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2017年03月01日

【鉄道作品外国形】ロシア国鉄chs2形電気機関車についての追記解説


 これも必要以上に長くなりますので、独立記事に。

 元記事「ロシア国鉄Chs2形電気機関車(ロシアのEF58!)」
http://legotrain.seesaa.net/article/447191074.html


 ロシア国鉄chs2(Ус2)形電気機関車は1958年に試作形が、1961年〜1973年に量産型が製造されたもの。チェコスロバキアのシュコダ製。
 直流区間の旅客列車用ですが、広い国土のこと。製造両数は942両に及びます。
 出力は3000kw(EF58は1900kw EF65は2400kw)。

 デビウ当時はモスクワ〜レニングラード間の特急牽引機として。
 その後は各直流電化区間に広がっていったようです。

 2009年地点ではシベリア横断鉄道の直流電化区間で広く運用されていました。旅客列車だけではなく、荷物列車にも充てられていました。
(荷物列車が運行上は急行旅客列車同様なのは、嘗ての日本の急行荷物列車を彷彿させます)
 但し、その後急速に置き換えが行われたようであり、ロシア国鉄からは引退。今はウクライナのみで使われているという話もあります。

 なお、シュコダ社製の同種の電気機関車は多々共産主義各国に輸出されました。
 現役かつ身近?なところでは、北朝鮮の「赤旗」形が姉妹機と言えそうです。

 スタイルは前面二枚窓。
 足回りはC-C車軸配置。サイドスカートが長く下がっており、客車よりも裾が下がって見えます。また、(ロシアよりは車両の小さいな)東欧規格のためか、ロシア客車と繋ぐと車高が低く見えるのも印象的でした。

 チェブラーシカのアニメーションにも出演したようで、そのためか「チェブラーシカ」という愛称があるようです。
 一方、日本の鉄道ファンの目には「ロシア版EF58」と見えるのですが(笑)。
 2009年地点で、現役の「ロシア版EF58」を多々拝めたのは誠もって眼福でした。



 西欧的でもあり東洋的でもある。ロシアと言う国をなんとなく感じさせる機関車です。一般的にはこの濃緑塗装。

 屋上機器は抵抗器?の真上に空気系の配置があり天井の上に軒重ねる如し? エアタンクなども防寒対策がされているのが印象的。
 デビウ当時はバッファ付き。取り付け用のボルト跡が残っています。
 ロシアの客車は今も「自動連結器+バッファ」です。


 ツートンカラーの個体もあります。
 各種更新形、バラエティはかなり豊富な模様。


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 恥ずかしながら。
 2009年に制作しようとしていたもの。ここまで造って、8年間の放置です。今よりもずっと濃緑の供給が良くなかった時代でした。ようやく機関車に使える程度はなんとかなるという感じ。
 ただ、概形は出来ていました。

 確か断念の原因の一つが、C-Cの車軸配置。
 未だダミー車輪という思い切りができず、なんとか強引に3軸動力台車を模索してためか。


 そして先日の「火曜オフ名古屋」合わせで完成。
 製作動機は背景にある きた様制作のロシア風駅舎。これを見て、先の試作品を掘り起こす!

 8年間の進化です。長い側スカートの表現を、L形パネルの裏返しで実現。
 そのため、車体の窓から下は上下が反転した組み方です。

 動力台車は中間軸をダミー車輪に。シンプルながらも自作台車枠。

 側窓は6個を4個に割愛。但し窓枠表現は意識しました。前面の連結器廻りは色々迷いましたがレゴの標準バッファ付。カウキャッチャーは省略です。ここをレゴ標準でもスノウプロウ付きにしても良いかも知れません。

 動力系は現状で1M。2M化は構造的に可能ではありますが。


 先にも触れましたが、カーブ通過はギリギリです。車輪と車体裾が当たる感じ。
 それでも、腰の低さを再現できてよかった。名古屋ではS字カーブもありましたが問題なく通過しておりましたし。軸配置はシンプルな分、「EF58」よりはトラブル無く運用できそう……?

 この車体裾の長さは個性的な姉妹機Chs4(交流電機)やら北朝鮮の「赤旗」にも転用できそう。。
 あと、思いっきり西側ですが瑞西の1950-70年代の電機にも応用効くんじゃないかと踏んでます。

 Chs2に戻りますが、今後は西側からの乗入客車とかも引かせてみたい。
 ワゴンリとか似合うんじゃないかしらん。実際にNOEは1988年にはシベリア横断していたのですから。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道作品(欧州形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【鉄道作品外国形】共産圏客車(中国18系等)についての追記解説


 先の記事「中露国際列車(3/4列車)の客車たち。中国国鉄18系等」
http://legotrain.seesaa.net/article/447191205.html
 に追記する予定でしたが、あまりに長くなったので別記事にします。

 実物写真は関山撮影です(2009年 5月)。


1.中国国鉄18系客車について

 中国18系客車は1950年代から2003年ころまで製造された国際列車専用客車。ソ連(ロシア)・北朝鮮・モンゴル・カザフスタンへの直通を行うもの。
 至る部分が中国国内用の車両とは異なります。

・欧州規格のバッファ付。バッファ+自動連結器はロシアの流儀。
・台車の交換に対応。
・原則として空調なし(例外あり)
・少なくともロシア向けは、暖房や耐寒装備の強化

 詳細はこちらを参照願います。はいらーある様作成「中国鉄路客車図鑑」

 製造時期が長いため、5つの世代に大別されます。東ドイツ製・中国製が混在。

 そして、18系を18系で置き換えることも行われてる由。
 なお1等個室寝台車(高包・高級軟臥)車は19系を名乗ります。(19系が特別車だけの特殊形式です)
 今は25系の国際仕様が代替に入りつつあります。北朝鮮向けは既に25系化されてる由。
 今回の制作は、硬臥車YW18形と高級軟臥車RW19形が1両づつです。


 高級軟臥車 RW19形(18系)。床下には蓄電池。1995年製のグループ。


 硬臥車。YW18形。同じく1995年製のグループ。
 


2.北京〜ウランバートル〜モスクワ間の3/4列車について
 
 所要6日間。週に1往復運行。モスクワ〜満州里〜北京間の19/20列車がロシア持ちなのに対して、3/4列車は中国持ち。これは1950年代の運行当初から変わりません。
 6日中 国内1日・モンゴル1日・ロシア内4日間。

 世界最大の片乗り入れ……となります。乗務員は全区間で中国国鉄の担当ですが、牽引する機関車と食堂車は直通ではなく、国ごとに変わります(無論、機関士や食堂従業員も国ごとに)。
 ついでに申せば、ロシア国内では日に1-2度機関車の交換もあります。電気方式や機関車・機関士の所属によるものなのでしょう。

 編成は硬臥車5-6両・軟臥車1両・高級軟臥2両・食堂車・荷物車。
 現在使われているのは1995年の東独製18系(統一後ですが、旧東独の流れを汲むDWA社製)。おそらく10-20年スパンで、ほぼ同形・同仕様車への置き換えが行われてるものと思われます?

 余談ですが、2014年頃に集中電源方式の新型客車(25系国際仕様)を導入しようとして中国で客車新造したものの、ロシア側の都合で運用に入れないままと言われています。国際列車用の客車は取扱が難しいのですね。(出先で故障でもしたら?)

 さて。
 ソ連国内のみのシベリア鉄道列車(1/2列車 ロシア号等)は1960年代から西側旅行者にも開放されており、多くの旅行記を当たることが出来ます。
 ただ、中国が絡む3/4列車や19/20列車の西側解放は遅れたようです。1990年代からやっと利用されるようになってきた感じでしょうか? しかし、車内で英語や漢字筆談の通じる列車は日本人には利用しやすいのではないでしょうか。運賃は2009年地点では高級軟臥で片道10万円程度(今は値上がりしてるかも?)。
 飛行機よりは高いのですが、国内外の観光クルーズ列車よりは低廉な運賃です。もちろん特別な演出やサービスは皆無。しかし、元来の実用品としての鉄道超長距離旅行が楽しめる列車でありましょう。特に高級軟臥RW19のインテリアは往年のワゴンリ寝台車を思わせる重厚なトーンです。
 現行の18系客車は空調がないため、寒い時期以外は窓空けて景色眺めたり写真が撮りやすいのもメリット。ロシアの客車も今は空調車が多くなってしまいましたので。

 なお、おそらく採算は度外視であり、今や中ロの国際関係維持のために維持されてる?ものと思われます。2000年代前半までは担ぎ屋さんが愛用してたといいますが、そうした利用も今はほぼ消滅。
 廃止話は全く聞きませんが、先の新型車両への置き換えも失敗しています。
 現用の1995年製の車両の寿命が、列車自体の寿命かもしれません。


 3/4列車の高級軟臥車 RW19形のコンパートメント。4人用の空間を二人で使うもの。
 2段寝台とは別に1人用のソファ有。向かい合わせに座れます。写真左には個室ごとの洗面所。内装は化粧板ですが、天然木と間違うばかりの重厚な仕上げ。
(疾うの昔に引退置換えされているはずが、新造車が運用に入れず、未だに現役)
 なお、通常の硬臥車・軟臥車はもっとシンプルな現在的内装です。

 余談ですが。ロシア国鉄持ちの19/20列車の1等コンパートメント(リュクス)も、通常の4人個室から上段寝台を無くしただけのロシアでよくあるタイプの2人コンパートメントですので、お値段分の価値はないと思われます。



3.ロシアの客車について
 1951年ころ、雛形にあたる客車を東ドイツ?で製造。
 これが長らく、東側諸国(ソ連・モンゴル・北朝鮮など)の標準車となりました。中国の18系もその流れを汲むものです。

 特徴はいくつか。

・リブのあるものと無いものがあります。
 改良されつつ、ほぼ同じフォーマットの客車が今なおも新造続いている様です。新旧は平気で混用されており、日本や中国の客車のような系列概念は希薄と思われます。

・1〜3等の寝台車が圧倒的大多数。座席車がまれな存在です(一部の特急用か、通勤用)。他に食堂車(ほぼ全ての列車に付きます)

・窓配置、ほぼすべての車種で共通です。食堂車はさすがに違いますが。
 なお、等級表示がありません! 定員表示が54なら3等、36が2等、18が1等……という見分けはできますが。

・長らく空調なし。近年の新造車は空調あり。但し個別電源方式であり、中国の集中電源方式とは一線画します。

・中国の客車も共通ですが、必ず給湯設備があります。乗るならマイコップとマイティー(コーヒー等)持参お薦め。車内で自由にお湯が使えるありがたさは東側の暖かさですよね?

・これも中国と共通ですが、軸バネ支持は例外なくシュリーレン式。瑞西に特許料払ってるかどうかは不明ですけども。

・荷物車や郵便車も多数派。かつての日本のような「荷物列車」が存在しており、急行旅客列車同等の速度・運用で走っています。

 今回の制作は、おそらく1970-80年代製造のものと思われる食堂車。
 3/4列車はロシア国内ではやや格下扱いであり、併結される食堂車と2等寝台車は古めの車になってしまう由。内装は木製ではないものの、木目化粧板でやや古く見えるそれはそれで共産趣味的な味を満喫できるのですが。


 3列車にロシア国内で連結されていた、ロシア国鉄の食堂車。
 窓上には「Restaurant」の表記あり。


 ほぼ同形の、モンゴル国鉄食堂車。やはり3列車にモンゴル国内で連結されているもの。モンゴル国鉄の客車はほぼロシアと同じものです。
 色は明るい緑。内装は民族的な飾り付けで賑やか。


 ロシア国鉄の3等寝台車。リブの多いもの。窓は一部開閉。


 ロシア国鉄の2等寝台車。かなり近年のタイプで空調付(自車発電式)。現代的な内装であり、もはや西側の客車と大差ありません。近年の主要列車は概ね、この形のようです。


4.レゴでの制作について


 2009年、3列車に乗車・完乗したときから制作を考えておりました。地味に濃緑の部品も集めまくる。ただ、実現は何と8年越しになってしまいましたが。

 濃緑はパーツ形状による価格差異が大きいので、極力安い部品になるよう配慮。量産性への考慮ありです(この8年間の濃緑の供給向上にも大きく助けられました)。
 幕板を広くとることで重苦しい雰囲気は意識しました。

 車体中央部の「国章」は国際列車用客車の証。見逃せないアクセサリ。また、表記類も小さく入れましたがこれも好効果?

 今後予定ですが、インテリアの制作。
 またロシア国鉄2等寝台車、中国18系の荷物車を増結考えたいところです。モンゴル国鉄の緑色の食堂車も忘れがたい存在。

 牽引機は現状でロシア国内直流区間用のChs2形電機を充てていますが、嘗ての中国国内牽引機6Yディーゼル機関車(西独製)とか、ソ連で1970年ころまで使われていたという半流線型蒸機Π形とかも加えてみたいものです。
 そしてゆくゆくは東側諸国だけで世界観を作ってみたいと。

 夢と冒険の第一歩と云ったところでしょうか。
 
posted by 関山 at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道作品(欧州形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする