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2018年01月18日

【作品紹介】かい様の225系100番台車。新快速の最新型。違うところが面白い♪

 JR西日本の225系電車は2011年に導入されていますが、2016年製造の2次車から顔が227系に準じたものに変更され、100番台となっています。
 225系の元来の顔つきは……やや好みの分かれるものでしたが、227系や323系と共通する100番台では運転台部の丸みと、全体としてのアーチラインが強調され、整った現代的な顔つきになったんじゃないでしょうか?
 というのは、昨年6月のあおつき氏作品の紹介からの自己転載です。
http://legotrain.seesaa.net/article/451047920.html

 引き続きのレゴ化ですが、最新型人気は頷けるものがあります。
 新快速は特別な電車にして、「圧倒的な数で押す」電車でもありますから、重複で複数編成並ぶさまは却ってリアルでもありましょう。

 あと付け加えると、223系に始まるあの顔は111系や153系500番台辺りに始まり1980年代前半まで続いたあの貫通国電フェイスに通じるものはあり、それが人気にも繋がってるのかもしれませんね。


 かい様の新作です。
 大阪駅の大屋根(エース君)と、京都タワー(サニー氏作)をバックに。


 前面窓を横組にして角をポチスロにすることで得ている流動感は、あおつき氏の先工作に共通します。このスタイルとしてはベストな表現ですね。アークラインも同じく。

 然し、他の部分では相違点の方が多いのに気が付かされます。車体裾の処理であったり、車体裾に斜めに伸びていく帯の処理であったり。また、このモデルでは車体の前頭部と側面での質感差異も表現しているのが印象的です。強調しすぎ? いや全体で好ましいバランスになっていましょう。


 微妙に車体と隙間の空いたスカートも魅せ所!
 ドアは微妙な凹みも表現しています。階段状の帯処理には違和感がありません。


 屋根上および、側面。
 ワンアームパンタの表現はちょっと新しい。巧くクリップアームを使いこなし。適度な太さもリアルな感じ。


 側面は窓サイズが上下方向に小さくなること承知で、窓配置の方を優先的に表現です。「1:3:1」のリズム。この電車の印象として意外と大きなものであったことに気が付かされます。窓の上下寸法の問題は、最大限に違和感がないように収めていますね。違和感のコントロールもビルドの技でしょう。

 
 先にも触れましたよう先工作……あおつき氏作品とはいろいろ差別化が図られています。失礼を承知で申せば、それぞれに一長一短の良さがあります。その違いが如実に顕れるのがレゴビルドの楽しさであるのは言うまでもありません。制約の中で、各自の解釈が相違交錯する……。

 リアルな模型が写真であるのならば、何らかのディフォルメの入ってくるレゴはイラストレーションでありましょう。違うところが面白いのです。好例といえますね。

 そして、共演するところを拝んでみたいと思うのでした。
 
posted by 関山 at 23:57| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】hiro様のオヤ31 建築限界測定車。事業用車は楽し♪


 オヤ31形 建築限界測定車は1949-1961年に主に32系客車を改造して7両が作られたもの。新線開業や電化などで、線路脇の建築物の状況が変わったときに検測が行われます。
 ゆえに出番は少ない方の試験車(※)ではありますが、JRには5両が引き継がれました。
 現在も北海道に1両、西日本に1両が在籍しています。

 ※:試験車でも軌道試験車などは小まめなローテで検測を行ったリします

 外見の特徴は車体を切り欠いて、そこに設けた検測用の矢羽根。これが線路脇で建築限界を侵すものに当たれば、データとして記録されるというわけですね。無論、コンピュータ以前ですから(笑)、アナログな記録です。
 カンザシをたくさん差したかにも見える、その姿から、花魁(オイラン)車とも。


 hiro様のオヤ31は現在もJR西日本に所属するオヤ31 31。
 進駐軍専用車の流れをくむもので、その前身は部隊用給食車オシ33形でその前は酒保(販売)車オミ35形。而して元は尋常の三等緩急車 スハフ32形です。

 製作動機に「三木氏のオクタゴニアンに刺激された」とも伺っています。1両で成立するユニークな事業用車としての魅力もあると同時に、刺激元と同じく進駐軍専用車というのもなるほど、と(笑)。

 車体はパーツの制約の中で、見事に丸屋根旧型客車らしさを表現できていますね。理想を申せば32系らしく窓幅は狭くして欲しいところですが、然し、これはこれで広窓35系ベースの建築限界測定車のように見えて悪くありません。

 そして肝心の矢羽根。大量のアンテナパーツ。線の細さは正しいでしょう。嬉しいのは矢羽根まわりの「側廊」も表現されていることですね。開放式の側廊のある客車は御料車3号(初代)とオヤ31くらいですから。


 車両端は折妻と、そこにつく窓の解釈が面白い。強調気味なのは「あり」ですよ! 良い表情です。テールライト若しくは標識円盤付けると更に良い雰囲気になりますかも?


 反対側の妻面。こちらは矢羽根があり、切妻形状です。
 背後にクハネ581がちらりと見えるのは恰も宮原運転所な雰囲気です。


 車内。こんな車両ですが作り込まれてる! 測定台や記録装置があるのが分かります。事業用車こそ車内を作り込むと楽しいのですよね。

 オヤ31は検測時は結構な珍編成を組んだりします。例えば。
「機関車(DE10等)+無蓋貨車+オヤ31+無蓋貨車+電車+緩急車」など。
 電車や電気機関車が非動力で曳かれるのは、勿論電化試験であるためです。この作品、いろいろ楽しめる可能性持っておりましょう。




 おまけで恐縮ですが。
 制作済のクハネ581と、クハ481たち。
 
posted by 関山 at 23:56| Comment(2) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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