古くはawazo氏、最近ではエース君作がありますね。(隼氏のは未動力)
今度は北海道の若手、たいが様が挑んでこられました。

スッキリと纏められたC11です。6幅厳守。もちろんロッド可動も。
デフレクタは最近いろいろな手法が試されておりますけども、古典的なブロック表現も「あり」ですよね。無理がない形状です。
やや惜しいのは缶胴にズンドウ感があること。デフとタンクの間の缶胴。逆スロープで絞り込んでみたらスマートに化けそうです。

バックビュウ。炭庫へのハシゴ表現が好ましいです。
C11やC10では(というか日本のタンク機の多くは)従台車は外側台枠ですから、ここは通常トレイン車輪で正解でありましょう。
ただ、従台車と車体の間はもう1-2プレート空けても良いかもと。タンク機とは言え機関車は客貨車よりは腰が高いですから。これで全体の、上下方向にやや間延びした感じも引き締まる……かもしれません。
また、タンクとキャブを分離してるのはC11をよく観察されてるなぁと思います。
実物、ここは隙間空いてますから。個人的好みもありますけど、タンクはもう1プレート厚みを増しても良さそうです(キャブに対して0.5プレートはみ出る感じですね)。
キャブ側面が平板なのは惜しいので、ここに手すりやナンバープレートなどの「盛り」があると良い感じになるでしょうね。基本造形が良いだけに。

気になる内部構造です。
Mモーターを「ミッドシップ」に横置き。
キャブ内下方に電池BOXを置き、その上にPF受信機を横置きです。PF機器の2階建てですが、なんとかして車高を抑えようという苦心が感じられます。
思えば、C11の自走モデルでは動力系の配置は皆さん各々違う方法であり、個性の顕れる部分でもあります。
久しぶりのレゴトレインの作品。
— たいが (@hkv6dBGXvm8vn8G) 2017年10月9日
自走式のC11作りました。 pic.twitter.com/fmkBfh5QdU
走行動画です。順調に走っている模様。
レゴトレイン界隈の蒸機ブーム、まだまだ続きそうですね。