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2017年07月24日

【作品紹介】これぞ「でんしゃ」! LEGOudon様の103系ATC車 山手線完成。


 ある世代にとって山手線と言えば……、いや寧ろ電車といえば「103系」「それもATC車」「色は黄緑 山手線!」でありました。

 103系の山手線投入は1964年でしたが(それまではカナリヤ色の101系。まーるい黄色の山手線♪)、1976-78年ころにATC導入による先頭車の全入替えが行われたのです。この入れ替えは冷房付きの新車を山手線に入れるという意味合いもあり。
 
 山本忠敬氏の傑作絵本「でんしゃがはしる」はこの時代を切り取ったものでもあります(数カット、非ATCの103系も描かれてます)。
http://amzn.to/2eHr08A

 この103系天下、1985年からの205系投入……で終わるかと思いきや、当時は直ぐに全車入れ替えは行っておらず、昭和が平成になる頃まで続いたのでした。

 あれ、長く見ても10年程度?
 今思うと、意外と短かかった山手線103系ATC車時代。でも、その活躍と存在は印象深いものではあったのですよ!

 先方の記事:LEGO 国鉄103系電車 (山手線)
https://5udon.blogspot.jp/2017/07/lego-103.html


 前頭部形状は先に一度記事にした時どおりです。
「6幅+2プレート」幅にすることによって、ATC車の顔を無理なく再現しています。もちろん前面窓の傾斜も省略なし。窓と屋根の間が詰まってる感じはまさに103系ATCなんですよね。銀帯もそれっぽい。


 3両編成です。電車って3両作ればとりあえず様になるんですよね。実物に2連や単行がある車種を別にすると、3両はミニマムとして割と絵になるような。プラレールの刷り込みかしらん? 中間車が入るだけでなんか世界が広がるような。

 えーと。(国鉄時代の)103系はミニマム3連でしたが、ATCのクモハ103は居なかったとか無粋なこというのは無しですよ。
 
 また、レゴudon様は山手線歴代再現を狙ってるそうですから、各々をミニマムにして編成数を稼ぐのもまた「戦略」でもありましょう。


 その中間車。モハ103形。
 全長36ポッチ。普段32ポッチ電車つくってる関山からみると、4ポッチ長いと随分長く見えるものです。

 3ドアへのアレンジで、そのかわりに戸袋窓の省略なし。
 全幅が大きいぶん、この側面は正解に思えます。

 ドア窓と戸袋窓はパネルの側面を使ってる由。


 パンタ周りと巧みに隠されたスイッチ
 なお、電池box格納部分は戸袋窓形状違いますが(パネル使ってない)、違和感は皆無です。言われて気がつくって感じでしょうか。

 なお、車体幅が「6ポッチ+2プレート」ですが、はみ出しが程よい雨樋表現に。


 気になる方も多いであろう? 断面形状です。
 こうして車体幅の微調整を行ってるのですね。






 撮影用に制作されたプラットフォーム。
 
 ホームと線路の間の、2x3パネルによる処理が見どころです
 ホーム上の白線も、一部横組みでしっかり細い。ハイレベルなプラットフォームです。
 legoudon様、今後も山手線歴代シリーズ展開されるとのこと。
 次は何が出てくるか、楽しみなのです!
 
posted by 関山 at 20:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月23日

【作品紹介】エース君パパ様の近鉄瓢箪山駅。ポストモダンな?橋上駅

 郊外の橋上駅。

 日本の駅形態としてはとても身近なものですが、意外と作品では少ないです。跨線橋同様、建築としてどうしても大規模になってしまい、難度が高いのですね。

 だからこそ、この作品は衝撃です。


 プロトタイプは近鉄奈良線の瓢箪山駅。1997年に今の橋上駅舎になったそうです。

 ポストモダンの一種なのでしょうか。適度な装飾性とか遊び心の入ったデザインの駅舎です。1980年代までは橋上駅の類ってもっと実用本位だったのに、それ以後は変わってきた感じありますよね。その類例の一つなのでしょう。

 実物は、線路4本またぐものですが(瓢箪山駅は対面式ホームに、通過線2線)、通過線を割愛して適度な規模に落とし込んでいます。

 この、ガチな建築模型ではなくて、鉄道模型のストラクチャー的アレンジは巧いのです。
 電車に対して、駅規模が適切なものに見えますから。


 このアングルだと「ポストモダン」な感じが強調されてます。
 屋根の曲面であったり、柱の装飾であったり。そしてキュービカルな階段部分。

 灰色一色で或る程度の大きさのレゴ建築も難しいものです。
 意外と新灰色は他の色に比べて高価であること。また、1色であるがゆえに「ごまかしが効かない」のもあります。
(個人的見地ですが、建築は何らかの古典様式のほうが装飾でごまかせる、ハッタリ効かせられるので難度は下がると思ってます)


 全景。プラットフォームは約3両分ですね(補注:撮影用に縮小したとのことで、展示ではもっと伸ばすとのことです)。プラットフォーム部分もストイックな作りですが、これもまたコスト面では却って不利なのですよ? その重みは伝わってきます。


 上より。
 スキのなさを感じさせますね。階段部分のインパクト。橋状部分のアーチ?屋根。

 ホームから駅本屋に上がるバリアフリー通路とその屋根も見逃せません。

 さて。この作品は此方で展示されるとのことです。

□8月5-20日 レゴトレイン展示
https://twitter.com/gogo_ace_papa/status/888905092501393408
http://www.dream21.higashiosaka.osaka.jp/
 関西LT会(エース君パパ様中心)で、近鉄車両や瓢箪山駅の展示を行う模様です。

 会場の最寄りは瓢箪山駅ではなく、その隣の東花園駅のようですが、十分に地元と言える距離でしょう。地元のリアルな表現はきっと人気集めるに違いありません。
 

 また、作品自体はポストモダンスタイルの橋上駅舎(現在日本の私鉄及びJR)として汎用に使えるスタイルでもありましょう。京阪や阪急に合わせても、案外似合いそうな?
 展示後の再活躍にも期待したいですね。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月22日

【イベント告知】8月以降のオフ会・展示会情報まとめ

 JBF以降6-7月がほとんど催しのない時期でしたが、8月は色々あります。

 ただ、ブリックライブ静岡・京都へのレゴトレイン展示がなくなったのは残念ですが。(京都は見送るものの、静岡では北九州同様の展示を行う予定がありましたが、先方の予算都合で流れてしまいました。JR東海中心でやろうとか思っていたのですが。
静岡・東海方面の方申し訳ないです)

 一方、8月下旬には北陸の方で1週間ほどの長期展示があります。ブリックライブ程度の規模での展示を予定しております。

 なお、下記一覧ですが、オフ会的なものは■を。
 展示会的性格が強いものは□をつけております。区別は厳密につけるの難しいのですが関山の主観です。ご容赦ください。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆


<関山参加>
■8月1日(火) 第2回 火曜レゴオフ会 in 名古屋
http://twipla.jp/events/247238
 今年2月に大盛況であった、名古屋での平日オフ会です。前回はモジュールビル圧倒的でしたが、今回も或る程度出てくるとか。新作大物作品もあり、名古屋に出てくる価値はあると思いますよ! トレイン分も濃厚。
(定員30名に達してしまいましたので、見学などしたい方は要相談です)

■8月18-20(金〜日) 国際鉄道模型コンベンション(JAM)
 設営日8月17日(木)です。
 詳細は此方に記しております。未だスタッフ参加も募集中です。お早めに!
http://legotrain.seesaa.net/article/451819748.html

□8月下旬 北陸
 北陸某所で1週間ほどのレゴトレイン展示行います。
 情報は公開できるようになったらお知らせいたします。お楽しみに!



<関山非参加 ……陰ながら応援しています>

■7月30日(日) ワンダーフェスティバル
http://twipla.jp/events/245369
 J-LUGのエリック伊藤さんが音頭を取ってワンフェスはディーラー参加されています。展示のほか、オリジナルキットの販売も行われます。

 なお、打ち上げの参加希望のみの方はこちらへ
http://twipla.jp/events/268249
 打ち上げのみの参加したいのですが、幕張は呑みに行くだけには些か遠いのが申し訳ない。

■8月12日(土) レゴ福岡オフ(九州ブリックミーティング)
http://twipla.jp/events/265106
 主催 とにー様。「福岡市内にてレゴのオフ会を開催します。レゴで作った作品や市販のレゴブロックを持ち寄って、一日レゴで遊びつくしましょう!!」
 とにー様のミリタリが凄いです。ひだか様のモノレールも出てきます。
 嘗てのミリオフ(伝説伝統のオフ会)の流れを汲むものです。


■8月12日(土) 茨城JLTM(Japan Lego Truck Meeting)
http://twipla.jp/events/258778
 主催 歯車K様。「メインはフリージャンルのオフ会ですが、
サブコンテンツとしてトラックトライアルを企画中です!」
 とのこと。自動車色・テクニック色の濃い催しになりましょうか?


■8月13日(日)  横浜オフ
 主催:柴様。「今年のLEGO横浜OFFは8月13日 日曜日9時から22時までの日程で
横浜市緑区の緑公会堂、第2、第3会議室にて行います。」とのこと。

 参加は掲示板経由で願います。http://9130.teacup.com/offat2007/bbs?page=2&&TEACUPRBBS=83a4ec92f2fe92e1341bd4f01ff2489a
 こちらは例年、ミリタリ中心です(かなり濃い作品・大型作品・ハイレベルな作品が集まってます)
 今年は見学参加はしたいと思いつつ……。


□8月11-20日(金祝-日) わくわく電車王国京都
http://www.miyakomesse.jp/event/2017/08/-2017-in.php
 関西LT会による、レゴトレイン展示があります。
 長期かつ、かなりの規模での出展になるようです。

□8月5-20日 レゴトレイン展示
https://twitter.com/gogo_ace_papa/status/888905092501393408
http://www.dream21.higashiosaka.osaka.jp/
 関西LT会(エース君パパ様中心)で、近鉄車両や瓢箪山駅の展示を行う模様です。

□8月26-27 湘南ブリックパーク
 主催:あいはら様
https://0205play.amebaownd.com/posts/2616976
 昨年11月に行われた辻堂での「湘南ブリックパーク」は、今年は8月に行われます。
「さわれる・あそべる・はっけんできる」をコンセプトにレゴRブロックをメインにした遊びを体験できるイベントを開催します。
つきましては作品出展をしていただける方または団体を募集いたします。
レゴRブロックの魅力を是非皆様の作品で多くの方に伝えてください。」
 展示募集は7月末までですので、お早めに。

 ※:トレイン関係では、awazo氏が参加の予定あるそうです。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 9月以降の予定です。

■9月9日(土) 札幌総合レゴオフ・ノースブリック2017
http://twipla.jp/events/266800
 主催:kainz様。「今年もやりますレゴ総合オフ会ノースブリック!
今回も2部構成を予定しております。9:00〜17:00からの第1部、
17:00〜21:00の第2部を予定しております。」
 さらっと濃い人が集まってしまうのが札幌の強みです。あと、大学生は未だ夏休みですよね?


■9月 日程不明 第二回高田馬場レゴオフ会(スターウォーズテーマ)
http://twipla.jp/events/267313
 主催:joker様。「9月の17[日] か 18[月祝]か 23[土]か 24[日]のいずれかに、高田馬場でレゴオフ会をしようと思います。テーマは暫定ですが、スターウォーズの予定です。」

 スターウォーズテーマというのは珍しいですね。でも、レゴ社の売上比率的にスターウォーズは相当に大きな比率を占めてます。気になる催しです。
 自分が参加しにくい(苦笑)ですが、見学だけでも楽しいかなと思ってます。


□10月22日(日) 磯子フェスティバル
https://twitter.com/IGU_LEGO/status/880376865436729345
 今年もigu様の仕切りで参加予定です。


□11月26日(日)? 立命館大学学祭(びわこ・くさつキャンパス)
http://www.ritsumei.club/2017/0412_2822/
 2012年以降、大規模レゴトレインレイアウトを立命館大鉄道研究会が出展しております。
 今年も例年通りならびわこ・くさつキャンパスでの展示となる筈です。ただ、現状で詳細は未定です。
 

■12月3日(日) 栃木レゴオフ2018
http://twipla.jp/events/258793
 主催pgy167様。昨年に引き続きの栃木オフ会です。会場は小山駅前です。
 昨年は結構テクニックやジオラマ関係が濃厚でした。無論トレインも。JAMと違って実験的な試みが出来るメリットがありましたね。
 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 もし、情報に漏れや修正などございましたら、お知らせください。
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月20日

【作品紹介】名鉄新型車は珍しい? クロック様の6000系(5次車)。6000系も楽しいぞ!

 レゴでの名鉄は意外と制作されており、dyson様のAL車たち、それに倣ったフォーマットでのエース君の流線3400。また、ずっと前から頑張ってらっしゃるご地元AP様のAL車にキハ8000系(あと5500SR車)。
 いや、それこそパノラマカーはtn-factory様初めとして数名が手がける人気題材。

 拙作では510形・520形に3400系原型。

 然し、意外な盲点が!
 名鉄が本気で通勤電車を考えだした第一歩である6000系電車やその一派はほぼ手付かずなのでした。


 6000系列は1976年から製造された、名鉄では物凄く久しぶりの3ドア通勤型電車。
 2ドアクロス車を標準にしてきた名鉄の理想主義が、遂に現実に妥協する第一歩? というと酷でしょうか。
 それでも小型・固定ながらクロスシート装備であり、4次車迄は固定窓に横引きカーテンでした。

 より普通の?電車らしくなったのは1980年の5次車から。側窓は3個づつ並んだ下降窓ではなく上昇窓。阪急電車っぽく見えて、ちょっと違うのですよ? それでも未だクロスシートには拘ってましたが。
(その後、1984年から非貫通型に前面形状代わったりします)

 6000系は昔の乗り鉄撮り鉄音鉄には微妙な電車でした。登場した頃の名鉄と言えば旧型車まだまだ黄金時代ですから。
 でも、冷房ついてて混雑に強い電車は地元の一般利用者にとっては福音であったのでしょう。


 クロック様の作品は(恐らく)5次車がモデルです。

 見ての通り、3個づつ並んだ窓が特徴。横組で窓数省略なく纏めてます。窓が小さめの印象なのが6000系らしいですよね。

 編成は実物にもある2両です。その意味では名鉄は短編成が存在して、作りやすいですよね。


 前面が凄くいい感じ! 横組のパノラミックウインドウは明朗。その下のHゴム表現が堪りませんよね。新パーツの1/4タイルを効果的に使ってます。まだガシガシ使える相場にはなってませんが(苦笑)、ピンポイントな使い方はありでしょう。

 この灰色部分の存在で、電車の印象がまろやかに、優美な印象さえ。

 テールライトの処理も好ましいです。最近の1x2ジャンパプレートはこの表現に使いやすくなりました。飛び出てる方が良いんですよねぇ。

 貫通扉、さり気なく飛び出た幌枠が良い感じです。
 

 斜め上より。
 丸ブロックに依る車体断面が綺麗。
 実は結構、丸っこい電車なんですよね。往年の5000系を思わせるほどに。


 名鉄は華やかなもの、珍しいもの……が題材に選ばれてきた傾向ありますけど、最も平凡な?6000系が選ばれるとはこの世界も熟なれてきたものです。

 6000系の基本造形できれば、その中でのバリエーション展開も楽しそうです。初期の固定窓車や、その後の前面非貫通鉄仮面など。瀬戸線のちょっと変わった仲間たちも。

 実物も引退が始まってる6000系は、案外おもしろい題材なのでありましょう。
(名鉄さん。そろそろ新車は3ドアセミクロスでお願いしますね。最近はオールロングばっかで魅力を損ねてますから……)
 
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2017年07月19日

【作品紹介】ryokuchakuma様のE7/w7の小改修。あの「凹み」が大事。

 やや小ネタではありますが。

 ryokusyakuma様のE7/W7は実車より先にデビウした作品で、これまでに数限りなく改修を受け続けています。完成なきモデルというのはレゴの醍醐味ですよね。


 今回の改修は、E7/W7では意外と気になる、前面側面の「凹み」を再現したもの。
 手前が改修後、奥が改修前。

 この凹みがあるかないかで、「E7/W7系らしさ」に影響が大きいのは自明ですね。下手するとボッテリ顔になりそうな(まぁ最近の新幹線には珍しいですけど)この形式が、心なしか「小顔」に見えるのですね。

 また、流線型繋目の隙間が改修後は目立ちにくくなっているのも見逃せないことでしょう。前面窓ガラスはカーキャノピー化され、平面より望ましい表現です。
 
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【作品紹介】あいさわ様のE4系新幹線(CAD)。どの角度から見ても、格好いい!?

 東北新幹線での解結用に導入され、今は上越新幹線に転じているE4 MAXは既にRyokuchakuma様の7幅作品があります。

 実物は好き嫌いの割れる、高速走行と2階建ての輸送力を両立させた形容のし難いフォルムの持ち主。ですがレゴ化すると、良い意味で整った方向に。
 恰も、実車のかっこよく見える角度を切り取ったかのごとく。


 あいさわ様はトレイン制作の実績は未だないようなのですが、そうとは思えぬ文脈の抑え方。難しい題材を正統派で抑えてきた……という印象です。

 6幅で、前頭部は無理のない組み方。順組のみであの形状が再現できることに驚かされます。無理しなくても新幹線は作れる!のですね。
 スロープと、カーブスロープの使い分けも巧い。
 もちろん、E4の頭はもっと癖が強い……という見方もできましょう。でも、シンプライズとそれに依る魅力の創出もレゴの良さですからね。実物の、かっこよく見える角度を切り取った感じです。

 側面は横組です。帯はディジタルな処理ですが、これも正解でしょう。




 別レンダリング。このままだと駄目なのは台車とスカート周りでしょうか。台車の前後に1ポッチづつ空けないとカーブ通過できませんから。ホイルベース調整したり(結構車両全体の見栄えに影響します)弄れる可能性は高いでしょう。先頭台車にはスカートつけても良さそうです。

 逆に車体の方は、これで完成! という感じですね。特に入手困難部品も見当たりません。実制作に移れば良いなぁと思うのです。
 また、中間車や、先頭車でもグリーン車のデザインも気になるところです。

 なお、前頭部はシンプルな順組ゆえ、何らかの連結装置は仕込めそうですね。他系列との併結運転や、E4同士の重連の可能性はほしいところです。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月18日

【作品紹介】ファンタジック! エース君の初代スチーム号客車(大阪花博客車)

 先に現行「スチーム号」客車について、エース君作品を紹介いたしました。
http://legotrain.seesaa.net/article/451700892.html

 また、その牽引機たる7100形(義経)に関しても。
http://legotrain.seesaa.net/article/451772588.html

 さて、スチーム号客車は現行は「梅小路蒸気機関車館」→「京都鉄道博物館」時に導入された二代目です。
 では、初代は?

 1990年に催された「国際花と緑の博覧会(大阪花博)」への西日本旅客鉄道の出展であるドリームエクスプレス用に用意された3両の客車のうち、2両を梅小路に持ってきたものです。

 用途が用途であるがゆえ、大変に特異な形状でした。


 もちろんオープントロッコ形状の客車です。
 ただ、現行の二代目に比べてファンシーな印象なのは、1990年という時代を映しているようなのような。

 エース君作品。そんな面倒な?題材を見事に再現してきました。

 傘状というかテント状の屋根。
 丸みを持った車端形状。カラフルな車体側面。車体側面は分厚くならないようタイル処理です。


 概ね鉄道車両とは思えない(実際に構内専用ではあるのですが)屋根形状のインパクト。台車も実物の、謎小型ボギーの再現です。


 現行スチーム号客車とならんで。
 先代の方が凝っては居ましたけど、梅小路の雰囲気に合っているのは現行車の方なのでしょうね。というか国鉄の蒸機に似合うかどうかということなら、現行車の方が絶対に似合いますから。いや理想はガチなオハ35あたりがいいんだけどなぁ……。


 しかし、7100形(義経)との組わせだと、先代客車もまた似合う!
 梅小路では実現しなかったはずの組わせでしたが、1990年の国際花と緑の博覧会では半年間運行されたものです。
(補記:梅小路でも2014年にこの組わせでの「スチーム号」は運行されたとのことです。エース君情報、ありがとうございます)

 27年前、バブル期の博覧会というのもまた歴史の1ページなのかもしれません。

 それにしても、この究極にマニアックな題材に目をつけられたエース君の彗眼には驚かされます。意外なところに、面白いプロトタイプはあるものだなぁと。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月17日

【実物鉄道というか模型】リニアモーターカーの価格破壊?「リニアモーターエクスプレス」(模型の話です)

 その昔(……って、たった2年前ですが)タカラトミーの「リアル・リニア」であるリニアライナー(税込37800円!)を凄い! とか記事書いたのです。

15/05/27【実物鉄道】タカラトミーのリアルリニア、35000円は高いか安いか?

 この商品についてはそれなりに出回り、情報も多いので詳説は控えます。
ただ、レール玩具の規格としては定着せず、一発屋に終わってしまったのは残念といいますか、致し方なかったと申しますか。拡張レールを直線・曲線とリリースする辺りは、システム玩具作り慣れてきたトミーさんだよなぁと思っていたのですが。

 やはり、基本セットのお値段が余りに強気で……。
 Nゲージより高いのはともかく、KATOのHO基本セット買えちゃいますからね(比較間違えてる気もしますけど)。

 あと。そのリニアライナーの記事中で記したのが、1985年に極少量が出回ったと言われる、エンドウ製造日本航空発売の「HSST-3」

 「心象鉄道5.日本航空・国際科学技術博覧会出展リニアモーターカー HSST−03(エンドウ・HOゲージスケール)」
http://haijima-yuki.com/shakujii_exp/hsst1985/


 1m20cmの直線レール。高速低速と前後進の切り替えできるコントローラーのセットで29800円(当時)。曲線レールは予定のみでリリースされず。

 浮上はしており、かつ電磁石の極性切替で磁力推進するものでした。然し、システムとしてはローラーによる集電という接触部分を持つものだった模様。

 間違っても成功作ではありませんが、リニアモーターカー模型の市販製品が過去に存在した事実。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 とまぁ、実際に浮いて走るリニアモーターカーの模型玩具は過去に2点ありましたが、何れも非常に高額なものでありました。だからこそ、これには驚かされた!

「リニアモーターエクスプレス [ MR-9106 ]」
https://www.elekit.co.jp/product/MR-9106


 エレキットシリーズの一つ。ただ先に断っておけば「ハンダ付けは不要」のものです。プラモデル作れる人ならOK!?

 以下、メーカーページより。
リニアモーターエクスプレスはなぜうごくの?
こたえ:磁石の力です!

リニアモーターエクスプレスには、いくつかの磁石が入っています。
エクスプレスのレールには2種類
・レール裏の浮上(ふじょう)用磁石
・レール側面の推進(すいしん)用磁石

エクスプレス本体にも2種類
・本体裏の浮上用磁石
・中央の車体に推進用電磁石



浮上用磁石は、お互いがくっつかず反発するように、S極とN極の位置を合わせています。磁石同士が離れていこうとするので、以下のように自然と浮いていきます。


推進用磁石は、S極とN極が交互に続く特殊な磁石と、リニアモーターエクスプレス本体に内蔵された電磁石を利用しています。
電磁石は「電気を流すことで磁石になる」ものです。電気の流し方を逆向きにするだけで、S極にもN極にもなれます。
この仕組を利用して、S極同士で反発→N極へ近づく→【切り替え】→N極同士で反発→S極へ近づく の繰り返しでエクスプレス本体が前に進んでいきます。



 他、メーカーアピールとしては
「外側のレールがついていないので、浮いている様子を見ることができます。
「高速で2分間走り続けるモードと、速度を選んで(低速・中速・高速)ずっと走り続けるモードの2つを選ぶことができます。」
 とのこと。

 永久磁石で浮上して、車上の電磁石の切替で推進するシステムはタカラトミーの「リニアライナー」と同じです。違うのは推進用の地上磁石の位置で、「リニアライナー」は全て底面なのに対して、「リニアモーターエクスプレス」は側面支持。どうやら側面に分けることでシステムのシンプル化とコストダウンを実現しているのでしょうか?

 逆L字型の軌道は現実の磁気浮上鉄道には存在しないものですが、然し、側面支持の推進用磁石は逆T形軌道(1979年までの宮崎実験線等)の亜種と思えばリアルティはありましょう。

 もう少し比較すると、流石に使用樹脂の品質が大きく違うのは製品画像でわかりますよね。ただこれは、タカラトミーさんが高級玩具として、「頑張りすぎた」感がしなくもないです。


 まぁ……タカラトミーの方も在庫抱えてしまったのか現在は大変にお買い得です(送料込¥12948)。拡張レールも未だ入手出来ますし。

 然し「リニアモーターエクスプレス」は在庫処分リニアライナーの半額なのですよ!(定価なら1/6です!) 「ネタ」で買える価格でしょうか。キットなので或る程度自分で作らねばなりませんが、対象年齢10歳以上ですからね。このブログ読んでるような諸兄ならお手の物でしょう(笑)。
 残念ながら、「リニアモーターエクスプレス」に拡張用レール別売は存在しません。ただ、基本システムが廉価故に(気に入ったら)複数セット購入もありえるのでしょう?
 
 というわけで、お好きな方をどうぞ?
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 実物鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【実物鉄道】「原鉄道模型博物館」に待望の年間パスポート/Oゲージを造ってみよう?




 横浜みなとみらい(正確には横浜駅最寄り)の「原鉄道模型博物館」は横浜のお気に入り施設。展示されてる模型(1番及びO)の「渋さ」が激しく好みなのです。

 そして、世界最大級の1番ゲージレイアウトです。音も振動も全てがリアル。
 レイアウトの見せ方も素敵すぎる。ジオラマの勉強にもなります。


、ここに年間パスポート制度があればいいのになぁと開館時より思っておりました。
 何度行っても飽きないのと、また、横浜に友人など「接待」するのに便利な施設だからです。

 開館5年目、遂に実現(詳細リンク先)。
http://www.hara-mrm.com/event/event1707_01.html


 早速入会してしまいました。
 大人(大学生以上)1年5000円。5階来館しないともとが取れないようにみえて、招待券が2枚付きます。実質3000円ですね。
 また、招待券使い終わっても、あとは同行者4人まで10%offの特典あり。

 あの施設が好きなら。横浜によく出る方なら。入会の価値あると思います。

 そして、入会時に勧められたのがこちら。「原鉄模型スクール」




 受講料10000円が、年パス購入すると5000円ですよ! と。
 ただ、材料費が別途10万円程度掛かるとのこと。

 一瞬「高っ!?」と思ってしまいました。

 しかし、Oゲージの電車1両を造るのです。寧ろ格安?
 教習の部分も有り難いものでしょう。何しろ、Oゲージの作り方なんてそんじょそこらに資料なんて無いですから。NやHOの工作とはわけが違います。

 仮にも原鉄道模型博物館ですから本格大型模型の工作です。
 京急230形でもNゲージ組んで……という企画で済ませないのが素敵ですし、格好いいなぁ! と思うのでした。


 面白いのは材料の注記。
 「自作の場合」というのが実に漢らしいですよ。車輪以外は自作できます!
 自作は大幅にコスト下がるのですが、一体どれほどの技術が要るのでしょうか?

 流石に台車とモータ周りはキット購入しないと辛そうですね。
 床下機器は自作だと角材などの加工でしょうか。
 
 車体も、屋根とか考えると頭が痛そうです。朴とかバルサとか削るんかしら。やはり確実に且つ立派に造るのなら、10万円コースは覚悟でしょう。
(でも、ディアゴスティーニ系の事思えば高くもないですよね?)
 
 さて。
 自分が「Lゲージ」という、Oゲージ並みに大きな鉄道模型に既に手を染めてなければ迷わず申し込みして「憧れのOゲージデビュウ!」してたと思うのですよ。

 しかし、自分には操誓った世界があります(断言!)。
 そのABSのブロック素材とステンレスレール(=9Vレール)にパワートラック(9Vトレインモータ)でOゲージサイズ(7幅か8幅)の京急230形を作れないか、考えてしまうのでした。目指すは原信太郎ではなくて、k.matsubara氏かもしれませんが(笑)。


 最近展示が開始されたという、原信太郎氏のスケッチ群。
 
 あぁ……自分の中高生の頃を思い出す、こんな絵でノートを埋めておりましたですよ。年パスの効力で、ゆっくり何度でも眺めてみたいなぁと思うのでした。
 
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2017年07月16日

【作品紹介】うしがえる(R)様の西武鉄道2000系電車。西部開拓(部×武○)の第一歩?

 以前CADを紹介した、うしがえる(R)様の西武鉄道2000系電車が1両完成したようです。

 西武鉄道2000系は1977年に製造開始された、西武鉄道初の量産20m4ドア車。
(※:西武初の4ドア車としてはモハ63払い下げ車が2両居た由)
 輸送力に秀でた多ドア車で冷房車。それまでの西武といえば20mでも3ドア車で質より量の旧型車ばかりで冷房車も極わずか。2000系はたちまち西武最大の勢力となり、1988年のモデルチェンジをはさみつつ1993年まで製造が続きます。新宿線に主に投入されたものの、今は池袋線系統でも多々見られます。

 長らく最大勢力であったものの、2016年になってから遂に廃車も始まったようです。
 西武=黄色い電車も、過去のものになるのか? いや、それなりの両数はありますから当分は活躍を見られることでしょう。


 うしがえる(R)様の作品は、2000系でも1988年以降の新2000系の方です。よりスクウェアな前頭形状。一部のブラックアウト。旧来のイメージを残しつつモダンに。

 作品も、上手く汲み取っています。
 縦・横のベクトルチェンジも自由自在に。事実上4幅分の横組を行っているのですね。ヘッドライトは現状でレンズ省略ですが、Φ1丸タイル(クリアかシルバー)入れたらまた印象も変わるかも知れません。

 もちろん一昔の西武の特徴たる、裾のステンレス飾り板も再現です。ポチスロの組み合わせですっきり。此処のために、一部が上下逆転処理されているのは言うまでもありません。

 貫通扉は程よい存在感。仮組とのことなので、スカートが無いのは残念。


 それでも、上手く印象を捉えたモデルでありましょう。
 西武であり、2000系であり。1980年代から90年代の空気感さえ感じられる。

 これまで西武鉄道の車輌はあまり作られてきませんでしたが(ryokuchakuma氏の5000系レッドアローと、拙作の電機E52位?)、2000系の世代の通勤車がレゴ向けで、絵になるスタイルであるのを示してる感じです。

 関東大手私鉄、未だ手付かずの題材は無限に広がってますよ?


 側面。全長33ポッチに4ドアの割付。運転台のない方の車端をもう1ポッチ詰めれば32ポッチで整い、将来、中間車も作りやすくなりますかも。

 西武の、ドアを銀色ステンレスむき出しにしたスタイルはレゴに向きます。
(あ、関山の地元にも同じ色の電車が1編成居るのでした。造ってみようかな?)


 現状の完成車と試運転。

 西武2000系はミニマムには2両編成で成立します。また、将来の大増備を考えるならば4/6/8連も考えられましょう。そして、2000系初期車だって! 新旧混結のブツ4辺り面白いかも?
 その意味でも、楽しみな作品なのですね。そして他系列通勤車や(結構種類多い!)過去の旧型車たち(3ドア時代)、特急車に貨物列車。

 西部もとい西武という(ベタですいません……)、魅力ある世界の、大きな第一歩足りましょうか?
 
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【作品紹介】まー様の横浜市電 1500形。夢と情感の大型モデル

 1972年で全面廃止されてしまった、かつての横浜市電。
 戦後1952年に製造された1500形は代表的な車輌でありました。2枚窓の湘南スタイルにスッキリした側面。スマートな、美しい電車でした。
 廃止時に他都市への譲渡されなかったのは残念でしたが、静態保存車は2両あります。



 まー様の作品は10幅の大型モデル。動力は考慮されていないようですが、この大きさはディスプレイモデルとしても十分に魅力的です。

 3x4の窓枠を多用されていますが、これでバランス良くなるのもこのスケールのメリットでしょうか。前面は通常の向きに。側面は横組使用です。狭窓感が出ており、そして保護棒が精細感を与えておりましょう。

 ドアの半ポッチずらしも適切な奥行きです。
 

 2枚窓の前面は平面に割り切られていますが、違和感は皆無ですね。
 それよりも方向幕や灯火などのディテールで魅せています。バックミラーもポイント。
 そして、青帯端の切り上げが巧い。このスケールだと必要な処理ですし、また効果が大きいのです。


 そして見せ所は車内。
 木製の床とロングシート。金属パイプとパネルに依る運転台の仕切り。

 吊革まで下がってます。

 ちらりと見える運転台も、真鍮製のコントローラやブレーキハンドルが見えますね。


 側面を外して撮影されたのでしょうか?
 横組の窓は内側から見ても、昔の電車の窓枠の風情。
 
 パイプ仕切りや吊革。運転台の機器類。個々の要素に夢と情感が詰まってます。

 
 素敵な作品です。
 横浜市内での展示機会などあれば良いなぁと思うのでした。
 また、スケールなどは違いますが、自分も横浜市電には挑戦してみたくなるのでした。
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2017年07月15日

【イベント】7月9日 糸魚川ジオパルでの展示(嵯峨様)。体験運転。キハ52! 小規模ながらも満足度高し?

 先週の日曜日、糸魚川での展示について嵯峨様から写真をいただきました。


 集まった車両たち。たっぷりの留置スペース
 ryokutyakuma氏・たるご氏・そして拙作。
 糸魚川に縁のある題材が揃いました。キハ110は……居ても可笑しくななさそう。
 あと四季島はそのうちやってきそうですよね。


 展示全景。会議テーブル4本もあると、それなりの長さのエンドレスと、2列車同時運行が可能になります。スペースファクターの高いプランでしょう。

 本線は475系の急行「立山」。
 並走する大糸線のキハ52。なかなかに1970年代的情景ではありませんか。


 別のタイミングに。今度は「四季島」が華になってます。


 展示札。シンプルながらわかりやすい。走行中の表示も良いですね。


 こうした展示場の配慮は嬉しい!


 今回担当の嵯峨様のキハ52。地元車輌ですし、会場糸魚川ジオパルの「顔」でもあります。


 そのキハ52でもって体験運転も実施。トラブルの多いPFではなく、確実に制御できる(止まる!)dumi様の自作無線システムを使用です。




 体験運転の様子。
 体験運転は難しいのですけど(マンパワー的に)実現された嵯峨様は凄い。

 大規模な展示ではありませんが、密度と、お客様の満足を充実させた好ましい催しであったようです。そして、やはり車輌が地元で揃ってるのは嬉しいことですね。
(北陸は充実度・充足度高い地域ではありますが)






 最後に、この会場ならではのお楽しみです。
 実物キハ52 156が外で出る日で良かった!

 この車や仲間たちが21世紀に入ってからも現役であったという奇跡。
(あ、ミャンマーやフィリピンでは現役なのでしょうか?)

 そして、実物に印象で負けてない、嵯峨様の作品の良さも再認識なのです。あの作品、やはりオーラが「キハ52」なのですよね(1エンジンのキハ20ではなくて)。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | LEGOイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月14日

【イベントJAM】第18回 国際鉄道模型コンベンション(JAMコンベンション)の出展について

 参加に関して、公式発表できるようになりましたので、告知いたします。

■開催日■
2017年 8月18日(金) 19日(土) 20(日)  
10時〜18時 (最終日は17時)
※設営日 8月17日(木)

■開催場所 ■
東京ビッグサイト 東1ホール

■主催■
国際鉄道模型コンベンション実行委員会(株式会社イモンコーポレーション内)
03-3450-3499 / info@kokusaitetsudoumokei-convention.jp
http://kokusaitetsudoumokei-convention.jp/

■テーマ■
日本の大動脈として時代の一翼を担い数々の名列車を生み出した「東海道」

■前売り券■
当日1200円。前売1000円です。
※小学生以下無料(但し要保護者同伴)
※中高生・女性・70歳以上・身障者は1000円
http://kokusaitetsudoumokei-convention.jp/advance_ticket2017/

但し、スタッフ参加希望の場合は別料金となります(前売りより安いです)



◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 さて。レゴトレイン(「Lゲース推進機構 ブロック玩具で造る鉄道模型」)での参加も2012年以来、6回目になります。
 
 本年も、展示と、「体験教室」の二本立てとなります。
 後者は……じっくり電車を組み立てられることのできた名キット「#7938」(2010年)を今年も使用いたします。


 展示に関してはプランが完成しております。

 左右分割、対称形プラン。

 展示面積自体は、現実性を重んじてやや減(1割ほどの減。昨年比)。
 しかし、本線が左右3線づつ。加えて左右に1線つづ小規模ループ(図中左が高架想定・図中右が路面想定)があります。
 合計4線+4線の8線プランです。

 展示の核は真ん中にやってくる、pgy167様の駅舎。アップグレードされて帰ってきます(橋上駅舎配置となります。

 目立つ大きな建物として、レゴン様の「レゴンキャッスル」
 また、SUU様の「競技場(サッカースタジアム)」もやってきます。

 大きめの建物(モジュールビルサイズ等)は図中左上に。
 小さめの建物(クリエイターサイズ、あるいは和建築系)は図中右手中の小規模ループ周りの配置となります。

 なお、減らした要素についても言及しなければなりません。
 他催事との兼ね合いで、ひだか式モノレールは見送らざるを得なくなえりました。
 また、施工可能なメンバーの関係で、高速道路も今年は中断いたします。
(道路・自動車に関しては駅前通り及び、競技場の駐車場を展開いたします)
 レゴ汽車シリーズ50周年を記念した歴史展示(4.5V及び12V)も昨年は好評でしたが、労力のリソース配分的に今年は展開できません。ご容赦ください。



 線路配置に話を戻しますと、最外側線(左右とも)はMe-modelsのR72及びR104を使用します。これを左右1番線としましょう。
 真ん中の線路(左右とも)は同じくR88及び、R56を使用。左右2番線とします。
 最内側は通常カーブとなります。左右3番線。

 最内側3番線と、左右の小ループ(左右4番線)は9Vへの対応です。

 最外側の1番線は8幅の大型モデル対応なのは言うまでもありません。最小曲線R72で、通常曲線無しのレイアウトです。



 展示全体の展開です。
 
 図中右下部分に、運行管理用(9Vコントローラ置き場)を設けます。ここに修理や待機用のテーブルも設置。

 図中下方には、車両展示用のテーブルを展開いたします。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 募集要項です。

・建築系 最大でもモジュールビル1.5Xサイズ(32x48)迄です。
 調整が必要なので、「必ず」7月中にお知らせください。

 小型の建築(16x32程度かそれ以下のもの)は特に制約は設けません。和風系が今回は歓迎です。

・自動車系。今年もTamotsu様にお委ねする予定です。要調整なのでお待ち下さい。

・鉄道車両
 コンベンション自体のテーマが「東海道」です。
 合致させる必要はございませんが、それに見合ったテーマ運行時間を長めに設定する予定です。もちろん、東海道本線に並走するライバル私鉄(京急や阪急など)や培養路線(伊豆急など)もテーマに含みます。

 もちろん上記テーマ外、恒例の外国形の時間も設けますのでご安心ください。

 時間を区切ってのテーマ運行となりますが、持ち込み車両によっては左右別テーマ展開もありえます(左は東海道線東京口、右は東海道線大阪口などの)。

 また具体的な数字は今後お出ししますが、持ち込み車両数の制限を設けさせていただく可能性がございます。
(送付の場合は、「1編成 若しくは6両まで」とさせていただきます。送付者が参加される場合は上記制限ありません(持込+持参など)
 その代わり、作品の管理はご自身でお願いします)


・スタッフ
 例年スタッフ参加されている方も、初めて希望される方も名簿管理上、必ず下記フォームに連絡お願い致します。
http://legotrain.seesaa.net/article/363091610.html

 本名(あればハンドル名)。メールアドレス。電話番号。
 そして、参加可能な日程(17設営/18-20日)をお知らせください。
 締め切り、7月中と致します。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント(JAM) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月12日

【作品紹介】エース君の7100形蒸気機関車。小柄なアメリカン古典ロコ。

 7100形と言うよりは「辨慶」「義経」と言う方が通りの良い機関車です。
 言うまでもなく北海道の鉄道創始期の機関車であり、内地の英国式に対して全てが北米式。西部劇スタイルの華やかな機関車は鉄道史を飾っています。1880年に運用開始。

 自動連結器に空気制動と明治初期とは思えぬハイスペック。しかして自重は20噸にも満たない小型機関車でもあり。鉄道博物館や京都鉄道博物館で保存されている現車の小さいことに驚かれた方もいるんじゃないでしょうか?
(玩具などでは大きく立派な機関車に見えるんですが……)

 自重20噸というと、2軸の貨車移動機並みの重量ですからね? あるいは軽便用の機関車か。
 でもまぁ、小さいなりにいっちょ前のスタイルであるのも、人気の故かも知れません。

 8両輸入中、3両が現存しています。

 なお、京都に保存されている7105号は梅鉢製作所(→帝国車輌→東急車輛大阪)に払い下げられていたときサイドタンクと炭庫をつけてタンク機に改造されていました。
 また、小樽に保存の7106号は日鋼室蘭に払い下げられていた当時はサドルタンクつけたタンク機になっていたとか。何れも相当なゲテモノであったはずですが、残念ながら(?)何れも1952年 鉄道80周年記念の際、端正な原型に復元された由です。

 なお、カウキャッチャ等のアメリカンスタイルを持つ機関車は7100形だけではありません。北海道の鉄道初期にはこの種の機関車は何形式もありましたから。
 更に申せば、カウキャッチャの代わりにバッファと真空ブレーキ管をつけたもう少し近代的なスタイルのアメロコたち(6400形など)は明治中頃〜末の東海道・山陽路を特急曳いて大活躍! しかし、アメリカ機は耐久性があまり良くなく、現存機は多くはありません。7100形の3両(「義経」「辨慶」「静」)はその意味で貴重な存在でもありましょうか。


 エース君のこの作品。7100形が実は小さな機関車であること弁えたサイズ感、スケール感に驚かされます。2幅の缶胴は「正解」です。テーパの表現もお見事。
 その上で、無理なく?動力化。それもPFで。1Cの車軸配置こそ1Bにアレンジされてはおりますけども(先輪はダミー)、トレインモータを核にした造形は堅実なものでしょう。
 キャブには受光ユニット、テンダには電池(流石に純正ではなく、006P角電池)。

 テンダは小さいなりにも二軸ボギー。小径車輪ならでは。ライニング類もさりげない表現であり、品格を保っておりましょう。

 一つだけ惜しいのはキャブ窓。2x2の黒い窓があれば理想ですが、ここはパーツの制約で致し方ないところでしょうか。もう少し理想申せば「横組」か。


 真正面からだと、まるで軽便蒸機のような可愛らしさ。


 C56と並んで、
 C56も決して大きな機関車ではありませんが、それでも65噸あります。
 重量でその1/3以下。7100形の小ささが際立つ並びでありましょう。


 京都鉄道博物館の構内運転。スチーム号を曳いて。

 現在「義経」は動態状態ですから、極稀にこの組み合わせも観られるとか。
 難度は高いかもしれませんが、北海道の鉄道創始期の客車群(かの「開拓使号」等)も課題としてありかもしれません。

 D51やC57と違った意味で「誰もが知ってる」この機関車。展示会などでの人気者になりそうです。

 また、一方で。
 アメリカンスタイルの古典機の魅力、マニアックに伝える力も十分に持っておりましょう。先にも触れましたが、日本にも意外と沢山いたアメロコたちの魅力を発掘するサキガケとなってくれると良いのですが。
 
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2017年07月11日

【作品紹介】yamatai様のLDD 165系と181系。上越線の急行形と特急形。

 引き続き、全長32ポッチの国鉄電車シリーズです。


 165系。急行型電車。
 側窓を1x2と1x1のクリアブロック組み合わせる手法を本格的に採用することで、「脱トレイン窓」の急行型電車を可能にしました。

 トレイン窓、オレンジは皆無ですし、過去に供給されたタンや白も酷い相場になってしまってます。積極的に使う理由もありません。

 ルックス面では窓に「1x2と1x1の横筋」が入ってしまうことでしょう。しかし窓全体で見ると四角っぽくなることと窓桟の位置が国鉄電車として(日本型として)メリットにもなっています。

 実はウチの153系(新快速)や155系、475系も改修できないかと思案中です。とくに475系はタン色のトレイン窓に依存してちゃ増備は不可能ですから。
 そして、王道の湘南色が可能になれば……。




 拙作へのレスペクトありつつも、随所にアレンジ入っているのは先の115系と同じく。

 窓数はウチの急行形(475系・153系)は4個なのに、yamatai様のは巧く5個詰め込んでる(運転台を巧く全長詰めてますね)。同じ32ポッチでも窓数多いと長く見えるのです。ただ、急行形は運転台奥行も広いので、これでベストかどうかはわかりません。


 ややネタ車。クハ167風味。
 167系は修学旅行用電車でしたが、155/159系のような全体低屋根ではなく、パンタグラフの周りだけの低屋根だったのでした。

 ただ、1964年製造の155系最終分は時期的には167系と被っており、155系も高運転台化されていた可能性はあります。クハ155の変形車で、何故か延命して冷房も乗ったと思うと夢がありましょう。
(しかし、もう一つ突っ込むならば。修学旅行電車に戸袋窓は全形式で無いのでした(笑)。)

 それにしても、これまた高価な黄色トレイン窓無しに修学旅行用電車というのも夢が広がります。

 どうでもいいですけど、レゴ社はトレイン窓の各色安定供給よりも「1x3 クリアブロック 内部チューブなし /クリア」を起こして欲しい気もします(苦笑)。

 ともあれ、湘南色の急行形造る上での障壁は既になくなったと見るべきなのでしょうね。165系ならミニマムに2M3Tの5連でもビュフェとグリーン車組込も出来ますし。無論3両だけで普通列車に見立てるのもありです。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆




 今度は、181系特急形電車。
 165系と同じく、1960年代から80年代初頭に上越線で(その昔は中央東線や信越線、更には山陽本線で)活躍しておりました。
 佳人薄命で、1975-82年までにほぼ全車が引退してしまうのですが。



 クハ181形。これも拙作の151系のアレンジです。
 しかし、そのアレンジセンスの良さは認めざるを得ません。拙作では諦めてしまった前頭部の逆テーパをこの作品では再現していますから。やや誇張気味ですが、それが返って格好いい。ちょっと真似してみたくなります。

 ヘッドマーク部分は五角形ではなく1x2タイルですけど。此方のほうがプリントタイル使ったりする楽しみもあります。


 拙作ではスロープ合わせを行った客席窓の斜めラインも段差処理にすることで無理がなくなり、また拙作で省略せざるを得なかった乗務員ドア窓も再現できてます。

 精細な台車(DT34/TR69)もポイント。要点の抑え方が上手いですね。
 なお、上越仕様の181系らしさと言えばスノウプラウも見逃せません。






 末期の上越線「とき」に欠かせない?のが元グリーン車のモハ180 200番台車。窓割りそのままに内装を普通車仕様にしたもので、1978-82年の僅か4年の存在でした。


 モハ180とユニットを組むのは、モハ181形。2丁パンタの格好いい電動車です。


 ただ、一味違う?のは、この車は151系由来のモハ181-22号ということ。

 181系でも151系を改造した初期車は20年も保たず、1974-1978年の間に退役してしまいました。軽量化ゆえの無理がたたったとも、東海道時代の酷使のゆえとも上越線での雪のためとも言われておりましたが(実際当時の写真を観ても、かなりボロボロで営業運転に……)。しかしモハ181-22は事故廃車(モハ181-202)の代車として復活、1982年の「とき」廃止まで頑張り抜いたのでした。


 台車はこの車のみDT32。他の車と作り分けされています。




 反対側の先頭車はクハ180形。
 信越線での補機連結(言わずと知れた)EF63を前提とした形式で、常時連結器をみせた姿でした。上越線に転じたあとも、また1両がクハ481-502に改造されたあともこの姿は変わりませんでした。ゴツさも魅力に思えたものです。
 
 モデルではレゴ用連結器をつけていますが、使い方によってはダミーカプラとして、解放テコなど作り込んでも面白いかもしれません。


 クハ181も共通しますが、逆テーパの存在が、ボンネット部をスマートに見せています。
 精細な台車(DT34/TR69)もポイント。要点の抑え方が上手いですね。



 最後に。1978年に登場した最後の181系新造車。サロ181-1000番台。
 ただ、この車は一般に181系の一族ではなく485系の扱いされる車ですが。というのは、最初から485系への転用(サロ481)を想定しての新造であったため。1982年の181系の退役時には、予定通りサロ481になり、全国に転じていったのでした。

 なお、新造車の他にサロ481を改造してサロ181にした1050番台も居ました。

 なんというか。スマートな181系(151系)に対して、微妙なゴツさというか逞しさを感じさせる車。車体断面も違えば車体高さも異なっていたのです。


 窓割りも一端に車販準備室・出入り台・車掌室を集めた合理的なもの。

 モデルでは、クーラーの差異の他、敢えて屋根の色も変えて「よその子」らしさを強調しています。車体高の差異は、窓下に1プレート増やすことで再現し、またドアステップの存在も485系らしく。

 なお、車端部の処理が秀逸ですね。排水管や汚物タンクが台車と連結器の間に再現されているのがわかります。


 当該車組み込んだ編成はご覧の通り。段付きに。
 前から4両目がサロ181-1000番台です。


 お世辞にも格好良い編成ではありませんでしたけども、老朽化した181系の最後の生存戦略でもありました。1978−82年、151系・181系電車の最後の4年間の「生き残り」でした。

 いや、クハ181とクハ180、サロ180形が1両づつその後も生き延び、JRへも引き継がれているのですが、それはまた別の物語でありましょう。
 
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2017年07月10日

【作品紹介】yamatai様の115系と113系3800番台(CAD) まともなのとゲテモノとw

 yamatai様のCAD(LDD)作品は全量紹介出来てないのが心苦しいのですが(拙作の20系リニューアルでは参考にさせていただいてるのに)。更に新作を上げてこられました。今度は国鉄の電車! 如何にもな「新性能電車」な世界です。


 先ずは王道。115系。前面形状と、側面割付が拙作の115系のレスペクトで嬉しいのです。それでも側面扉の凹ませなど、yamatai様ならではのアレンジが入っておりますが。

 ただ、スカート位置は前面と合わせてしまうとごつい感じになります。半ポッチか1ポッチオフセットさせたほうが良いような。

 既に「脱トレイン窓」で、湘南色の電車の可能性も拓かれてます。
 今もなお、「電車」の記号として通じてしまう(実車は大半が引退してるのに意外と玩具の世界では現役! ……一例として)湘南色の近郊型電車。実制作も難しくないのですよ?


 コメントに窮するマニアックな屋根上。1970年代から80年代前半に製造され、地方向けにばら撒かれた「冷房準備車」ですね。冷房装置が乗るべき場所に、如何にもな「蓋」が乗ってるだけという。尤も、1980年代なかば国鉄末期JR極初期は地方の普通列車では非冷房まだまだ当たり前の時代でしたけども。
(冷房付のロングシートより、非冷房でもクロスシートですよ! 窓あけりゃ涼しいぞ)


 さて。113系と115系はバラエティを語るとキリがない車輌ですが(ファンが全貌を把握できるか否かという意味で、嘗ての旧型国電がまともに思えます!)、ネタ車も沢山居ました。

 魔改造車クモハ112。の更に珍車。
 クモハ112はモハ113の運転台後付改造車ですが、中には霜取りパンタまで増設したものもありました。113系顔で前パンタってなかなか珍奇。

 さて。yamatai様にそのつもりがあったかどうか定かではありませんが。
 このシールドビームの表現、2006年ころから広島や下関地区の115系に施された原型ライトの枠を残したままでのシールドビーム改造車。別名「○クビーム」にも見えるんですよ(笑)。ゲテモノの二乗はなかなかキツイのです(笑)。




 で、最高の魔改造車があのクモハ113 3800番台。
 2001年の登場ですが、老朽車ベースであったことから改造後7-8年で消滅してしまいましたね。思えば、古い電車を使い倒す! JRWの方針が変わったのもその頃だった気がします。いや今も103系や105系を平気で使ってるJRWですけども。

 モハ113に切妻運転台を構築して、補強板という姿でした。
 小さい窓はそれこそ旧型国電のHゴム改造車を思わせる風情。而して3800番台にはHゴムは使われてないという?

 yamatai様の作品は縦長の小さな前面窓。補強板とあのゲテモノを完璧に再現してます。ヘッドライトのテクニックビームも良い感じです。如何にもな豚鼻感(笑)。

 この題材実制作すると、2両編成で済むというのもメリットでしょうか。いや造る気するかどうかは別次元の問題ではありますが。

 当たり前ですが、近郊形はもっと端正な姿の車の方が圧倒的多数派なのですよ。

 繰り返しますけど「既にトレイン窓の呪縛」からは解き放たれてるわけで様々なカラバリのまともな連中が多々作られることを願ってたりします(笑)。

 あ、山陽本線に多々あった(いや今もあるか)、更新の度合いが違う車輌混じったカフェオレなんか良いですねぇ。その辺のカオス感が実に旧型国電めいてて味があって……あれ? 何処がまともなんじゃ!
 
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【作品紹介】エレガントなトロッコ? エース君の京都鉄道博物館「スチーム号」客車。オハテフ310 オハテ321。

 「梅小路蒸気機関車館」から引き継がれている構内蒸機運転「スチーム号」の客車は、京都鉄道博物館への移行時に二代目に変わりました。

 二代目は中間車オハテ321と、緩急車(簡易運転台付)のオハテフ310。
 先の35系4000番台があるため(笑)、既にJR最新の客車ではありませんが。というよりは残念ながらこの2両に車籍はなく、構内運転専用なのでした。

 ベースはチキのようですが(台枠に面影あり)、台車はなんとエアサスのTR203?です。嘗ての10000系貨車の生き残り……と思うと博物館的存在ですよね。どっからこんなの探してきたんですか?

 マニアックな話はともかく、この種の改造トロッコ車の中では外見やカラーリングの趣味も良い車です。相方は時にC62(!)であったりしますから、それなりの品格は必要なのでありましょう。


 エース君作品です。
 オハテフ310の片隅運転台がそれっぽい。端部の手すりも。
 そして桜の模様がとても綺麗。
 全体の造形も、現行スチーム号のエレガントさが十分に感じられるものです。テールライトにレンズ入れるのは近年は流行りませんけども(?)、この題材では良い効果を上げておりましょう。

 台車はTR203の表現は……難しいですよね。自分でも諦めます(苦笑)


 端面。ダミーカプラー。車両の構造上、二両先まで見渡せるのが面白いです。もちろん、簡易なインテリアも備わってます。


 オハテ321。
 側面はプレート裏面仕様。桜の模様を描けますし、また貨車改造車らしさを顕すのにも使えます(というか、この表現で普通に無蓋車とか作りたくなりませんか? 茶色とか黒で)。車内にはシートもあります。ミニフィグいっぱい載せて走らせるのが楽しそうです。


 先の作品、C56 160と組んで。現役動態保存機にこの客車が似合わぬわけがありません! もうこの組み合わせでお腹いっぱいなのですが。

 ただ、C56は本命ではないそうですよ? 本命は何でしょう……。
 最近妙に熱い8620か? 未だ作品のないC61か、はたまた大物C62?

 ともあれ、どんな蒸気機関車が曳いても様になる題材です。
 実物は構内運転のみですけど、模型なら本線も走らせてみたくなりますよね。
 
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2017年07月09日

【作品紹介】鱒寿司様の8620形蒸気機関車。走行性もディテールも好し!?

 8620形は1914年から製造された、国産・標準・量産を成し遂げた旅客列車用機関車です。貨物用の9600形とともに大正時代を代表したもの。国内に入線しない線区は無し!というくらいにどこでも使える万能機関車で 支線区でも入換でも使える使い勝手の良さから第二次大戦後も活躍は続きます。
 そして蒸気機関車の終焉たる1975年まで生き延びることになったのでした。

 動態保存機は2両あり、1両は京都鉄道博物館の8630。よく構内運転に充てられてますよね。
 もう1両がJR九州の58654。こちらも肥薩線で「ほぼ、定期運用」についているような状態であり、元気な動態保存機の一つといえるでしょう。
(ただ、58654の多くの部品は1988年以降に新造置き換えされたものです。逆に言えば経済面で引き合えば、現在でも8620形は新製可能?ということになるんでしょうか)


 鱒寿司様の作品は6幅ベースに、キャブのみ7幅です。
 ただし、エンジン部はランボードをレール付きプレートにすることでキャブ部とのバランスを取っています。また、テンダも6幅故に、6幅の客車との相性も考慮されています。

 缶胴は近年主流の、ポチスロに依る円筒表現。これは蒸機の表現を一変させましたよね。

 足回りは先輪の回転中心がかなり奥まっており、走行性への配慮がなされているのがわかります。メインロッドとサイドロッドはテクニックアーム。シリンダの位置が低めのため、ロッドがクロスしうる構造になっているのが嬉しいところです。ちょうど、写真の状態ですね。

 なお、このスタイリングながらエンジンドライブです。
 モーター、何処に収まっているのやら?


 デフレクタ(門デフ)装着にも対応。58654も門デフですよね。
 


 斜め上より。機関車が美しく見える角度の一つ。
 
 ポチスロ細工の缶胴にドームが2つ、綺麗に乗ってるのが印象的。
 シリンダ部も車体からの張出しを最小限に抑えているのがわかりましょう。

 キャブの前端も、アーチ型の窓が開いてます。


 鱒寿司様、蒸機というかトレイン制作はほぼ初めてのはずですのに、この水準を上げてこられて驚きました。いろいろ研究され、過去作のよいとこ取り入れているのがわかります。


 客車も製作中と聞いておりますが、まずはエメラルドナイトの客車を合わせて。

 英国風とか言われた8620に、似合わないわけがありません。
 また、茶色系のツートンは58654の豊肥本線(あそBOY)時代も彷彿させます。

 現状、走行性の問題はないそうですが、テンダの三軸が逆進時に脱線することあるとか。構造的に横スライドは仕込めそうですから(あるいは1軸を首振り?)、克服は可能でしょうね。







 bukkubo氏のD51、dumi氏の同じく8620、隼様のC57……レゴの国鉄蒸機作品も、新世代の作品が揃ってきた印象。一同に会する機会あればと思う次第です。
 
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【作品紹介】アイン様の遠州鉄道 ED28 小さな凸型電気機関車/g@ひたひた様の過去作も

 先方の製作記事:
 https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40394851.html
 先方の並び記事:
 https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40395280.html

 遠州鉄道ED28 1は遠州鉄道の事業用・保線用電機……というよりは半ば動態保存車?

 1925年の英国、イングリッシュエレクトリック製で2両。豊川鉄道・鳳来寺鉄道に納入されました。その後国鉄買収でED28形と。1956/59年に国鉄から離れ、1号機は近江→山形交通に。2号機は遠州鉄道に払い下げ。
 以後、ED28 2は同社の貨物列車用に。貨物営業廃止後は保線用として在籍しています。
 75kwx4とそこらの田舎電車と同等の出力であり、全長は9m足らず。重量は50トンというとても小さな機関車。
(一般的な私鉄電気機関車は200kwx4程度の出力で、重量は45-50噸程度。しかし、小さいほうが使いやすいこともあるのは言うまでもありません)



 灰色と青という塗り分けは、実車通りです。
 B+Bの足回りは二軸にアレンジされていますが、現物も先述のとおりに小さな機関車ですから、このアレンジは一つの正解でしょう。(自分も造るなら2軸アレンジで、2軸はダミー車輪に割り切ってしまうでしょう)
 運転台周り。横組のキャブ窓が良い効果を出しています。
 
 ボンネットの傾斜は階段状表現です。巧く印象掴んでると。


 全体に、立体感に富んだ、複雑な形状をしています。
 細いボンネットは点対称形状で張り出しがあるのですが、その張り出し上のベンチレータまで再現されているのですね。

 なお、飽く迄個人的好みですが、台車の端梁(連結器周辺部)は4幅に絞ると、実車のスマート感が強調されるかも知れません。


 真横より。全長16ポッチ。
 遠州鉄道の赤い電車を造ることができたら(24-28ポッチ?)、対比させてみると楽しいかもしれませんね。


 保線イメージで、小さなホッパ車曳いて。レトロレゴ風味の世界観にもしっくり来る作品です。


 1976年まで、貨物営業行ってた時代のイメージで。こうした二軸貨車も似合います。というか、この機関車の元来の用途でありましょう。


 保線と思うと、事業用貨車は一番しっくりきますよね。


 自由形の欧州古典客車曳いて。
 英国生まれのED28では有りますが、何故かドイチェメルヒェンな世界観にも合うのです。これはこれでクラシックレゴと言うか、クラシックな鉄道模型の世界といいますか。


 12系と50系を曳いて。
 遠州鉄道は長いこと遠州馬込と西鹿島で線路が国鉄線とつながっていましたから、こんな臨時列車があっても可笑しくない? あるいは飯田線に里帰りしてこんな臨時列車と考えても楽しいかもしれません。

 ED28は飯田線の4私鉄時代を知る、数少ない現存車です。いつまでもお元気で!

◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 さて。
 なぜかこれ迄に記事にしてなかったのですが思い出したのが、この作品です。
 g@ひたひた様の、なんと2006年作品。

 凸型のD級電気機関車 2006年5月22日


 実車の写真を見ずに印象だけで作られた……とのことですが、ED28の印象は相当に強烈であったようです。それ故の唯一のエラー?はボンネットの点対称な張出しが割愛されてしまってることでしょうか。ボギー車なので、大ぶり大型な感じですが、その分ほっそりした感じは強調されています。

 動力は考慮されていないものの、9V化は可能な作りです。
 
 
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2017年07月08日

【イベント告知】明日「7月9日(日) 第2回パルトレイン糸魚川」に嵯峨様が出展

 直前で恐縮ですが。明日です。






 糸魚川駅内での催事で、嵯峨様がささやかながらもレゴトレイン出展されます。
 ご近隣の方(何処までご近隣か分かりませんけど、普通列車か車なら下道で行ける範囲の方?)は是非遊びに行って上げてください。

 ささやか。とは申しましたが。


 結構参加車両は多いのです。此処には記してないですが、関山も475系急行電車を送りました。



 ブース予行演習。2列車同時運行は大事です!

 ジオパルは内部にキハ52がまるまる1両保存されてるような気合の入った施設ですから、イベントも盛り上がりそうです。
 レポート楽しみにしております。


posted by 関山 at 11:23| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする