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2017年11月18日

【鉄道作品日本形】札幌市電祭その3。「連結車」A850形は「路面列車」のごとし?



 札幌の「連結車」はA820・A830形の美麗さがあまりに知られる存在。
 その前のA800・A810形もお世辞にも格好良くはないのですけど(苦笑)、A800形が保存されているので知名度はありましょう。良い意味でのゲテモノですね。
 そしてM101+tc1と。

 ※:札幌市電では連接車も、「連結車」と称してた由。
 ところで近年導入のA1200形低床連接車も「連結車」なのかしらん?

 
 輸送力確保の尖兵であったこれら「連結車」群は新造されたこれらの他、既存車両の改造で導入されたA850形とA870形がありました。
 
 A850形は1965年に既存車570・580形を改造したもので6編成(12両)。連接車ではなく、ボギー車の永久連結車です。

 ベースの570・580形は戦後生まれの前面2枚窓、湘南顔の亜種のような顔。側窓は通常の二段窓だったのが後年更新でバス窓に? 全車が改造されたわけではないので路線網が縮小していく1972-73年ころまではA850形と共存してた由。

 A850形も、地下鉄開業後は輸送力を持て余し、1974年に全廃されてしまいました。ただ、改造後10年近く活躍していますから十分に活躍できたとは言えましょう。
 
 なお同種の車両、A870形についても。
 こちらは1969年に2本が路面気動車のD1030形から改造されたもの。連結車中、最長ではあったのですが状態不良車であり1972年と真っ先に退役してしまいました。

 閑話休題。
 A850への改造ですが、片方の運転台を切り落とし、貫通路を形成。
 ドア配置を修正し、車両半ばの両開き戸を設ける。もちろん間接制御化。2両とも動力車の編成ですが、切離や組換は考慮されていません。
 側窓はHゴムのバス窓化されていましたが、これは570/580形時代からだったのかしら?
 ともあれシルヘッダーや雨樋の目立つ、やや古いスタイルの連結車が6編成も活躍してたのは愉快ですね。





 ちょっと古めの形状に惹かれて制作です。原型の570/580形でも良いような気もしますが、造るなら派手な?永久連結車がいいじゃないですか!
(希少色の塊なので、パーツのやりくりはギリギリでしたが)

 もちろん、レゴでの路面電車はボギー車にすると車高上がって形状壊れますので、二軸アレンジ。単車の重連です。
 
 車体の上半分は身も蓋もない言い方すれば先のM101とほぼ同設計。しかし雨樋意識して屋根の色変えると印象が大きく変わるもの。

 それ以上に違うのは下半分。素直な組み方に見えて……窓から下は全て上下逆転で組んでいます。これは車体裾で車輪を避けやすくするため。

 車輪の真上にポチスロ入っているのはわかると思いますが、これでフランジを避けてる由。そして2プレート分の車高下げ(床面下げ)に貢献しています。

 実は、昨年作った京都市電1900形や嵐電モボ121+ク201よりも床面は1プレート上がってます。この1プレートの差異、コストや構造それに走行性能(!)に関わってきますので、妥協も必要と……。というか古めの路面電車、今の低床電車みたいに地面にくっつきそうな車高にする必要までは無いんですよね。

 ドアはタイル貼った凸表現。


 前面はお馴染み?2枚窓。但し左右ピラーは飽く迄車体側に表現しています。なんか普通の湘南顔とは違うのですよね。
 下半分は丸妻形ですので、3面折妻と解釈して造形。カーブスロープを使えばよりスマートに見えるかも? そうすると白帯が入れられません。
 折妻部は内部にプレート伸ばして保持しています。

 バンパー部分は幾つか表現迷いつつ、この位置、形状に。黄色と黒の警戒色はアクセント。
 
 屋根上はZパンタ以外に電気系の接続箱が目立つのでやや強調気味に。古風な車体の中でここだけ妙に近代的な形状で調和が取れてないのも、改造車らしい味と?


 パンタのない側より。
 永久連結の2両編成は何処と無く「列車」的な貫禄があります。連接車、特に今風の低床連接車にはない迫力みたいなものが。
 320形までの車両に入ってた白帯も格好良いものでした。


 特にカーブでは、迫力満点です。路面列車。
 地下鉄開業前夜の札幌、こんなのが列をなして走ってたと思うと胸熱ですね。
(地下鉄が必要な程の需要があるってことで、輸送力的には破綻寸前だったのでしょうけど)


 気になる連結部。無理に連結ドラムなどは考えず(絶対破綻する!)通常のホロ表現です。カーブで当たらない程度の表現。
 連結器はボールジョイント二組で、長めの連結棒になるように。ここに十分な長さがないとカーブで曲がりきれない、曲がりきれても走行抵抗大きくトラブル起こりえます。


 サイドビュウ。全長は約22ポッチx2。

 レゴ的には左が非動力、右が動力車。

 9VトレインモータよりもPF用軸穴車輪のほうが0.5mmほどフランジが高いので、非動力車のドアステップの形状は変えざるを得ませんでした。


 裏面より。先述通り、窓から下はモータと車輪周り以外全て上下逆組です。
 車輪はギリギリ接触するかしないかの微妙な位置になります。


 動力車のモーター脱着。センターピン抜き差しのみのワンタッチ。
 展示や保管時はダミー車輪を用意しておき、運転する車両だけモーターつければコストダウンになります。

 これなら全国各地の路面電車を作りまくる、って夢も叶うってものです。上モノだけ造るなら気も楽ですから(先にTc1でも同じこと書いた気がしますが気にしない)。

 併せてこの車の構造自体は札幌市電の他、いろいろな電車に応用が可能。下半分を一部ではなく全て逆組はパーツ数の削減と強度確保にも繋がりますし。妥協の車高も有利に?




 夢と妄想程々に。素敵な現実に戻りましょう(笑)。
 先に落成したM101+Tc1との並びです。




 そしてA830形も加わって。
 A830の異次元感?が際立ちます(笑)。
 
 1960年代の札幌市電はこんなのがゴロゴロ走ってたわけで車庫にはズラッと並んでたのでしょう。ぞくぞくします。


 全長比較。
 ほぼ全車同じ。実車はA830が一番ショートで、M101+Tc1が一番長い。でもってA850はその中間くらい。まぁその辺リアルに表現するのも難しいですから。



「市営交通90周年記念パネル展」12月1-3日。札幌駅前通地下歩行空間「チカホ」で会えます。是非、お越しくださいませ。


http://www.city.sapporo.jp/st/90th_anniversary.html

 
posted by 関山 at 21:23| Comment(0) | 鉄道作品(日本形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月17日

【イベント告知】札幌市「市営交通90周年記念パネル展」12月1-3日 レゴトレイン展示です



「市営交通90周年記念パネル展」 札幌市交通局公式
 

 1103spa様主体で、札幌市電と札幌の街をテーマにしたレゴ展示は9月の交通局催事で2016・2017年と行われてきました。
 その延長線上で、市営交通90周年記念展への参加も行われます。

 例年の札幌の街よりも大規模な展示(運転!)となるようです。

日時:2017年12月1日(金)〜12月3日(日) 各日11時00分〜18時00分
 場所:札幌駅前通地下歩行空間「チカホ」 北大通交差点広場 西


 写真パネルの展示ですが、先日の交通資料館(休館中)見学で分かりましたが、かなりいい写真資料を交通局さん持ってます(!)。
 これ、期待して良いんじゃないでしょうか。

 レゴの街と電車模型。
 1103SPA様がかなり準備万端な体制で用意されてます。そして加わる有力有名ビルダーさんたち。レイアウト自体の規模ですが、私が送った9V直線レールが100本ですからね(笑)。つまり、それなりの大規模!

 車両に関しては1103SPA様の、A1200形をはじめとした精細な8幅現行車たち。ユウユウ様の新作散水車に函館ハイカラ號。おそらくk.mastubara様の330形もやってくる?

 そして、拙作の6幅「連結車」モデル3編成も。

 レトロな色に染め上げますよ?
 
 流石に札幌には行けないのが残念ですが、ツイートやレポート、楽しみにしている次第です。
 また、札幌近郊お住いの方、是非ご来場、ご観覧を。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | イベント告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【鉄道作品日本形】札幌市電祭その2 M101とTc1「親子電車」(下)。連結運転の魅力!

 前回記事
http://legotrain.seesaa.net/article/454953310.html


 Tcぶら下げた二両編成。連結運転の路面電車というのは萌えますね。



 さて。相方のTc1です。
 Tc(クハ)は名乗っていますが、実は主電動機を2個搭載していました(M101は4個)。またデビウ当時はビューゲルを持ってた由。M101がZパンタ化された前後(1968年ころか?)に撤去され、台だけが残ってた模様でその姿の再現です。

 車体造形はM101とほぼ同じです。
 

 但し、片運転台。また運転台のない側はドアもないので、この側面はドアが真ん中に1箇所というユニークさでした。

 運転台のない側も丸みもったスマートな形状。
 なお、内部は立席スペースでした。


 裏面。動力車とほぼ同じ作りで、トレインモータの代わりに車輪付けただけ。
 
 連結棒はTc側に持たせて、Mc側は引っ掛けるだけです。なお、大きめの二軸車(全長22ポッチ)だと車端部に連結器は破綻します。カーブで曲がりきれませんし、ぎりぎり曲がれても走行抵抗が大きすぎるのですよ。過去作の京都市電1900形や京福モボ121+ク201もそれで失敗していますから(今度修理・リメイクしよう……)。

 取扱はやや面倒ですが、二軸アレンジの路面電車の場合、長めの連結棒は必然です。


 やはり、インテリアは準備工事のみ。

 ところで、この構造の応用で札幌市電の標準車。250形や330形とか作れるんじゃね! と気が付きました。今後に応用ができそうです。

 それに丸みの強い電車なら所謂本場のPCC車であったり、それこそ都電5500形とかであったり横浜市電2000形とか。あぁ夢は膨らむのでした。前回触れたよう、動力系の使い回しも考慮出来てますから上モノ造るだけなんですよね。


 あらためて、2両編成。
 長めの路面電車はカーブこそが魅せ場になりますね。


 Tc1を前に。こちらは前面にジャンパがつかないのでおとなしい顔です。
 ブルーの前面窓もありかも? クリアより似合う?


 サイドビュウ。M101もTc1も、実はシンメトリーなサイドなのでした。
 そのうえ中央に両開きドアというのは、実は古典的な(昭和初期的な。例として阪堺161形など)路面電車の形状文脈です。それもこの電車の魅力なのかもしれません。


 A830形と。
 札幌では「親子電車」の計画が失敗して、その後1960年代に連接車や永久連結車の導入が行われました。但し、地下鉄開業後の1974-1975年ころに尽く引退してしまったのですけども。儚い時代でした。

 しかし。M101は現役です。
 今のワンマン白帯巻きで屋上にいろいろ機器を増設した姿もまた魅力的。次の訪問時こそ、会ってみたいと思うのでした。
 札幌市電全盛期という歴史の生き証人でもあるのですから。
 
<続>

posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 鉄道作品(日本形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月16日

【鉄道作品日本形】札幌市電祭その1 M101とTc1「親子電車」(上)。丸いのも怖くない?



 札幌市電のM100形+Tc1形(Wikipedia)は1961年に導入された「親子電車」。各1両づつ。

 動力車と制御車をペアで使い、ラッシュ時は2連、閑散時は1両で使おうとする合理的思想です。諸外国の路面電車ではトレーラ(付随車・サハ)も珍しくはなく、日本でもサハ・ハフなどを曳いて走る半路面電車は珍しいものではありませんでした。極めてまっとうな考えでしょう。

 但し、実際に運用してみると不都合多かったようです。
 あまりに長すぎて交通警察から嫌われたこと。Tc1の連結開放は手間のかかるもので(Tcが自走できないので入換が面倒)、結局ずっと連結しっぱなしの使い方になってしまったこと。1970年にTc1は廃車となり、M101も単独運用に改造されてしまいました。
 1970年というと地下鉄できる2年前で市電の輸送量がピークに達してた頃です。連接車や連結車はフル稼働の時代。それでもTc1を廃車したというくらいに使いにくかったのでしょう。

 然し、単独化されたM101は今なお健在であり、Tc1は交通資料館に保存されています。
 なお、路面電車の連結運転について。
 但し、連接車は該当が多いので除外。

 札幌市:M101+Tc1の他、A850・A870といった永久連結車。
 東急玉川線(世田谷線):動力車の重連。片運転台。
 名鉄岐阜:動力車の重連。両運転台(但しモ520は実質制御車)。
 京都市:動力車の重連。両運転台。
 京福(嵐電);動力車の重連※。両運転台。併せて動力車+制御車。
 阪堺:動力車の重連。両運転台。
 阪神国道線;動力車の重連。両運転台。
 土佐電:動力車の重連。両運転台。
 伊予鉄道:ディーゼル機関車に依る客車牽引※。
 広島電鉄:永久連結車(2000形)

 ※は現在も行っている事例

 殆どの場合、通常の動力車に連結器と総括制御を設けて重連にしていました。これなら入換も平易、動力車は各々通常の運用に入ることができます。
 輸送力が常に求められる場合は最初から永久連結車に。これは連接車に発展します。
 
 制御車をペアにする方式は札幌市電以外では京福電鉄(嵐電)のみ。入換が不便な他、制御車は単独では何もできない不便な車になってしまうのが嫌われた原因でしょう。それでも、京福のク201は1996年(!)まで在籍していたのですが。

 閑話休題。
 M101は丸みを帯びつつ、他の標準車(330形など)とはまた違ったスタイルです。お世辞にも美形では無いのですが、愛嬌はあるスタイル。そして1両のみの個性派という意味で注目され続けてる電車でもあります。


 M101単体。
 制作の時代考証は1970年頃を意識しました。Tc1を前提にする以上、現在の姿ではいろいろ不整合が発生しますので。
 なお、世界観的に「はいらーあるのネタ帳」の「札幌市電マグロ絵陳列庫」を参考にさせていただいております。

 レゴ的には丸っこい車体が難しい。
 上下を完全分離として、下半分を6幅+プレート3枚厚で組んでいます。下半分の方を膨らませることで丸みの表現に見立てています。
 車体裾はポチスロで丸みを強調。

 前面は5幅+プレート4枚厚。
 曲面ガラスには平面キャノピ部品を使用。妖しげなキモカワマスコットはご愛嬌で(本当は無地にしたいです(笑))
 やたら目立つジャンパ栓も表現。

 足回りはこの種のボギー車の表現の割切として、2軸アレンジ。ボギー車を本気で表現すると車高が高くなっておかしなことになってしまいますから。でもダミーの台車枠は大事です。1x5のテクニックプレートが良い表情出してくれました。

 上半分は普通の作りです。バス窓はいつもの二段窓の表現に割り切ってしまいました。路面電車の場合、車体に対して相対的に窓が大きく見えるので上窓部分をプレート2枚分にしています。
 
 色は先のA830形同様、サンドグリーン+ダークタンとしました。札幌市電旧塗装の表現はいろいろ悩むところありましょうが、自分的にはこの表現で落ち着いています。昔の色あせたカラー写真っぽい解釈でありましょうか。


 反対側。ジャンパ栓は実車も両側についてた由。
 ただ、連結する側ではTc1に接触してしまいますので、やや省略表現に。


 上下分離したところ。インテリアは準備工事ですが、取り敢えずミニフィグは乗せてます。展示会などだとミニフィグ乗ってる方がウケは良いですからね。

 枠状の下半分がわかりましょう。
 

 更に、下半分からトレインモータを分離したところ。
 貴重品の9Vトレインモータは勿体なくてとても埋込的取り付けはできませんので、平易に脱着できるように心がけました(笑)。

 この作り、他の市電車両に応用できると目論んでおります。「もう丸いのも怖くない!」




 バージョン0.9。屋根上を資料間違えて現在の姿で造ってしまったもの(苦笑)。
 前作、A830との並びです。車体高さはほぼ同じ。

 美形のA830に対する、愛嬌のM101。後者もまた捨てがたい存在であるのでした。

<続>
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 鉄道作品(日本形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月15日

【イベント】横浜市立大学レゴサークル展示参加3日目。模様替え?



前回記事こちら
1日目上
http://legotrain.seesaa.net/article/454650283.html
1日目下
http://legotrain.seesaa.net/article/454670035.html
2日目
http://legotrain.seesaa.net/article/454798208.html
鉄道以外
http://legotrain.seesaa.net/article/454857343.html


 3日目。車両を追加投入です。
 複数日に跨る催しだと、「持ちコマ」は大事なんですね。お客様はたまたま一瞬だけをご覧になっているわけですけど、その際に運営サイドの「やる気」というか「モチベーション」は見せなきゃいけません。
 モチベの上がる模様替えは大事ですよ?

 逆に申せば、1日しか無いのに持ち込み車両が殺到するようなイベントだとこうした余裕は全くありません。自分の持ち込み数を絞ってスリム化する努力が要されます。

 ただ、……その意味で、この催しは「もう少し皆様のご協力」が頂けると有難かった。
 大学祭というのは通常のオフ会よりも参加しにくいのかもしれませんが。然し、お客様は多いのでやりがいはあるんですよ! 公的展示ではありますけど、商業展示ほどの堅さもありません。公的展示とオフ会の中間のような雰囲気……かも知れません。
(まぁ私はそのへんの区別を厳密にするのは好きではありませんが。
どっちも「本気で楽しむ」「本気で楽しまなきゃお客様に失礼」って考えは譲れないところですから)

 ともあれ。この展示は来年も継続できそうな雰囲気ゆえ、読者諸兄の皆様方。ご協力・ご参加を検討くださいませ……。ゆとりある時間・枠の有難味を実感できると思います。
(余談ですが、12月17日のトレインオフは「ゆとりのない」スケジュールです。こればかりは致し方ないですが。同人イベントに於けるコミケとコミティア、或いはコミケとジャンルオンリーの差異かもしれませんね。濃く楽しめるのはコミティアやジャンルオンリーなのですが……)


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 この日の追加車。キハ81。甍の海・パンタの島を征くところは天王寺の如く?

 ボンネットの存在感、半端じゃありません。


 まぁ、居並ぶ車両は無国籍に近いのですが(笑)。


 キハ81が「くろしお」なら、こっちも。南紀直通列車。
 最後尾の緑の客車は南海電鉄サハ4801。


 引っ張るのは無論DF50。南紀の地はこの機関車が切り拓き、そして護ってきたのでした。紀勢本線全線開業は昭和30年代のことでしたが、その祝賀列車もDF50が務めたのです。


 南紀の老女王と、老勇者。
 キハ81は1978年、DF50は1979年に引退。何れも、美しい散り際でありました。


 追加車。80系湘南電車。
 足元を往くのは元湘南電鉄の電車。紛らわしい? 然し実物は鶴見〜横浜間では並走・競争してた由。


 湘南電車と「湘南電鉄」の並走。


 「鶴見の休日」って傑作動画を思い出しつつ。
 青い列車と、緑と橙の電車。如何にもな、国鉄。<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | LEGOイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【雑談】firefox57での、Session Managerヘビーユーザのために

他にこんなやついないと思うけど、念のため、メモしときます。
firefox57での、Session Managerヘビーユーザのために。

 検索ワード「firefox57 重い」

firefox57ではタブ管理アドオン「Session Manager」が旧式アドオンとして使えなくなりました。
代わりに「Tab Session Manager」を使えと言ってくる。

これが凄く駄目です。セッションマネージャでできることが全部できるわけじゃない。余りに少ない設定項目。
(セッションマネージャーのセッションログだって引き継がれませんしインポートボタンがありません!)

それ以前に、タブ復元時全てのタブを「1個づつ」読み込むという信じられない動作をします。数百もタブ開いてる場合、どうしろと? もう完全に「ブラウザクラッシャー」(懐)ですね。

SessionManagerは大量のタブをバックグラウンドで開くので、数百タブ開いても軽いのですよ。なんでこうなった!

仕方ありません、firefox56へのダウングレードを行うしかない。
幸いにもMozillaは旧バージョンも配布していますし、上書きで簡単にインストールできます。各種設定も、タブ情報も、アドオン情報も引き継がれます。

しかし。
56にダウングレードしてこれまで通りセッションマネージャを使って保存セッション(数百タブ)を開こうとすると、重い・固まる。もう以前のような軽快なfirefox56じゃない……。

原因はfirefox57で入れてしまった「タブセッションマネージャー」がコンフリクトしてるからのようです? 故にfirefox56もタブ復元周りが激重になってしまうのでしょうか。

対策。firefox56で、57で付け加えられてしまった「タブセッションマネージャー」を削除します。
これで以前の軽快なfirefox56が取り返すことができたのでした。

旧バージョン使ってて今後が心配? ……知るか!
あと、firefox自体の自動更新はオフにするの忘れないことです(笑)。

firefoxの56は現状で最高・最速のブラウザでしょう。大量のタブ開いててても軽快に動作します。それだけに、多くのアドオンの互換性を切り捨てた57の存在意義に疑問を禁じ得ないのでした。何よりユーザのできること(設定できるオプション)を少なくする、どこぞのリンゴマークの企業のようなやり方も、Mozillaの文化的にはどうなのよ? って思うのですが。
 
posted by 関山 at 23:56| Comment(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月13日

【海外の作品紹介】Isaac Smith様(?)のLNER A4。英国形は、小さめに!【追記あり】

 海外鉄道ファンの常識で、然し一般には知られていないこと。
 英国の鉄道車両は、小柄。

 鉄道創始国であるだけに古い規格が残り、車両限界の拡大ができないまま今に至ってしまってる(ユーロスター走る線だけは別)そうです。故に車体の大きさは日本と大差がありません。というか日本よりも小柄なくらいです。

 さて。レゴビルドでも案外難しいことが有ります。
 スケールを意識して、小柄に造ること。

 無論、大きく造るのも難しいので(関山は苦手です……)、小さければ偉いってわけではありません。でも、引き締まった作品の魅力は肯定されるべきでしょう。
(その最右翼に居るのが、自動車ビルド界隈の「4幅車(#4wlc)」かもしれません。ラージスケールよりも高度な技術の詰め込まれたミニマムな作品たち)
 
 その文脈で、見逃せない作品がさらりと公表されています。



 作者は、Isaac Smith様……でしょうか?

 然し、題材は実にわかりやすく。世界で一番有名な蒸機の一つ。LNER A4!
 世界最速記録を持つ流線型の蒸気機関車。国内外で多くの作品が作られてきました。


 この作品をじっくり眺めてみましょう。どうやら6幅基準で収まっているようです。蒸機は製品のエメラルドナイトがキャブ7幅という規格でしたから大きくなっても良いような風潮は有りましたが この作品はキャブは6幅に。

 そして、カバーの掛かった動輪部分。A4は動輪のカバーを外した姿も一般的でしたが(それはそれで格好良いのですが)、動輪のカバーも再現。上1/3ほどを覆っています。
 この表現のため、車体幅のマックスは6幅+プレート4枚分(左右サイドで2枚づつと解釈して良さそうです。実質8幅でしょ? って言われそうですが、飽く迄最大突出部の話ですからね?

 動輪カバーの代償としてメインロッドは省略です。醜い姿になるくらいなら思い切って割愛してしまうのもまた正義でしょう。それにサイドロッドは有りますし。サイドロッドは3Dプリント?のカスタムパーツのようですね。これもルックス面で有利になっています。

 流線型で覆われた缶胴は実質5幅くらいなのでしょうか?
 上部が2x2系のカブスロで覆われ、サイドにポチスロで幅を増しておりますので、5.5幅くらいですね。で、動輪周りのケージングに綺麗に繋がってます。

 何気なく嬉しいのが従台車。イギリス型も日本型もですが、従台車が外側台枠なのですよ。

 動力系はおとなしく?テンダドライブ。3軸のテンダは英国型なら違和感なし。PF車輪枠の中の赤い車輪が粋な感じ。

 あと、従輪とテンダの1軸目はどうやら「連接車」になってるようですね? 拙作のパシフィックではよくやる手法ですが、走行性能俄然良くなるのです。

 青い車体に、白い手すりも映えます。
 そして、背後の英国らしい情景も。猫いっぱい(笑)。

 惜しむらくは、他の写真が探しても見つからなかったこと。肝心の前面、気になりますよね(笑)。
 
 でも、大事な部分の情報が欠落してるからこそ、この作品はイマジネーションと創作意欲を与えてくれます。スケール遵守の英国型蒸機、造ってみたくなるのです。
 
=====================================


【追記(2018年6月24日)】
 この作品の、前側の写真も得られたので追記です。




 マークI客車曳いて。
 

 A1/A3との並びです。
 デブじゃないA1/A3も良いものですよね。


 肝心のA4ですが、ステッカーなど頼らずに塗り分けを再現しています。
 前端部の微妙な絞り込みと傾斜の両立が素晴らしい!です。小柄な英国機らしいスマートさのA4、魅力的なのでした。
 


posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 海外作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月12日

【イベント】横浜市立大学レゴサークル展示参加 鉄道以外(主にyou★霊様の東方)

 1週間前(11/3-5)の浜大祭でのレゴサークル展示、鉄道以外の展示です。
 大学祭への外部参加協力……は妙な敷居の高さがあると思われているようですけど、横浜市立大レゴサークルは「歓迎」姿勢だそうです。今回はYou★霊様だけになってしましましたが、もっと多くの方が参加されればなぁ……と思うのでした。
(そんなわけで、下記特記ないものは全て「You★霊様」の作品です)
 
 また、you★霊様は既に何度か触れておりますが、作品の幅の広さも特徴です。こうした展示だと、それに大きく助けられたのでした。

 それから、肝心のサークル員さんの作品も。これも昨年よりは増えてる感じ。
 いちばん大事なのは、やはりサークル員の作品でしょう。
(現状、好き勝手させて貰ってる感じですが)

前回記事こちら
1日目上
http://legotrain.seesaa.net/article/454650283.html
1日目下
http://legotrain.seesaa.net/article/454670035.html
2日目
http://legotrain.seesaa.net/article/454798208.html



 お得意のモザイク作品。意外と追随者の居ないオンリーワンジャンル。「ラピュタの親方」なんでラピュタでもこのキャラなのか、尋ねるの忘れてました。でも、ひと目でそれと分かる。表情がいい味です。


 東方! 新作のブリックヘッズ版。
 霊夢の袴裾のレース表現に注目です。魔理沙のエプロンも可愛い。


 ブリックヘッズの可能性を示してくれるようなモデル。
 東方はキャラが記号化されているので、シンプルなフィギュアとも相性は良さそうです。


 ミクセルジョイントのロボ。これで正立しちゃいます。
 あの間接に依るロボビルドの変貌を感じさせます。


 「触っても良い」コーナーに置かれた、クリエイターの車の改造モデルと、その色変え。屋根の開閉できるクーペカブリオレは「触って楽しい」作品です。製品ベース故にそこそこ強度もあり、そういう用途にピッタリ。




 東方の可動フィギュア。顔部分をカーブスロープ化した小改修モデル。霊夢と魔理沙と射命丸。

 リアル等身フィギュアも有りですね。造形の文脈はロボなのですが、ロボではなくキャラクターに見えるさじ加減です。顔の省略もこの文脈ならまた正義でありましょう。


 この翠華は初めて見るような?<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | LEGOイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】鱒寿司様の「駅」は製品的なシンプル機能美!/東京情報大学 翔風祭の模型同好会展示より(10/21-22)

 鱒寿司様が「駅」を造ってこられました。
 また、10月21-22日におこなわれてた東京情報大学 翔風祭の模型同好会展示より、鱒寿司様の展示画像をいただきました。


 3面3線。屋根のある両面ホームと、片面ホームの組み合わせ。
 ホームは200ポッチ以上もあり、6両編成対応とのことです。

 個人宅内でのテストだと、殊の外長く見えますね。
 でも、湘南電車にクモユニくっ付けると(個人的趣味の一例です)、この長さが必要になってしまうのでした(笑)。
 

 構内。信号機や跨線橋の効果は見逃せません。
 ホーム幅は6ポッチでやや狭めですが、そのかわりに配線・置き場所は選びません。入線車両も最大突出部10ポッチ対応です。

 屋根は大きめであり、ボリューム感を補っています。
 ホーム屋根の角度の付け方は参考になります。隙間は上にプレート張って処理。なるほど! 色違いも良いアクセントに。

 凝った作品というよりは、製品的なシンプルさを狙っています。
 でも、それもまた大事なこと! 凝ったものを作ろうとするばかりに腰が重くなるよりは(何時までも手が付かないよりは)、インフラは「形にする」ことが大事ですから。またプラットフォームなどは実物だって殆どの場合は「実用本位・機能本位」です。これってレゴのシンプルさと相性は良いのですよね。


 上から。
 画面下から1-3番線とすると。1番線は支線や区間列車用。
 2-3番線が本線のイメージでしょうね。

 ホライゾンの6両が余裕で収まる長さなのです。


 三角アングル柱の控えめな装飾性が心地よい。
 跨線橋や信号機の存在感の大きさも分かるってものです。


 駅舎は小規模なもの。
 元来の大きな駅舎があって、その補助的なものと考えればよいでしょうか。
 



 跨線橋周り。
 跨線橋にも屋根をつけると日本的な雰囲気になりましょうが、ちょっと工事は大変かもしれません。それでも、跨線橋の照明が良い雰囲気です。


 鱒寿司様の、8620と合わせて。
 汽車時代のプラットフォームは日本でもやや低めでしたね。

 ホーム屋根、絵になる存在です。


 「ホライゾンエクスプレス」……TGVと。
 

 模型同好会での展示の<<続きを読む>>
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2017年11月09日

【イベント】横浜市立大学レゴサークル展示参加2日目 時間的余裕♪が生むものってあると思います。

前回記事こちら
1日目上
http://legotrain.seesaa.net/article/454650283.html
1日目下
http://legotrain.seesaa.net/article/454670035.html

 横浜市大さんのいいところは、自宅からそれほど遠くはないこと。
神奈川県内でも浦賀から横浜に行く「途中」ですから。故に3日連続の出動でも負荷にはならなかったのでした。アウェイというよりは「ホーム」感。いや遠征も大好きですけどw

 また、そこそこギャラリーも多いのも嬉しい。これって展示のモチベーションとして大事ですからね。

 そして、3日間開催という時間的余裕♪ 忙しないと出来ないことも多いですから。

 ……イマイチなところ。
 金沢八景の駅前にみんな大好きな日式伊餐庁サイゼリヤが存在しないことw(隣の金沢文庫にありますが、歩いて2km弱)。せめて、サイゼ無くても他にファミレス系あるとアフターイベントが楽しめるんですが。
(欠点、ほんとそれ位です)


 二日目(11月4日 土曜日)レポート入ります。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 二日目から登場。なし様のEF64。この日の午前中に走行機会あったようですが、残念ながら電池切れ。


 ただ、静止状態でも存在感は絶大でした。
 課題は、これに似合う貨車でしょうか? JRF機ゆえ、現代的な題材が求められましょう。とはいえ、bikkubo氏のタキ1000が意外とスケール合うかもしれませんね。


 電機でも、6幅の意地です。拙作のE851。


 1日目ではお休みだったレッドアローも今日は登板。
 右手に車庫線増設。建屋は なし様のご用意です。


 全景。


 西武色強めの時間です。先の磯子では持っていったものの、西武関連は出番がありませんでしたから。

 90度でこそ無いですけど、西武の狭山所沢エリアの路線図が複雑になってるとこ、米軍基地への引込線に平面交差があったような気がします……。


 高架下のカーブをぬけてく。


 駅構内の印象。留置線x2。本線。副本線x2という規模は使いやすく。

 「駅本屋」はエンドレスの内側配置ですが、これも様になるもの。今後は頭端式とかのバリエーションも考えられましょうか。


 C52とレッドアローの立体並走。時代考証は揃っちゃいませんが気にしないお約束です。C52も札幌・八王子・所沢と既に転戦<<続きを読む>>
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2017年11月08日

【作品紹介】yamatai様の旧型客車完成。スハネ16・スハフ42・マニ37形。続々と……。


 先日のオハ46形に引き続き、yamatai様の「実制作版」旧型客車シリーズが落成しています。普通車x2 B寝台x1 荷物車x1の4両ですから、1970-80年代の急行列車として成立するラインナップ。

 因みに。国鉄旧型客車(35系や43系)の青塗装は1961年ころから更新修繕済の車に塗られだしたものです。とはいえそのへんは全く徹底しておらず、更新修繕済でも茶色のままの車も多く、その逆も多かったのでした。ただ、10系軽量客車は全車青に揃ってますし、43系でも急行に使われるものは青率が高めでした。然し、普通列車になると混色が当たり前であり、それは国鉄の最後……旧客終焉まで続いたのでした。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆




 スハネ16形。軽量構造の寝台車ですが、旧型車の台枠再利用のためやや重い。1961年の登場当時はオハネ17形で、1960年代末に冷房搭載してスハネ16形に。

 いきなり余談ですが、日本国有鉄道では1970年頃に全ての寝台車(数百両に及びます!)を冷房付きにしており、これはアメリカ合衆国に次ぐ偉業でありました。欧州では未だクラシックなワゴンリが非空調で使われてた時代ですからね。更に脱線すると北京〜モスクワの3/4列車(中国国鉄)は2017年現在も非空調だったりしますが(苦笑)。

 閑話休題。
 すっきりした10系客車はレゴで作りやすそうで作りにくい。古くはトレイン窓を使うのが定番でしたけども、近年の窓サイズ・窓形状へのコダワリの流れでは些か無理もあります。
 この作品は横組窓に、上下に1プレート分の継ぎ足しを行っての表現です。
 寝台ピッチは3.5ポッチ分!という変態設計。3だと狭すぎ、4だと広すぎとのことですが……。窓上下のバランスはギリギリではありますが、違和感なく収まっておりましょう。

 屋根はカーブブロック仕様。リアルな丸みの表現に繋がっています。
 床下は大型の水タンクが寝台車らしいですね。


 10系の寝台車は通路側と寝台側で側窓形状が全く異なるのが特徴でした。こちらは寝台側です。センターピラーのある側窓は10系寝台の特徴でしたね。

 なお寝台側は上昇式、通路側は下降式です。通路側のほうが窓の位置も少し高いのですが、レゴでの再現は流石に苦しい(笑)。

 作品では苦心しながらの窓ピッチ再現です。でも、その甲斐はある出来でありましょう。
 ドアデッキ周りもまた旧型客車らしいです。凹んだドアの存在感。


 見るからに難度高そうな側面です。
 台車は種車や、或いは他から捻出したTR43でした。枕バネに注視した表現であるのがわかりましょう。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 スハフ42形。
 戦後の標準型客車スハ43系の緩急車。60系鋼体化客車に次いで車掌室を車端部に出したスタイルが特徴でした。無論、シンプルな切妻形状です。


 スハフ43の車端部。テールライトはバー埋め込み。点灯対応は今後の課題でしょうか?片方のみの端面窓が印象的ですね。


 反対サイド。こちらが最後尾になることも多く、テールライト備わります。

 作品の概ねは先のオハ46に準じます。ただ、パーツの割付変更で屋根の取り外し(幕板部からの)に対応。将来のインテリア装備に備えます。

 濃青のシルヘッダと雨樋表現はやはり「正解」ですね。ドアステップ周りの凝った作りも、全体を引き締めます。

 この種の車両に関しては、屋根は45度スロープ以外の解答が現状で、無い。
 コストとかの問題ではなくて、ほんとにそれ以外の表現がないんですよね(笑)。


 おさらいの意味で、オハ46


 オハ46とスハフ42。ドアが変更されています。オハ46(左)が原型。右のスハフ42が更新後の平ドアに。どちらがお好み?

◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 マニ37形荷物車は1968年に、ロールパレット用の荷物車として余剰の優等車等から改造されたもの。旧型の荷物車で青塗装のものはマニ37形のみ(マニ36にも青塗装が少数あったとは言われていますが)。パレット積みと行っても側面総開きではありませんから運用が限られた由。主には、都市から地方への新聞輸送用でした。
 そのために一般の荷物輸送が急行荷物列車に集約されたあとでも、客車列車(夜行急行)への併結は多く見られたようです。

 マニ37は種車の違いで幾つかの形状がありますが、これは一番大人しい印象だったスロ51改造車でしょうか? 


 荷物車の特徴を余すことなく再現しています。大きく凹んだ荷物ドア。そこもまた横組で窓表現の凝り方。窓の保護棒はガラス細分化での表現です。

 前後で非対称のスタイルも、何処か改造車という雰囲気。


 荷物車の解結風景。
 客車列車に併結された荷物車・郵便車は別運用のことが多く、主要駅で解結作業が行われることも多かったのでした。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 拙作のEF58(原型大窓庇付)を合わせて。
 紀勢本線の寝台車付き夜行普通列車「はやたま」が思わされるところでありますが、客車の格的にはどこかの「急行」かも知れません?


 「はやたま」というか「南紀」。或いは名無しの普通列車だった時代。紀勢本線の電化完成前はDF50が曳いてた筈。


 この組み合わせも絵になるものです。あの伝説の蒸機牽引急行「日南3号」(1973)も所定はDF50であったのですし。DF50の配置区なら何処でもあった組み合わせ……。え、DD51の方が潰し効くって? 個人的にはDD51よりDF50とDD54の方が好きなんです!

 
 yamatai様のこの国鉄旧型客車(たぶん1970年代なかば〜80年代設定?)。今後も増備が期待されるシリーズ。
 A寝台(オロネ10)やグリーン車(スロ62やスロ54)を入れてより急行列車として格を上げるも良し。もう少し考証古くして食堂車オシ17やオシ16。普通列車色を強めるなら茶色比率を上げてみるのも……? 12系や14系もあわせ技に使えるのもまた美味しいのですよね。
 楽しみ、無限大なのでした。
 
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2017年11月07日

【作品紹介】エース君のC57 1。エンジンドライブの特定番号機。

 エース君の量産体制と、それにともなう作品の品質向上は目を見張るばかりです。
(数を造ることに依る「経験値取得」が進んでるともうしますか)
 蒸機作品はこと、顕著な気がします。
 ちなみに、1年前の作品です。C62。
http://legotrain.seesaa.net/article/444094544.html
 これもかなりクオリティ上がってきたと思った作品でありましたが。
 しかし、1年……。




 今作はC57です。動態保存機もありますからお馴染みの形式ですし、そもそも「旅客のC57・貨物のD51」は国鉄蒸機の完成形でもありました。
 些か線が細すぎって評もありますが、整ったスタイルではありましょう。

 ベースは隼氏の作品(C57 180号機)だそうですが、近年の「高ディテール」蒸機作品の流れでもあります。
 
 隼氏作品との大きな違いは給水暖め機をΦ2の円筒で表現していることでしょう(隼氏はΦ1)。国鉄蒸機の給水暖め機はかなり目立つので、7幅であるならこのバランスはベスト? そのまま筒型につけると目立ちすぎるので、埋め込んでいるのも巧いのです。
 あと手すりの追加も印象的です。

 あと隼氏作品ではBBB-XLでしたが、こちらは純正の蒸機大動輪です。純正でも旅客用蒸機らしさは十分に出せるものですね。
(コスト面では、純正が近年入手為難いので、安定供給なBBB-XLの方が割安な可能性もありますけども)

 上手くエース君ご自身の作品にされているんじゃないでしょうか。
 パーツのご都合か、或いは解釈の差異か、ディテールには引き算の要素もありますけどそれはそれで好ましいバランスに繋がっています。



 そして、エース君の作品は特定番号機……1号機モデルでもあります。
 少し前の「やまぐち号」! 鷹取式(長野式とも)の集煙装置も様になっているじゃありませんか。
 復活蒸機=「やまぐち号」の世代には懐かしい姿。出来の良い12系客車が欲しくなるところですね。


 やや角度変えて。
 7幅に対して4幅相当の缶胴というのはC57らしい、線の細さの表現に合ってる!


 真正面より。車体幅と缶胴と給水暖め機のバランスが実に「らしい」。
 デフレクタと缶胴の間の間隙も、今は当たり前になりつつありますね……。

 集煙装置はC57 1に関しては車両限界いっぱいまでの高い位置についておりました。この画像ではその再現もまた分かります。


 前作のC62との並び。
 ぶっとくマッチョなC62と、線の細い美形?なC57の取り合わせは魅力です。

 ナンバーの位置も其々こだわりがあるのが印象的。


 動力系です。他作品同様、自作動力のエンジンドライブ。
 車軸配置は通常に2C1であり、特に特殊な事はしていません。

 炭水車のATS車上子が芸コマです。
 保安装置も重要なディテールですし、時代考証を正確にします。
(無論、その辺を曖昧にするモデリングもありますが)

◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 記事を記していたら追加で届いた写真です。
 ランボード高さを1プレート上げて、スカートと連結器にゆとりを与えたそうです。
 元画像では走行性能にやや悪影響ありそうでしたので、必然のある改良でしょう。そして高めのランボード故に動輪も少しばかり大きく見えます。


 同じく。集煙装置付。


 側面より。従輪の位置が後ろすぎるのはやや気になりますが……。
 動力配置上、これは已むを得ず?


 写真アップ。PF-Mモータの配置がかなり後ろ寄りなのですね。
 モータを機体前方に移動すると、従台車周りのディテールも作れるかもしれない……と思いました。


 動態保存機設定ですので、補助重油タンクもあります。
 

 ともあれ、今後の活躍が楽しみなモデルです。

 国鉄蒸機でC51以降も、C51・C52(8200)・C55・C56・C57・C58・C59・C62と揃ってきました。残るはC53・C54・C60・C61……?
 マイナーどころと、超絶メジャープレイヤーが残っている感じですね。C53は自分も狙ってますので(笑)、誰かに先越されないうちに手がけなくては。その前にC55の改良も必要かしらん。近年のレベルアップに合わせたくもなるのですよ。
 
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【作品紹介】アイン様の103系。美は混沌にあり? のレインボーカラー

 アイン様の103系電車が改良されてきました。
 低運転台車の表現で、前面窓の傾斜が再現されているのは初めてのもの。


 前面窓の傾斜はタイルの内側で前面窓支持することで成立しているようですね。で、窓そのものは車内で固定支持している?
 ガラスパーツが斜めになることで上下方向に膨らんでしまいそうですが、そこは角度をミニマムにすることで対処しているようです。

 造形は近年のパーツ群、1x1の側面ポッチブロックや、1x2カーブスロープの使いこなしで締まる。ポチスロが潤沢に使えるようになったのもトレインビルドを変えています。
 (現状で)最も整った、103系の作例の一つでありましょう。


 戸袋窓の表現。省略は可能ではありますが、グリルタイル使った簡易表現に追随例(元祖は拙作の101系)が出てきたのは嬉しい限りです。側面が引き締まります。

 3ドアへのアレンジは25ポッチ全長なら必然でしょう。違和感ありません。
 あとクモハ103だと、床下の抵抗器も目立つんですよね。この表現はあり。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 アイン様の103系、このあとで編成で完成しています。

 先方の記事「レゴ 103系完成!!」
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40506906.html

 さて。103系は101系に次ぐ、ラインカラーを導入したカラー国電。そして、国鉄時代にはしばし転配属によって混色編成になっていました。

 中央・総武緩行線だと、黄色なのにオレンジや黄緑混じったり。
 横浜線では黄緑所定なのに、何時も水色の電車が混じってる。

 この種はすぐに塗り替えられるので短期で消滅するはずなのですが、横浜線は色が揃ったタイミングでまた別の車両が転属してくるので、何時までたっても混色が解消しないままだったり(笑)。

 さて、国鉄末期になると更にこの種のカオスは拡大。
 3-4色混じりは実在したと言われてます。流石に5色混じりはイベントのために意図的に揃えたものだけですけども。
(その後ステンレス車が当たり前になり、転属も帯シール張替えで済むようになってしまい、この種の混色も昔語りに)
 

 ばばーん。レインボーカラー。
 違和感というよりは、「あ、こんなのあった!」って雰囲気なのですね。


 オレンジ色のモハ103。戸袋窓あり。
 車体高が不足とか先方には記されておりましたが、屋根と車体の間に黒か濃灰を1プレート分入れて見ると、雨樋っぽい表現になるかも?


 サハ103? 水色。
 戸袋窓を埋めた103系は関西だと主流でしたね。これはこれで有りですが。
 103系作品で水色は今まで無かったので、なかなか新鮮です。


 モハ102? 黄色。戸袋窓あり。
 個人的な好みでは、戸袋窓ありの方に1票です。
 戸袋窓は無理してシースルーにする必要も無さそう? グリルタイルの下をブラックアウトする手もあるでしょうか。


 改めて編成で。カラフルさが魅力になっています。
 
 これでも整って見えるのは、国電の規格化ゆえなのでしょう。
 余談ですが、車体形状がバラバラなのに色が整ってる編成というのも楽しいんですよね。103系でもJR西日本の現存車は色こそ揃いながら、車体の更新度合いがぜんぜん違う車の混成で、これはこれでモデル化欲を刺激したりしますから。


 常設レイアウトにて。都会的情景にベストマッチであるのは言うまでもありません。

 並走する車両も無限のバリエーションが得られることでしょう。
(ところで、常磐線のエメラルドグリーンは通常のレゴ緑でイケると思うのですが如何でしょうか?)
 
 
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2017年11月06日

【作品紹介】やまこ様のJR西日本 221系。7幅の本格派? 完璧な3色帯表現

 JR西日本の221系電車は1989年、東海道・山陽本線新快速や奈良線快速用に登場した電車。デビウから30年近く経っていますが、今なお流麗なデザインは色褪せること無く。やや「バブルカー」な過剰仕様も今見ると微笑ましい。

 やや老朽化が心配されておりましたが、近年は更新修繕で綺麗な姿を戻しつつあります(座席数の削減など、実態に合わせた改造も)。「新快速」からは既に撤退していますが、転用先も山陰本線京都口や奈良線など。未だに「都落ち」には至っていません。

 未だ113系や117系も残っている状況下ですから、当面は安泰では無いでしょうか。

 レゴでは関山作、エース君作、超豆茸様作があります。
 ただ、拙作を前提に申せば、ベージュ濃淡に青という三色の側帯が難しいのですよ。


http://legotrain.seesaa.net/article/419534905.html
 結局、濃いベージュは省略してしまってます。
 2015年なりのベストを尽くした感じではありましたが。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 先日(11/3-5)の阪大レゴ部が学祭「まちかね祭」に出展した、やまこ様の作品です。。現状はショーティのディスプレイモデルですが、ポテンシャルの高い作品です。


 7幅で、車体高もそれに合わせて取られています。ここは造形上有利な部分ではありますが。然し、そのスケールでも三色帯は難しい。青の帯、ピンストライプと言ってよいほどに細いんですね。

 なんとポチスロの組み合わせで、ピンストライプを表現してきました。
 車体に対する、帯の色比率がベストなものに!



 前面はキャノピー系部品を使わない造形です。ガラスの細分化は好みが割れるかもしれませんがベストな形状を狙う上では意識されるべき表現でしょう。
 ガラス色をトランスブラックにして、かつ非常口のフレームも意識して黒で表現するとガラスの細分化は気にならなくなる可能性が高いでしょうか。

 それよりも、窓の下のカーブスロープ使った滑らかなラインが第一印象として飛び込んできます。ここが凄く、221系らしい。

 前面下部の逆テーパ部分も省略されていません。ここの角度、大事なのですね……。但し後退角は省略されています。水平方向か垂直方向か、二択が迫られる部分かも。


 側面。丸みの強い車体断面はカーブスロープで構成されています。側窓のすぐ上からカーブが始まるので流麗さが強調されていましょう。
 側窓は、横組み3幅分。奇数幅の横組は整合性が取れないので(3幅だと、7.5プレート分)避けてしまうものですが、この題材・このスケールにはしっくりきています。
 上下方向の窓の大きさから来る開放感は221系の重要な特徴です。
 
 現状でショートボディですが、将来的にはフルスケールモデルも想定されているとか? 窓とドアを一組づつ挿入すると、小気味よいフルスケールになりますね。

 車体裾も、ポチスロで絞込表現があります。


 屋根表現は複雑なベクトルの混ざったものです。平面感はこの題材に合っていましょう。


 連結面より。新パーツ使ったホロ表現がユニーク。
 これまでのトレイン制作の文脈とは、ひと味違う表現や解釈が持ち込まれた、斬新な作品でもあります。

 ここから、盗めるもの・学べるものは沢山ありますしょう。
 新しい表現は、常に意識されるべきと痛感させられたのでした。
 
 そして、フルスケール化、編成化をお待ちしております。
 
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2017年11月05日

【イベント】横浜市立大学レゴサークル展示参加1日目(下) アプトと、ナベトロっ!

 こちらの続きです。
http://legotrain.seesaa.net/article/454650283.html


 クロスするとこ、如何にもな「昔の大師線」なのです。


 ED42に牽かれる(推される?)特急「白鳥」。1961-1963年の二年間だけ見られた光景。EF63+489系……の前史です。


 山に行くか、海に行くか?
 1963年廃止の碓氷峠アプト式と、1963年開業の伊豆急という対比です。

 先日纏めて買ってきた、1963年ころの「鉄道ピクトリアル」な世界観♪


 色彩豊かなシーン。伊豆急100系の色って、或る意味「出落ち」ですよね。

 なお此処に伊豆急100系を持ってきたのは、横浜市立大学のご近所に「東急車輛製造」さん(現:総合車両製作所)があり、伊豆急100の生まれたところであるため。浜大前の京急逗子線デュアルゲージ区間、伊豆急電車は回送された筈!


 低速流しが決まると、気持ち良い。




 低速流しの本命はED42の方なのです。速度が出ないので、ロッドの動きを強調しようとするとシャッタースピード相当に遅くする必要ありまして。


 この一枚が好き。動輪のスポークが<<続きを読む>>
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2017年11月04日

【イベント】横浜市立大学レゴサークル展示参加1日目(上) 京急の新旧と、紀勢本線夜行普通列車?

 11月5日まで行ってる、横浜市立大学学祭「浜大祭」のレゴサークル展示に参加しております。レポート1日目前半です。


 横浜市立大学キャンパス(レゴサークル作品)をバックに。京急230形がゆく。




 新旧京急。上の古いのはクハ140を先頭に。京浜電鉄+湘南電鉄+湘南電鉄 な編成。






 お馴染み? 2100形。これも造って1年ですけど、随分活躍させた感。
 仲間が(1000とか青いのとか黄色いのとか)なかなか増やせない……。

 ただ、一番好評ではあります。現役の地元題材、一番強い。




 ED46の曳く、yamatai様制作の旧型客車。マニ37とスハネ16、オハ46。
 

 真横からの流しだと、230形の大窓が映える。派手な色の電車はアピール力高し!


 yamatai様のスハフ42をバックに。いい雰囲気!


 新旧京急ですが、<<続きを読む>>
posted by 関山 at 11:26| Comment(0) | LEGOイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月03日

【鉄道作品日本形】京浜急行 クハ140形(京浜電鉄51形)。クラシカルなインタアーバン。

 先の京急デハ230形の増結用車両です。
http://legotrain.seesaa.net/article/454588067.html

 京浜急行クハ140形は、1923年製の京浜電気鉄道51形電車を戦後1947年に電動車から制御車に改造したもの。京浜急行では珍しい「クハ」。

 元が大正生まれの電車。
 前面は5枚窓で小さな窓であるのは兎も角、ひたすら路面電車的形状を濃厚に湛えておりました。


 この復元保存車の写真がまた分かりやすいですね。ポールに救助網。深く下がったドアステップ。まだまだ「軌道」であり、路上走行区間も少なくなかった京浜間をときにソロソロと、ときにかっ飛ばしてた電車です。

 然し、「路面電車」にしては大柄な車体であることも分かります。
 路面電車と高速電気鉄道の合いの子であり、そして本場アメリカのインタアーバン(都市間高速鉄道)の趣を漂わせる車でありました。何より、電装品や台車もアメリカ製だったのです。

 さて。
 クハ140形になってからは専らデハ230形と組むことが多かったようです。1950年代には赤と黄色のツートンカラーに揃い、230-140-230のような編成が定番に。残っている写真では大師線など支線の運用が多かったようですけど、1950年代だと、堂々・本線の優等列車運用にも入ってたようで。
 あと、稀に2連もあり、この場合は5枚窓の前面を表にしておりました。

 1963-64年ころ、廃車。
 然し1964年の短期間、京急の標準色である赤に白帯を纏ってた車もあったとか。その場合はお相手は230形の更新済車でした。
 1両が原型に復元。久里浜工場に保存されています(上記写真)。



 造ってて、実に楽しい電車でした!

 いやデハ230も造ってて楽しかったのですが、こっちは別の愉しさがある。赤と黄色の派手な姿もより一層、1920年代のアメリカン・インタアーバンに近づいた感があるじゃないですか! 

 前面5枚窓は半ポッチずらしで構成。見た目の割に内部は頑丈なんですよ?
(名鉄510とか、阪神801辺りに応用できそうですよね?)
 方向幕(のあった箇所)を上げたオデコ出したような屋根形状はあっさりまとめ。車体裾はアンチクライマーもポイントです。

 台車はちょっとブリル台車っぽい造形にしてみました。オーバーハング部分の外枠をシンプルに表現、これだけで「らしく」みえませんかえ?


 側窓は上半分をヘッドライトの内側使った処理。色々迷いましたがこれで正解だったみたいです。窓の小さな印象のする車ですから。

 台枠は木造車の面影残す、裾の上がった仕様。そこに大きく下がった路面電車の名残であるステップ迄下がるので実に不思議な形状。ただまぁクハ140の時代にはステップは既に痕跡でしか無く。この辺も含めて、年代以上にクラシックに見える電車なのかも。

 あと、昔のトレーラです。屋根上にも床下にもなんにもついてない潔さ!
(実際には制御器と、空制関連はあったはずですが)


 230形と組んだ3連。
 デハ230形ももう1両追加製作しています。


 クハ140を先頭に。
 大きな窓で、1929年製にしてはモダンの極みだったデハ230形。
 小さな側窓に5枚窓の前面、1923年にしてはクラシックだったクハ140形。

 湘南電鉄由来の230。京浜電鉄由来の140。
 
 あらゆるところが対照的なペアでしたが、不思議と似合ってた編成でした。
 それにしても、窓の大きさが全然違いますよね。実物もこんなバランスだったのですよ(笑)。


 デハ230形の3両編成。高架を駆け抜けてく。
 湘南電鉄(横浜〜浦賀)は開業当時から高架やトンネルも多い近代的区間でありました。その、おそらくは1929年の創業時代からの鉄骨架線柱がまた似合うのです。

 そして。この道は、今も多くの電車が行き交い、多くの人を運び続けています。
 「インターアーバン」は本場アメリカではほぼ消滅してしまいましたし、欧州やアジアでは類例のないもの。しかし、極東の島国では未だに健在!なのでした。
 
posted by 関山 at 09:08| Comment(0) | 鉄道作品(日本形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月02日

【イベント】浜大祭レゴサークル展示への協力。準備完了!(11月3日-5日)

 先ず、イベント情報です。 
横浜市立大学 学祭「浜大祭 2017」
https://www.hamadaisai67.com/
 11月3-5日 金沢八景キャンパス
 京浜急行 金沢八景駅、最寄り 徒歩すぐ!

 レゴサークルの展示は 本校舎 104教室。
 展示は会期中の10-18時となります。

 ※関山は金曜日は10-16時ころ。
 土日は13-18時頃居る予定です。


 設営中の1カット。こんな教室です(木製の窓枠が素敵!)。




 基本プランは先日の「磯子フェス」と同じなのですが、今度は全周視界となりました。単独配置となれば、また違った景観も楽しめるはずです。
 磯子フェスは時間的に物足りなさもありましたが、今回は3日間たっぷりです。

 全線9V。3線同時運行対応です。
 高架の設営はyamatai氏が手慣れており、比較的短時間で終わったのも注目?

 フェルトはレゴサークルさんが用意してくださったもの、大変に効果的です。


 駅は留置線含め5線構成。
 磯子では手が届かないところもあって難儀しましたが、今回はその心配もなく。


 浜大レゴサークルの白眉。校舎の再現モデルです。
 センターに置かせていただきました。白い近代ビルは良い風情。そして「赤い電車」が似合うのは言うまでもありません。
(事実、京急の線路沿いです)


 赤い電車は、高架の上も。
 新作の京急デハ230形+クハ140形は3連になりました。昔の京急です。


 浜大キャンパスとレッドアロー。


 駅構内。

 
 皆様のお越し、お待ちしております。
 また、輸送や備品でご協力くださった、横浜市立大学レゴサークルの方々に感謝申し上げます。
 
posted by 関山 at 22:43| Comment(0) | LEGOイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月01日

【鉄道作品日本型】京浜急行デハ230形。大きな窓のモダン電車。

 京急 デハ230形は元の名を湘南電鉄デ1形。1929年から製造されたもの。
 文字通り、湘南電鉄(京急本線の横浜から浦賀の間)の最初の電車でありましたが、当時最先端の軽量化構造を導入。そして、窓の大きなモダンなスタイル。横浜から横須賀に向かう電車はたちまち「モデン」と持て囃された由。


<写真は保存車。デビウ当時の姿に復元されたもの>

 1932年には湘南電鉄と京浜電鉄(品川〜横浜)の相互乗り入れでこの電車も品川まで入るようになり、現在の運行系統になります。
 その間に、増備車仕様変更車も含めて57両が揃いました。

 紆余曲折あり、京浜急行のデハ230形(等)にまとまります。
 1950年代には赤と黄色の派手なツートンカラーになり。
 1963-64年に大更新。赤に白帯の京急カラーに。70年代には流石に支線用各停用と二線級に落ちるかと思いきや、稀に臨時特急で本線ぶっ飛ばすこともあったとか。
 1978年には京急線から退役。大活躍の末の大往生を遂げるかと思いきや。

 1/3ほどが高松琴平電鉄に譲渡。それも、2000年ころまで現役で生き延びる。同時代……昭和初期の関西私鉄の弩級電車たちが何れも1970-74年ころまでに引退してしまったことを思えば、奇跡的に長生きした電車でありましょう。

 軽量構造は得てして車両の寿命には悪影響を及ぼしますが、そのうえ大きな窓も強度上は不利であるはずなのに、京急デハ230に関しては例外であったようです。
 その意味でも「名車」。良い設計・工作であったのでしょう。

 幸いにも、京急自らの手で2両(1両は買い戻し)と、鉄道模型メーカー関水金属に1両が保存されています。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 レゴでは、2006年に最初の制作を行っています。

http://legotrain.seesaa.net/article/234227422.html
 1両のみ。もう11年も前。
 当時ブリックリンクで昔の部品が無制限に購入できる嬉しさのあまりに、1950-70年代のドア部品を上下逆転させて大きな窓の表現に使う……という作例です。
 独特の古色蒼然とした雰囲気は出ました。
 1両のみなので、他形式の増結車になってました。

 ただ窓部のみ上下逆転の強度面の不利は否めません。悪くはなかった……という感じでしょうか。編成化であったり、「赤黄ツートン」も考えていたものの、なかなか手がつけられないまま、いつの間にか解体してしまいました、
(特に三面折妻の前面、未だ組み方の解法が固まってませんでした。クリップ内部どめなので強度が特にヤバかったのです)

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 その後住まいが井土ヶ谷そして浦賀と京急沿線に転じ、何度もリメイク・再制作を考えつつ、なかなか手がつかず。


、でも、思い切って試作してみました。翌週に金沢八景は横浜市大の展示を控えた10月30日の日曜日に。時代考証は1950年代-60年代の赤黄ツートン。

 側面は半ばスタンダード化した横組+上窓は順組の方式で。但し大きな窓の分高さを1プレート増す。
 シルヘッダーは上下とも色差表現で濃赤表現。

 やや違和感。しかし……。

 実はこれ以外にも、窓部分を3段分横組にしたテストも行ってます。大窓感が抜群になるかと思いきや、構造・外見ともに満足とは程遠く。記録写真撮る以前でした。
(昔のドア部品上下逆転への未練も実は断ち切れませんが、他作品との整合性を考えると今は使いにくい手です)

 やはり、この試作品をベースに考えねばなりません。


 違和感の正体が分かりませんでしたが、一晩寝かしたら窓上のシル表現が「重い」んじゃないかと辿り至る。

 窓上のシル表現をやめて(窓上は全て普通の赤にして)、1両を完成させてしまいました。
 妙な重さとか、妙なバタ臭さが取れ「これで、何とか」納得のいく造形に?
 
 逆に申せば試作品からはあまり変えていません。窓サイズや窓割はもう定番化しておりますから。16mの車体を27ポッチに解釈しています。


 前面は3面折妻。ヒンジ使わず内部の固定をしている由。2016年暮のの伊豆急100系からの定番手法です。
 新規性は、センタの2本の窓ピラー。クリップ部品を使ってピラーの上下高さを確保していますが、殊の外効果的でした。というかこれがないと前面 締まりません。

 それから、中央の窓の固定も苦心させられた部分。試作では「左右からゆるバメ」という不安な方法ですませましたが、そのあと何とか固着方法を編み出す。

 車体裾、アンチクライマーの色・幅も多少の試行錯誤。でも今は赤の1x2レールプレートが入手しやすいいい時代?です。


 薄いというか浅い屋根はデハ230の特徴でしたので、カーブスロープで表現。
 ベンチレータの類はないのですが、歩み板が目立つので再現と。


 反対サイドより。このサイドには乗務員扉なし。両運転台なので、乗務員扉は点対称についています。


 Friendsのプリントタイルは「ハイキング特急 三浦」号的な雰囲気なので(笑)使ってみました。似合うかしら?

 運行番号表示は旧作品からの継承ですが、1960年代までの京急では目立ってた表示でした。

 尾灯の表現は良いものが思いつかず。本物は外付け尾灯なのですが。

 (恐らく)M-Tc-Mの固定編成で使うつもりなので、常時前よりになる向きはダミーカプラーです。オーバーハングが長い実物なので、余裕持って配置できました。


 反対側前面。こちらは常時連結面?のため、バッファ連結器で済ませてます。この種の旧型電車の場合それほど違和感もないのですけど。

 動力は取り敢えず、9Vモーターです。
 PF環境しかない関西や名古屋などでの出張は考えにくいので(関東だと9V環境を持参する由)、これで問題もなし?


 前面の3面折妻の作り方。車内に1x4プレートを張り出し、それをセンターポッチプレートで受けてる由。これで電車らしい後退角が作り出せます。


 車体構造。脆弱に見えて、意外と安定感あり。窓まわりはパズル的固定ですが。
 分割線は強度と部品取りの経済性を鑑みて決めました。
 
<未完> 
posted by 関山 at 16:09| Comment(0) | 鉄道作品(日本形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする