
小田急顔の標準。2600形
なお、小田急のベースカラーはクリーム色(タン色)解釈です。暖かみは出てきます。ただ、白とどっちが適切なのでしょうか。間くらいの色があればよいかもしれませんけどコレ以上に安易に色増やされても困りますよねぇ(笑)。

全長32ポッチで4扉を再現。しかも戸袋窓迄あり。
そのため、側窓の表現が独特です。横組で1プレート単位で極限目指してチューンされた側面かも? 問題あるとしたら、2600や5000など二段窓の車だと窓が小さい印象になってしまうことでしょうか。

末期に人気をなった、復元色。ビビッドかつダークなトーンは今の目で見ると新鮮なものですね。

個性的だった9000形。あの額縁顔の把握ができておりましょう! 複雑な形状は3面折妻に要約されておりますが、違和感はありません。

こちらは8000形。より素直な造形に。貫通扉(非常口)は横組のほうが良かったかも?

1000形。8000形のステンレス版という解釈です。実は複雑で微妙な傾斜などありますけど、そこはスッキリ割愛。正解に思えます。
ただ、8000形同様の貫通扉は惜しい。また2600形から1000形・2000形迄の小田急の場合は貫通路横の手すりが目立ちますので、何らかの再現あっても良いかもしれません。
それから、1500形ワイドドア、2000形セミワイドドアってバリエーションもありますよね。

時代進んで3000形(II)。

電車自体は手抜き感あって、それまでの上質な1000形の流れがなくなりガッカリさせられたものでしたが。
しかし、このモデルはそんな劣化部分もうまく再現しています。戦時型?
継ぎ目の目立つ側面はパーツ取りに拘ってそれらしく。その上、ドア上は灰色のトーン変えて誇張表現されていますが、すごく3000形(II)らしい。
前面はなかなかの大窓感です。
現実というか、時代を捉えてるモデルかもしれません。

かわって4000形(II)。多少はマシな?スタイルになりました。
側面の印象は落ち着いたものに。個性は薄いですけども(安っぽいって個性は要らない!)。
前面は総横組。やはりライト周りの印象把握が良い感じです。べったりと面的な印象がするんですよね。

同じ文脈での事業用車 検測車クヤ31形
他旅客車両との併結で検測に従事します。
3000形(II)プラスαの不思議なフォルムを捉えておりましょう。窓無し部のロゴ表現も頑張ってます。
1両造っておけば、他形式に増結して楽しく遊べそう。
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思えば、2600形から1000形迄の小田急は新旧混結を当たり前にこなしておりました。
ですので、4連を3連に、6連を4連とかに縮小表現し、異形式の相互連結の10連(模型的には6-7連程度)の急行とか楽しそうです。
小田急はロマンスカーはそこそこ作られていますので、通勤車は却って「目立つ」ことでしょうし、名脇役としてモテる存在になるのは間違いありません。
(アイドルたちに対する、武内P的ポジションでしょうか?)
実制作が叶えばと思うのでした。
また、自分もいつか答えを出してみたいと思うのです。