何でも扱っています。4.5Vトレインからスター・ウォーズにバイオニクルも!
教材用等の大量調達もお任せください

◆◇◆◇◆◇◆
レゴの「全て」を世界から。日本語日本円・品切れなしのパーツ調達!
絶版パーツ、絶版セットもOK。廉価な中古も扱。


絶版になった特殊部品が欲しい、基本ブロックや特定色の大量の調達がしたい、
とにかく「安く」レゴが欲しい……というビルダーの声にお答えします。
注文を受けてから調達を行うため、即納体制は取れません。
しかし、当店に在庫切れはございません!

カンザンブリックは、日本のレゴビルドを変えてみせます!


◆◇◆◇◆◇◆
カスタムパーツ(BBB他)・カスタムキット(ME Models)の取寄せも

2017年09月16日

【鉄道作品日本型?】日本初の本格郵便車 逓信省テユ1形。「或る列車」以上のミステリアス?



 先の「或る列車」用の増結車?です。

 逓信省の私有車、テユ1形は1908年(明治41年。別説1906年?)に登場した日本初の本格的郵便客車でした。しかし、資料の少ない車です。

 アメリカのそれに範を取ったと思われる、両端オープンデッキ。そして20m級の大型車両であり、もちろん3軸ボギー台車。
 華やかな「〒」の装飾。シンメトリーのサイドビュウの美しさ。
 ベースは飽く迄、官有鉄道の標準型なのですが、私有車故の「例外」の多さもまた際立っていた、とてもエキゾチックでエレガントな郵便車であったのです。



 実物写真はこちらから転載いたしました。
http://oyu10.web.fc2.com/yuubinsya.html
 「鉄道郵便車保存会 」より
 片方のオープンデッキを塞いで車掌室を設ける改造が行われたあとの姿です

http://kraken.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/1-9d2a.html
 こちらの古絵葉書をもとにした記述に依ると、東海道線で使用されていたようです。
 形式図も載ってます! ホユフ9890形に改称されて、6両が存在していた模様? 両端部を郵袋室。真ん中に仕分け室というレイアウトは郵便車の末期(1986年)まで続いたものでした。

 画期的な車輌でありながら、このテユ1形は比較的早い時期に引退してしまったようです。
 また、改造などの転用の記録も見当たりません。謎に包まれているミステリアスな客車でもあります。(あの「或る列車」が昭和30年代まで残存して、車歴の記録も明らかなのとも対照的です)

、さて。1990年代、サハリンの廃車体の中にテユ1形がいたという雑誌記事を読んだ覚えがあります(誌名不詳……)。もはや原型はとどめていない廃車体。しかし、テユ1と特定できる特徴があった。廃車は恐らく日本領時代のことであり、ソビエト時代ではない……という記事だったと記憶しています。
 樺太に送られ、一生を終えたということなのでしょうか?

 官有鉄道車籍の客車であり(無論、国産車)、九州鉄道由来の「或る列車」とは無関係の存在ではあるのですが。ただ、その不遇な一生が、そして露骨なまでのアメリカンスタイルゆえに模型の世界では同列視されることが多いようです。




 レゴ的には……アイン様由来のプレート積層横組の木造車表現を行ってみました。
 郵便車1両だけなので、パーツ数増えても現実的な数量で済むので、好題材でもあります。全長に渡って4幅分の横組み。思ってたより簡単でした!

 また、その組み方故に、「〒」マークもさらりと表現ができたのでした。花模様はやりすぎかもしれませんが……どんなものやら?
(そもそも、赤ではなくて、実物写真を見ると金文字かも?)

 ドア部分は順組で、ここで車体の上下を結びつけてる由です。
 ドア自体は郵便車には必須のはずのロック表現を強調、アクセントに。

 3軸ボギーや屋根の作りは先の「或る列車」と共通です。


 サイドビュウ。原型の、完全にシンメトリーだった姿です。こうしてみると、西部劇スタイルの……如何にも列車強盗に襲われそうな?客車ですよね(笑)。

 7個の側窓は5個に省略しています。


 これはオフ会後の写真。製作者と一緒に(笑)。
 手ブレーキのある側です。


 アメリカンスタイルの郵便車。アメリカからの輸入機、C52(8200)が曳くと絵になるのは言うまでもなく。C52との組み合わせはフィクションですけども、時代的に同じくアメリカ製のパシフィック、8900形との組み合わせは多かったんじゃないでしょうか?


 「或る列車」もテユ1も、明治の末、鉄道国有化前後の「華」の一つでありました。
 この時代の、未だ「標準化」が行われていない木造客車にはまだまだ興味深いものがたくさんあります。そして、ミステリアスも。意外と楽しいジャンルですので、まだまだ造っていきたいと思います。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 鉄道作品(日本形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする