1927年から1947年まで製造され、1982年に旅客用から退役。
この車、実は4両が「現役」です。
もちろん営業用車ではなく事業用車。4050形(4250形)。非動力の救援車として待機している由。真っ黒な窓埋めした車体。そこには920形時代の面影も多々のこす。その上、嘗ての有象無象の電動貨車群の雰囲気さえ伝える。
正雀の動態保存車たちにも匹敵する、貴重な車両です。
画像は関山の2014年作品
http://legotrain.seesaa.net/article/399163143.html
辛うじて実物乗車の機会も多かった(当時、宝塚に親戚多し)ので思い入れある電車でなのです。

三木様の4050形。
真っ黒な車体。大型扉があるために非対称の前面。前照灯後ろのパトランプ。埋められた窓。特徴を余すことなく再現。

面影を残しつつ、920原型とは違う魅力を放っています。
シルヘッダ表現は穏やかなものですが、横組窓でそれらしく見えるのが印象的ですね。救援車故の大型の扉はタイル張りでの再現です。

サイドビュウ。


前面。前サボは洒落(笑)。独特の表情の雰囲気、出ています。
台車はボルスタアンカの表現がそれっぽい。実物は1990年代に920由来のボールドウィン系台車を、1000系列の廃品台車に交換していますので、その後の再現ということになりますね。

こだわりの、窓埋め跡。
この表現はいろいろな車両にも使えそうです。
4050(4250)形救援車は動力無しなので、出動はもちろん試運転時には現役各種の阪急電車と連結されての姿となります。
そんな再現も行ってみたいものですね。