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2017年10月31日

【作品紹介】AP様のEF58の改修。ヒゲの存在感!とリアルと戯画のバランス(Nyu様アイディア?)

 国鉄の直流電気機関車のEF58は……とても作品に恵まれています。

 拙作(4回位改修。現在は標準ブルーと、灰緑色=「青大将」の2両体制)の他、
http://legotrain.seesaa.net/article/441312096.html

 awazo様の茶色(60号機)、及び青の2両体制
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=300286

 薬師山様の青大将(ショーティ EB58)、
http://legotrain.seesaa.net/article/426832973.html

 Nyu様の茶色(一般型)。
http://legotrain.seesaa.net/article/438854912.html

 そしてAP様の標準ブルー。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=496258
 全て6幅ながら、解釈がまるで違い、良い意味で個性を競い合ってる感。
 人気題材であるがゆえ、でしょう。
(他にもあったら申し訳ないです。というか教えてください、記事書きます!)

 そのAP様のEF58が仕様変更です。


 「bufore」


 「after」
 
 見ての通り、前面の「ヒゲ」(飾り帯)表現の追加です。
 Ef58の飾り帯は悩みの一つであり、awazo氏は平面的表現。薬師山氏や拙作では階段状表現で処理しておりました。一方、AP氏作品では「思い切って、割愛」されていたのです。半端な表現なら無い方が良い、というのもまた一つの見識でありましょう。

 然し。
 ここに革命であったのはNyu氏の表現。角パーツを使うことで飾り帯表現としたのです。あれは画期的でした。


 Nyu氏の表現が、今度のAP氏の作品改修に採用された由です。
 とても、似合っています。

 元来のAP氏の作品が正確な、ディフォルメ度の少ない造形を目指されていただけに、寧ろ戯画的なヒゲ表現はどうか……と思われていたようですが、何故か、似合ってるんですね。全体が真面目だからこそ、ヒゲ部分だけ「おちゃめ」してもしっくり来るのかもしれません。そう考えるとレゴビルドって(或いは鉄道模型って)奥が深いです。バランスが大事! でも試してみなきゃわかんない!


 ヒゲ部分、アップで。
 側面の飾り帯と、上手くつながってます。
 AP氏作品は、Nyu氏作品と違って前面に後退角があるのですが(逆にいえばNyu様は後退角省略)、それでもこの表現は使える由、と。

 側面部分は複雑な?横組みが入ってもいます。
 
 さて。
 もちろん全てのEF58作品にこの表現が使えるわけではありません。でも、「試してみないと分からない」のも、また事実ではありますね。

 拙作では……EF58には微妙そうなんですが(Nyu氏の作品見たときから思ってた)、他題材でこの手を使ってみたいものはあったりします。
 やはり、やる気を励起されるのでした。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月29日

【作品紹介】なし様のEF64 1000番台 JR貨物新更新色。重量感にディテール。8幅メリットの、塊?

 EF64 1000番台は1980-81年に製造された、国鉄最後の新造電機。
 EF64の0番台とは形状も大きく異なるもので実質別形式です。国鉄電機の形状セオリーを久々に刷新した前後非対称の形状は今見てもユニークなもの。

 国鉄電機としては新型に入るため、近年まで全機が揃っておりましたが、近年はご多分に漏れず引退傾向にあります。
 残存機はJR東日本のものは国鉄色のままですが、JR貨物機は地区ごとに異なる更新色を纏っています。いわゆる「新更新色」は高崎配属のもので2003年から。関東では身近なものでありましょう。

 さて。
 なし様は8幅の電気機関車作品として、新日鐵八幡のE8500形(85ED-1形)がありました。究極的表現に挑戦したモデルでしたが、その流れでの国鉄電機モデル……となります。
 あの作品も自作動力機(Lモータx2)でしたが、今度の作品も同様、Lモータx2で電池も大容量?な単3用とのこと。


 前面。狭軌感と、重量感。
 そしてデイテール。連結作業灯、ジャンパ、ステップ、ドアハンドルの凹みも。というか前面ドア1プレート分のはみ出しになってるのが効果的。
 地味に、ワイパー表現まで。

 一方で、無理のありそうなところは上手く割愛されています。手すりは8幅でもオーバースケールになってしまうでしょうか。解放テコはジャンパとどちらを優先するか……というところなのでしょうね。


 斜め前。
 一番重量感を感じさせてくれる。ローアングル。
 前面下部の組み方、横組になってて、一部タイルが側面になっているのが印象的。テールライトの位置を適切に揃えるため……と思われます。ここは印象左右するので大事ですよね。6幅だとごまかせても、8幅だと露骨に気になっちゃいますから。

 運転台側窓。1000番代の特徴たるアルミサッシ。近代的な感じを強調。

 足回りはテクニカルな自作台車枠。
 台車枠を作り込んでも違和感がなく、逆に言えば台車枠を作り込むことに意義がある8幅ならではの表現です。


 サイドビュウ。実物は20m近くもある、長い機関車です。
 B-B-Bの三台車、実物どおりの余裕を持って並ぶ。前後台車とスカートの間の距離が開いてるのも、また中間台車の前後にそこそこ空間あるのも「フルスケール」の威力でありましょう。床下機器も精緻です。

 車体は斜めラインをスロープ構成。この組み方は微妙な隙間が生まれてしまうのですが、敢えて「詰め」てしまい、上部に隙間を纏めてしまってます。この発想はなかったですね……。

 側窓は写真での左側1枚は斜めラインとの干渉のためか、2x2タイル。これでも違和感はありませんが、他の窓は2x2窓使ってのHゴム表現を行ってます。

 地味に凄いのが屋上モニタ(右側)。グリルが微妙な間隙で並んでます。

 JGFロゴ、無理なく表現できちゃってます。


 反対サイド。

 8幅フルスケールの魅力を全てつぎ込み、そのスケールならではといえるモデルに。
 なし様の大型モデルも数を重ね、完成度がまた上がってきた感じなのです。一つの流れ、生まれておりましょうね。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】薬師山様の叡山電鉄「ひえい」。大胆!(実物もレゴも)

 10月28日のえいでんまつりに出展された、薬師山様の新作です。
 お題は、2018年3月デビウ予定の叡山電車の新観光列車「ひえい」。デオ700形電車の改造なのだそうで、想像図を見てると多少は原型の面影残しつつ……でも、大胆!

 レゴでは無理だよなぁ……という挑戦状的デザインですが、しかし薬師山様は形にしてこられました。小気味よく。


 写真は薬師山様撮影。

 前面は最近出回りだした4x4の1/4丸タイル(縁形)と2x2のやはり1/4タイルの組み合わせかな……と思いつつ、この作品ではより手近なカーブスロープでの構成です。この発想はありませんでした。そして、あの「縁」的な楕円を表現できておりましょう。

 全体の……デオ700形元来の部分は薬師山様の電車作品らしい、落ち着きと安定感があります。電車としての基本が押さえられているので、大胆なデザインでも破綻しないのでしょうね。


 写真はかう゛ぇ様撮影。

 側面楕円窓は作り方を考え込んでしまうところですが、横組とディジタライズでらしく見せておりましょう。時間的制約もあったとのことなので、できる範囲でベストを尽くされ、そして実物よりも早い落成。そして公的展示に。勢いもまた大事なのですね。

 サイドラインやエンブレムも表現あります。締まってます。


 写真はサニー様撮影。

 まだ実物の詳細仕様の分からない前面はブラックアウト処理。でも、隙間なく黒で埋めてます。やはりエンブレムがアクセントに。

 楕円の内側に、トランスレッドで尾灯?表現あっても良いかもしれませんね。

 えいでんの新たな「顔」。実物もこの作品も、今後の活躍が楽しみです。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】エース君の京阪電車 13000系。明るい新型通勤電車。

 京阪13000系電車は2012年から導入されている通勤型車両。准特急用3000系(二代目)に通じるスタイルの通勤車として、京阪の今のデザインスキームに沿った車でありましょう。特急8000系と三色そろうと、なかなか魅力的なのですよ。

 さて。京阪は2000系スーパーカー(1954年)由来の今となっては旧型になってしまった通勤車を多々抱え込んでおりましたが、その置き換え用として製造が続いています。2012年のデビウ当初は支線や各停用の4連口でしたが、その後7-8両の本線急行用も増えつつあり、一大勢力になっていくのでしょうか?


 エース君作品は、以前のmazta-k氏のLDDを元に実制作されたとのこと。手持ち部品に合わせてアレンジした感じでしょうか。それでも4両造ってます(フル編成でもありますね)。京阪の通勤車の緑はレゴ的には解釈が難しい色ですが、この作品では通常緑に解釈。これはこれで明るい感じがします。また、先に作られた特急車8000系の通常赤との対比も良い感じになるでしょうね。

 最近のエース君作品はドアに窓が入り、見栄えが良くなってきました。ただ、側窓は実車と違う形状なのが残念ですけども。全長2ポッチ伸ばして窓柱を追加すると全体のバランスも変わってきそうですから、ここは難しい問題なのかもしれません。


 前面。mazta-k氏の元設計の特徴であった、隙間に依る標識灯表現を採り入れています。斜めに合わせた隙間は難しいところですが、積極的に利用するのは名案ですよね。おでこの処理も流麗な感じが伝わってきます。アルミボディならではの滑らかさなのですよね3000系(二代)や13000系って。

 スカートは実物もそう見える、ステーの見えない浮遊しているかのような形状を再現。ただ、ちょっとゴツい印象? スカートを1プレート上方に寄せて、かつスカート裾のタイルは真ん中の4幅分だけにしたほうが軽快に見えますかも?


 点灯時はご覧の通り。インパクト大きいですね。


 尾灯も点灯のため、ケーブルが編成全体を通して渡っています。

 現行京阪電車は3000系(立命館大鉄研)に、先の8000系(エース君)、2600系(エース君パパ)と揃ってます。イベントなどで、京阪オンリーの時間とかあると楽しそうですよね。
 
posted by 関山 at 23:57| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月26日

【アジア系互換品】lotz?の「きかんしゃトーマス」はAFOLビルドクオリティ! 然し……。

 先日の磯子フェスで、中国出張帰りのTary様のお土産です。


 lotzというメーカーは初めて聞きました。ただ、厳しいはずのトーマス版権を正規にとっているアイテムです。つまり、パチモノ要素はない!

 12歳以上対象ですから、ホビー的なディスプレイモデルということになります。日本でいうところのナノブロック的な市場を狙っているのでしょうか?
 429ピースで70人民元だったそうな。約1400円。
 「本物」なら5000円クラスでしょうかね?


 箱裏。しっかり、シリーズ展開です。
 エミリー、ジェームス、パーシー、トーマス。


 ライセンス表示。正規の版権品です。
 最近の互換ブロックでは、正規版権品も増えてますよね。
(一方で極悪海賊版も増えてるのは事実で、この辺は清濁混沌としておりますが)


 組み立て過程。
 7幅の台枠に6幅の車体。このため、パーツには大量の1x2ジャンパが含まれてる!
 注目すべきは台枠の表現。刀部品を内部から留めてるんですね。これは参考になります。

 端梁の表現も美しい。標識灯の取り付けにもセンスが。




 インストは……ダイヤブロック方式。ペラ紙で思いっきりコストダウン?
 まぁ今のレゴインストは丁寧すぎでコスト上げてる感ありますので、この辺は割り切りもありかも?


 パーツリスト。「顔」がキモい?


 でも、実際の製品の顔は悪くありませんよね?
 組み立て中、顔だけ先に拙作の160形(英国製です)にはっつけて遊びました。何この違和感のなさ!


 完成!
 クオリティの高さに、その場にいた皆が、息を呑む。

 ビルドの方向性が、完全にAFOL(大人ファン)の思想です。細かい汎用パーツの組み合わせでの模型的造形。円筒使った缶胴は赤ライン。
 サイドタンクの赤ラインは、横組みプレート表現。
 そして先にも触れた台枠や端梁の表現。7幅の赤い台枠。

 この製品の開発者さん、確実にレゴ好きな大人の方でしょうね。
 熱意が感じられるのです。


 裏面。此処はやや思慮不足な感も? パーツ種類増やさない方向なのは理解できます。車輪は手転がしも困難な硬さです。この辺はディスプレイモデルとしての割り切りですね。ロッドのたぐいが完全に無視されてるのは賛否割れますかも。トーマスは内側シリンダで、サイドロッドのみが外部に見える作りですが。


 さて、この製品の種明かしと言うか問題点。
 実はレゴとは非互換です。ポッチの規格が違うとかではなくて、ブロックそのものが見事に3/4サイズ(笑)。Tary様いわく、このメーカーは皆その規格なのだとか。
 箱に書いてないのはやや不親切かも? 間違えて買ったら泣きそう?
 まぁ、日本のレゴファンの(中国もそうでしょうけど)感覚だと、互換性があっても、それを混ぜたりしないのはセオリーゆえ(混ざると分離が厄介!)、実害はないのか。

 ただ、小ささゆえの組みにくさは事実です。
 先に「ナノブロック的市場?」とか記しましたけど、その意味でもナノブロック的な製品ではあるのでした。


 レゴの機関車とのサイズ比較です。先程の160形。


 なんというか 見事に3/4。
 
 然しですよ。
 レゴ社が全くやる気のない鉄道分野を中華製ブロックが攻めて来てるのは嬉しいです。「きかんしゃトーマス」(汽車のえほん)シリーズは意外と対象年齢は広いシリーズであって、原作絵本は決して幼児オンリーじゃありません。
 前から、レゴ社がデュプロじゃなくて通常ブロックで「きかんしゃトーマス」やってくれたらなぁとか思ってました。その夢を叶えてしまった中華メーカー。
 造形も、参考にできるところが多い。

 良いお土産、有難うございました!
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | アジア系レゴ互換品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月25日

コメント追記!【イベント】磯子フェス2017レポート総合篇。実力の密集と総合力【写真42枚】

 前回記事 鉄道篇です
http://legotrain.seesaa.net/article/454414156.html

 tamotsu様の記事。自動車関連。
http://4widelegocars.blog.fc2.com/blog-entry-910.html



 4幅車の存在感。いつもより狭めの展開なのだそうですが、でも展示の密度で攻めてます。鉄道系の前景として機能。


 同じ島を。今年はミリタリも同居です。割と違和感なく。

 ただ、作品にアクセスしにくい箇所ができたのはやや問題。背面のメンテ通路があと30cm広ければ解消できたので、本質的問題ではありませんが。


 可愛さを持った、システム系ロボ作品。


 tary様の食品系作品は今年も登場。右下のおでんは新作?


 igu様のゴジラ。存在感を示す。
 然し、鉄道系、軍事系とのコラボする余裕なかったのは誠に残念。展示会やオフ会、時間的余裕は必要なのかもしれません。


 tamotsu様の新作ガレージ。というか前面に展示スペース背後にメンテ工場というのはディーラーをイメージしてる感じですよね。
 ライティングの効果は絶大です。社外品が最近安く供給されいているので難度は下がってますし。


 ミリタリより。今年は九州からとにー様の参加が大きかった。右端のスピットファイアはレシプロ造形を変える作品。美しい。
 タチコマもとにー様? 背後のリアルロボは作者分かりませんが……。
 手前のキューベルも素敵。どなただったかしら?


 複数テーブルまたがるとこんな世界も展開します。
<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | LEGOイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月23日

【イベント告知】2017年 11月以降のオフ会・展示会情報まとめ

 9-10月もいろいろ忙しい時期でした。しかし、11月以降もそして2018年もペースは変わらないですね。
 11月以降の当方把握のイベント情報などまとめております。

 なお、関西の展示関係は別エントリ参照ください。
http://legotrain.seesaa.net/article/454166612.html?seesaa_related=category
 10月28日 えいでんまつりと、11/23-26ブリックライブがあります。


 下記一覧ですが、オフ会的なものは◆を。
 展示会的性格が強いものは◇をつけております。区別は厳密につけるの難しいのですが関山の主観です。ご容赦ください。

 それから、学祭の展示の類は抑えきれておりません。
 一般公募を行ってないクローズドな催しや、お茶会・呑み会なども同様です。ご容赦ください。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆


◇11月3日(金)-5日(日)横浜市立大学学祭(浜大祭)
https://twitter.com/ycu_brick/status/898496056576442368
 会場は京急線金沢八景駅最寄り。今年は被りもないので、積極的に参加予定。
 会場柄、京急祭り(東急車輛祭り?)の予定です。展示会ではありますが車両持ち込み大歓迎です。9V可。
<関山参加します>

◇11月26日(日)神ノ木地区センターまつり
http://twipla.jp/events/272516
 最澄様の仕切りです。会場は横浜線大口駅最寄り。横浜市の公共施設の催事参加です。9V可。車両持込可。
<関山参加します>

◇12月3日(日) 立命館大学学祭(びわこ・くさつキャンパス)
http://www.ritsumei.club/2017/0412_2822/
 2012年以降、大規模レゴトレインレイアウトを立命館大鉄道研究会が出展しております。
 今年も例年通りならびわこ・くさつキャンパスでの展示となる筈。12月というのはイレギュラーですが。
<関山参加します>

 部外者参加不可になったため削除いたしますが、参考に。

★情報追記
◆12月3-4日 レゴ航空機オフ(小金井レゴミーティング)
http://twipla.jp/events/282918
 どみにく様主催。「レゴによる『航空ショー』のようなオフ会にしたいため参加する方はできるだけ航空機作品などを持ち寄っていただけるとありがたい」とのことです。
 会場は「東小金井駅開設記念会館」。中央線沿線。二日間開催です。

◆12月17日(日)長津田トレインオフ
https://t.co/7Yr8HXSgR7
 なし様主催。会場は横浜線・田園都市線長津田駅最寄り。
 関東では久々の「トレインオフ」となります。走行優先。気軽に楽しみましょう。無論9V可。
<関山参加します>


 ※:他、12月に展示が1件あるようです。詳細未定。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 2018年予定です。
 年初は1月3日の福井オフからです。また1月には下記以外他イベント(神奈川?)もあるみたいな話も?

◆1月3日(祝) 第3回福井レゴオフ
http://twipla.jp/events/280811
 こちらも第三回を数える催し、新春のレゴ初めです。9V可の予定。
<関山参加予定>
 ※:ところで、横浜から一緒に「ムーンライトながら」で往復してくれる方も募集ですw


◆1月6日(土)-1月7日 レゴ艦船オフ会
 http://twipla.jp/events/274546
 第三回を数えるこの催し、次回は遂に2日間開催に。
 国内最大のレゴ艦船専門(中心?)オフ会です。関山も艦船デビウします(でも鉄分ありご安心を)。
<関山参加予定>


★情報追記
◇1月14日(日) ブロック作品展示会(仮)in梅小路
https://twitter.com/kaveve/status/922659529506082816
 第二回目となります。会場確保し、2018年の日程決まった模様。


★情報追記
◆2月20日 第3回名古屋火曜オフ
 3回目の名古屋での火曜日オフ。
 街分トレイン分テクニック分実に濃厚。募集始まっていますので参加表明お早めに。今度は広い会場となり、かなりゆとりがあるみたいですが、それでもいっぱいになるリスクはありますから! 有給取って行く価値ありますよ。
http://twipla.jp/events/282217
<関山参加予定>


◇3月24日(土)-3月25日 鉄道模型芸術祭
 池袋でのこちらの催しも、第三回目となりました。国際鉄道模型コンベンションとも
また違った雰囲気の催しで、やはり「一味違う」レゴトレイン出展を致します。
<関山参加予定>


◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 もし、情報に漏れや修正などございましたら、お知らせください。


 他に商業イベントとして「ブリックライブ」が全国展開しています(すでに北九州・静岡・京都で開催)。
 11/23-26 大阪
  12/17-26 宮城県内未定(中止の模様)
 1/2-81/6-8 沼津(日程縮小)
 4/27-28 新潟県内未定
 5/3-6 富山県内未定

 ※ブリックライブは予定変更が多いです。ご注意ください。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | イベント告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【イベント】磯子フェス2017レポート鉄道篇。狭いけど、濃い?【写真37枚】

 10月22日、磯子フェスのレポート。鉄道篇です。

 この日は憎き台風と重なり、客足が伸びなかったのが残念ではありました。気象制御は早く実現してほしいものです?

 って話はともかく、やや狭めの面積ながら濃いめの展開はできたのでした。複線+高架1線です。


 超豆茸様のキハ120。林を抜けてく感じです。


 個人的新作。ED42+ED41の曳く?特急「白鳥」。


 高架線上には京急2100形。今回唯一の地元題材です。これが一番好評だったかもしれません。
 磯子とわかってるなら、次は京浜東北線考えたいですね(でも自分がやるなら72系か101系だぞ! 103系混色横浜線もいいかな?)


 ともあれ、架線柱+高架の効能を見せつける!
 小規模だからこそ、濃いめに展示です。


 高架をゆく京急と、碓氷峠超えのアプト式電機。ミスマッチではあるのですが。
 



 bb129モータ故の低速は心地よいものでありました。ゴムシールなど無しでも粘着して、実質5両の牽引が可能です。
 ただ、ED42のプレート式ロッドは時折破損がありました。ED41同様テクニックアームへの変更が要されそうです




 キハ120。平面クロス渡ってく。
 8の字配線はベタだけど、楽しいのですよ。とにー式の立木も効果十分なのでした。


 「かいしんのいちげき」! ロッド電機の流し撮り。決まりました。


 ロッドの動く題材は楽しいものです。碓氷峠だとミニマムに造っても片面4箇所ですから蒸気機関車よりも忙しない? リアルに造ると……<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | LEGOイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月22日

【作品紹介】基本抑えた王道。yamatai様のオハ46形客車は量産性考慮の「標準型」。



 yamatai様は秀作のLDD図を多々発表されています。
 全長32ポッチの6幅。拙作と同じスケールは意外と少数派なので実制作を楽しみにしておりましたが、ついに実制作実現。
 ついでに申せば、カンザンブリックご利用ありがとうございます。
(宣伝:鉄道車両のような「同じ部品をたくさん用いる」場合、カンブリは便利・廉価ですよーー)

 宣伝失礼。

 プロトタイプ オハ46形は戦後の標準形客車スハ43形(1949-)の改良形で若干の軽量化を行ったもの(1955年)。スハ43と共に幹線の急行列車などに活躍し、1970年代以降は主に普通列車にも転用されました。
 オハ35も含めて、いわゆる「旧型客車」の典型的形状であり、1985年ころまで全国で活躍したもの。つまり、どんな線区でも、どんな機関車とも合う万能車でありました。

 塗装は元来は茶色(葡萄色)ですが、1960−70年代の更新で青塗装になったものも多数でした。なので、1980年代の旧型客車編成だと青と茶色が交じるのが当たり前だったのです(流石に急行列車だと、青客車だけで編成組むことが多かったようです)。




 全長32ポッチ6幅。このフォーマット、量産性を考えるととても有利。鉄道車両としての長さゆえの魅力と、ディフォルメモデルとしての可愛さも両立できるスケールです。

 側窓はパネル横組。
 旧型客車では問題になるウインドシルヘッダーの表現は色差表現。茶色の場合は新茶車体に旧茶や焦茶で色差にする表現が使えますが、青だとこれまでは「難しい」とされてきました。濃青だと違和感あるんじゃないかと?

 然し、案ずるよりはなんとやら!
 濃青でも違和感なくシルヘッダの色差表現になってしまいました。無論、嘗て拙作で行ったレールプレート(コストが地獄)や、AP氏作品で見られる1x2タイルを微妙な差で沢山並べるという(コストも手間も煉獄……)もありますが、客車は量産性もまた大事です。数を造りたい、揃えたいじゃありませんか。濃青も今時は希少色でも何でもありません。構造も単純化出来、コストのみだけでなく強度面でも有利です。

 なお、拙作との違いも申せば雨樋も色差表現なこと。
 レールプレートだとどうしても色が限られ(黒など)、違和感になるとの話でした。実際に雨樋のレールプレートはややオーバースケールなので、色差も正解でありましょう。余談ですが、オハ46では雨樋がスハ43やオハ35よりは細くて、その意味でも「正解」です。


 もう一つ、yamatai様ならではの拘りはドアステップ表現。L形パネルを上手く固定してステップ表現に。これは美しい! 真似したいです。


 内部構造も。ここはやや複雑?


 この「標準型客車」。もちろん(近日中の)増備予定あるとのこと。
 青の旧型客車も意外と作品は少ないので、今後の活躍が楽しみですね。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】エース君の京阪8000系プレミアムカー組込/エース君パパ様の京阪8000カメラカー

 親子で同時に、同題材発表です。
 なお、エース君は2年前に一度京阪8000系を旧塗装時代で作られてますね。
http://legotrain.seesaa.net/article/426963415.html

 同題材。アイン様の2015年作品(新塗装)
http://legotrain.seesaa.net/article/416434206.html

 8000系には拙作も!(新塗装)
http://legotrain.seesaa.net/article/440424110.html
 薬師山様の前頭部試作にお世話になってます。

 adiemus様のLDD
http://legotrain.seesaa.net/article/374842614.html



 話題の「プレミアムカー」を含む編成です。
 そして、旧作からのレベルアップにも驚かされます。

 前頭部のアークラインは1x6アーチの上下逆転ではなく、通常のスロープですがそれゆえに前部での無理がありません。
 他造形は奇をてらわず基本を抑えたもの。でもそれって大事です。

 車体色は濃赤ではなく赤解釈です。あの色、レゴ的には濃赤と赤の中間くらいの色なんですよね。拙作濃赤ですが、些か重すぎるのは事実です。


 プレミアムカー。実物はかなり強引な改造車ですが(笑)。
 賛否のあった塗装も、実際に編成されてみると違和感ないようです。

 レゴだと、赤い車体にクリームの帯になります。これがなんとも上品。窓柱の新濃灰処理も良いバランス(黒にしちゃいそうですが、黒じゃないですよね)。

 アークラインのドアが見事なのは言うまでもありません。更に。


 インテリアまで再現なのでした。
 肘掛けと、ヘッドレスト表現が良い。カラープランと、床のタイル張りも良い感じ。そして立派な仕切り板。

 京阪間には勿体無い?重厚なリクライニングシート。あぁ関東民の羨望ですなのですよ。関東じゃ特別料金払ってもしょぼいペラペラシートですからねぇ……。


 ダブルデッカー。でも、この車は従来通り、通常席。関東の常識とは違いますね(笑)。いや実際輸送力本位のダブルデッカーは元来は下座でありましょう。
(大荷物持ってると、関東の普通グリーン車は利用しづらいのです)
 
 エース君モデル。拙作を参考にしてくれたところが多くて嬉しい。
 京阪の車両限界に合わせた独自形状の2階。下方を絞り込んでスマートさを損ねていない1階。良い出来なのです。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 ほぼ同時落成。エース君パパ様の「カメラカー」。
 いろいろフォーマット共通ですが、作品の使途上、前面窓はクリア仕上げ。鳩マークは新部品表現。それっぽい

 何より、二軸の可愛らしいモデルであり、Bトレ的な良い意味での玩具的雰囲気に溢れます。


 カメラの収容状況。


 カメラと補助バッテリー。
 このカメラは稼働時間が少ない(20-40分程度)が難点なのですが、バッテリー併用で8時間以上の稼働が可能なのだそうです。

 富山の催事で嵯峨氏が使ってるのを見ましたが、カメラの性能は良好です。ただ動作時間の身近さが欠点でしたから、その克服は大きいですね、無論、充電中の稼働も可能なのだそうです。


 使用カラメは「コミカム」。wifiで画像を飛ばすもので5000円程度。プラレールの上に縛り付けるというのが想定用途の模様。
 この種の環境はこの数年、一気に向上しています。カメラカーは一気に身近な物になってきました。

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2017年10月21日

【イベント】2017年 磯子フェス 準備7割完了!

 明日が本番です。
http://twipla.jp/events/275692
 既に毎年恒例。横浜市磯子区の区民センター「磯子センター」で開催される一般開放イベント『磯子センターフェスティバル』でのレゴブロック作品の展示となります。

 会場は磯子地区センター(JR磯子駅徒歩5分)
 時間は10時-15時30分となります(終了が早めなので注意してください!)
http://www.isogo-sk.com/isogo-center

 公的展示ではありますが、常識の範囲内での鉄道系持ち込可能です。
(PF及び9V。全線9Vです)

◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 プラン図。平面クロスのある内側線と外側線の複線。その上を高架線。
 高架線は事前設営のできるイベントじゃないと無理! なので実は久々ですね(JAMもしくは富山か)。

 大面積ではありませんが、密度感優先です。


 本日の事前設営。高架持ち上げて架線柱立てて。あとは明日は駅本屋が来ます。
 なお、お手伝いくださった面々に感謝申し上げます。一人だともうちょっと大変でした。


 「?」(bikkubo様作)。詳細は後日に。


 高架の内側の平面交差。盛り上がるはず?



 レゴン様の帆船。


 キャラクターモデルたちと。
 明日はミリタリと4幅車の世界観が加わります。皆様の来場、お待ちしております。
(終了後は「#サイゼなう」ですよ!)
 
 
posted by 関山 at 23:24| Comment(0) | LEGOイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月20日

【実物鉄道】札幌市交通資料館を観る(その2)市電の模型など。マニアックな単車の事業用車たち

 前回記事
【実物鉄道】札幌市交通資料館を観る(その1)バスと地下鉄関連
http://legotrain.seesaa.net/article/453975318.html
【実物鉄道】札幌市交通資料館を観る(その1番外)札幌市交の、幻の寝台バスのこと。
http://legotrain.seesaa.net/article/453976661.html


 先にも記しましたが、札幌市交通資料館は現在、約2年の休館に入ってしまっています。流石に実物の展示車両に変動はないと信じたいものです。現状で特に状態の悪いものはなく、その意味では大丈夫だと思うのですが。

 然し、館内の展示物。模型やパネル類はどうなるか分かりません。
 交通系に限らず、博物館界隈にある問題でありますが、どんなに適切に管理されていたとしても展示物は時代に応じて、変更されてしまいます。

 2017年9月の訪問の記録として、撮影・複写したものを掲載させていただくことご容赦くださいませ。
 無論、全てではなく、気になったものに限っています。


 まず、市電の路線図。ありがたいことに1960年……昭和35年6月1日と日付があります。
 まだ全線の開業前です。新琴似への路線がまだ未開通。


 その次の次代のもの。最盛期。新琴似への路線が開業後です。1963-68年ころか?
 

 1968年以降。というのは市電の廃止は未だ無いものの、豊平で接続している定山渓鉄道が廃止になっています。
 
 札幌の都市圏が今よりも小さく、北海道の人口も札幌に集中する前の時代。
 市内交通は市電とバスだけの時代でした。
(国鉄は市内交通に使い得ないものでした。1968年で電化はされていますけども)


 地下鉄開通前ですが、豊平方面と苗穂駅方面が廃止されています。
 1969-73年の間でしょうね。
 
 かろうじて三越前のクロッシングは維持されています。1973年に撤去。


 1972年以降1976年ころまで。地下鉄南北線開業後の路線図。
 この地点でも、市電は3系統存在しています。

 新琴似と北24条を結ぶ3系統は孤立路線で、地下鉄に接続するもの
 札幌横切る1系統も残ってる。
 そして、今も残る「循環線」。


 その後、「循環線」を残して廃止されてしまいました。循環線も1976年には西四丁目〜すすきの間の分断が行われてU字形路線になってしまいました。
 今思うと、あの分断はなぜ行われなければならなかったのでしょうか?
 幸いにも、分断区間は復活し、市電全体の利用者増に繋がってるわけですけども。





 三越前(南1条十字街)に1973年まであったと言われるクロッシング。
 幸いにも、4基あったうちの2基が保存されていました。

 日本の路面電車では平面交差は意外と少なく、現在だと伊予鉄道(鉄道線とのクロス)2箇所に、土佐電鉄にあるだけです。一方で路面電車都市と言われる広島・長崎には街の構造上平面交差は過去にも無かったようです。
 過去だと、都電や大阪市電、京都市電にクロッシングは沢山、当たり前のようにありました。


 部品などの展示品。
 A870形は活躍期間の極めて短かった連結車(連接車に非ず)。
 A830形は、あの美しかった名車。D10?0形は気動車です。

 系統板や、「連結車」表示も。赤い系統板は模型など造るとき、インパクトとしてありかもしれません。


 さて、館内の意外な見どころは、市電の模型群です。<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:59| Comment(2) | 実物鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月19日

コメント追記済【イベント】ルビー様の大学展示。基礎板使用の大ジオラマ!(東北工業大学 鉄道研究会 工大祭展示)

 トレイン展示での地面処理はパンチカーペットか、布か紙(和紙)を敷くのが定番になっています。

 しかし。海外のトレイン展示ではかなり前(それこそBFT2008より前)から地面もレゴで作るスタイルが多い。無論、理想的にして、羨ましいのは言うまでもありません。
 然し、入手性や保管・移動環境などを考えると日本では無理だよなぁと思っておりましたが、ルビー様がどえらいこと、やってくださりました。

 先週の週末 10月14-15日に展開された模様です。
 画像はルビー様(@ruby_lego)のツイートより。


 設営中の光景。「608ぽっち×448ぽっち {(16ぽっち×38枚)×(16ぽっち×28枚)}の広さ」とのことです。この面積が、全て基礎板!

 先に置かれた、あの「東横イン」が小さく見えるのですけども(笑)。


 先に建物をおいてく設営スタイルです。線路は後から。

 自分とは真逆です。ここはコンセプトに合わせて、でしょう。
 なお、設営はほぼお一人で行われたのでしょうか? お疲れ様でした!


 完成? 前日の夜のようです。
 東横インばかりか、8幅フルスケールのキハ40+48が小さく見えるのですが(笑)。


 大きな展示会場が取れるのは大学ならでは、ですね。


 大量のサイプレスツリーが羨ましい(苦笑)。いや借り物だそうですけども。これ時価総額いくら?

 基礎板での渓流、良い雰囲気じゃありませんか。
 また立体基礎板(ゴールデンドラゴン城 2002年?)による「城跡」はなるほどと。

 右手には寺院と、墓地が。
 そしてあの「ハローマック」


 ハローマックにヤマダ電機。そして田園地帯。
 歴代のクリエイターハウス群(これらも今は貴重品)も、よき住宅地光景を作り出す。
 外側線は直線とフレキ相互繋による緩曲線です。これは究極的理想ですが、できるシチュエーションは限られるんですよね。それを「全基礎板」でおこなってきますとは。

 Meよりも大きなこのカーブ、フルスケール8幅が似合うのは言うまでもありません。
 なお、内側線は9Vです。


 駅舎と駅前。「JR東日本」もここではしっくりきています。
 こうしてみると都市と郊外のバランスが良好と!


 反対側は、海と港湾地帯。内側線から伸びる側線がおもむろに外側線と平面交差する配線が実に「港湾」とか「臨海」という雰囲気です。あと此処もよくみると立体基礎を使いこなしてますね。なるほど。


 ちょっと地面がヤバゲですが……。いやこれはペイントでしょう(笑)。
 埠頭の突端の線路。平面であっても存在感あるものです。

 ガスホルダー(Nyu様作)も良い出来ですね。スロープでの球体作りは独特です。

 右奥の陸橋は「未成道」? こういう雰囲気もまた良い。


 駅前など、都市部分。
 あの東横イン、やはり小さく見えるのです。


 港湾再び。昔の製品のものだとおもいますけど、クレーン、いい味出してますね。
 昔のクリエイターの建物も、こういうとこに残ってがちな洋館みたいです(貿易会社のオフィスだったりしますよね)。


 やはり、クロスする配線の魔力は大きい。必然性はなくとも(笑)ロマンが詰まってるのですよ平面交差には。
 cityのコンテナ船も懐。これ買っとけばよかったなぁ(ちょっと後悔)。


 港湾と反対側は海岸線。砂浜?
 ここをキハ40が走ってくれば日本海……羽越本線辺りのムードです。いやトワイラとかあればもっとにあうことでありましょう。
 岩は、一体部品ですね。よく見ると。でもよく見ないと分かりません。


 秋田おばこ米……の大型農業倉庫は当日に置かれたもの。置く場所を選ぶストラクチャではありますけども(笑)、このレイアウトにはベストマッチングです。

 それにしても、基礎板の質感存在感は見直さなければなりませんね。
 この分量の確保はやはり、考えたくもないのですけども(笑)


 都市と郊外、田園地帯と山と海。自然に溶け込んでおりましょう。いろいろな要素のある、バランスよきレイアウトでもあります。

 規模から言えばもっと大きな展示はたくさんあります。線路配置はもっと複雑なものだって。そして、シーナリーの密度だってもっと濃いものはある。
 でも、このレイアウトにしかないもの、余りに多すぎるのですよ。


 港湾を改めて。未成道とか思った陸橋はきちんと接続された模様です。良かった!


 現代日本、な情景です。
 この密度は……やはり、羨望なのでした。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | LEGOイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月18日

【作品紹介】mazta-k様のJR東日本 E217系電車 4両編成完成。一味違うソリッド感!

s


 以前LDDを紹介した、mazta-k様のJR東 217系が完成しています。
(8月のJAM合わせの完成でしたが紹介遅れて申し訳ないです)

 先方の記事:「E217系総武快速・横須賀線 4両付属編成が完成」

 なお、同題材は超豆茸氏も制作されているので、競作になっています。
(先に断っておけば、表現もコンセプトも、かなり違う作品です)

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 製造中の様子です。
 LDDどおりなのですが、前面の傾斜はブラックフェイスとスロープの丸みによる表現。おかげで隙間がなく、すっきりシンプル。その雰囲気は、JR東日本のソリッドなイメージの通勤車らしさを感じさせるもの。

 帯の表現は正確なものです。太い帯、車体全体とのバランスも良好。
 ステンレス車の色は新灰か新濃灰か? 2つの流儀があるところですが、新濃灰も90年代以降のフラットなステンレス車の表現には向いておりますね。これは以前の同氏の223系もそうでしたが、この表現はブレておりませんね。銀色というか金属色も結構個性はありますから、題材によって使い分けできるのが理想でありましょう。

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 車体構体。やはり窓まわり・ドア周りをかっちり組んでいるのが印象的です。太めの帯が全体の印象を落ち着かせてもいましょう。

 側窓は分割線がセンターに来てしまうのがやや惜しい。早く2x2x4パネルのクリア系がほしいところです(クリア以外はリリースされてるのに)。

 クロスシート車はコストかかりますが、1x1ブロックも使うと雰囲気出せますかも? 1-2-1に組むのです。

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 印象的なヘッドライト点灯機構。
 PF用のLEDではなく、9V時代の白熱灯はこだわりだそうです。E217系は「今時の電車」につい感じがちですが、1992年頃から導入ですから、十分に「昔の電車」でもあり、実物の前照灯は未だLED(HID)化されていないのですよね。こういうこだわり、大事です。

 それにしても反射導光、凝ってる!

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m

 ズラリ並んだ東海道・横須賀・総武線の面々。思えば通勤型・近郊型が此処まで並ぶのも壮観ですよね。
そして、一人ひとり作り方も、電車の解釈も違ってる。その違いがあるからこその面白さです。

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 buchi氏の113系はやや懐かしい作品。そのならびもまた感慨深いのです。
 90年代前半の過渡期には共存してたものでしたね。

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 mugen氏の、251系スーパービュー踊り子も加わって。気分は横浜〜戸塚〜大船の複々線ですね。E217系と
E251系、生まれた時代も共通する電車なのでした。

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 このカットが一番作品の特徴を捉えることできてますかも。

s

 反対側より。件のライトを点灯させての姿です。
(写真は「s」が関山撮影、「m」は先方記事からの転載となります)

posted by 関山 at 23:57| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月17日

【イベント告知】12月17日 長津田トレインオフ(横浜市内)開催/1月3日 福井レゴオフ

 先に記しておけば、関山はあまり展示会とオフ会は区別してません。出るうえでの
「本気じゃなきゃ。本気で楽しまなきゃ」というのは変わらないからですから。
 JAMにしても、鉄道模型芸術祭にしてもJBFにしても「大きなオフ会」です。誤解されがちですけど。

 ……とはいえ、展示会というと身構える方も少なくないでしょう。どっちかというと関東ではそういう催しが最近続いてしまってたのは事実です。
 その中での、久々のトレインのオフ会。気軽に「本気で」楽しみましょう。
 主催のなし様いわく
「今回の目的は純粋に「走らせる」事を優先したオフ会にしたいと思います。」
 ですからね♪

http://twipla.jp/events/282700
横浜市緑区の長津田で12月17日(日)にレゴブロックのトレイン運転会を行います。敷設する線路はPFと9Vで、持ち込むトレインのジャンルは問いません。
なお送付等は受け付けておりません。持ち込み作品の盗難・紛失等の責任は負いかねます。管理はご自身でしっかりお願いします。

[場所]
JR横浜線・東急田園都市線 長津田駅から徒歩10分程
長津田地区センター 工芸・余暇室

[費用]
1人500円

[12月17日のだいたいの予定]
9:00 線路敷設
9:10 自己紹介的な何かと注意事項展開
9:20 テキトーに運転
    ↓
15:30〜16:00 撤収開始
16:30 完全撤収

車で来られる方は近隣の駐車場をご利用ください(地区センターまでは車の通行がそれなりにある一方通行の狭い道と、急で狭い坂道があるので注意して下さい)。

それと初めてのオフ会主催となりますので、あまり無茶な注文はつけないで下さい。
今回の目的は純粋に「走らせる」事を優先したオフ会にしたいと思います。
 とのことです。
 もちろん、関山は全力支援体制で望みます。9Vレールは或る程度揃えます。


 会場のリンクです。横浜市 長津田地区センター
http://www.nagatsuta-ac-seikosha.com/index.php
 〒226-0026 横浜市緑区長津田町2327


 工芸・余暇室は定員24名で50.6平方メートルです。
 定員24名というのはレゴオフでは割り引いて考える必要がありますから、参加15-18名(+見学若干名)という感じでしょうか
 確実に参加されたい方、早めの表明をお願い致します。

 また、twiplaが利用できない方(Twitterのアカウント無い方)はこちらより関山に連絡ください。
http://legotrain.seesaa.net/article/363091610.html
 皆様の、ご参加お待ちしております。上に特に記述はないですが、街・建物や4幅車という「近隣ジャンル」も大歓迎です。
 
 なお、会場近く(長津田駅前)にはあのコストパフォーマンス最強のイタリアンファミレスが。「#サイゼなう」もできちゃいますよ。
 
◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 1月3日は恒例「福井レゴオフ」です。
 恒例通り、トレインメインの総合オフです。主催sato様(大学推薦お目立とうございます)

http://twipla.jp/events/280811
●日取り:2018年1月3日(水)
●時間:午前9時〜午後17時30分
●場所:福井繊協ビル・8階 803会議室(牡丹の間)
 福井県福井市大手3-7-1
※福井鉄道市役所前電停より徒歩約2分。JR福井駅より徒歩約8分
●会費:1500-2000円程度 (民間会場ゆえご容赦ください)

 こちら、関山も参加予定です。三木氏、福井のMugen氏も参加とのこと。
 18期間中ですから、関西からは特に来訪されやすいんじゃないでしょうか。関東からはちと遠いですけども(苦笑)。今回も「ながら」の指定頑張って10時打ちじゃ!

◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 10月から来年2月までの、他のオフ会、展示会予定についてはこちらを参照ください
http://legotrain.seesaa.net/article/453122504.html

 至近では今週末10月22日、磯子フェス(横浜市 磯子地区センター)があります。
 11月3-5日は、浜大祭(横浜市立大 金沢八景駅最寄)にトレイン出展致します。
 11月26日、神之木地区センターまつり(横浜市 神之木地区センター)。

 オフ会では1月6-7日 艦船オフ(川崎市)があります。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | イベント告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月16日

【鉄道作品日本形】ED41形電気機関車 碓氷峠のアプト電機は瑞西生まれ

前回記事:鉄道の日記念? ED42形電気機関車。碓氷峠のアプト式電機
http://legotrain.seesaa.net/article/454205634.html
 日本にやってきた瑞西製の電気機関車は有名なものがED12形の2両。西武鉄道払下げで1985年まで現役。E52が保存されています。
 同じく国鉄の平地向けがED54形 2両。余りにも特異で不遇な機関車であったがゆえに、この機も有名ではあるのでしょうか。1947年廃車ですが、1963年ころまで解体されずに残っていたとか(勿体無い!)。

 

<ED12 及び ED54>
http://ktymtskz.my.coocan.jp/yuge/hidaka3.htm

 国鉄以外だと吉野鉄道がデ1形凸型電機を3両購入しています。戦後大きく改造されてしまい原型損ないますが、それでも1975年まで生き残ったのでした。


<吉野鉄道 デ1形 原型>
http://shu.no.coocan.jp/kintetu-de1-001.html

 ただ、何れも散発的なもので、その後に技術開発につながるものではなく。


http://ktymtskz.my.coocan.jp/yuge/hidaka5.htm
 ED41形は1926年に2両が輸入されたもので、碓氷峠のアプト式区間の輸送力向上を目的としたもの。EC40(国鉄初の電機)やED40(国鉄初の国産電機)といった小型機では対応できなくなっていたのです。

 当時のライセンス状況については分かりませんが、そのコピーとしてED42形が製造・量産されました。試作機として十分に成功し、後に続いたと言っても良いものでしょう。
 廃車は1951年と早かったものの、ED42の礎とはなり、1963年のアプト式終焉までを支えたのです。

 ところで。
 山岳国瑞西にはラック式の区間はたくさんあります。ただし、大きな輸送力の要される幹線ルートでは避けられているようで、ラック式電機の重連使用は寡黙にも聞きません。飽く迄、小輸送量のでの使用が殆どのようです。
 然し、碓氷峠では重連どころか「4重連」が標準でした。4重連が最盛期……すなわち末期で7組(ED42形のみで)! 熊ノ平での交換も含めて最大限の輸送力を駆使。世界的に、特異な区間であったのでしょう。

 余談続けますが、粘着運転のEF63時代も12組の重連補機が1時間毎(かそれ以上の頻度で)に次々にやってくる特急電車を捌いてる。何時も併結や分割を行ってる賑やかさ。訪問して驚いたのでした。
 その輸送力の根本的改良は北陸新幹線の開業。新幹線が成立するような区間の輸送を補助機関車併結で捌いてた過去に驚かされます。
 そして、今の瞬く間に過ぎていく高崎〜長野間(横川〜軽井沢に非ず!)に、時代の変貌を感じてしまうのでした。

 閑話休題。
 ED41形は廃車が早かったがために記録が少なく、昔は幻の機関車扱いでした(雑誌などでも写真が載ってなかったり。不鮮明であったり)。今は……検索して沢山写真が上がってきて軽く驚く。
 その意味でも、時代は変わってます。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 さて。
 模型的にはED41はED42の変種と考えると話が早いのです。
 今風の言い方ならば、ED42 900番台ってところかもしれません。足回り共通でバリエーション展開できるのが、模型メーカー的メリットではありましょう。そういう製品も幾つかあります。


 本作も、その意図で制作です。
 ただし、楽できる♪ と思った足回りが想定外の難航でしたが。

 先のED42で採用したプレート式ロッド、これが躓き<<続きを読む>>
posted by 関山 at 21:31| Comment(0) | 鉄道作品(日本形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月15日

【作品紹介】超豆茸様のJR西日本 120系気動車 関西線。小柄な、まとまり。

 超豆茸(スーパーマメキノコ)様の作品というと、長編成の電車モノ……のイメージでした。なので、短編成の小型気動車というのは正直、驚きました。でも作品の幅が広くなるのは良きこと。

 キハ120形はJR西日本の閑散線区向け車輌で1991年から製造されたもの。いわゆるNDC、簡易気動車というかレールバスのお仲間ですが……。JR各社って無駄に整備技術高いのかこの種の車輌にしては長命守っています。もう車齢28年。いやもっと古いキハ40系がごろごろいるって話は兎も角。なんと更新行って更に延命する気とか。
 ただ、乗ってみると、意外と悪くない車です。トイレ後づけしたのは褒めて良い改良ですし。全ロングシートの300番台という駄目車輌以外は(苦笑)。

 あと、関西本線(亀山〜加茂)が閑散線区というのはなぁ。嘗ての大私鉄、関西鉄道の幹線と思うとちょっと考えてしまいます。キハ58系の2連がキハ120の2両になったときは驚いたものでした。
 ここに関してはもうちょっと大きな車入れてくれても良いんじゃないかしら?
(まぁ、大昔の湊町〜名古屋間の長距離で全車キハ35系通勤型気動車なんて時代思えば今のほうが良いのですけど)

◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 超豆茸様の作品は、件の関西本線仕様です。

 微妙な傾斜に真ん中貫通扉の前面、ベストな再現ですね。この手の気動車の必然たるバックミラーが決まってます。作品の密度がぐいっと上がる!

 前面の額縁状の部分は1プレートはみ出しですが、ここは違和感なく自然に仕上がっています。ドアや乗務員窓で自然に段差が目に入らない……のもおおきいですね。

 側窓・側ドアは横組です。側窓横組にするとそれだけで精細感が上がってくるんですよね。ただ、窓柱はもう1プレート増やして2プレート分の方が雰囲気出そうに思えますが如何でしょうか。

 カラーリングは濃紫……の部分を青で解釈しています。
 あの濃紫、レゴだと該当色がないので(ダークパープルもダークブルーも違う感)、これは正解に思えます。


 反対サイド。トイレのない側です。

 このモデルは非動力なので、床下機器も作り込み。排気系?がよく目立ち良い効果!


 サイドビュウ。


 真正面。連結器はボールジョイント。ルックスと機能の面で、再評価されて良い連結方法かもしれません。
 スカートはパネル使って、細かい柱が再現されています。
 鎖使ったジャンパ表現も好ましいですね。


 そして本命。2両編成に(フル編成?)。
 右の車が動力入りのようです。やはり床下機器がアクセントに。


 連結部分。ボールジョイントを使ったカプラーはこうやって繋ぐ。素朴だけど「あり」でしょう。


 ミラー類や表示類。精細な運転台周りなのです。
 
 既存作の221系や313系と合わせると、加茂や亀山の雰囲気が再現できそうですね。
 あと、これベースに他線区の仕様狙ってみるのも面白そうです。

<追記>
 既に加茂駅は再現されておりました。よく雰囲気が。


 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月14日

【鉄道作品日本型】鉄道の日記念? ED42形電気機関車。碓氷峠のアプト式電機

 20年前に長野新幹線(北陸新幹線)の開業で廃止されてしまった信越本線碓氷峠。EF63形の活躍で知られたこの区間、1963年までは日本で唯一だったラック式(アプト式)区間でありました。
 ※:1990年以降、大井川鐵道井川線があります。

 そこで活躍した電気機関車たち。その中核をなしていた……というよりは1950年代から1963年まで活躍したのがED42形です。

 瑞西製のED41形を元に国産化したもので、1933-47年の間に28両が製造。ED41に倣ったロッド駆動。もちろんラックギアも持つ。
 特徴的だったのは碓氷峠の機関車全てに共通することですが、運転台が峠の下側(横川側)にしかない片運転台機であったことです。

 ※:EC40は当時両運転台で後に片運転台化。EF63も実は軽井沢方の運転台は常用していませんでした。

 彼女らは3-4重連を組んで、常に峠の下側(横川側)について、坂を登る列車では押し上げ、坂を下る列車では引き止める形で連結されてた由。1950年代以降は3+1と客貨車を挟み込む運行に。

 1963年のアプト式廃止以降はそのまま引退。動態保存機1両が横川にあります。
 EC40やED40の払下げ機が、未だ福井や日光では現役でしたから、ED42も入換機や私鉄機としてラックギア外して再起出来たように思えるのですが……素人考えかしら。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 レゴ的には、結構前から暖めてた題材の一つ。
 流石にガチにラック駆動は技術的には可能であるものの(曲線のラックも含め)、実用性汎用性の面で流石に見送っています。

 今回はコストと手間を考えて、低速高トルクのパック形モータ、BB129(bricklink)を使用しています。このモータ、1992-1999年に低年齢用の簡易モータとして供給された往年の4.5Vモータ的形状の9V用モータなのですが、殆ど注目されていません。
(お陰で、安い!)

 ただし、動輪にはコストかかってます(苦笑)。BBBミドルは1個3ドル1両分24ドル……。ミドルサイズはもっと安くなれば普及し易いのになぁ。
 実物は複雑なボギー車ですが、先のモータの使用も含めて固定軸にアレンジ。
 「○●●○」(○はフランジレス)という配置です。ここもコストが関わってて、BBBミドルはフランジ4個フランジレス4個のセットで買うと、2割引になるのでした(苦笑)。

 でも、固定軸にすると、造形が平易になります。
 パックモーターはトラブルもありません。


 ロッドは普通に考えれば1x6の薄型アームですが、スコッチヨーク<<続きを読む>>
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【鉄道作品日本型】西武の電機の改修。E851に解放テコ追加。E52は足回りと屋根修正


 先週の所沢でお見せした西武鉄道の電気機関車。早速改修を行いました。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 E851形は車体裾とスカートを改修して形を整えました。ついでに解放テコも追加。


 こちら改修前。スマートさを出すために車体裾1プレート分に丸みつけたのが失敗で、スカート部分との繋がりが悪くなってました。



 改修後は、丸プレートの位置をスカートに移し、車体裾は角のままに。これで車体裾とスカートの繋がりが自然になりました。(どうやら1プレート車体揚げた電気機関車などの場合は、スカートは台車ではなく車体側に持たせたほうが良いみたいです)
 そして、白い解放テコ。アクセントとして重要ですね。

 なお「暫定」と思ってたバッファ・スノープロウ付カップラはそのままです。意外とこの機関車には似合ってる感じですので。


 心なしかサイドビュウも良くなったような。
 今後もばりばり活躍されてゆきます。西武らしい貨車(私有の鉄製有蓋車とか、青いワフとか)も誂えたいものです。
 さよなら運転の12系は誰かに貸してもらいましょうか(笑)。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 もう一つ、E52。
 こちらは2014年の作で、自作動力機(Mモータ)です。最初は好調だったのものの、近年は調子損ねてばかり。置物になってることが多かった。しかし、大好きな機関車ではありますし、E851にレッドアロー新製となれば出番だって更に増える。
 足回り、根本的改良を考えました。


 この機関車。製作時に妙な欲が出て、実物同様の連結台車枠にしちゃったのです。つまり通常のボギー車ではなくて、前後の台車の真ん中がジョイントで繋がってる。無論そのままじゃレゴのカーブは曲がれませんから、「●●+○●」(○はフランジレス) という構造だったのです。これが自作動力以上にトラブル多かった。微妙な高低差のあるカーブがクリアできなかったりしました。

 今回は全軸、通常のフランジ付きに。連結もやめて通常のボギー車構造にしています。
 自作動力も通常トレインモーター化を考えましたが、やはりシルエットが重くなって外見に影響が出る懸念がありましたので断念。E52(ED13)は側面から見たとき、台車が軽快なのが持ち味ですから。あと、BBBミドルで動輪径が大きいため、トレインモーターではスピードで過ぎの懸念もあります。

 取り敢えず、わざと凸凹付けたカーブでの試運転もクリアしているので、今後は安定してくれるはず……。


 Mモータ縦置きは変わらず。モータ自体が回転軸になる作りもそのまま。
 で、元は右の非動力台車もジョイントで繋がってて取扱が最悪に面倒だったのです。今度の改修で少しはましになってます。取扱が片手でできるようなりました(笑)。

 ついでに申せば、外側台車枠(ダミー)もタレポッチでの半固定でしたのでポロポロ外れてしんどいものでした。今回形状変えずに固定方法変更です。


 動力系は変わらず。ワッシャ代わりのハーフブッシュは全ての軸に入れてますが。
 

 外見面の修正として、側面屋根をポチスロ化しています。2幅ポチスロ、2014年地点では今ほど潤沢に使えなかったのでした。


 この角度から見ると効果が大きいのですね。
 台車枠も改良考えたいところですが。軸箱部分が8幅オーバーなのでなんとかしたいと思いつつ(微妙に運用上の制限になる)、外見考えると……。


 ともあれ、西武の貨物輸送はこれでばっちり?です。
 通勤輸送という課題は、来年の池袋までに考えましょう(笑)。
 

posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 鉄道作品(日本形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月13日

【作品紹介】ルビー様のC62は製作途中???

 製作途中? とお伺いしましたが、気になる作品なので紹介いたします。


 全体8幅。そこに6幅弱の太い缶胴。如何にもなC62らしいマッチョさです。
 
 動力系は不詳です。構造的サイズ的にエンジンドライブも可能でしょうが、此処から先は思想の問題になってきますから(笑)。テンダドライブは安定性では望ましいのですが、機関車が自走しないのは抵抗ある向きありますよね。

 それから、ディテールにユニークさがあります。
 デフテクタに車用のウイング(エアスポイラー)を立てて使ってる。薄いデフに見えます。安全弁のマイクロフィグは「なるほど」と。ただ、C62にはちょっと大きめかもしれません。

 ロッドはダミーでしょうか?
 ただ、サイドロッドにプレートを使うことができるのは軽い驚きでした。実は拙作新作でもテスト中なのですが、実用上差し支えないのですよ!
 テクニックアーム(厚)よりは薄手に出来て、かつテクニックアーム(薄)よりは長い部品もあります(テクアームの薄いのは長7までですが、プレートなら1x12もありますから)。
 可能性を広げる技法でしょう。

 惜しいのは、ランボードの表現。流石にレールプレートの0.5ポッチ未満の張り出しでランボードへの見立ては苦しい感あります。ランボードは蒸機の本質的部材ではありませんけども、外見上の要素は大きいのですよね。
 あと、C62ならボイラ中心高……というより、缶胴はもっと高い位置にしませんと。あと2プレート高くしてあげると、C62らしいマッチョさがより際立つんじゃないでしょうか(サイドビュウで、キャブと缶胴の段差が少ないほうがC62らしい)
 重心の高そうな感じもまた、C62の味だと思うのです。


 取り敢えず、12系を連れて。
 改良で、大化けしてくる基本技量をもった作品だと思います。

 日本型蒸機の王道と言われるC62だからこそ、決定版に期待したいですね。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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