全て6幅ながら、解釈がまるで違い、良い意味で個性を競い合ってる感。
拙作(4回位改修。現在は標準ブルーと、灰緑色=「青大将」の2両体制)の他、
http://legotrain.seesaa.net/article/441312096.html
awazo様の茶色(60号機)、及び青の2両体制
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=300286
薬師山様の青大将(ショーティ EB58)、
http://legotrain.seesaa.net/article/426832973.html
Nyu様の茶色(一般型)。
http://legotrain.seesaa.net/article/438854912.html
そしてAP様の標準ブルー。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=496258
人気題材であるがゆえ、でしょう。
(他にもあったら申し訳ないです。というか教えてください、記事書きます!)
そのAP様のEF58が仕様変更です。

「bufore」

「after」
見ての通り、前面の「ヒゲ」(飾り帯)表現の追加です。
Ef58の飾り帯は悩みの一つであり、awazo氏は平面的表現。薬師山氏や拙作では階段状表現で処理しておりました。一方、AP氏作品では「思い切って、割愛」されていたのです。半端な表現なら無い方が良い、というのもまた一つの見識でありましょう。
然し。
ここに革命であったのはNyu氏の表現。角パーツを使うことで飾り帯表現としたのです。あれは画期的でした。

Nyu氏の表現が、今度のAP氏の作品改修に採用された由です。
とても、似合っています。
元来のAP氏の作品が正確な、ディフォルメ度の少ない造形を目指されていただけに、寧ろ戯画的なヒゲ表現はどうか……と思われていたようですが、何故か、似合ってるんですね。全体が真面目だからこそ、ヒゲ部分だけ「おちゃめ」してもしっくり来るのかもしれません。そう考えるとレゴビルドって(或いは鉄道模型って)奥が深いです。バランスが大事! でも試してみなきゃわかんない!

ヒゲ部分、アップで。
側面の飾り帯と、上手くつながってます。
AP氏作品は、Nyu氏作品と違って前面に後退角があるのですが(逆にいえばNyu様は後退角省略)、それでもこの表現は使える由、と。
側面部分は複雑な?横組みが入ってもいます。
さて。
もちろん全てのEF58作品にこの表現が使えるわけではありません。でも、「試してみないと分からない」のも、また事実ではありますね。
拙作では……EF58には微妙そうなんですが(Nyu氏の作品見たときから思ってた)、他題材でこの手を使ってみたいものはあったりします。
やはり、やる気を励起されるのでした。