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2017年07月31日

【作品紹介】アイン様の113系電車、再改良版。二階グリーン車も。

 先方の記事
「レゴ 113系改良…」
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40408616.html
「レゴ113系 改良工事完了です」
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40411300.html
「レゴ113系+サロ124」
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40415645.html


 アイン様の113系(前回記事)は全長26ポッチ。それ故にドア数を2ドアにアレンジした……でも、それでも113系らしく見えるモデルでしたが、この度、3ドアに改修されています。


 いわゆるビィフォアアフター。左が改修前です。


 改修後。戸袋窓は割愛しても意外と違和感がありません。
 あくまで個人的には、あと全長2ポッチ伸ばして側窓の間に1ポッチ窓柱を入れることができたらと思うのですが。
 それでも、3ドア化の功績は大きいです。
(更に全長を伸ばせば色々できますけど、それはもう別モデルになっちゃいますから)


 甲種回送中の様子。
 ED28が入換に活躍中。


 落成。入線。

 前部は凄く113系らしく。国電顔の表現としてこれは一つの完成形でしょう。後退角を割愛しながらも、「らしさ」を極めるのは難しいのです。


 グリーン車も含む5両編成で。
 往年の東海道筋のイメージですと、これくらいのボリューム感は欲しくなりますね。


 さて。グリーン車。
 左が以前から作られていたサロ110形。車掌室の位置から、サロ153の生き残り即ち153系の貴重な生き残りであった0代と分かります。
(1983年までに全滅した153系は、グリーン車のごく一部がJR東日本に引き継がれたのでした)

 隣が新作のサロ124形。
 老朽車や改造車(国鉄末期の)が少なくなかった113系のグリーン車を刷新するため1990年から導入された2階建て車両。

 当時、113系にも2階建て? どんな姿になるのかと思ったら、そこは将来転用も踏まえたサロ212・213との同型車になったのですね。2006年ころに計画通り?211系に編入されています。

 113系組み込み時代ですが、違和感はそれほどありませんでした。


 アイン様の作品は、階段状の帯表現が上手い。あの雰囲気が伝わってきます。ボリューム感というか丸みもいい感じ。

 二階グリーン車はすっかりおなじみになりましたが、最初期のサロ124などは床の絨毯敷など今思えばリッチな車でした。ただ、今ほど首都圏普通グリーンが大衆化する前の話でしたけど。昼間は空気運んでて勿体なかったんですよ。あの頃は。


 6両編成。113系の首都圏仕様を抑えておくと、グリーン車のバラエティを年代に応じて?楽しむこともできましょうね。
 サロ110形には特急形からの改造車や、165系からの編入車で1タイプ1両などのカオスな世界ではありました。

 また、113系はスカ色も予定されてるとか。楽しみです。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】キベルネ様の自由形ディーゼル機関車。近代型(DD200形風味)

 たしか、ちょうど実物の最新型汎用ディーゼル機関車 JR貨物DD200形の報のあった頃くらい…にLDDが数パターン出てきたのでした。

 早くも、リアルに完成です。

 電気式と思われる、最新式のディーゼル機関車。シンプルな車体に実用的な手すりや燈火類。それがなんの因果か、国鉄標準色を纏っているのが愉快です。


 まさしくDD200+DE10? という風情。これから存在してもおかしくない雰囲気。
 バランスの良い7幅車体。そして、シンプル…というよりは「クリーン」なボディ。

 床下燃料タンク周りにカーブスロープ使ってるのが印象的でもあります。


 エンジン側。クリーンな印象は、近代期にとって重要な要素。
 一見楽に見える? そんなことはなく、却ってごまかしが効かなくて大変なのですよ……? 作者の意図はともかく、関山には「これは難しいやつだ」と。
(古い車両のほうがディテールで盛って誤魔化せますからねぇ)


 サイドビュウ。フルスケール作品です。全長38ポッチ。
 

 いわゆる第二エンド側。7幅ゆえの、キャブ周りのバランスの良さ。この部品と表現は6幅だとややキャブが痩せて見えてしまうのですよね。7だとバランスが良いのです。

 5幅のボンネットも同様。

 もちろん、6幅でのディーゼル機関車も頑張って然るべきですが。

 一つの可能性を試すモデルでもありましょう。
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月29日

【作品紹介】なし様の機関庫/電車庫 大きな近代形ストラクチャ


 大きな機関庫(電車庫)です。なし様の規格だと2両しか入らない……とのことですが(笑)、車両規格によっては2両づつ、4両が収まりそうです。建屋の全長が80ポッチ程ありますから。32ポッチ全長で作られてるなら余裕!でしょうね。

 灰色の、モダンかつシンプルデザイン。
 而して平板に見せないのは、濃灰色のアクセント。そして建物の基調にレンガブロックを大量に用いてることが大きいのです。

 タイトルで「近代形」とは称しましたが、案外煉瓦などで組まれた古い建物なのかもしれません。そう捉えてみると、1930-40年代の初期モダニズム? といった趣もあります。


 反対側から。内部もタイルがびっちり。緑を基調に(そういう舗装ありますよね)、警戒色としての赤や黄色。入り口は10幅を許容しますから、蒸気機関車などでも大丈夫でしょう。採光窓も見逃せません。


 精細な印象の階段やはしご。

 機関庫扉は架線よけの空間があるのがリアルです。8x16の大型タイルも小気味よく使われてますし。

 ここに車両を並べ、半分くらい顔が出てる……状態にすると味がある状態になることでしょう。電機や電車はもちろんですが、意外と蒸気機関車も似合うかもしれません。


 裏面より、道路基礎の上に「盛ってる」由です。
 その大きさが把握できましょう。


 JAMでは「車両展示スペース」に設置の予定です。
 大きなストラクチャーは、展示車両の良き前景・背景として活躍してくれることでありましょう!
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】たるご様の300系新幹線。「のぞみ」が未だ特別な列車であった頃。

 300系は100系とともに、2013年に引退。
 1992年に最初の「のぞみ」用車両として導入され、これまでの新幹線形状から大きく変貌したのも既に昔話に。
 
 嘗ては「のぞみ」の主力であったことを思うと、世代交代の速さを実感させられます。余りに長く頑張りすぎた0系や、山陽区間用に短編成化で生き延びた100系や500系との対比でも、300系は儚い存在でした。


 たるご様の作品。
 300系の作品は、前頭部試作などを除いたものでは初になりましょうか?

 直線的な前頭部はカーブスロープで構成。微妙に尖ってる部分にも注目されており、鼻先の表現が実に好ましい! 700系・N700系に比べてシンプルな形状である分、却って難度が上がってる感もあります。
 
 側面は試行錯誤の末、このバランスに落ち着かれたようです。
 意外と印象の把握の難しい寸法バランスなのですよね……。低重心は実物の印象通りです。

 シャープであり、そして丸みも持った形状でもあり。
 而して、多くの人の記憶に残ってる形状でもありましょう。「のぞみ」が未だ特別な列車であった時代の象徴でもあります。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月28日

【作品紹介】yonenaga様の#60051改。鮮やかな瑞西国鉄風に「化ける」。

 一体前頭であるがゆえにダメ列車白……と揶揄されることもないわけではない、現行Cityの基本セット#60051。ただ、レゴ社のデザインがいまいちなだけで、セット自体はそれなりのポテンシャルは秘めているのです。あの前頭部にしても、今様の欧州系高速列車の平均値的な形状ではあるのですから。
(ただまぁ、その前の#7938はあまりに神セットだったので、その反動は大きいのですよね)

 それでも最初のセットとして、また動力系の部品取りには付きあわねばならない60051です。安いし!

 繰り返しますけど、安いんですよねぇ。白のブロックも最近は供給よくないので悪くないし2x2パネル以下略。



 もちろん、「化けさせて」試みはmazta-k氏らによって多々行われてきました。
 その最新作。

 クラシックな製品のコレクターでもあるyonenaga様ならではのセンスが光ります。製品の良さ、持ち味を活かすアレンジはオリジナルモデルとは違う意義がありましょう。

 SBB(瑞西国鉄)のEC250とETR610ペンドリーノの双方をモチーフにされたとのこと。どちらも独のICE系同様に通常のパーツ造形ではなかなか難度の高い造形では有りますので、一体パーツアレンジの意義だってありましょう。

 鮮やかなカラーリングと、適切なマーキング類の効果!
 鮮やかなんだけど、派手……ではなくて、寧ろシックな印象さえ醸し出すのは瑞西国鉄のカラースキームの良さ。それを引っ張ってくるのはyonenaga様のセンス。


 横から見ると良さが更にわかります。2等車。
 窓上のラインが屋根周りを引き締める。ドアに角窓使ってるのもメリハリになってますし。全体に「製品に有り得そう」なレベルに徹してるのも特徴でしょう。
(本物の製品デザインのように、「抑える」「引き算をする」ビルドというのも難しく、そして面白い!)


 1等車と食堂車。青や黄色の差し色も堪りません。

 シンプルなんだけど、何処か惹かれるモデルになってます。


 先の独逸ICE-3風との並び。
 シンプルなDBと、鮮やかなSBB。好対照を成してますね。

 嗚呼、Cityのデザイナーさんにもうちょっと「愛」があればなぁと思わされる?

 いやいや、愚痴るよりはyonenaaga様の「あるものを活用する(最大限に!)」センスを讃えたいですよ。また、初心者のステップアップにも。そして上級者の「振り返り」にもなる作品であると……。
 
posted by 関山 at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月26日

【作品紹介】Dr.ペイ様のLNER A4「マラード」。麗しの流線型蒸機

 世界最速の蒸気機関車として有名な機関車です。
 LNER(ロンドンアンドノースイースタン鉄道 後の英国国鉄の一部)に所属し、1935年から1938年にかけて35両が製造されました。「マラード」はその中の1両。
 
 記録の達成は1938年に行われたもの。202.6km/h。それまでのドイツの05形の200.4km/h(1936年)を塗り替えるものでした。以後、破られない記録に。

 但し、電車での高速度試験では1903年にドイツの試作電車(AEG製)が210km/hを達成していたりします。
 外部にピストンロッドが露出するような粗暴なレシプロ機関である蒸気機関車と、スムーズな回転動力の電気車は高速化への優位は言うまでもなく。

 今思えば高速化のためには電化の推進すすめるべきだったのでしょうけど、1930年代は未だギリギリ蒸気機関車の高速化への期待があった時代でした。(日本の)新幹線にしても高速蒸気機関車ありきのプランでルート選定と着工が行われて居たのですから。


 A4に話を戻せば、35両という纏まった両数があり、引退も1960年代。ピーキーな試作機ではなく「安定した量産機」であったのでしょう。幸いにも流線型のカバーも奪われることなく使命を終えています。

 そして、現在も6両が現存。そのうち何両かは動態保存機です(マラードも1988-2003年と動態保存機でした)。
 また「きかんしゃトーマス」の世界では「スペンサー」が有名ですね。プラレールなどにA4が居るのはなんとも愉快じゃありませんか。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 レゴでは、Mugen氏の、エメラルドナイト組み換えによる作品がありました。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=482862
http://legotrain.seesaa.net/article/223914519.html

 海外にも沢山作例があるようです。


 Dr.ペイ様の作品。

 先方の記事は此方になります「世界最速の蒸気機関車「マラード」をレゴで作りました」

 あの流線型の表現も、近年のカーブスロープの充実でスムーズな形が造れるように。エンジン部分は8幅になりますが、それゆえに前端部分は1-1-4-1-1と階差をつけた表現にできています。
 傾斜部分はきれいに傾け、そして、隙間もミニマムに。

 車軸配置は2C1の「パシフィック」を素直に再現。車輪は純正大車輪です。無論メインロッド・サイドロッドも実装。サイドロッドのスライドバーは無理なく動作する仕様ですね。


 設計者のグレズリー卿……じゃなかった、ペイ博士と。

 英国機の常でディテール類の外部露出がないので、先端部が曲がったハンドレールの表現が効果的ですね。
 色はダークブルーと普通のブルーで迷われた……とのことですが、どうやらダークブルーで正解だったようです。


 一番美しく見えるアングルかもしれません。

 動力系は全て炭水車で完結しています。性能・外見上で有利なのは言うまでもありません。動力はトレインモーターx1ですが、電池による保重(単4ではなく、単3仕様とのこと)がありますので牽引力や速度は十分なものになりましょう。線路の状況が許されるのなら(大半径のカーブレールやカント角)、最高速度チャレンジもさせてみたいものですね。
 多めに積まれた石炭もまた生々しい。


 キャブ内部。焚き口やパイピング、高目の位置のメーターが実にそれっぽい。真鍮磨きだしのようなパイプ類は魅力的です。

 なお、車体裾の幅は8幅で、キャブ上方は7幅ですね。この段差も品を良くしてます。


 6幅の客車を繋いだところ。蒸気機関車は多少のスケールオーバーでも違和感がないのは実証されてるところですが、この組わせもいけますね。

 MarkIあたり、あるいはイングリッシュプルマンあたりが纏まった両数あれば夢のような編成になりそうです。


 A3形と。LNERの旗艦機同士!
 「マラード」と「フライング・スコッツマン」の並びっていつか見てみたいものですよね。
 
 いや、レゴでのA3(エメラルドナイト)も絶版久しく、既に「思い出の品」になりつつあるのは残念なことですが。
(レゴ社の鉄道関連の「やる気の無さ」はほんとなんとかならないものでしょうか!)


 側面比較。左のA4のほうが車体高もありますのにスマートに見えるのは、流線型の効能だけではありますまい。設計・製作者のセンスの良さが出ていますね。

 このモデル、8月のJAM(国際鉄道模型コンベンション)での活躍が楽しみです。
 
posted by 関山 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月25日

【アジア系互換品】物欲刺激!? 「中華な」中華街シリーズ(XINGBAO)

 最近はあまりの玉石混交っぷり、カオスっぷりも加速しててもはや情報を追いきれない中国系のレゴ互換品。

 先に断っておけば、レゴの製品まんまのコピーは「駄目」だと思います(最近多いんですよ!)。
 しかし、独自の企画を行ったものであれば互換品として存在を許してもよいかなと?

 その意味で、XINGBAOのこのシリーズは心を動かされるのですよ。
 題材が「中国」ですから、中国製パチモノ(っていうのも、なんか失礼ですが)でも、気分的に納得できるような。まさに「本家本元」ですから。
(情報及び写真はTary様)


 サイズは32x32のモジュールビルサイズです。

 時代考証や土地考証はまったく分かりませんが、中国人がイメージする「時代的な 時代劇的な」中国ってことでいいのでしょう。それは外国人のエキゾチズムも大いに刺激するものです。

 恐らくは中国のレゴファンの人が設計したものを製品にしたんじゃないかと思われます? ファンのビルド的な、妙なセンスの良さ! これは素直に褒めたい。

 いや近年はレゴの公式でもninjyago関連で、かなりアジアンテイストな商品は頑張ってますよ。ただ「何か違う」(いや素材材料と割り切りゃ良いんですけども)。
 でも、この品は「そのまま使いたい」「そのまま飾りたい」と思わせるものを持ってます。

 この種のアイテム買っての後悔である「パーツとして混ぜられない。パーツとして再利用できない」に関しては、「デザイン良いからこのまま使う!」で解決するのですしね。


 屋根の組み方。パーツ種類を減らすための工夫はされているようで、その意味でも設計のセンスは良い?
 瓦屋根の表現は日本家屋にも応用できそうです。


 インテリア。なんというか、ガチ。本家がコスト面でできないことを容赦なく仕掛けてきてます。

 純正品原理主義な方も、「何かの参考」になるクオリティは満たしていそうですね。


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 中華な中華互換品、現在4種類が確認できています。


 tary様の組んだのはこの品ですね。コーナーモジュール。
 この写真より現物の方が落ち着いた色合いのようです。

 ただ、ミニフィグに関しては過度な期待は禁物でしょうか(苦笑)


 道教の廟? やはりモジュールビルサイズ32x32。
 
 デンマークの某玩具メーカーなら絶対に日本の神社とごちゃまぜにしやがるな(偏見)。でも、「本家本物」はそんな無粋なことはしません。


 餐庁? コーナーモジュール32x32。占いや車曳き等の小物も良い感じ。
 まぁ、ミニフィグのクオリティが残念なのですけども。
 
 瓦屋根は別表現ありですね。派手、いい感じです。


 四方院? やはり32x32。門があって中庭のある四方院を巧くこの寸法に落とし込んだものですね。やはりセンスの良さを認めざるを得ません。

 女性のミニフィグ、すごく雰囲気は良いのですが……でもあちらのクオリティです。あと東洋人の肌を「肌色」表現もなんか違うなぁ(日本人は黄色ミニフィグに納得してる人が大多数ですよね?)。ここは日中の文化差か?

 それにしても。
 レゴ本家なら、この規模を4種類展開なんて出来っこない!ですから、大陸系互換品メーカーの行動力には驚かされますよねぇ。

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 購入方法ですが……
 現状で、タオバオで直に買うしか無いようです。日本国内でヤフオクなどの出品見てると安くはないですから。検索ワードは「星堡正品中华街」

 タオバオ未経験なんですが、(タオバオ提携の?)転送サービス利用で行けるようですね?

 相場は1棟 300人民元(約5000円)です。
 国際送料はわかりませんが。ただ、欧州からの個人輸入よりは安く上がるはずです?

 あぁ、物欲が刺激されますよ?
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | アジア系レゴ互換品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】エース君の名鉄6800系(6000系9次車)。鉄仮面。

 先のクロック氏の6000系(5次車)に合わせた作品だそうです。
http://legotrain.seesaa.net/article/452006583.html 

 名鉄6500・6800系は、6000系の改良型。
 4連が6500系・2連が6800系を名乗ります。なお、最初は4連は6500系になったものの、2連は6000系のまま(車体のみ6500系仕様で)増備されたため、6000系9次車と6800系はそっくりの外見です。

 前面を非貫通に(別名鉄仮面)。狭かった固定クロスシートをやや広いものに。

 なお、6500・6800系はその後にも車体形状の変化があり、更にバリエーションを複雑化している由。1992年まで増備されました。


 6800系の顔は緩やかな後退角・傾斜角のついた湘南顔の亜種のようなものですが、この作品では平面に割り切られています。
 しかし、何の不自然もなく、あの鉄仮面顔に見える!

 いわゆる「額縁」の表現を行ってること。前照灯や標識灯の配置や形状が適切だからでしょう。この、限られたリソースの中でベストを尽くす!センスはエース君ならではですね。
 もちろん、別の料理方法もあり得る顔です。

 ゴツいダミーカプラーは、名鉄特有の「自動連結器+電気連結器」の表現です。


 真正面より。タイル分車体幅が広がってますが、それが鉄仮面の「平ペチャ顔」の雰囲気に通じるもので効果出してます。


 2両編成。AL車全盛時代同様に、AL車を置き換えた連中もまた短編成を機動的に組み合わせた運用行ってたのが名鉄のジャスティス! 6000系列同士なら世代違っても無論混用。
 側窓は横組で、クロック氏の仕様に合わせておりますね。

 今度の名古屋オフで、合わせて活躍の予定だとか。楽しみです。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月24日

【作品紹介】これぞ「でんしゃ」! LEGOudon様の103系ATC車 山手線完成。


 ある世代にとって山手線と言えば……、いや寧ろ電車といえば「103系」「それもATC車」「色は黄緑 山手線!」でありました。

 103系の山手線投入は1964年でしたが(それまではカナリヤ色の101系。まーるい黄色の山手線♪)、1976-78年ころにATC導入による先頭車の全入替えが行われたのです。この入れ替えは冷房付きの新車を山手線に入れるという意味合いもあり。
 
 山本忠敬氏の傑作絵本「でんしゃがはしる」はこの時代を切り取ったものでもあります(数カット、非ATCの103系も描かれてます)。
http://amzn.to/2eHr08A

 この103系天下、1985年からの205系投入……で終わるかと思いきや、当時は直ぐに全車入れ替えは行っておらず、昭和が平成になる頃まで続いたのでした。

 あれ、長く見ても10年程度?
 今思うと、意外と短かかった山手線103系ATC車時代。でも、その活躍と存在は印象深いものではあったのですよ!

 先方の記事:LEGO 国鉄103系電車 (山手線)
https://5udon.blogspot.jp/2017/07/lego-103.html


 前頭部形状は先に一度記事にした時どおりです。
「6幅+2プレート」幅にすることによって、ATC車の顔を無理なく再現しています。もちろん前面窓の傾斜も省略なし。窓と屋根の間が詰まってる感じはまさに103系ATCなんですよね。銀帯もそれっぽい。


 3両編成です。電車って3両作ればとりあえず様になるんですよね。実物に2連や単行がある車種を別にすると、3両はミニマムとして割と絵になるような。プラレールの刷り込みかしらん? 中間車が入るだけでなんか世界が広がるような。

 えーと。(国鉄時代の)103系はミニマム3連でしたが、ATCのクモハ103は居なかったとか無粋なこというのは無しですよ。
 
 また、レゴudon様は山手線歴代再現を狙ってるそうですから、各々をミニマムにして編成数を稼ぐのもまた「戦略」でもありましょう。


 その中間車。モハ103形。
 全長36ポッチ。普段32ポッチ電車つくってる関山からみると、4ポッチ長いと随分長く見えるものです。

 3ドアへのアレンジで、そのかわりに戸袋窓の省略なし。
 全幅が大きいぶん、この側面は正解に思えます。

 ドア窓と戸袋窓はパネルの側面を使ってる由。


 パンタ周りと巧みに隠されたスイッチ
 なお、電池box格納部分は戸袋窓形状違いますが(パネル使ってない)、違和感は皆無です。言われて気がつくって感じでしょうか。

 なお、車体幅が「6ポッチ+2プレート」ですが、はみ出しが程よい雨樋表現に。


 気になる方も多いであろう? 断面形状です。
 こうして車体幅の微調整を行ってるのですね。






 撮影用に制作されたプラットフォーム。
 
 ホームと線路の間の、2x3パネルによる処理が見どころです
 ホーム上の白線も、一部横組みでしっかり細い。ハイレベルなプラットフォームです。
 legoudon様、今後も山手線歴代シリーズ展開されるとのこと。
 次は何が出てくるか、楽しみなのです!
 
posted by 関山 at 20:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月23日

【作品紹介】エース君パパ様の近鉄瓢箪山駅。ポストモダンな?橋上駅

 郊外の橋上駅。

 日本の駅形態としてはとても身近なものですが、意外と作品では少ないです。跨線橋同様、建築としてどうしても大規模になってしまい、難度が高いのですね。

 だからこそ、この作品は衝撃です。


 プロトタイプは近鉄奈良線の瓢箪山駅。1997年に今の橋上駅舎になったそうです。

 ポストモダンの一種なのでしょうか。適度な装飾性とか遊び心の入ったデザインの駅舎です。1980年代までは橋上駅の類ってもっと実用本位だったのに、それ以後は変わってきた感じありますよね。その類例の一つなのでしょう。

 実物は、線路4本またぐものですが(瓢箪山駅は対面式ホームに、通過線2線)、通過線を割愛して適度な規模に落とし込んでいます。

 この、ガチな建築模型ではなくて、鉄道模型のストラクチャー的アレンジは巧いのです。
 電車に対して、駅規模が適切なものに見えますから。


 このアングルだと「ポストモダン」な感じが強調されてます。
 屋根の曲面であったり、柱の装飾であったり。そしてキュービカルな階段部分。

 灰色一色で或る程度の大きさのレゴ建築も難しいものです。
 意外と新灰色は他の色に比べて高価であること。また、1色であるがゆえに「ごまかしが効かない」のもあります。
(個人的見地ですが、建築は何らかの古典様式のほうが装飾でごまかせる、ハッタリ効かせられるので難度は下がると思ってます)


 全景。プラットフォームは約3両分ですね(補注:撮影用に縮小したとのことで、展示ではもっと伸ばすとのことです)。プラットフォーム部分もストイックな作りですが、これもまたコスト面では却って不利なのですよ? その重みは伝わってきます。


 上より。
 スキのなさを感じさせますね。階段部分のインパクト。橋状部分のアーチ?屋根。

 ホームから駅本屋に上がるバリアフリー通路とその屋根も見逃せません。

 さて。この作品は此方で展示されるとのことです。

□8月5-20日 レゴトレイン展示
https://twitter.com/gogo_ace_papa/status/888905092501393408
http://www.dream21.higashiosaka.osaka.jp/
 関西LT会(エース君パパ様中心)で、近鉄車両や瓢箪山駅の展示を行う模様です。

 会場の最寄りは瓢箪山駅ではなく、その隣の東花園駅のようですが、十分に地元と言える距離でしょう。地元のリアルな表現はきっと人気集めるに違いありません。
 

 また、作品自体はポストモダンスタイルの橋上駅舎(現在日本の私鉄及びJR)として汎用に使えるスタイルでもありましょう。京阪や阪急に合わせても、案外似合いそうな?
 展示後の再活躍にも期待したいですね。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月22日

[一部訂正]【イベント告知】8月以降のオフ会・展示会情報まとめ

 JBF以降6-7月がほとんど催しのない時期でしたが、8月は色々あります。

 ただ、ブリックライブ静岡・京都へのレゴトレイン展示がなくなったのは残念ですが。(京都は見送るものの、静岡では北九州同様の展示を行う予定がありましたが、先方の予算都合で流れてしまいました。JR東海中心でやろうとか思っていたのですが。
静岡・東海方面の方申し訳ないです)

 一方、8月下旬には北陸の方で1週間ほどの長期展示があります。ブリックライブ程度の規模での展示を予定しております。

 なお、下記一覧ですが、オフ会的なものは■を。
 展示会的性格が強いものは□をつけております。区別は厳密につけるの難しいのですが関山の主観です。ご容赦ください。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆


<関山参加>
■8月1日(火) 第2回 火曜レゴオフ会 in 名古屋
http://twipla.jp/events/247238
 今年2月に大盛況であった、名古屋での平日オフ会です。前回はモジュールビル圧倒的でしたが、今回も或る程度出てくるとか。新作大物作品もあり、名古屋に出てくる価値はあると思いますよ! トレイン分も濃厚。
(定員30名に達してしまいましたので、見学などしたい方は要相談です)

■8月18-20(金〜日) 国際鉄道模型コンベンション(JAM)
 設営日8月17日(木)です。
 詳細は此方に記しております。未だスタッフ参加も募集中です。お早めに!
http://legotrain.seesaa.net/article/451819748.html

□8月下旬 北陸
 北陸某所で1週間ほどのレゴトレイン展示行います。
 情報は公開できるようになったらお知らせいたします。お楽しみに!
[訂正]→情報公開可能になりました。
 https://t.co/jD2wwGkdjT
 8月24日[木]→8月29日[火] 「富山大和 ワクワク鉄道フェスティバル」
 会場は地元百貨店の「富山大和」。地鉄 富山市内線沿線です


<関山非参加 ……陰ながら応援しています>

■7月30日(日) ワンダーフェスティバル
http://twipla.jp/events/245369
 J-LUGのエリック伊藤さんが音頭を取ってワンフェスはディーラー参加されています。展示のほか、オリジナルキットの販売も行われます。

 なお、打ち上げの参加希望のみの方はこちらへ
http://twipla.jp/events/268249
 打ち上げのみの参加したいのですが、幕張は呑みに行くだけには些か遠いのが申し訳ない。

■8月12日(土) レゴ福岡オフ(九州ブリックミーティング)
http://twipla.jp/events/265106
 主催 とにー様。「福岡市内にてレゴのオフ会を開催します。レゴで作った作品や市販のレゴブロックを持ち寄って、一日レゴで遊びつくしましょう!!」
 とにー様のミリタリが凄いです。ひだか様のモノレールも出てきます。
 嘗てのミリオフ(伝説伝統のオフ会)の流れを汲むものです。


■8月12日(土) 茨城JLTM(Japan Lego Truck Meeting)
http://twipla.jp/events/258778
 主催 歯車K様。「メインはフリージャンルのオフ会ですが、
サブコンテンツとしてトラックトライアルを企画中です!」
 とのこと。自動車色・テクニック色の濃い催しになりましょうか?


■8月13日(日)  横浜オフ
 主催:柴様。「今年のLEGO横浜OFFは8月13日 日曜日9時から22時までの日程で
横浜市緑区の緑公会堂、第2、第3会議室にて行います。」とのこと。

 参加は掲示板経由で願います。http://9130.teacup.com/offat2007/bbs?page=2&&TEACUPRBBS=83a4ec92f2fe92e1341bd4f01ff2489a
 こちらは例年、ミリタリ中心です(かなり濃い作品・大型作品・ハイレベルな作品が集まってます)
 今年は見学参加はしたいと思いつつ……。


□8月11-20日(金祝-日) わくわく電車王国京都
http://www.miyakomesse.jp/event/2017/08/-2017-in.php
 関西LT会による、レゴトレイン展示があります。
 長期かつ、かなりの規模での出展になるようです。

□8月5-20日 レゴトレイン展示
https://twitter.com/gogo_ace_papa/status/888905092501393408
http://www.dream21.higashiosaka.osaka.jp/
 関西LT会(エース君パパ様中心)で、近鉄車両や瓢箪山駅の展示を行う模様です。
 [訂正]→かう゛ぇ様によりますと「阪大レゴ部がメインで、関西LT会はおまけ出展、出展内容はエースくんが主役の近鉄まつりです。」のとことです。なんであれ、瓢箪山駅は見ものですね!

□8月26-27 湘南ブリックパーク
 主催:あいはら様
https://0205play.amebaownd.com/posts/2616976
 昨年11月に行われた辻堂での「湘南ブリックパーク」は、今年は8月に行われます。
「さわれる・あそべる・はっけんできる」をコンセプトにレゴRブロックをメインにした遊びを体験できるイベントを開催します。
つきましては作品出展をしていただける方または団体を募集いたします。
レゴRブロックの魅力を是非皆様の作品で多くの方に伝えてください。」
 展示募集は7月末までですので、お早めに。

 ※:トレイン関係では、awazo氏が参加の予定あるそうです。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 9月以降の予定です。

■9月9日(土) 札幌総合レゴオフ・ノースブリック2017
http://twipla.jp/events/266800
 主催:kainz様。「今年もやりますレゴ総合オフ会ノースブリック!
今回も2部構成を予定しております。9:00〜17:00からの第1部、
17:00〜21:00の第2部を予定しております。」
 さらっと濃い人が集まってしまうのが札幌の強みです。あと、大学生は未だ夏休みですよね?


■9月 日程不明 第二回高田馬場レゴオフ会(スターウォーズテーマ)
http://twipla.jp/events/267313
 主催:joker様。「9月の17[日] か 18[月祝]か 23[土]か 24[日]のいずれかに、高田馬場でレゴオフ会をしようと思います。テーマは暫定ですが、スターウォーズの予定です。」

 スターウォーズテーマというのは珍しいですね。でも、レゴ社の売上比率的にスターウォーズは相当に大きな比率を占めてます。気になる催しです。
 自分が参加しにくい(苦笑)ですが、見学だけでも楽しいかなと思ってます。

※会場確保できず中止になったそうです

□10月22日(日) 磯子フェスティバル
https://twitter.com/IGU_LEGO/status/880376865436729345
 今年もigu様の仕切りで参加予定です。


□11月26日(日)? 立命館大学学祭(びわこ・くさつキャンパス)
http://www.ritsumei.club/2017/0412_2822/
 2012年以降、大規模レゴトレインレイアウトを立命館大鉄道研究会が出展しております。
 今年も例年通りならびわこ・くさつキャンパスでの展示となる筈です。ただ、現状で詳細は未定です。
 ※12月3日となりました。関山参加予定です。

■12月3日(日) 栃木レゴオフ2018
http://twipla.jp/events/258793
 主催pgy167様。昨年に引き続きの栃木オフ会です。会場は小山駅前です。
 昨年は結構テクニックやジオラマ関係が濃厚でした。無論トレインも。JAMと違って実験的な試みが出来るメリットがありましたね。

 ※主催者さん多忙のため、中止になった模様です。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 もし、情報に漏れや修正などございましたら、お知らせください。
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2017年07月20日

【作品紹介】名鉄新型車は珍しい? クロック様の6000系(5次車)。6000系も楽しいぞ!

 レゴでの名鉄は意外と制作されており、dyson様のAL車たち、それに倣ったフォーマットでのエース君の流線3400。また、ずっと前から頑張ってらっしゃるご地元AP様のAL車にキハ8000系(あと5500SR車)。
 いや、それこそパノラマカーはtn-factory様初めとして数名が手がける人気題材。

 拙作では510形・520形に3400系原型。

 然し、意外な盲点が!
 名鉄が本気で通勤電車を考えだした第一歩である6000系電車やその一派はほぼ手付かずなのでした。


 6000系列は1976年から製造された、名鉄では物凄く久しぶりの3ドア通勤型電車。
 2ドアクロス車を標準にしてきた名鉄の理想主義が、遂に現実に妥協する第一歩? というと酷でしょうか。
 それでも小型・固定ながらクロスシート装備であり、4次車迄は固定窓に横引きカーテンでした。

 より普通の?電車らしくなったのは1980年の5次車から。側窓は3個づつ並んだ下降窓ではなく上昇窓。阪急電車っぽく見えて、ちょっと違うのですよ? それでも未だクロスシートには拘ってましたが。
(その後、1984年から非貫通型に前面形状代わったりします)

 6000系は昔の乗り鉄撮り鉄音鉄には微妙な電車でした。登場した頃の名鉄と言えば旧型車まだまだ黄金時代ですから。
 でも、冷房ついてて混雑に強い電車は地元の一般利用者にとっては福音であったのでしょう。


 クロック様の作品は(恐らく)5次車がモデルです。

 見ての通り、3個づつ並んだ窓が特徴。横組で窓数省略なく纏めてます。窓が小さめの印象なのが6000系らしいですよね。

 編成は実物にもある2両です。その意味では名鉄は短編成が存在して、作りやすいですよね。


 前面が凄くいい感じ! 横組のパノラミックウインドウは明朗。その下のHゴム表現が堪りませんよね。新パーツの1/4タイルを効果的に使ってます。まだガシガシ使える相場にはなってませんが(苦笑)、ピンポイントな使い方はありでしょう。

 この灰色部分の存在で、電車の印象がまろやかに、優美な印象さえ。

 テールライトの処理も好ましいです。最近の1x2ジャンパプレートはこの表現に使いやすくなりました。飛び出てる方が良いんですよねぇ。

 貫通扉、さり気なく飛び出た幌枠が良い感じです。
 

 斜め上より。
 丸ブロックに依る車体断面が綺麗。
 実は結構、丸っこい電車なんですよね。往年の5000系を思わせるほどに。


 名鉄は華やかなもの、珍しいもの……が題材に選ばれてきた傾向ありますけど、最も平凡な?6000系が選ばれるとはこの世界も熟なれてきたものです。

 6000系の基本造形できれば、その中でのバリエーション展開も楽しそうです。初期の固定窓車や、その後の前面非貫通鉄仮面など。瀬戸線のちょっと変わった仲間たちも。

 実物も引退が始まってる6000系は、案外おもしろい題材なのでありましょう。
(名鉄さん。そろそろ新車は3ドアセミクロスでお願いしますね。最近はオールロングばっかで魅力を損ねてますから……)
 
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2017年07月19日

【作品紹介】ryokuchakuma様のE7/w7の小改修。あの「凹み」が大事。

 やや小ネタではありますが。

 ryokusyakuma様のE7/W7は実車より先にデビウした作品で、これまでに数限りなく改修を受け続けています。完成なきモデルというのはレゴの醍醐味ですよね。


 今回の改修は、E7/W7では意外と気になる、前面側面の「凹み」を再現したもの。
 手前が改修後、奥が改修前。

 この凹みがあるかないかで、「E7/W7系らしさ」に影響が大きいのは自明ですね。下手するとボッテリ顔になりそうな(まぁ最近の新幹線には珍しいですけど)この形式が、心なしか「小顔」に見えるのですね。

 また、流線型繋目の隙間が改修後は目立ちにくくなっているのも見逃せないことでしょう。前面窓ガラスはカーキャノピー化され、平面より望ましい表現です。
 
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【作品紹介】あいさわ様のE4系新幹線(CAD)。どの角度から見ても、格好いい!?

 東北新幹線での解結用に導入され、今は上越新幹線に転じているE4 MAXは既にRyokuchakuma様の7幅作品があります。

 実物は好き嫌いの割れる、高速走行と2階建ての輸送力を両立させた形容のし難いフォルムの持ち主。ですがレゴ化すると、良い意味で整った方向に。
 恰も、実車のかっこよく見える角度を切り取ったかのごとく。


 あいさわ様はトレイン制作の実績は未だないようなのですが、そうとは思えぬ文脈の抑え方。難しい題材を正統派で抑えてきた……という印象です。

 6幅で、前頭部は無理のない組み方。順組のみであの形状が再現できることに驚かされます。無理しなくても新幹線は作れる!のですね。
 スロープと、カーブスロープの使い分けも巧い。
 もちろん、E4の頭はもっと癖が強い……という見方もできましょう。でも、シンプライズとそれに依る魅力の創出もレゴの良さですからね。実物の、かっこよく見える角度を切り取った感じです。

 側面は横組です。帯はディジタルな処理ですが、これも正解でしょう。




 別レンダリング。このままだと駄目なのは台車とスカート周りでしょうか。台車の前後に1ポッチづつ空けないとカーブ通過できませんから。ホイルベース調整したり(結構車両全体の見栄えに影響します)弄れる可能性は高いでしょう。先頭台車にはスカートつけても良さそうです。

 逆に車体の方は、これで完成! という感じですね。特に入手困難部品も見当たりません。実制作に移れば良いなぁと思うのです。
 また、中間車や、先頭車でもグリーン車のデザインも気になるところです。

 なお、前頭部はシンプルな順組ゆえ、何らかの連結装置は仕込めそうですね。他系列との併結運転や、E4同士の重連の可能性はほしいところです。
 
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2017年07月18日

【作品紹介】ファンタジック! エース君の初代スチーム号客車(大阪花博客車)

 先に現行「スチーム号」客車について、エース君作品を紹介いたしました。
http://legotrain.seesaa.net/article/451700892.html

 また、その牽引機たる7100形(義経)に関しても。
http://legotrain.seesaa.net/article/451772588.html

 さて、スチーム号客車は現行は「梅小路蒸気機関車館」→「京都鉄道博物館」時に導入された二代目です。
 では、初代は?

 1990年に催された「国際花と緑の博覧会(大阪花博)」への西日本旅客鉄道の出展であるドリームエクスプレス用に用意された3両の客車のうち、2両を梅小路に持ってきたものです。

 用途が用途であるがゆえ、大変に特異な形状でした。


 もちろんオープントロッコ形状の客車です。
 ただ、現行の二代目に比べてファンシーな印象なのは、1990年という時代を映しているようなのような。

 エース君作品。そんな面倒な?題材を見事に再現してきました。

 傘状というかテント状の屋根。
 丸みを持った車端形状。カラフルな車体側面。車体側面は分厚くならないようタイル処理です。


 概ね鉄道車両とは思えない(実際に構内専用ではあるのですが)屋根形状のインパクト。台車も実物の、謎小型ボギーの再現です。


 現行スチーム号客車とならんで。
 先代の方が凝っては居ましたけど、梅小路の雰囲気に合っているのは現行車の方なのでしょうね。というか国鉄の蒸機に似合うかどうかということなら、現行車の方が絶対に似合いますから。いや理想はガチなオハ35あたりがいいんだけどなぁ……。


 しかし、7100形(義経)との組わせだと、先代客車もまた似合う!
 梅小路では実現しなかったはずの組わせでしたが、1990年の国際花と緑の博覧会では半年間運行されたものです。
(補記:梅小路でも2014年にこの組わせでの「スチーム号」は運行されたとのことです。エース君情報、ありがとうございます)

 27年前、バブル期の博覧会というのもまた歴史の1ページなのかもしれません。

 それにしても、この究極にマニアックな題材に目をつけられたエース君の彗眼には驚かされます。意外なところに、面白いプロトタイプはあるものだなぁと。
 
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2017年07月17日

【実物鉄道というか模型】リニアモーターカーの価格破壊?「リニアモーターエクスプレス」(模型の話です)

 その昔(……って、たった2年前ですが)タカラトミーの「リアル・リニア」であるリニアライナー(税込37800円!)を凄い! とか記事書いたのです。

15/05/27【実物鉄道】タカラトミーのリアルリニア、35000円は高いか安いか?

 この商品についてはそれなりに出回り、情報も多いので詳説は控えます。
ただ、レール玩具の規格としては定着せず、一発屋に終わってしまったのは残念といいますか、致し方なかったと申しますか。拡張レールを直線・曲線とリリースする辺りは、システム玩具作り慣れてきたトミーさんだよなぁと思っていたのですが。

 やはり、基本セットのお値段が余りに強気で……。
 Nゲージより高いのはともかく、KATOのHO基本セット買えちゃいますからね(比較間違えてる気もしますけど)。

 あと。そのリニアライナーの記事中で記したのが、1985年に極少量が出回ったと言われる、エンドウ製造日本航空発売の「HSST-3」

 「心象鉄道5.日本航空・国際科学技術博覧会出展リニアモーターカー HSST−03(エンドウ・HOゲージスケール)」
http://haijima-yuki.com/shakujii_exp/hsst1985/


 1m20cmの直線レール。高速低速と前後進の切り替えできるコントローラーのセットで29800円(当時)。曲線レールは予定のみでリリースされず。

 浮上はしており、かつ電磁石の極性切替で磁力推進するものでした。然し、システムとしてはローラーによる集電という接触部分を持つものだった模様。

 間違っても成功作ではありませんが、リニアモーターカー模型の市販製品が過去に存在した事実。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 とまぁ、実際に浮いて走るリニアモーターカーの模型玩具は過去に2点ありましたが、何れも非常に高額なものでありました。だからこそ、これには驚かされた!

「リニアモーターエクスプレス [ MR-9106 ]」
https://www.elekit.co.jp/product/MR-9106


 エレキットシリーズの一つ。ただ先に断っておけば「ハンダ付けは不要」のものです。プラモデル作れる人ならOK!?

 以下、メーカーページより。
リニアモーターエクスプレスはなぜうごくの?
こたえ:磁石の力です!

リニアモーターエクスプレスには、いくつかの磁石が入っています。
エクスプレスのレールには2種類
・レール裏の浮上(ふじょう)用磁石
・レール側面の推進(すいしん)用磁石

エクスプレス本体にも2種類
・本体裏の浮上用磁石
・中央の車体に推進用電磁石



浮上用磁石は、お互いがくっつかず反発するように、S極とN極の位置を合わせています。磁石同士が離れていこうとするので、以下のように自然と浮いていきます。


推進用磁石は、S極とN極が交互に続く特殊な磁石と、リニアモーターエクスプレス本体に内蔵された電磁石を利用しています。
電磁石は「電気を流すことで磁石になる」ものです。電気の流し方を逆向きにするだけで、S極にもN極にもなれます。
この仕組を利用して、S極同士で反発→N極へ近づく→【切り替え】→N極同士で反発→S極へ近づく の繰り返しでエクスプレス本体が前に進んでいきます。



 他、メーカーアピールとしては
「外側のレールがついていないので、浮いている様子を見ることができます。
「高速で2分間走り続けるモードと、速度を選んで(低速・中速・高速)ずっと走り続けるモードの2つを選ぶことができます。」
 とのこと。

 永久磁石で浮上して、車上の電磁石の切替で推進するシステムはタカラトミーの「リニアライナー」と同じです。違うのは推進用の地上磁石の位置で、「リニアライナー」は全て底面なのに対して、「リニアモーターエクスプレス」は側面支持。どうやら側面に分けることでシステムのシンプル化とコストダウンを実現しているのでしょうか?

 逆L字型の軌道は現実の磁気浮上鉄道には存在しないものですが、然し、側面支持の推進用磁石は逆T形軌道(1979年までの宮崎実験線等)の亜種と思えばリアルティはありましょう。

 もう少し比較すると、流石に使用樹脂の品質が大きく違うのは製品画像でわかりますよね。ただこれは、タカラトミーさんが高級玩具として、「頑張りすぎた」感がしなくもないです。


 まぁ……タカラトミーの方も在庫抱えてしまったのか現在は大変にお買い得です(送料込¥12948)。拡張レールも未だ入手出来ますし。

 然し「リニアモーターエクスプレス」は在庫処分リニアライナーの半額なのですよ!(定価なら1/6です!) 「ネタ」で買える価格でしょうか。キットなので或る程度自分で作らねばなりませんが、対象年齢10歳以上ですからね。このブログ読んでるような諸兄ならお手の物でしょう(笑)。
 残念ながら、「リニアモーターエクスプレス」に拡張用レール別売は存在しません。ただ、基本システムが廉価故に(気に入ったら)複数セット購入もありえるのでしょう?
 
 というわけで、お好きな方をどうぞ?
 
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【実物鉄道】「原鉄道模型博物館」に待望の年間パスポート/Oゲージを造ってみよう?




 横浜みなとみらい(正確には横浜駅最寄り)の「原鉄道模型博物館」は横浜のお気に入り施設。展示されてる模型(1番及びO)の「渋さ」が激しく好みなのです。

 そして、世界最大級の1番ゲージレイアウトです。音も振動も全てがリアル。
 レイアウトの見せ方も素敵すぎる。ジオラマの勉強にもなります。


、ここに年間パスポート制度があればいいのになぁと開館時より思っておりました。
 何度行っても飽きないのと、また、横浜に友人など「接待」するのに便利な施設だからです。

 開館5年目、遂に実現(詳細リンク先)。
http://www.hara-mrm.com/event/event1707_01.html


 早速入会してしまいました。
 大人(大学生以上)1年5000円。5階来館しないともとが取れないようにみえて、招待券が2枚付きます。実質3000円ですね。
 また、招待券使い終わっても、あとは同行者4人まで10%offの特典あり。

 あの施設が好きなら。横浜によく出る方なら。入会の価値あると思います。

 そして、入会時に勧められたのがこちら。「原鉄模型スクール」




 受講料10000円が、年パス購入すると5000円ですよ! と。
 ただ、材料費が別途10万円程度掛かるとのこと。

 一瞬「高っ!?」と思ってしまいました。

 しかし、Oゲージの電車1両を造るのです。寧ろ格安?
 教習の部分も有り難いものでしょう。何しろ、Oゲージの作り方なんてそんじょそこらに資料なんて無いですから。NやHOの工作とはわけが違います。

 仮にも原鉄道模型博物館ですから本格大型模型の工作です。
 京急230形でもNゲージ組んで……という企画で済ませないのが素敵ですし、格好いいなぁ! と思うのでした。


 面白いのは材料の注記。
 「自作の場合」というのが実に漢らしいですよ。車輪以外は自作できます!
 自作は大幅にコスト下がるのですが、一体どれほどの技術が要るのでしょうか?

 流石に台車とモータ周りはキット購入しないと辛そうですね。
 床下機器は自作だと角材などの加工でしょうか。
 
 車体も、屋根とか考えると頭が痛そうです。朴とかバルサとか削るんかしら。やはり確実に且つ立派に造るのなら、10万円コースは覚悟でしょう。
(でも、ディアゴスティーニ系の事思えば高くもないですよね?)
 
 さて。
 自分が「Lゲージ」という、Oゲージ並みに大きな鉄道模型に既に手を染めてなければ迷わず申し込みして「憧れのOゲージデビュウ!」してたと思うのですよ。

 しかし、自分には操誓った世界があります(断言!)。
 そのABSのブロック素材とステンレスレール(=9Vレール)にパワートラック(9Vトレインモータ)でOゲージサイズ(7幅か8幅)の京急230形を作れないか、考えてしまうのでした。目指すは原信太郎ではなくて、k.matsubara氏かもしれませんが(笑)。


 最近展示が開始されたという、原信太郎氏のスケッチ群。
 
 あぁ……自分の中高生の頃を思い出す、こんな絵でノートを埋めておりましたですよ。年パスの効力で、ゆっくり何度でも眺めてみたいなぁと思うのでした。
 
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2017年07月16日

【作品紹介】うしがえる(R)様の西武鉄道2000系電車。西部開拓(部×武○)の第一歩?

 以前CADを紹介した、うしがえる(R)様の西武鉄道2000系電車が1両完成したようです。

 西武鉄道2000系は1977年に製造開始された、西武鉄道初の量産20m4ドア車。
(※:西武初の4ドア車としてはモハ63払い下げ車が2両居た由)
 輸送力に秀でた多ドア車で冷房車。それまでの西武といえば20mでも3ドア車で質より量の旧型車ばかりで冷房車も極わずか。2000系はたちまち西武最大の勢力となり、1988年のモデルチェンジをはさみつつ1993年まで製造が続きます。新宿線に主に投入されたものの、今は池袋線系統でも多々見られます。

 長らく最大勢力であったものの、2016年になってから遂に廃車も始まったようです。
 西武=黄色い電車も、過去のものになるのか? いや、それなりの両数はありますから当分は活躍を見られることでしょう。


 うしがえる(R)様の作品は、2000系でも1988年以降の新2000系の方です。よりスクウェアな前頭形状。一部のブラックアウト。旧来のイメージを残しつつモダンに。

 作品も、上手く汲み取っています。
 縦・横のベクトルチェンジも自由自在に。事実上4幅分の横組を行っているのですね。ヘッドライトは現状でレンズ省略ですが、Φ1丸タイル(クリアかシルバー)入れたらまた印象も変わるかも知れません。

 もちろん一昔の西武の特徴たる、裾のステンレス飾り板も再現です。ポチスロの組み合わせですっきり。此処のために、一部が上下逆転処理されているのは言うまでもありません。

 貫通扉は程よい存在感。仮組とのことなので、スカートが無いのは残念。


 それでも、上手く印象を捉えたモデルでありましょう。
 西武であり、2000系であり。1980年代から90年代の空気感さえ感じられる。

 これまで西武鉄道の車輌はあまり作られてきませんでしたが(ryokuchakuma氏の5000系レッドアローと、拙作の電機E52位?)、2000系の世代の通勤車がレゴ向けで、絵になるスタイルであるのを示してる感じです。

 関東大手私鉄、未だ手付かずの題材は無限に広がってますよ?


 側面。全長33ポッチに4ドアの割付。運転台のない方の車端をもう1ポッチ詰めれば32ポッチで整い、将来、中間車も作りやすくなりますかも。

 西武の、ドアを銀色ステンレスむき出しにしたスタイルはレゴに向きます。
(あ、関山の地元にも同じ色の電車が1編成居るのでした。造ってみようかな?)


 現状の完成車と試運転。

 西武2000系はミニマムには2両編成で成立します。また、将来の大増備を考えるならば4/6/8連も考えられましょう。そして、2000系初期車だって! 新旧混結のブツ4辺り面白いかも?
 その意味でも、楽しみな作品なのですね。そして他系列通勤車や(結構種類多い!)過去の旧型車たち(3ドア時代)、特急車に貨物列車。

 西部もとい西武という(ベタですいません……)、魅力ある世界の、大きな第一歩足りましょうか?
 
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【作品紹介】まー様の横浜市電 1500形。夢と情感の大型モデル

 1972年で全面廃止されてしまった、かつての横浜市電。
 戦後1952年に製造された1500形は代表的な車輌でありました。2枚窓の湘南スタイルにスッキリした側面。スマートな、美しい電車でした。
 廃止時に他都市への譲渡されなかったのは残念でしたが、静態保存車は2両あります。



 まー様の作品は10幅の大型モデル。動力は考慮されていないようですが、この大きさはディスプレイモデルとしても十分に魅力的です。

 3x4の窓枠を多用されていますが、これでバランス良くなるのもこのスケールのメリットでしょうか。前面は通常の向きに。側面は横組使用です。狭窓感が出ており、そして保護棒が精細感を与えておりましょう。

 ドアの半ポッチずらしも適切な奥行きです。
 

 2枚窓の前面は平面に割り切られていますが、違和感は皆無ですね。
 それよりも方向幕や灯火などのディテールで魅せています。バックミラーもポイント。
 そして、青帯端の切り上げが巧い。このスケールだと必要な処理ですし、また効果が大きいのです。


 そして見せ所は車内。
 木製の床とロングシート。金属パイプとパネルに依る運転台の仕切り。

 吊革まで下がってます。

 ちらりと見える運転台も、真鍮製のコントローラやブレーキハンドルが見えますね。


 側面を外して撮影されたのでしょうか?
 横組の窓は内側から見ても、昔の電車の窓枠の風情。
 
 パイプ仕切りや吊革。運転台の機器類。個々の要素に夢と情感が詰まってます。

 
 素敵な作品です。
 横浜市内での展示機会などあれば良いなぁと思うのでした。
 また、スケールなどは違いますが、自分も横浜市電には挑戦してみたくなるのでした。
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月15日

【イベント】7月9日 糸魚川ジオパルでの展示(嵯峨様)。体験運転。キハ52! 小規模ながらも満足度高し?

 先週の日曜日、糸魚川での展示について嵯峨様から写真をいただきました。


 集まった車両たち。たっぷりの留置スペース
 ryokutyakuma氏・たるご氏・そして拙作。
 糸魚川に縁のある題材が揃いました。キハ110は……居ても可笑しくななさそう。
 あと四季島はそのうちやってきそうですよね。


 展示全景。会議テーブル4本もあると、それなりの長さのエンドレスと、2列車同時運行が可能になります。スペースファクターの高いプランでしょう。

 本線は475系の急行「立山」。
 並走する大糸線のキハ52。なかなかに1970年代的情景ではありませんか。


 別のタイミングに。今度は「四季島」が華になってます。


 展示札。シンプルながらわかりやすい。走行中の表示も良いですね。


 こうした展示場の配慮は嬉しい!


 今回担当の嵯峨様のキハ52。地元車輌ですし、会場糸魚川ジオパルの「顔」でもあります。


 そのキハ52でもって体験運転も実施。トラブルの多いPFではなく、確実に制御できる(止まる!)dumi様の自作無線システムを使用です。




 体験運転の様子。
 体験運転は難しいのですけど(マンパワー的に)実現された嵯峨様は凄い。

 大規模な展示ではありませんが、密度と、お客様の満足を充実させた好ましい催しであったようです。そして、やはり車輌が地元で揃ってるのは嬉しいことですね。
(北陸は充実度・充足度高い地域ではありますが)






 最後に、この会場ならではのお楽しみです。
 実物キハ52 156が外で出る日で良かった!

 この車や仲間たちが21世紀に入ってからも現役であったという奇跡。
(あ、ミャンマーやフィリピンでは現役なのでしょうか?)

 そして、実物に印象で負けてない、嵯峨様の作品の良さも再認識なのです。あの作品、やはりオーラが「キハ52」なのですよね(1エンジンのキハ20ではなくて)。
 
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