市電や嵐電も修正したいところですし、2軸アレンジ全長20-22ポッチはいろいろ可能性は広そうです。動力系は9Vモータをワンタッチ脱着ですからコスト的な問題も無いでしょう、たぶん(笑)。全国各地か、はたまた全世界か?
 
 まぁその前に、阪堺電車でもう1つ作ってみたい形式もあります。乞うご期待です。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 鉄道作品(日本形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】三木様(mazta-k様)の英国鉄道374形(ユーロスター)試作車。クールで熱い?現代英国形

 説明が難しい題材です。まず374形の量産車について。

 374形(class374)は2015年から導入されているICE-3ベース(ジーメンス ヴェラロ)のドイツ製ユーロスター増備編成で動力分散型。現在10編成。
 集中動力式のフランス製……即ちTGV由来の373形と併用して運用されてる由ですが、ドイツ製車両が英仏間で使われるなど、第2次大戦前後には考えられたことでしょうか? 現状では完全置き換えはされず、373形も更新の上併用とのことですが。この辺では日立製も走ってるはずで、物凄く国際色豊かな状況になっていますよね。


 図は、Mazta-k様作図のClass374量産車。
 ICE-3ベースの難度が高い造形を巧く落とし込んでいます。前面はお面の貼付けでスラント形状を再現。1プレート分の不足でもってサイドへの流動感を出す。近年のカーブスロープ充実に依る丸みは、不可能を可能にした感が有ります。

 カラーリングはダークブルーベースの、ややビビッドなもの。
 この電車に関しては欧州鉄道でもついつぶやきがちな「昔は良かったなぁ」はなく(笑)、素直に格好良いと思えるのです。モデルについても同様と。


 その実制作にあたって三木様が選ばれたのは、この試作車。
 いや試作車ではなくて実物大全長モックアップだそうです。見た目は整っていますが車両としての機能はないそうで。

 カラープランは373形時代のユーロスターを踏襲しているのが分かりましょう。
 量産にあたって新カラースキーム導入して、逆に373形更新車を新カラー化してる由。

 さて。レゴ的に観ますと。ICE-3本来よりは前面窓が小さく現実的スタイルになり、若干レゴ化はしやすいか? 英国ゆえの前面警戒色もお面構造での違和感をなくすのに貢献しておりましょう。

 それでも。見れば見るほどに悩んでしまう題材です。


 それを乗り越え、今回、落成の1両です。
 先のmazta-k様のLDDを巧く消化して、かつ試作車のカラーリングを導入。

 何箇所もある斜めのラインはスロープ同士の合わせで表現。間の黄色帯も1プレート単位に分割で再現です。これ、適度なインパクトあって正解ですね。

 全体として灰色ベースですから、とてもシックな感じがします。モノトーン美しい。


 前頭部は若干のアレンジ。真っ先に目につくのは前面窓形状の修正ですね。ポチスロ合わせをいれて裾形状を斜めに。ライトケースは現実的にブラックアウト処理。
 お面と車体の隙間の処理も若干違います。これは現物合わせの末でしょうか。隙間が違和感感じさせないものになっているのは流石ですね。

 「おでこ」の丸みも若干強調されています。

 床下機器は逆スロープ系からカーブスロープ系に。この変更が現代的でありましょう。余談ですが、屋根肩に使っているカーブブロックは現在新灰が入手しにくい……「量産」(編成化)を考えるのであれば、此処も2x2か2x4のカーブスロープに変更すること考えたほうが良いのかもしれません。


 編成?を組んで。
 1両のみの試作車故、相方は同じく試作車のHST(252形)です。なんですかこの違和感の無さは! いや、時代は40年ほど違うのですが(笑)。

 なかなか楽しげなデモンストレーションになったようですね。


 デモンストレーションというと、「梅小路レゴ展示会(2018)」当日は実制作を行い、好評だったようです。
 
 三木様のユーロスター、このまま374形試作車を作られる(半自由形)のか、量産車に戻るのか。はたまた373形か? 気になるところ。
 
 英国面であり、フランスでもありドイツでもあるこの電車は、展開が楽しみなのです。日立製の395形や800形も含め、現代英国型は熱いテーマといえましょう!
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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