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2017年09月20日

【作品紹介】ともち様のJR北海道 283系気動車。スマートさと重厚さの両立。

 先にアメリカ形ディーゼル機関車(GEダッシュ9。サンタフェ鉄道[BNSF鉄道])を紹介させていただいたともち様の前回作です。

 こちら、ご地元の283系気動車。
 北海道の鉄道も北海道新幹線……に随分話題奪われた感がありますけども、札幌〜函館間の高速化の流れも忘れてはなりません。

 国鉄時代にはさほど手の入れられてなかったこの区間も、民営化後は183系Nや183系NN形とパワーアップとスピードアップを重ね、最終的に振り子式の高速気動車281系・283系に辿り着いたのでした。それがもう20余年前というのは感慨深いものはありますけども……。
 
 今は北斗にも「現実的な」261系が入るようになり、283系は撤退しています。その一方で183系も継続使用。新幹線の札幌開業までこの体制で続くのでしょうか?


 この作品、灯火の配置から283系であることがわかりましょう。
 281系以来の、ロングノーズの貫通型スタイルがスマートに、そして「重厚に」再現されています。重厚さも持ち味ですから、よくイメージ掴まれています。

 貫通幌周り、精細な感じ。
 細い灯火も、精悍な感じがしたものです。

 運転台部分は大胆にもキャノピー表現。でも、これがまたしっくり来ておりましょう。
 車体裾部分は青のトレインプレートです。車体裾の青帯はそれ故のアレンジですが、これはこれっで落ち着いて見えるんですよね。


 反対サイドより。車掌台の小窓が良い雰囲気。ドア周りの手すりなども全体を精細に魅せます。ピンポイントのディテールは大事。
 スカートの形状はシンプルながら感じを上手く掴み取る。重苦しくないのが良いです。




 赤い扉の車は「北斗」仕様。オレンジの扉の車は「おおぞら」仕様。
 寒色系のボディ故に、差し色がとても効いています。

 グリルブロックに依るステンレスボディ。窓まわりの黒も表現(ここだけ281系の仕様ですね)。
 

 ノーズの長さは、実物よりも強調されてる? これがまた、格好良い。


 先頭車同士の重連。一時期は281系・283系の混結で特殊な編成も見られたようです。

 制作されたのは4両編成?




 大陸的な重厚さを感じさせる車です。 北の大地に、似合ってる!
 
 個人的な意見になってしまいますが。
 側窓の位置は2プレート下げたら、実車の印象に近くなりそうな気がします。トレインプレートとグリルブロックの間の1プレートと、窓の黒淵とやはりグリルブロックの間の1プレートを抜き、窓上に持ってくる。
 腰板が薄く、幕板が厚いのは90年代から現在までの特急用車輌の傾向ですから、そこを抑えるとより「らしく」なりますかも。

 ともあれ、4両編成で走行するところは一度拝見してみたいものですね。
 また、隼氏のJR北海道作品群であったり、拙作の82系とかとも共演させてみたくなるのです。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月19日

【作品紹介】アイン様の東武300系電車。品格ある「急行」電車。

 先方の記事:レゴ 東武300系(350系)
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40448095.html

 東武300系電車は宇都宮及び日光方面へと向かう特急「しもつけ」「きりふり」「ゆのさと」等で運用されている特急型電車。以前はそれらの列車は伊勢崎線の「りょうもう」と共に『急行』と称され、珍しい私鉄における有料急行であったのでした。

 伊勢崎線の1800系を転用改造したものであり、6両口が300系・4両口が350系になっておりましたが、6両口の方は500系に置換えで先に引退しています。

 現在において「特急」として運用するのは設備的に苦しい車ではありますが、それでも丁寧に作った車であり、品の良さを濃厚に感じさせるものです。阪急電車を造ったアルナが有料急行車を本気で造った!のが伺えるのですね。
 1800系の赤も良いものでしたが、白地の東武優等車色もまた似合っていました。

 ※ただ、近年の東武は特急誘導があまりに露骨なのでとても乗る気分になれませんが。東武関連のニュース追うだけで気分が憂鬱になります……。多くの利用者が望んでいるのは「快速」の復活なのに!


 鬱な話はともかく。
 アイン様の作品、とても上品。実車の品格を湛える!
 東武というと日光線特急車(1720系に100系)という派手な文脈がありますが、それに対するセカンドライン。それ故の控えめな美しさでもありましょうか。

 実物は微妙な丸みを帯びた顔も、レゴだと平面割り切りでも違和感なく。真四角って感じにはならないのですね。
 角型の燈火類はあっさりしたプレート側面表現ですが、このノーブル感を損ねぬものでしょう。愛称表示機にはなんと12V用のライトユニット部品を使っています(白いのは12V用)。昔の部品の質感の良さ、生かされてます。

 帯色は通常赤。ダークレッドと迷うところでしょうが、ここは通常赤で明るい印象を伝えておりますね。全体のバランスで成功しておりましょう。


 4/6両を3両に圧縮。程よいボリューム感です。
 ドア数が最小限なのがこの系列の特徴でもありました。なんと先頭車はドアが運転台寄りのみ。ショートのボディに合わせて、側窓は2x2パネル横組。巧く雰囲気を出しています。
(拙作での1800系は2x3パネルでしたが、やや窓幅広すぎる感が。迷うところです)

 空調機のキセも優雅な形状再現できています。


 中間車。交差式パンタは確か1800系で初採用だったはず。
 アイン様はかなりの緻密さで再現されています。精細なパーツが全体を引き締めます。
 よく見ると、床下機器の立体感も印象的・効果的。重厚さを増しておりましょう。


 先頭車を後ろから。
 トイレ窓の表現が面白いです。ヒンジで角度を付けているとは。独特の表情が生まれています。閉状態にもできるのでしょうか?
 動力系はPFにも9Vにもできる模様です。

 ところで、背後にちらりと見える銀色の電車は?


 半蔵門線経由で乗り入れてきた東急8500系と並ぶシーン。この組み合わせも案外長く続いたものですね。背景の都会的情景がしっくりきてるのは言うまでもありません。

 さてさて。
 拙作の1720系・1800系とも並べてみたいところです。ただ、1720系が中破状態、1800系はもはや大破状態……(急いでつくったので強度がなかったのですよ)。修復、頑張りませんと(笑)。
 そして、群馬板倉氏の6050系快速、Mugen氏の100系特急。東武優等車も一同に介することが出来たらさぞかし素敵でしょう。機会あること、願っております。
(一応、1720系以外はすべて「現役」でもありますし)
 
 画像は2016年の群馬オフより。

 こちらは2016年のJBFより。
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】MuMug様の東京都交通局 E5000形。地下鉄の電気機関車。

 ここ10数年の、私鉄の電気機関車というのもほぼ新造がゼロに見えて、いくつか例外があります。
 黒部峡谷鉄道のEDV形のような、路線条件から必要な場合。
 名鉄EL120のような純粋な事業用車。回送用や工事用。後者の場合は線路閉鎖しなくて済むメリットあり。
 東京都交通局(浅草線)E5000形は、大江戸線用の小型リニアモーター車両を浅草線内の工場に入出場させるための牽引車として2006年に2組が新製されたもの。

 40噸のD形。出力190kwx4。私鉄電機としては平均的なスペック。いや、このクラスだと50噸になりますから軽量化努力しているのか?
 また、大江戸線の車両限界に合わせているため小柄なボディ。
 重連前提の片運転台。JR貨物機ならば1両のEHとなるところですが、民鉄車輌ではその手の便宜は効かないらしくEDの重連という扱いなのは黒部峡谷鉄道のEH105+EH106に共通します。

 通常の運用は大江戸線汐留〜汐留連絡線〜浅草線馬込車両基地間。
 一応、大江戸線内を自車のモーターで走ることは可能らしいのですがデビウ時の回送のみ。また1号線規格車ゆえに、浅草線5300系電車の牽引も可能となっています。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆


http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=571041

 mumug様は多くの京成電車を造ってこられましたが、この作品も「1号線規格」の延長にありましょう。回送時間によっては営業車……すなわち京成やら京急の車輌と並ぶことだってあるはずですし。


 シンプルながら、特徴を抑える。
 流石に車体幅は大江戸線規格ではありませんが、車体高を通常車両より押さえ込むことでE5000らしさを出しています。

 白い車体裾に、緑の都営マークが良いアクセントに。
 



 パンタグラフは3つ。2つが浅草線用で、1つが大江戸線用。架線高さがぜんぜん違うのでこんな二重装備になっているそうです。


 京成電車との顔合わせはありそうです。

 そういえば、大江戸線車輌は未だレゴでの製作例がないですね。大江戸線も既に新旧車輌があり、既に消滅した旧型初期車、更には試作車。趣味的にも楽しい世界になってます。

 いやそれ以前に都営地下鉄は気分屋氏の5300系(残念ながら解体済)しか作例がない世界。三田線や新宿線、そしてそこへの乗入車(東急目黒・埼玉高速・京王)などもディープな世界。
 まだまだ可能性、あるような気がします。
posted by 関山 at 23:12| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月18日

【実物鉄道】目指せ札幌! 2017年晩夏旅行(3日目) 函館から札幌まで。市電でキハ40で風浴びまくり。美食の函館・大都会札幌!

前回記事 https://t.co/oQjkoUhBiu

 2017年9月8日 金曜日の纏め(+追記)です。
 需要あるかどうかわかりませんが、半ば自分用纏めとして。

 この日は半日函館で濃厚に遊んで、午後に函館→札幌を「普通列車」で移動です。北海道での普通列車長距離移動はいろいろ「詰み」ますが……さて?

 なお、函館では「カネモリブリックラボ」のかたおか様に大変にお世話になりました。とてもとても楽しかった・美味しかったのです。
 横浜いらしたら、ご案内しますのでお知らせくださいませ。



 函館駅前です。観光用なので敷居はとても低い(有り難い)。

 かたおか様に教えてもらったこのお店は20分待ち。人気店なんだそうです。
 ここばかりは朝から日本酒キメさせてもらいました。呑まないと勿体無い。おつまみ小皿がサービスでついてくるんですよ。幸せな朝でした。

 イカ、決して好きじゃないんですが……新鮮なイカって別種類の食い物ですよね。美味すぎる。なお「ウニ」(苦手)を避けると価格も下がります(笑)。カニとイクラも美味。
 そのあと半端に時間あったので、函館駅内(無駄におしゃれ)のスタバ(だったと思う)でコーヒー。無駄におしゃれな店内でした。




 

 



 9時半の営業開始まで少し時間ありましたので、外で暇つぶし。
 涼しく天気もよく、外もまた気持ちよかったのです。

 カネモリブリックラボ、軽く見せていただき、その後は時刻を調べていてちょうどピッタリの時間に運行のある「函館ハイカラ号」を狙いに市電 十字街停留所まで。



 十字街→ドック前。ドック前→駒場車庫前と乗る。
 平日では有りますので、適度な混み具合です。休日とかトップシーズンだと乗り切れないこともあるんじゃないでしょうか?
 ガチな二軸単車。乗ってて楽しい。<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 実物鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月17日

【作品紹介】tn-factory様の「Thalys」製作中。高速列車モデルの新しい形?

http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=571285
 より。

 tn-factory様の久々の新作です。それも最近は手薄なイメージのある欧州大陸型。

 Thalysはパリ〜ブリュッセル〜アムステルダム間の高速列車で、1990年代なかばに運行開始したもの。この区間は嘗ては「TEE街道」だったところであり、国際列車の高速化もまた比較的早い時期だったのでした。
 なお、パリ東駅ではユーロスターの隣のホームから発着ですから、国際列車同士が常に顔を並べる賑やかさ(だったはず)。

 TGVベースで、カラーリングはTEEのステンレス客車を意識した、濃赤と銀。
 車輌は……運行開始時のものは流石に古びているはずですが……。置換の話とかは未だないようで。TGV系の車輌は得てして長持ちですね。


 この題材は海外作品もいくつかありましたが、この造形は一線を画すもの!

 斜めに「お面」貼り付けることと、その端に大型カーブウェッジ使うことで滑らかに、美しく。
 この動力車、高速列車としてはボリュームフルなのですが、きっちりスマートさを出せています。


 斜めの処理もスムーズであり、お面貼っつけた感は感じられません。

 側面は……きっちりり車体断面を反映されておりますね。
 上1/3ほどの絞込がこの造形は効果的です。

 車体半ばの塗り分け部分も斜めに再現。
 運転台付近の乗務員ドア、手すりの灰色(銀色)が良いアクセントです。

 分かりにくいですが、台車も凝ったものが奢られてる模様。

 台枠(トレインプレート)の色は新濃灰?のようですが、ここは違和感ないです。トレインプレート使うと車体裾を1プレート視覚的に下げることが出来て、欧州大陸の車輌再現する上では有利なんですよね。

 気になるのは後方の中間車。
 銀の車体に、窓上の赤帯はやはりTEEの名残のごとく。

 ともあれ、完成が楽しみな作品であります。
 欧州系高速列車モデルに、新風吹き込むのは間違いありません。
(これ完成したら、拙作のCC40100とTEE-INOX、リニューアルしませんと(笑))


http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=423368
こんなの。
posted by 関山 at 23:57| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月16日

【鉄道作品日本型?】日本初の本格郵便車 逓信省テユ1形。「或る列車」以上のミステリアス?



 先の「或る列車」用の増結車?です。

 逓信省の私有車、テユ1形は1908年(明治41年。別説1906年?)に登場した日本初の本格的郵便客車でした。しかし、資料の少ない車です。

 アメリカのそれに範を取ったと思われる、両端オープンデッキ。そして20m級の大型車両であり、もちろん3軸ボギー台車。
 華やかな「〒」の装飾。シンメトリーのサイドビュウの美しさ。
 ベースは飽く迄、官有鉄道の標準型なのですが、私有車故の「例外」の多さもまた際立っていた、とてもエキゾチックでエレガントな郵便車であったのです。



 実物写真はこちらから転載いたしました。
http://oyu10.web.fc2.com/yuubinsya.html
 「鉄道郵便車保存会 」より
 片方のオープンデッキを塞いで車掌室を設ける改造が行われたあとの姿です

http://kraken.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/1-9d2a.html
 こちらの古絵葉書をもとにした記述に依ると、東海道線で使用されていたようです。
 形式図も載ってます! ホユフ9890形に改称されて、6両が存在していた模様? 両端部を郵袋室。真ん中に仕分け室というレイアウトは郵便車の末期(1986年)まで続いたものでした。

 画期的な車輌でありながら、このテユ1形は比較的早い時期に引退してしまったようです。
 また、改造などの転用の記録も見当たりません。謎に包まれているミステリアスな客車でもあります。(あの「或る列車」が昭和30年代まで残存して、車歴の記録も明らかなのとも対照的です)

、さて。1990年代、サハリンの廃車体の中にテユ1形がいたという雑誌記事を読んだ覚えがあります(誌名不詳……)。もはや原型はとどめていない廃車体。しかし、テユ1と特定できる特徴があった。廃車は恐らく日本領時代のことであり、ソビエト時代ではない……という記事だったと記憶しています。
 樺太に送られ、一生を終えたということなのでしょうか?

 官有鉄道車籍の客車であり(無論、国産車)、九州鉄道由来の「或る列車」とは無関係の存在ではあるのですが。ただ、その不遇な一生が、そして露骨なまでのアメリカンスタイルゆえに模型の世界では同列視されることが多いようです。




 レゴ的には……アイン様由来のプレート積層横組の木造車表現を行ってみました。
 郵便車1両だけなので、パーツ数増えても現実的な数量で済むので、好題材でもあります。全長に渡って4幅分の横組み。思ってたより簡単でした!

 また、その組み方故に、「〒」マークもさらりと表現ができたのでした。花模様はやりすぎかもしれませんが……どんなものやら?
(そもそも、赤ではなくて、実物写真を見ると金文字かも?)

 ドア部分は順組で、ここで車体の上下を結びつけてる由です。
 ドア自体は郵便車には必須のはずのロック表現を強調、アクセントに。

 3軸ボギーや屋根の作りは先の「或る列車」と共通です。


 サイドビュウ。原型の、完全にシンメトリーだった姿です。こうしてみると、西部劇スタイルの……如何にも列車強盗に襲われそうな?客車ですよね(笑)。

 7個の側窓は5個に省略しています。


 これはオフ会後の写真。製作者と一緒に(笑)。
 手ブレーキのある側です。


 アメリカンスタイルの郵便車。アメリカからの輸入機、C52(8200)が曳くと絵になるのは言うまでもなく。C52との組み合わせはフィクションですけども、時代的に同じくアメリカ製のパシフィック、8900形との組み合わせは多かったんじゃないでしょうか?


 「或る列車」もテユ1も、明治の末、鉄道国有化前後の「華」の一つでありました。
 この時代の、未だ「標準化」が行われていない木造客車にはまだまだ興味深いものがたくさんあります。そして、ミステリアスも。意外と楽しいジャンルですので、まだまだ造っていきたいと思います。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 鉄道作品(日本形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月15日

【作品紹介】6n2b2c様の、産業用蒸気機関車(千葉公園のNUS 5) ディフォルメと精細。可愛く!密度感。

 6n2b2c様としては初の蒸機作品だそうです。
 しかし、最初からいきなり高精度な作品ですね。

 大胆ともいえるディフォルメを効かせつつ、しかして機関車の精細部表現には拘るという理想的なバランス取りで生まれた作品です。
 
 6幅? かと思いましたが、世界観的には寧ろ8幅大型モデル寄りでありましょう。6幅の文脈を8幅に使っているので、全体にゆとりさえ感じさせます。それが可愛さにも繋がっているのでしょう。

 題材は千葉公園に保存されている、嘗て川崎製鉄(現JEFスチール)千葉工場で使われていたというNUS5という産業用機関車です。

http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2013/04/3_2.html
 こことか参考に。

 川崎車輌1953年製造ですので、日本の蒸気機関車……特に国内向けとしては最終期の製造です。自重26噸ですから、まさに産業用の小型機関車です。1969年まで使用されたとか。
 千葉公園では大変丁寧に、保存してもらっているようですね。恵まれた保存機の一つといえましょうか。


 腰高? な印象は実は本物どおりです。

 車体幅は突出部で8幅に納まる感じ。シリンダが8幅ちょうどという塩梅ですね。

 高い位置の缶胴はΦ4の円筒重ね仕上げ。綺麗にまんまるです。
 キャブの曲線がエレガント。ここは実物よりも美化されてますかも(笑)。


 サイドビュウ。高さと全長も調和が取れておりましょう。
 とても気になるのは動力系の格納方法ですね。電池boxがキャブ内。

 ラージスケールの大柄モデルは有利ではありますが(主題枠内にMモータ仕込むとかできるかも?)、それでも小型蒸気です。苦心はあったことでしょう。


 真正面より。面長の、好ましい表情です。 
 近年出回ってる2x2のウエッジプレート使った端梁が良い感じ。連結器が上下二段になってるのもまた実物通りでしょうか。
 随所に「奇数幅」を含めているのも、精細度を上げておりましょう。


 バック。逆スロープによるコールバンカー。
 
 この角度で初めて分かるのは、サイドタンクは6幅で、キャブ上半はなんと5幅という構成。ランボードはレールプレートで実質7幅相当ですから、子気味のよい上すぼまり形状でもあるんですね。これがスマートさに寄与しておりましょう。

 走行動画です




 先にも触れましたけど、8幅系の世界観にしっくり来そうです。
 同じく製鉄所の機関車として、案外なし氏の新日鉄八幡E8500とかと共演しても似合いますかも? 貨車は8幅合わせで大ぶりに造ったものがあればよく似合いそうですね。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月14日

【追記 戦時型】【作品紹介】エース君のC11 角型電池での自走!/蒸機が「当たり前」の時代

 既に京都の催事では大活躍していると伝え聞く、エース君の新作はC11。
 模型でも実物でも、定番の「万能機」としてあると便利な?機関車です。

 但し、中型のタンク機ではありますから、レゴ的な難度は低くはありません(無論、自走前提)。同じ汎用・万能とされた中型機でもテンダ機の8620や9600だと難度は下がってきますが。
 小柄なだけに、難しい。


 隼氏の作(動力なし)を参考に、動力化及びアレンジ幾分か。

 この車軸配置ですから、当然トレインモーターは使えず、自作動力系です。
 C11として納得できるサイズ、スタイルに押し込んでいるのですから凄い。この手の小型動力車は「いかに小さく作るか」が難しいので、実はかなりの技術を見せてくれてます。
 ロッドはbikkubo式の簡易可動。MAX8幅に収まりますから運転環境も選びません。

 形状面ですが、シリンダブロックはもうちょっと肉増しされてると良いかもしれません。キャブとサイドタンクも分離されているように見せることができたら(例えばサイドタンク部分のみ、側タイル張りにするとか)良いかも。でも、他にアラが目立ちませんよね!


 サイドビュウ。ここから動力系が推測できましょう。

 Mモータは第三動輪の後部、キャブ下方に入っています。
 受光ユニットはテンダ増炭枠の中ですね。
 電池は006P角電池を使用。あの電池(アルカリ)はすぐダメになるように見えて、実は3-4時間の運転に耐えるようです。かなりの実用性なんです。
 PFで006Pの使用はやや魔改造?になりますけども、技術的には比較的簡単ですからその意味でも実用的と言えましょう。

 さて、Mモータは前方に移すことが出来たらキャブ内には余裕が出来そうです。
 そうすると受光ユニットと006P電池の置き場所もまた代わってくるでしょう。
 或いはモータ位置はそのままに、電池を前方に置いてしまうのもありかもしれません。これでもキャブは余裕できるはず?

 ともあれ、電池サイズが小さくなると自由度は飛躍的に高まりますね。


 このアングル、蒸機として魅力的なんですよね。
 正統派なC11と申せましょう。やはり非というかスキがない。

 汎用の旧型客車は既にエース君の許にありますから、2両でも引けば「大井川鐵道」ふうになりますね。12系従える団臨も良いですし、無論、貨車だって。
 あとはネタ列車としてあまりに有名な早岐→佐世保の20系とか。14系座席車を借りてこれれば「大樹」もありですかも?(2つ目玉化も楽しそう)。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 さて。以下、エース君から頂いた画像より。


 JAMで実現した、D51同士の重連。前がエース君で、後ろがbikkubo氏のはず。
 さらっと区別がつきません(笑)。技術的熟達の証明のような1枚です。

 技術的難度の高い蒸機作品が「当たり前」になるというのも、昨今のレゴトレインシーンの特徴でありましょうね。そして、蒸機は実物同様、走らせれば人気者ですから!
(旧型の電車など、渋め題材は如何せん不人気な傾向ありますけど、蒸機だけは例外なのですよ!)


 実製作予定は未定とのことですが、C58(LDD)。
 実物はやや地味な存在ではありましたが、この作品は実物よりかっこいい! 感じがします。均整の取れたプレーリー。
 そして、C58って国鉄近代蒸機の要素を全て持ち合わせたような機関車なんですよね。もし、実制作されたら良きオーラ、放つことでしょう。そのうえ引っ張る客貨車も選ばない!(どんな時代・どんな地方でもOK。私鉄機さえ有り) いつになるかわかりませんが、楽しみなのです。
 
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 9月19日追記:

 「戦時型」もバッチリ作られています。
 いちばん有名な戦時型C11……というか、新橋駅前SL広場の機関車ですね。情景も含めたモデルに
意外と駅前の展示機関車を本気で造った作例はありません(適当に場所空いたので保存機設定置いて埋めることはあっても)。柵とか花壇とか、あると良い雰囲気になりますよね。

 バックビュウ。C11をそれらしく、極力コンパクトに作られようとしているのがわかりますよね。こっちを前に20系とか曳かせたいものです。


 戦時型らしい特徴は角型のドームと砂箱。しかし、この交換であたかも別の機関車に。部分的パーツ差し替え可逆的改装できるっていうのは「レゴならでは」なんですよね。他の模型ではそうはいきません。

 ポチスロ使って、デフレクタを薄く見せる工夫も面白い! この手法って実は広範に使えるんじゃないでしょうか? 
 
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2017年09月13日

【実物鉄道】目指せ札幌! 2017年晩夏旅行(2日目) 新潟から函館まで。

 9月7日木曜日の記録です。新潟を8時に出て青森21時着。船で函館へ。

 前回記事此方
https://t.co/qwvV8yLbUY




「で朝6時に出て五能線経由(景色良いが時間掛る)青森目指すつもりだったけど、せっかくのホテル+朝食なんで、朝8時出にして奥羽本線経由で青森行きにするかねぇ
五能線はリゾートしらかみの指定取れず居心地も悪そうなんで、ここは奥羽本線経由にしよう。朝食も豪華そうだからパスは勿体無いw」

「五能線なら2年前に往復で堪能してるから諦めは着く(片道キハ40普通。帰りはブナ編成だったかな?) 奥羽本線の701系は最後尾助手席か(あそこはさらと居心地は良い)、はたまた3人がけシート狙って横に座るか(空いてたらだけど)」














<<続きを読む>>
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【国内作品紹介】ともち様のGE Dash 9 Series。サンタフェ鉄道仕様。クレーンとともに(函館展示中)

 先日9月8日の函館訪問時、驚きましたのは、函館在住のトレインビルダー ともち様がいらっしゃること。運良く、カネモリブリックラボさんで展示をされており、作品をじっくり拝見することが出来ました。

 展示は10月29日迄。まだまだこれからです。
 なお、以前はJR北海道キハ281(!)を展示されたこともあったようです。


 アメリカのディーゼル機関車は詳しくはないのですが、この形状はGEのDash 9 Seriesでしょうか?
https://en.wikipedia.org/wiki/GE_Dash_9_Series
 ボンネット形状やエンジンフード形状から判断です。他の機関車でしたら申し訳ない……。

 さて、この作品。6幅で40ポッチという全長に、マッチョで力強いアメリカン・ディーゼルの全てを要約しきっちゃってること。
 そして、作品サイズのコンパクト感でもって、日本人には取っ付きにくい印象のあるアメリカン・ディーゼルを身近なものに見せてはいないでしょうか。
 フルスケールも良いのですが、幅とか高さとのバランスでは、全長40というのは良いバランスなのでしょう。

 ディテールと色が素晴らしいですね。
 先ず、サンタフェ鉄道(現BNSF。但しサンタフェ鉄道時代の塗分の機関車も多々)の複雑な塗り分けをシールなど無しで表現しきっちゃってます。アメリカの鉄道に詳しくなくても「あの鉄道だ!」と分からんばかりに。
(ナンバー部分は、往年の10020のものを奢ってるみたいですね)

 ディテール。要点を抑え、そして楽しげに纏められています。
 開閉するハッチ。運転台の陽よけ板? そして手すりに複雑怪奇なエンジンフード部。

 そして、ボンネットの造形。美しい!
 キャブ下を肉増ししてあるのも見逃せません。

 アメリカン・ディーゼルを最大限に魅力的に見せる基礎と味付けが為されてる傑作と言えましょう。


 サイドビュウ。
 力強く、美しい。そして可愛い。
 いや、アメリカン・ディーゼルに美しいとか可愛いって印象は普通は持ち得ないのですが、ともち様作品はどことなく、ディフォルメに萌……的なニュアンスを感じるのですよ。
 それがまた、実物の魅力の再評価にさえ。


 エンジン側より。グリル(ダイナミックブレーキ?)周りの形状が堪りませんよね。究極の妥協なき形状。
 エンジンフードそのものは4幅の上に左右2プレートづつ足しているので実質5.8ポッチ相当なんですが、デザインの配慮で息苦しい感じはありません。寧ろ力強さの強調になっておりましょう。


 重連で待機中の、ジオラマしたて。
 点検整備中のシーンです。


 全景。線路の枕木処理は海外(特に北米)で見かけるものですが、この面積なら不可能じゃない? とても良い効果を上げておりましょう。

 他は門型クレーンと、シグナルセクション。


 クレーンとダブルスタックカー。
 今にも、二段目を積み込むぞ! という情景です。
 制約の中に、うまくシーンを切り取っておりましょう。


 門型のシグナルセクション。
 アメリカの鉄道ではよく見かけるものです。たくさんの信号機が鉄道というシステムを象徴してるかの如く。

 あぁ、一家に一対、ほしいところですね(笑)。
(日本だとまた別の形状になりますが、信号機集めた塔というのは絵になります)


 さて。持参していた拙作新作も准アメリカ形(アメリカ製のC52形)ですから(笑)、この機会に並びを撮らせていただきました。
 自分も最近はアメリカ機の魅力に気が付きつつあります。
 日本に来たアメロコ達も良いですし、ゆくゆくは本場のアメリカ形も……。そんな希望と妄想?を掻き立ててくれます。


 貨物ヤードの片隅にやってきた、動態保存のミドルサイズ・パシフィックという趣でしょうか。
 ディーゼル機関車がもっと古いタイプなら置き換えの端境期にもなるかもしれませんがダッシュ8-9の時代だと蒸機=保存機ですものね。


 保存蒸機のやってきた側線は普段使ってない線路。
 そこの主は半ば詰所代わりの?木造古典客車。アーチ窓の優雅な形状の客車も、1920年位まではアメリカでは極ありふれた形状の量産型だったのです。その、生き残り。

 アメリカだと、今でも機関区の隅とかに「謎の保留客車」みたいなものが置かれてたりするようです(流石に鋼製車ですが)。救援車だったり職用車だったり、詰め所がわりだったり? 或いはガチな保存車両か個人所有車両か?
 

 ……と、そんな妄想をば。
 
 ともち様の今後の作品にも期待です。今後とも宜しくお願いします。
 
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2017年09月12日

【鉄道作品日本形?】「或る列車」。先ずは2両を。オーラのある、木造客車。



 九州鉄道(初代)が明治末期、すなわち鉄道国有化の直前に輸入した5両のアメリカ製客車。飾り窓に楕円窓、絵に描いたような豪華さを感じさせるスタイル。当時としては画期的な大型。優れた客車であったのです。
 しかし、僅か5両、それも各1形式1両(2等・1等・食堂・1等寝台・特別車)。標準から外れた車であったことから継子扱い。
 その豪華さを活かすような使い方は殆どできず(※)、大正の末には空気ブレーキの教習車に改造されてしまいました。

 ※:今思えばそのまま供奉車に転用するとか(流石に御料車はあり得ないにしても)、5両とも1等の展望車か寝台車に改造して東海道山陽筋で特急・急行に使うとかあり得たと思うんですが。

 その華麗さとそぐわぬ境遇から、戦前の鉄道愛好者つけた愛称が「或る列車」
 車両そのものは戦後、昭和30年代前半までは残存。配給車とされてたようです。また、戦後間もないころ、仙台地区で三等車代用にされた事例もあったとか。ただ、内装のたぐいの殆ど無い詰め込み車であったのでしょうが(でも乗った人、羨ましい)。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 かなり前、それこそレゴに戻ってきた10ん年前から温めてきた題材です。
 ただ、制作意欲を加速させてくれたのはアイン様の木造客車作品でした。
http://legotrain.seesaa.net/article/452717893.html


 1x2プレート横組み積層で腰羽目板の表現を行うあの手法を見たときに、心が躍る。
 ただ、「或る列車」では同じ手は使えません。等級帯が入れられないのです。強引に入れると窓框があまりに高く不格好になるのは自明と。

 妥協策で考えたのが、1x1ブロックを並べての腰羽目板を造る手法。



 先ず、二等車(ブオロ1→スロフ9360)を造ってみました。
 窓配置が癖がないので(綺麗にシンメトリー!)、この系列のサンプルカーとなるはずと。

 件の腰羽目。アイン氏の1x2プレートほどの重みはないものの、これはこれで自己満足度は高し。汎用性に優れること、コストが安いのも特徴。この手は木造電車などにも使えますね!
 車体裾の1プレート部分は敢えて黒として、木造車だとチラ見えする台枠の表現に。木造車って鋼製車よりちょっぴり腰が高く見えるものなのですよ。

 窓のアーチ部分は単純明快1x6のアーチです。この部品は新旧2タイプあるのですが、客車の窓に使う分には新タイプの方が見栄えが良いようですね(幸いにも新型は安い!)。中身には1x2のプレート詰める。
 側窓は2x2窓の横組。楕円窓はもっと気の利いた組み方も考えましたが、時間と強度の関係で丸穴ブロックに妥協です。ここだけは手抜き。
 ウインドシルヘッダーはダークブラウンを配して、色差表現に。メリハリ!


 ドアは2x3上端丸窓を。この部品を初めてみた時からの妄想が叶ったのでした。

 デッキは大きく絞り込んだ形状で、かつ窓有りを実現。
 
 ダブルルーフはコストかけて?ポチスロとカーブスロープで優雅な形状に。トルペートベンチレータは「嘘」ですが、ここに張り出し無いと屋根が抜け落ちる(笑)。意図的アレンジです。

 台車はもちろん三軸ボギー。床下にはトラス棒。

 この1両を造ってみて。その重厚さというか周辺を支配してしまうようなオーラにくらりくらりと。「或る列車」と名付けた昭和初期の鉄道趣味の大先輩たちも、車両区の片隅で待機(放置?)してたであろう彼女らを見たとき、そんなオーラにヤラれたに違いありません。




 制作2両目は特別車(ブトク1→ストク9000形)。
 言うまでもなく展望車形状の車です。

 概ね二等車と同じですが、ハーフサイズの窓入れて窓配置に変化をもたせたこと。そしてオープンデッキが特徴。

 アーチ窓の「詰めもの」はステンドグラスを意識して、1x4ハーフハイトアームの「透薄青」を使ってみました。こんな色の部品があるんですよ。効果は絶大です。

 なお、「或る列車」の色は諸説あるようです。模型で造る方は好き勝手な仕上げにされてる傾向ですけども。例えば原信太郎氏は敢えて塗装せず真鍮色にしておりますし(個人的には好みではないです)、16番の作例では青に白帯、青大将のような薄緑色、というのも見た記憶があります。
 然し、王道的に考えれば葡萄色……茶色系でありましょう。少なくとも国有化による買収後は他の客車と同じ色になってたはず……です。

 この車は等級外の「特別車(貴賓車?)」ですが、敢えて白帯入れて一等展望車としています。一等白帯、茶色の車体だと映えること!


 端面。手すりには1x4円のフェンスを使用。丸みの強調が似合うのです。
 妻面窓も上端アーチ型のものを使用。

 この角度から見ると、側窓の立体感がとても素敵……。


 2両揃って。今回は資材と時間の関係で2両にとどまり。

 いや、先にも触れたよう激濃オーラですから、この2両で「お腹いっぱい!」でも有りますが正直。
 めったに使われない事業用車として車庫の片隅に放置?でも良いのですが。
 

 さて。
 牽引機が問われるというか、なんだかんだで愉しめる客車です。

 先ず、専用機として想定したのが8200形(→C52)。少し時代が下りますが(大正末なので15年ほど)、同じアメリカ製の3シリンダ・パシフィック。似合いないわけがない、王道な組み合わせ?
 いや、アメリカ製パシフィックでは8900形も迷いましたし、4-4-0の最終形態にして最強機6400形もまた迷ったのでした。電気機関車ではEF51やED53も名コンビになることでしょうね(あぁ作りたい!)。


 背後に現代のアメリカ貨物列車がいると、本場アメリカでの保存鉄道っぽい雰囲気になります。

 「或る列車」は日本でこそ特別な存在でしたけど、あのタイプの木造客車はアメリカでは「標準型」であり、あらゆる鉄道で見られたタイプであった模様。
 無論、モータとパンタと制御器付けて「電車」になってたものも。

 そして客車・電車とも鋼製車の初期にその影響を残すことになります。


 アメリカンというと、妙に似合ったのが隼様のシングルドライバー。
 玩具的な、而して妙にリアルなアメリカンスタイルのシングルに、やはりファンタジックな客車は絶妙な調和なのです。

 いや、8200が間に合わなかったらこの組み合わせを使うつもりでしたノースブリックでは。


 同じく隼様のC57と。
 「或る列車」も昭和中頃戦後まで生き延びておりましたから、雑形客車の一つとしてこの組み合わせもまたあったことでしょう。鋼製客車(スハ32等)を連ねた編成に、ぽつんと木造雑形客車が繋がってる編成というのもまた味わい深いものです。

 また末期は配給車になっていた車もありましたから、案外貨物列車に繋げても似合うかも? 等級帯は要りませんけども。




 あとは、あり得たif。

 木造客車の一部は私鉄への払下げがあり、北海道の炭鉱私鉄には元優等車の三軸ボギーなんてシロモノまで紛れ込んでた由。

 或る列車も払い下げられていたら、こんなシーンを演じてファンの注目を浴びていたかもしれません。4110とも意外と似合うもので、このまま北海道の炭鉱に居た古典機たち、各種揃えても見たくなります。8700や8850だって居ましたから。あとは夕張の11-14号機とか。
 でもその前に、ダミー動力車も兼ねて木造ワフ再整備して。線内(社内)輸送用の出処怪しそうな雑形石炭車の2-3両も? 世界が膨らみそう。


 もう一つ。
 木造客車はなにも蒸機による鉄道だけではなく、電気鉄道にも払い下げられていました。とくに戦時の統制経済下、新車を申請すると鉄道省の木造客車を斡旋されることもあったとか……。そうした車両は阪和電鉄や阪急電鉄にも入っていました。

 もし、新京阪鉄道にもそうした木造雑形客車が入っていたら。
 電動車ばかりで付随車不足気味だったので、あり得た話……? 

 アメリカンスタイルの鋼製電車P-6。それがアメリカンな木造客車を挟み・従え疾走してくのはそこそこ様になってたと思うのです。それこそ本場のインタアーバンでの木造→鋼製への過渡期に見られた編成かもと。

 あと、この客車の技術援用でガチなアメリカン・インタアーバンも造ってみたいと。食堂車に寝台車に展望車何でもあり。都市部高架だって、道路の上だって走っちゃう。色も派手派手でOK。あぁ涎が止まりませんよ……。





 最後に小ネタ。il様作品と並び。
 嗚呼、不幸が滲み出ています……。

 「或る列車」は九州で観光列車として、キハ40の改造で生まれましたが、同じ年に気動車の「平成版:或る列車」が北海道で生まれてしまうとは……。

 量産先行前提の、キハ285系。決して(財務処理税務処理上で短命の強いられる)試作車ではありません。
 走行距離は100km未満。函館へも小樽にも顔を出せず。
 そして僅か半年の在籍と、1年後の解体が行われてしまった285系。

 九州鉄道のアメリカ製客車が「或る列車」として悲運の象徴のように言われますけども、それでも木造車としては長命長寿な方でした。
 それ以上の伝説が生まれてしまったこと、不幸としか申しようがありません。

 285系もまた、語り継がれる存在になるのでしょうか?
 

 閑話休題。
 ウチの「或る列車」の方は、あと2両ほど揃えて編成化の予定です。無論食堂車と1等寝台車を。あと、ほぼ同時代の木造郵便車で素敵なのがありますので、その辺も含めて編成化できればと。
 
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【レゴ社への意見】2017年上半期の売上低下に思う。

 もう1週間くらい前のニュースですが。


https://mainichi.jp/articles/20170906/k00/00m/020/078000c

 この12年ほど毎年「大躍進」続けてたレゴ社の売上が、2017年上半期は遂に4.8%減に。営業利益も6.2%減。
 個人事業主やってるとわかりますけど、この程度の減少ってガチにキツいです。

 って話はともかく。
 個人的には、レゴ社はそろそろこんな状態に陥るんじゃないかと思ってました。

 最近のレゴ社、集中と選択を明らかに間違ってましたもん。
 ラインナップというか経営資源を男児向けアクションテーマと版権系、それもアメリカ版権ものに偏らせすぎてました。無論、反論はあるでしょうよ。女児向けやcityにCreatorだって商品出してるでしょ、って。

 でも、あるところは古いファンでも理解できないレベルでの新製品大量投下を行ってるのに、別の箇所では旧来通りのラインナップの繰り返し。相対的に「見放されてるなぁ」って思ってしまいますよ。

 で、まだラインナップ続いてるカテゴリは良いです。
 問題は、それ以外。ラインナップが維持できないカテゴリの悲劇。いつもいつも記してますけど、トレイン最悪です。いつもあるのはCITYの全部入りセット3種類のみ。拡張用にも初期導入用にもなる単品車両は出る気配もありゃしません。10000代の精細な製品2013年のホライゾンを最後に音沙汰なし。50年来のトレインファン、馬鹿してんの?
(他にもJuniorカテゴリにも鉄道ものはあって然りと思いますが、全く出てないですねぇ。手押しの列車とかあれば将来のCityやCreatorのトレインファンに育てられるのに。デュプロとCityの間の4-6歳という大事なセクタでの製品が欠けてるのは危機ですよ!)

 でも、オリンピックの頻度でしか製品は出ないものの、その4年間の製品供給を継続してはくれてるトレインはまだマシです。

 3年前に派手派手しく復活したバイオニクル。ニクル苦手の自分にとってさえ魅力的に思える製品デザインとクオリティ。しかし、わずか1年半で終了。もっと長く製品とファンを育てるべきなのに、焼畑農業モデルに陥ってどうするよと!

 「お城」や「南海(海賊)」の不遇さに関しては言うまでもなく。
 
 レゴ社全体が大きな市場を狙いすぎてて、小さな市場(されど、これまでのレゴ社を支えてくれてた市場)へのレスペクトを忘れてるんですよね。
 それじゃ、これまでの顧客が離れていくのも無理はない気がします。それが5%って考えると辻褄は合うんじゃ?

 で。
 同じこと、あの会社は20年前にやらかしてるのを忘れてはなりません。
 新規事業的な部分にやたら注視し、伝統的分野は縮小や質の低下を行いまくった1997-2002年頃の悪夢です。その結果大赤字ぶっこいた。
 歴史、繰り返すんじゃねぇぞ!


 あと。これは日本国内ローカルの問題ですが。
 希望小売価格出さなくなって、amazonなどでの値引率が判りにくくなったのは確実に「買い控え」誘発してると思いますよ。
 あと、初期設定では値引率渋くして、そのくせ半端に売れ残ると投げ売り状態になる。これも消費者を引かせてる気がします。買い時がわからなくなったら「(意図的に)買い逃す。無論後悔はしない」「買わない」「そもそも新製品の情報を追いかけなくなる」って方向にシフトしちゃいますもん。特にライトユーザは。

 さらに、闇へ。
 流通限定商品止めれ。5年ほど前は10000代のモジュールビルなどもamazon.co.jpで値引き価格で買えたのです。それがドアホウな政策変更(ブランディングですかね?)で流通限定に。レゴストアやクリックブリックでの入荷を待たねばならず、当然に強気な値上げ(円安分を加味しても)。巫山戯るな。
 これまで2-3セットを買ってたマニアも、そんな状況じゃ1セットを買うかどうかってところに後退しちゃったんじゃないでしょうか。無論レゴ社全体から見たら10000代大箱の売上は微々たるもんでしょうけど、濃いマニアに反感持たれるようなことしちゃ駄目でしょ……。
(legoidea あれってファンの声を聞いてる「フリ」してるだけですよね。スターリン時代のソヴィエトにだって「目安箱」あったことお忘れなく!)


 敢えて的外れも含む、末端の素朴で粗暴な意見を並べてみました。
 企業が「世界一」、を維持する大変さとかはよくわかりませんよ。雀には鴻がその躰を維持する大変さなんかわかりゃしません。

 ただ、マクロってミクロの積み重ねですからね。
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2017年09月11日

【作品紹介】藤田様の「ボーイング737型機」輸送車両。積み荷のインパクトよ!




 これ、冗談で「藤田さん造ってみませんか?」って話を振ったんですよ。

 いや、藤田さんの現在アメリカ形貨物列車作品は日本最強・そして世界に(というか北米で)通じる水準のクオリティとボリュームですから。その流れで実現したらいいなぁと……。近からぬ将来でも全然構いませんから、と。

 ……あの、冗談にここまで本気で、それも素早く応えてくださるとは、申し訳ないような嬉しいような(笑)。



 はい。見事なまでにフラットカーに積まれたボーイング737型機の胴体です。
 乗ってみればわかりますが、737はそれほど大きな胴体ではないので(標準で3-3配置)アメリカの車両限界ならば鉄道輸送できちゃうのですね。

 飽く迄「製造途中での工場から工場への輸送」ですから、窓や扉は保護材?で塞がれ、主翼の箇所も当て物だけ。尾翼や機首もついていません。緑色は保護(養生)フィルムなのでしょうか?

 そんなところまで再現されていては、言葉も出ません。さすが、ベテラン藤田様です。


 機首の表現、かなり頑張って絞り込まれてますね。もう普通に737が作れてしまうんじゃないですか! と申したいほどに。
 また積載貨車自体、バルクヘッド部分の表現に驚かされます。


 相方の貨車には謎の台形ボックス(巨大)がありますが、そこももちろん再現です。


 今回は展示のみで走行はなりませんでしたが(藤田様の貨物列車の走行は環境選びます)、次は編成に組み込まれて走行してるとこを拝見したい! と思うのでした。

 それにしても、インパクトある積み荷は貨物列車では重要ですよね。
 編成において、また運転において十分に見せ場足り得るでしょうから。
 
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【作品紹介】隼様の51系客車。レッドトレインの北海道版

 50系・51系客車。
 1977年から81年ころに製造された、最後の一般型客車。
 真っ赤な車体から、国鉄自ら「レッドトレイン」と呼称。

 既に地方線区の電車化・気動車化の方針は立てられていたものの、老朽化している旧型客車の置き換えは急務でした。けれども国鉄の財政事情では高価な電車の新造もできず(特に交直両用車は高価!のうえ、旧型車の転用も出来ず)。
 気動車も需要のある線区にどんどん新造車を回さねばならず(客車以上に、初期の液体式気動車の老朽化は深刻)。
 当時なりの最適解が50系(本州向)、51系(北海道向)であったのでした。

 今も昔もですが、地方線区の通学列車向け車両は「朝夕に1往復」のような非効率な運用も少なくはなく、その意味でもローコストな客車は正解であったのでしょう。

 JR化間もないころまでは、全車が元来の運用をきちっと熟していました。12系1000・2000代という仲間も加わり、まだ普通客車列車に可能性があったのです。
(とはいえ、日中2-3両の列車に機関車1両なんていう編成の非効率は誰が見ても明らかでしたが)

 しかし。
 輸送力の減少とそれに合わせた適切化(※)を進めることで車両数の削減を図れるようになると、電車の新造もコストが見合うようになります。また、気動車も地方交通線の整理などで余裕が出来てきます。

 ※:編成両数の削減という詰め込み輸送の面もありますけど、電車化による運用効率の向上やスピードアップも考慮に入れて上げる必要はありましょう。

 そうなると、全国で普通客車列車は一斉に滅んでしまいます。
 50系の多くは、短命で廃車されてしまいました。
 
 北海道向けの51系客車は主に函館本線電化区間で運用されていました。
 721系電車への置換でありますから詰め込みではなく、スピードとサービスの向上という前向き投資でありましたし、津軽海峡線という適切な転用先もありました。
 その上、141系気動車への改造も成功。まとまった両数が気動車化改造され、その多くは今なお健在であったりします。
 一族の中では比較的恵まれているのかもしれません。

 当時の「北海道向け」の例に漏れず、小さめの二重窓を持ちます。
 オハ51とオハフ51の2形式でしたが、後者のほうが多く製造されたのは50系同様です。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 レゴでは2000年ころにawazo氏が50系を作られています。あと最近ではアイン氏にも50系作品が。しかし。
 

 51系ともなると、隼様のこれが初か。

 北海道向け二重窓車の窓サイズは「順組で高さ4プレート 幅2ポッチ(具体的には1x2プレート+1x2ブロック)」か、「横組で高さ5プレート 幅6プレート(早い話が2x2パネル)」と判断が割れるところですが、この作品は後者を取っています。

 オハフ51は両端に車掌用ドアを持ちますが、客用ドアと違ってステップがないため高い位置に付いているのが印象的ですね。
 また、トイレの窓も良いインパクトになっています。


 反対サイドより。

 車体形状は切妻に割り切られていますが違和感はありません。
(実物は微妙な折妻です)
 高めのテールライトや、ちょっと無愛想な雰囲気は50系・51系の表情です。

 屋根は端部のみ1x2カーブスロープ。メリハリある使い方です。他は通常プレート。なんとなくですが、ポッチ隠しよりはポッチ出しのほうが似合う題材であるような気がします。
 近代的ではあるものの、どこか田舎臭さというか鈍くささが否めず。また、それが魅力でもありましたから。


 横組みでは気になる?窓下のタイルラインも気になりません。
(この写真は一番目立つように撮影ですが)

 現状で2両の製造です。狙うところは長大編成ではなく、末端線区での荷物輸送も兼ねた短編成と伺ってます。荷物・郵便輸送の末期に宗谷本線で見られたという「赤」+「青」+「茶」の三色編成とか目標だそうですよ?


 そうなるとDE10辺りがのんびり曳いてくのが絵になりそうです。
 DD51のオーバースペックというか無駄使い感も悪くはありませんけども。


 モノレール(iL様作)との行き違い。ちょっと不思議な光景。
 道内のどっかに懸垂式モノレールが導入されていたらという妄想もまた楽しいのですよ。




 でも、やっぱり似合うのはキハ40あたりと! ですね。
 キハ40はlime様の作で表現の方向性は全く異なる作品です。先にも触れた北海道向二重窓表現からして違いますし、幌枠などの表現も違う。全長解釈だって違う。

 而して、同じ世界観に居る車両です。一緒に居て様にならないわけがありません。

 道内の普通列車用車両は思えば魅力的なものが多いのです。現在も、それほど遠くはない過去においても。
 極める楽しさ、並べる楽しさはありそうです。
(どうでもいいですけど、自分がキハ82を持ってこなかったこと激しく後悔なのです)  
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【イベント】続:ノースブリック2017 写真速報版。【写真91枚。怒涛編】

 コメント追記予定です。
 なお鉄分濃いめはご容赦ください。


















<<続きを読む>>
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2017年09月09日

【イベント】ノースブリック2017 写真速報版。濃いよ深いよ北の沼は……。【写真27枚】

 この規模が「1年に1度」は開けるという札幌は凄い。
 総合オフとして、小気味よい規模・バランス感で楽しませて頂きました。

 いや、twipraで参加8名とかになってるので、「ささやかながら濃い催し」くらいかなとか思ってましたが(飽く迄「ついで」なのでこれでOK!)、十分に「中規模で濃い催し」でしたから。思えば昔のミリオフとかこんな雰囲気だったかな……みたいな(2000年代の、他にレゴオフとか全然なかった時代です)。あぁこの雰囲気が堪りませんし、新しい世代を造ってく!
 21時まで会場取ってたこともあり、心地よい疲労でした。
(それだけに簡易レポで先ずはご容赦をば。コメントあとで追記します。後半レポもあります!)

 あとノースブリック、ベテラン層と若手の接点になってるのも印象的でありましたね。

 今回の参加御各位。また主催カインツ様に感謝申し上げます。
「北日本総合旅行、この時期にしてよかったよ!」と。 




















<<続きを読む>>
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2017年09月08日

【鉄道作品日本形】アメリカン・パシフィック。8200形(C52形)蒸気機関車

 ノースブリック合わせで、アメリカ流儀の木造客車を2両制作したので、その牽引機として「アメリカンな蒸機」として制作したものです(時代は微妙に違いますが)。

 実は制作直前まで6400形(2B。この車軸配置としては最高最大のもの)か、8900形(2C1。日本初のパシフィック)でも迷ってました。6400は後日作りたいですね。以前は(古典期に興味持ち出した高校や大学の頃は)苦手だったアメロコの粗暴で野蛮?なところが最近は「良さ」に感じられるようになりつつあり……。


 さて。
 8200形蒸気機関車は3シリンダのサンプル機としてアメリカン・ロコモティブに6両が発注され、1926年に到着したもの。1929年にC52と改称。

 3シリンダ機としては日本初のものですし、また最後の輸入蒸気機関車(大型機・制式機として)でもありました。

 C53の試作機という扱いですが、短期間ながら特急列車(「櫻」)に充当されたこともあったとか。持て余し気味ではあったものの、セノハチの補機に転用されて1934年から戦時中に使われていた模様です。1947年に全機廃車。
 但し、国産の量産機たるC53も期待したほどの活躍は出来ておらず、やはり同時期に引退しています。3シリンダ機はファン的な人気は高いものの、実用としては駄目だったのでしょう。

 スタイルはアメリカンな、まさに実用本位のメカ剥き出し……なものでした。そこは6400……8900……という流れを汲んでいます。
 とはいえ、8200のキャブとテンダは日本製のため、ここらはハイブリット感があり。アルコ純正ならもっと癖強い形状になったでしょうに(ED14の如き田の字窓とか?)。

 また、本場のパッセンジャーロコモティヴとは違い、マッチョ感はかなり和らげられてる印象ですね。その意味で馴染みやすい?スタイルなのかもしれません。

 フロントエプロンは後日追加され、その有無でかなり印象も違います。




 上写真(原型)はwikipediaより。

 下写真(セノハチ補機時代)はこちらより

 今の目で見ると、「かっこ悪くなった」というよりは、別の魅力が生まれたと見るべきでしょう。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 モデルは原型……8200形と言われていた頃を意識しています。

 特徴・拘った点をを記しておきますと。

 動輪はBBB標準(純正大動輪と同じ直径)。C52は1600mm径の動輪でしたので、1750mmをBBB-XLと想定すると一回り小さいほうが整合性が取れるのです。
(というか、BBB標準はやや持て余し気味だったので)

 2C1の車軸配置ですが、先輪は1+1に分離して、動輪は第1・第3をフランジレスにする様式です(以前のC55などと同じ)。この作りのメリットは、先台車とシリンダの干渉をさけ、シリンダ形状が犠牲にならないところにあります。

 ロッドはメインロッドのフル稼働を当初考えていたものの、上手く行かず断念。
(2時間位試行錯誤して諦め)
 bikkubo氏流儀の簡易メインロッドをアレンジの上で採用しています。

 蒸機の印象をがっちり決める缶胴は近年はいろいろな円筒表現が試みられているところです。思い切ってΦ4の丸ブロックの積層で表現しています。

 シリンダ周りはこの機関車の要点な気が。第一・第二・第三シリンダの表現を頑張ってみました。第二シリンダは無論角度を斜めにつけてます。

 火室は濃赤での表現ためしてみました。この題材ではしっくり来てますね。

 ディテール類は全てランボードに取り付け。

 ヘッドライトはアメリカ様式の、側面に形式番号を記すタイプです。
 ここにナンバープレート同様、朱を差してみた由。


 ほぼ真横から。前部ランボードはもっと前まで伸びてますが、敢えて短くアレンジした由。


 斜め上より。アメリカ機にしては線が細い印象でしょうか。
 同じ題材でも、別解釈あるかもしれません。


 バックビュウ。炭水車はリベット表現頑張ってみました。この時代の炭水車はリベット打ちですから。ただ、少々オーバーな表現かもhしれません。
 板台枠の台車は自分なりのコダワリです。

 足回りは機関車の従輪と、炭水車の第一車輪を結んでボギーにしちゃってます。


 キャブは国産の部品ですので、他の国鉄蒸機に合わせた作りです。
 内部は未だ造ってないですが、完全テンダドライブ機ですから人形載せる余裕はあります。


 ほぼ正面から。
 本場のアメリカ機とも、また欧州機とも違う独特の雰囲気ですね。

 飽きてきたら、フロントエプロンとか給水温め機とか仮設して、セノハチ補機仕様とかも遊んでみたいと思っています(本務機どーするのか、って話はこの際さておき)。

 さて、客車を合わせたところをお楽しみに!
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2017年09月07日

【作品紹介】アイン様の113系スカ色。二色展開出来る楽しさ♪


 先日のJAMにも登場した、アイン様の113系新作。先に落成・改良済の湘南色に次ぐ、スカ色バージョンの登場です。

 先方の記事:
「レゴ スカ色の113系完成です!」
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40428727.html

「レゴ スカ色113系と……」
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40442761.html


 スカ色の解釈も個人差があります。通常青を使うか、濃青使うか。
 アイン様の作品は前者ですが、この明るさもイメージとして有りですね。レゴの濃青は国鉄型に使うにはいささか濃すぎる印象も否めません。

 6両編成ながら、グリーン車2両入り。パンタ付きのモハ112を2両にして、敢えてモハ113を割愛することでバランス取れた編成に見せています。


 モハ112。編成中2両。バランスの取れた造形です。
 戸袋窓省略の割付は湘南色バージョンと共通。
 湘南色とスカ色で異なる塗り分け線ですが、窓上のみ差別化しています。窓下も塗り分け線を高い位置にすると重苦しい印象になるからかも?


 グリーン車。窓配置から専務車掌室のないサロ111形でしょうか?
 サロ111形は比較的早い時期に淘汰されてしまいました。車内は実用本位の回転クロスだった由。

 サロ110でも定着していますが、旧トレイン窓(1975-79年頃)はほんとにいい味を出す部品なんですよね。2x2のブロックにプリントという部品ですが、使い勝手は優れて居りました。


 そして、グリーン車サロ110 1300番代。
 特急型のグリーン車を近郊用に改造編入した車です。車内はフルピッチのリクライニングシートでデラックスなものでしたが、普通列車用としては通勤時の座席数が減る問題が致命的でした。
 定員の多いダブルデッカーが導入されだすと、キワモノとして真っ先に編成から外されていった印象があります。


 グリーン車同士の比較。
 右のサロ110 1300番代、車高が1プレート下げてあります。こういうこだわりが嬉しい! 特急型改造車は低い車高で凸凹編成となっていました。

 冷房装置も、元来の近郊型が後付のAU13であるのに対し、特急型改造車の中にはキノコ型のAU12装着車もおりましたね。


 サロ110-1300番代の車内。リクライニングシート実装です。


 さて。アイン様の「街」をバックに撮影です。
 先ずは基本の6連から。

 明るい青のスカ色は、都会的情景によく似合います。


 湘南色との先頭車同士連結。
 塗り分け線の差異がわかりますね。余談ですが極初期のスカ色113系は塗り分け線が湘南色と同じ位置でクリーム色の面積が大きなものでした。


 湘南色の編成に横須賀線から転属してきたサロ111を組み込んだ編成。
 このパターンが実存したかどうかは定かではありませんが、1980-81年ころに、スカ色編成に湘南色のサロ113形が組み込まれてた実例があります。

 サロ110とサロ111が続く編成美?もいい感じ(自分もそろそろサロ153-900復活させよう……)


 並びパターン。E231系東海道線と。横須賀線総武線のほうが車両の置き換え早かったので、このパターンが実現したかどうか定かではありませんが……。


 一時期湘南新宿ライン用に215系が使われてた時代がありましたね。


 185系と。横浜駅や大船駅ではいつも顔合わせてた仲間です。
 
 スカ色の113系は横須賀線・総武線快速以外にも、総武地区のローカル輸送や成田線でも4連口が多用されておりました。更に大昔は、伊東線用をスカ色に塗ってた時代もあります(1962-1970年代)。また1984年ころ、静岡に113系6両がスカ色で転属してきた事例もあったりしました。
 どうやら、かなりアグレッシヴに混色とか楽しんで問題もなさそうですね。

 また、総武方面だと荷物電車の併結もかなり後日まで続きました。
 最盛期にはクモハユ74なんてゲテモノ電車迄使わてれた由。スカ色113系のお楽しみとして荷電も期待したいところです。
 
posted by 関山 at 13:30| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月06日

【実物鉄道】目指せ札幌! 2017年晩夏旅行(1日目) 浦賀出て新潟まで。

 すいませんツイートまとめで手抜きです。ライブ感だけはあります?















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posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 実物鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月05日

【作品紹介】il様のJR北海道 マヤ35形。新鋭の軌道試験車 スムーズな断面の誘惑?

マヤ35形は先日製造されたばかり、そして2018年から運用開始と言われる次世代の高速軌道試験車。現行のマヤ34の後継となるもの。

 マヤ34の代替は他JR各社だと客車ではなく総合試験車編成の中間車という形をとっていますので、JR北海道による「客車」新造は極めて異例と言えましょう。

 実物詳細此方
https://trafficnews.jp/post/68159/

 異例のロープロファイルの車体形状。窓の殆ど無い側面。
 台車こそ通常の二軸ボギーx2ですけども、相当なインパクトを放つ車になりそうです。
 ロープロファイルなのは将来のさらなる高速化を見据えたものか? 2017年製の客車と言えばJR西日本の35系4000番代がありますけど、古典志向と未来志向、対極的でありますね。


 実物は新幹線E5/H5の如きメタリック感の入った独特のグリーンですが、レゴ的には通常緑で正解でありましょう。

 il様のいつもの流儀で、フルスケールです。それ故にロープロファイルが際立っておりますね。
 塗り分けはラインの入れ替わり部分が実に秀逸です。カーブスロープ同士の組み合わせというのは微小な隙間が生まれるものの、その隙間が目立たないというデザインです。あぁ、EH800形式あたりへの応用を考えてしまいたくなりますね。
(EH800+マヤ35って検測も実現するのかしら?)
 

 反対サイド。この種の試験車の常で、左右側面は非対称。
 そして、この車に関しては両側面とも徹底して窓がないのがインパクト十分です(検測装置らしき窓はありますけども)。先代のマヤ34がベイウインドウや後尾展望窓(2501番のみ)と乗務員の視認要素を重んじてたのは対照的です。

 ただ、実用面で便利かどうか? 軌道試験車だと現在位置を「目測」で見ることもあるとは思うのですが……。

 ということはともかく、車体断面の表現は妥協のなさ、ですね。
 そして検測用の機器枠の付いた特殊な台車。


 il様の作品は徹底したタイル張りのスムーズ仕様です。
 グリルのある車体中心部に発電装置があることは推測できますね。


 車端部。
 右手に見える特殊なジャンパ栓が気になりますし、良い表現です。
 そして、車体断面形状もわかりましょう。

 マヤ34は隼氏の作品もありますから、軌道試験車同士の並び……なんてものが見られるといいなぁと思う次第です。
 また、マヤ35の今後の活躍も楽しみです。案外特急気動車併結なんてあったり……?
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする