そして、橋上に邪魔なものもないので、最も撮影して様になる橋梁でもあります。これは実物でも模型でも同じことですよね。

キベルネ様が大量の5x6パネルと、2x12プレートを使って制作されてきました。
なんと全長320ポッチ分。直線レールにして20本分です。
シンプルな作りですが、その構造美を伝えておりましょう。

橋脚。これもシンプルな作りながら、丸みが良い。
そして水量計。これがあるだけで橋脚がぐっと精細に見えてきます。
脚と桁を合わせて19ポッチ位?
ちなみに関山がよくイベントで多用する高架橋は15ポッチ高さです。
(あれはミニマムなものであり、もっと高く造っても良いのは言うまでもありません)

水量計をアップで。

桁1本あたりレール5本で作られている? それが4本。レール20本分。
長い単線架橋も魅力的なのですけど(そこに走らせる長大編成)、個人的にはレール10本分の複線使用であったり、この写真のようなレール5本分で複々線という使用も良さげに思えます(凄く都会な雰囲気! 阪急の梅田〜十三とか思い出しちゃいました)。
この辺が自由なのは桁橋のメリットでもあります。

このアングル、堪りませんね!
パネルの質感がすごく良い味を出しています。
余談ですが、海外調達だと意外と安いんですよ? 皆さん大量調達には是非ともカンザンブリック、ご利用ください(宣伝)。

待避所も見逃せません。

原案。殆ど変更はない模様です。
将来的には曲線ガーダーも検討されているとか? 飯田線の「渡らず鉄橋」であるとか、高山本線の諸鉄橋群が思い出されるところです。
クモハ52等の旧型国電や、キハ85などの高山線特急など凄く似合いそうじゃありませんか? 前者なら架線柱立てると絵になることでしょう。
さらに。発展案も。

嘗ての余部のごとき、トレッスル橋。谷を一跨ぎ。
日本では失われてしまいましたが、アメリカにはこの種の橋梁、現役のものがたくさんあります。
これは通常ブロック案です。流石にパーツ消費が膨大とのことで見送りの模様。

トレッスル橋。テクニックアーム案。
こちらのほうが強度・コストでは有利とのこと。然しそれ以前にルックスも優れておりましょう。高さ70cmとのことで、平均的な会議室テーブル等に等しいのですね。
こちらも実現、楽しみにしております。