(sauseiji様の情報提供です)
どちらの国の方でしょうか。英語圏のような気はするのですが。
0系新幹線は嘗ては、いや今もなお高速鉄道のアイコン的存在であり、海外作品も幾つかありますが。無論、その中では最新作でしょう。

前頭部造形。一味違う文脈を感じますね。66度の角スロープを真横に使ってるのは、100系的発想。その前後を丸く盛って柔らかさを確保してる感じ。
我々がつい丸目にしてしまうヘッド・テールライトはラインを優先したポチスロ角目。しかし、その真下のポッチのお陰で丸目に見えるのが面白い視覚効果。
光前頭は薬師山氏のΦ2、拙作のΦ3がありますが、なんとΦ4!
これはこれでありなのかしら。
フロントガラスは常識的に1x6x3の弧形キャノピ。
スカートはややごっつい印象ですが、これはこれで0系の捉え方かもしれません。実物もリベットの目立つゴツい印象の部材でしたから。サイドスノウプラウの表現が嬉しい。

側面は国内作にありそうでなかった、飛行機窓。1000番台車らしさが他のどの表現よりも適切的確ですが作れる車種に制約あるのと(とはいえ1000番台のみのN1-N3編成も思い出されますが)、窓の位置が上方に偏ってしまう問題もありますが。
運転台真下の塗り分け表現はスロープ合わせ。綺麗に繋がっています。
足回りを軽く覆う側スカートは0系の難しい問題ですが、この作品ではタイル張りでの表現です。車輪が12V仕様なのは、9V以降の車輪ではスカート内での旋回ができないためでしょう。車輪丸出しに違和感……という声もありましたが、台車枠を工夫すればかなり印象は変わってきそうです。あと、テクニック軸車輪にするのも。
ちらりと見える床下機器は精密な印象。

この角度からの印象はなかなか上々!
ボンネットと光前頭のつなぎ目、早くも1/4丸タイルが使われてます。結構重要な部品でしょう。
また、スカート部が1プレートはみ出しているのも分かります。違和感はありませんし、車輪を避ける意味でこの1プレートの存在は大きいです。

上から。
グリルの表現できる屋根肩表現は「やられた!」って感ですね。
幕板部分にポチスロ仕込んで(パネルでも良いのでしょうけど、L形の)、斜めにブロックを並べるって発想はありませんでした。その上もポチスロで形整え。
パンタグラフ周りは末期の騒音防止板ありの仕様です。

車体断面の見えるアングルより。屋根周りの構造がよくわかります。

現在中間車は1両のみ(先頭車も1両のみですが 21形?)。26形?
今後編成化が予定されているのでしょうか? 楽しみです。
また、国内の0系ビルド新幹線ビルドにも影響を与えうる作品でありましょう。
答えは一つではないのですから。