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2017年03月10日

【イベント告知】2017年前半レゴオフレゴ展示纏め/3月25-26日 鉄道模型芸術祭の持込参加について/4月2日 宇奈月温泉会館セレネ/4月23日ジオラマをつなげよう 高田馬場/他


 先ずは2週間後に差し迫った、池袋の鉄道模型芸術祭の情報より。
 以下で作品募集いたします。

・鉄道車両
 最大8幅程度。6-8両くらいまで。PF・9V共に可能です。
(ただし、JAMほど置き場が広くありません。最大3編成程度で検討ください。置き場がない場合、テーブル下に収容してもらうこと了承ください)

・建築(一般)
 モジュールビルサイズが上限です。モジュールビルで6棟程度。小さなものは10軒以上可能です。
 洋風和風問いません。市販品ではないリッチな街ができると理想です。
 なお、原則として3月24日の設営日か3月25日午前中に持参されること。3月26日の夕方に取りに来られることが前提となります。送付参加も一応、可能です。

・建築(鉄道系)
 小規模駅。信号所。線路脇アクセサリなど。
 大きな規模の物は応相談です(早めに連絡願います)。

 以上希望の方は必ずメールフォームへの連絡お願いします。持ち込みは当日ですと対応できない可能性がございます。
(すでに参加意思伝えられている方は不要です)

 鉄道模型芸術祭の情報はこちらより。
http://tetsudomokei.jp/
 池袋駅前「東京芸術劇場」3月25日 10-18時/3月26日 10-17時 (設営3月24日)
 レゴトレインの展示は地下ホールとなります。ここは開放空間ですので入場料は不要です(ただし、他展示はレベルが高いので鑑賞・見学をお勧めします!)。
 なお、3月25日 26日とも近隣での二次会(サイゼなう!)を予定しております。


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<新規情報>
 4月2日[日] セレネ鉄道フェア2017(宇奈月温泉 富山)
https://twitter.com/kurotetsu_lego/status/835075906829836288
 4/2(日)、富山県黒部市宇奈月温泉の宇奈月国際会館セレネさんで開催される「セレネ鉄道フェア2017」にて、レゴトレイン展示を実施いたします。
 ご参加していただけるレゴラーさんを募集中です。参加可能な方、ぜひリプ等でご連絡下さい。(建物、車作品もぜひ)
 とのこと。rokuchakuma氏が毎年仕切って参加されていたものに、今年は嵯峨氏も加わって大幅パワーアップの模様です。
 今年は福井からあの方の参加も参加されるようですし、あと関東からも大物持って参加の方もおられる模様(ビックリするような大形ジオラマ?)。遠来の価値のある展示になりそうです。関山が参加できないのが残念……。
(なお、参加希望の方いらしたら伝言いたします)

<新規情報>
 4月23日[日]レゴオフ会 ジオラマをつなげよう 高田馬場(東京)
http://twipla.jp/events/230877
http://jokerxxxlego.blog.fc2.com/
 4/23に高田馬場でレゴオフ会をやる予定です。
 テーマは、レールを組み込んだジオラマをつなげてトレインを走らせようというものです。
 4/23(日)900〜1840/場所:新宿コズミックスポーツセンター
 参加費無料。定員15名程度。年齢高校生から。

 主催はJOKER様。関山は参加。レールなどの支援を行わせていただきます。
 ジオラマと云っても難しく考えず、モジュールビルやCreatorの建物並べる程度で考えても良いかもしれません。意欲的な催しゆえ、もう少し参加表明があればと思う次第です。

 なお、特に制限はされていませんので街系以外(宇宙・軍事・メカなど)も面白いんじゃないでしょうか。
(辻堂での湘南ブリックパークでの、ジャンルクロスオーバーのイメージで宜しいでしょうか?)

<新規情報>
 5月3日/5月4日 ホットミニフィグライズ2017(群馬)
http://4widelegocars.blog.fc2.com/blog-entry-792.html
 Tamotsu様主催の群馬レゴオフが、今年は装い改め、「ホットミニフィグライズ2017」となりました。これまでの総合レゴオフではなく、4幅車のオンリーイベントとなります。しかし、テーマを絞り込んだ分、より大規模本格的なものに。
 群馬はもはや4幅車の聖地となりましたね!

 公式参加には事前エントリが必要ですのでご注意ください。かなり集まりが良いらしいので、早めのエントリ表明お勧めします。

 なお、送付参加も可能です(関山は送付参加予定です)。


<新規情報>
 8月1日[火]火曜レゴオフ 第2回 名古屋
http://twipla.jp/events/247238
 2月に好評であった名古屋での平日オフ会。早くも2回めが決定!
 モジュールビル系展示は今回は難しいようですが、平日とはいえ、夏休み中ではありますので若手のミリタリー系など盛り上がるんじゃないかと予想です。
 関山参加は未定です。微妙に忙しい時期と思われますので……。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 4月1日[土] 第三回豊中レゴオフ(大阪府)
http://twipla.jp/events/241490
 関西では珍しい、一般参加のフリーテーマオフ会です。
 是非、盛り上げてください。会場は豊中市です。

 春休み期間中・青春18きっぷ使える期間です。
 1月の梅小路のように、遠来の参加も増えてほしいと願う次第。旅のし易い季節でもありますし。観光も兼ねて。


 なお、配置図も出ています。たっぷり作品並べられるチャンスです!
 関山も参加したいのですが……。他がバッティングして参加不可です申し訳ございません。


 4月9日[日] 横浜市立大学レゴサークル 展示会(仮)

 注目すべき、関東での新たな流れです! 大学サークル主催の一般オフ会です。
 参加表明はもうしばらくお待ち下さい。
 会場は横浜市立大キャンパス(金沢八景駅前)となります。
 →関山は参加、協力方針です。お楽しみに!


 6月10日-11日 ジャパンブリックフェスト 2017

 なお、参加表明にTwitterアカウントが求められるケースがありますが、多くの場合は「代行」可能です。関山に連絡ください。


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 以下は参加はできませんが、告知です。

 3月18日(土) あおなみLEGOトレイン運転会 最終回!(名古屋)
http://twipla.jp/events/242154
 参加締め切り済ですが、見学は可能です。
 継続して1年半毎月のイベント開催というスタイル。毎月毎回ゲストに恵まれ、毛色が違うものの(いや毎回の個性がこそが楽しかった! ガチ鉄有り、萌ミリな回もあり)、何時も賑やかな催しでしたね。

 最後まで「ご安全に!」。
 

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 新年度、4月もイベントでいっぱいですね。
 関山は4月9日金沢八景、4月23日高田馬場と連戦いたします。非参加が4月1日豊中・4月2日宇奈月ですが……あぁ申し訳ない。
 ただし、4月上旬に「別に」良いことあるかもしれません。関山はそっちへ支援に行きます。まだお話は出せませんが……(お察しください)。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | イベント告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】続 yamatai様の小田急(CAD)。2200形と電動貨車/メトロ16000系

 前回記事;yamatai様の「小田急」各種(CAD)2600形から1000形。4000形(II)迄
http://legotrain.seesaa.net/article/447711719.html


 2200形電車は1954年から製造された、小田急初の「高性能車」。
 1984年まで小田急で使用された後、大多数が富士急行に譲渡。1996年ころまで現役でした。なお、完璧な状態の保存車両が小田急に残されています。

 前面は2枚窓、側面は3個づつの窓。
 前面2枚窓は2200形だけに終わり、増備の2220形より貫通型の「小田急顔」になりました。なお、2300形や2320形という特急車・準特急車格下げの亜種も。窓配置が個性的でひと目でわかったものです。

 これらの車。小田急での末期は2400形も交えたり、或いは単独での6-10両編成を組み箱根湯本行急行に充当。ブツ6やブツ10です。

 yamatai様のCAD、2200形では微妙な後退角が嬉しい。所謂湘南顔と違って傾斜角はないのでその分すっきりと仕上げられましょう。
 大きな2枚窓はパネルですっきり。実物では「ネコ」と称されてましたが、この図だと向かって左手のジャンパがまるで招き猫の如し?
 連結器の胴受けも良いアクセントです。


 側面、28ポッチ。20m車を32ポッチで作るスケールに合わせています。窓配置は省略なし。小さめの窓も2200形だと気になりません。

 なお、細かいところですが、車体をタン色で作られるなら前面に角度つけるヒンジでタン色は希少なのでできれば避けて、青帯部にヒンジもってきたら良いとか、側面幕板部はプレート中心ではなくブロック化して軽量化+コストダウンできそうだとか……。

 あと、側ドア下部を丸太ブロックにすると、プレスドアっぽく見せられるかもしれません。2200形は一部、古い電車の要素が残っておりましたね。


 同じく2200形。旧塗装。制作上の困難は無さそうです。側ドア窓の2x2新型は黄色が無いので旧タイプか、或いは別の組み方考える必要はありますけども。ヒンジは濃青が供給されてますね。
 この濃青に黄色の塗装、絵になりそうです。

 なお、屋上のコダワリも分かります。
 ランボード部分をグリルタイルに。これで上から見たらすごく精細に。

 ミニマム2両で。2220形なども交えた4両で様になりそうです。実制作への敷居は低そうですね。


 こちらは荷物電車デニ1300形。
 1959-60年に1920年代の初期鋼製車両の車体を載せ替えて造ったデハ1300形。この車は朝夕は旅客乗せて増結車として、日中は荷物電車として使える兼用車だった由。
 なお、1959年といえば先の2200形から2400形に移行するかの時期であり、コスト抑えるためかえらく古めかしい形態……。1400mmの両開きドアはラッシュ用か、はたまた最初から荷物輸送への転用を目論んでいたのか。不思議な電車でした。

 1969年に目論見通りか荷物電車化、デニ1300形に。1984年の荷物輸送廃止まで活躍しました。私鉄の荷物輸送は1980年ころまでは東武、1982年までは東急でも行われてましたが、小田急は最後まで続けてた部類に入ります。
(ただし、中小私鉄での荷物輸送は21世紀でも小規模に行われてる事例はあり、全廃されているわけではないようです。大手私鉄でも社内品輸送はありますし。尤も、専用の電車ではなく、乗務員室の片隅に乗せられる程度の規模ですけども)

 カラーリングは何度か変更されていますが、1973-1984年頃の姿か。
 
 yamatai様のcadでは、ウインドシルは色差表現。赤い車体は京急みたいに見える?とのコメントですが電車の形状やディテールが小田急仕様なので、間違っても京急には見えませんのでご安心を。他、旧型電車らしい文脈はきちっと押さえられてます。ドア上の雨樋がユニーク。
 1両で完結する題材ですので、実制作は平易か?
 それにしても、8000形通勤車や、ロマンスカー7000形とこの荷電が同じ線路同じ世界に居たと思うと愉快ですね。

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 小田急に乗り入れしてる電車といえば、1978年からの地下鉄千代田線。
 長く使われてきた6000系。少数派の06系。それらを置き換えた現行車の16000系。どれも魅力的な題材です。ついでに言えば常磐線の顔でもありますね。
 16000系は早くもバリエーションが派生しており、ここは血筋争えないところです。


 16000系。yamatai様の一次案。前面中央に貫通扉のあるタイプ。
 E233系作品で使われることもある、テクニックパネルの小さいもの(11947/11946)を車体造形に。ただ、問題点。この部品今のところ新灰が供給されていません……。E233系ならば白で済ませることできるのですが。

 それでも、この絞込造形は魅力的です。最悪、テクパネを2x4のウエッジプレートで代用するような妥協もありかも?
 
 スカートの丸み持った柔らかい造形も良い感じですね。


 側面。二色の帯が綺麗。メトロマークのアクセントが素敵。
 先の小田急20m車群同様、窓幅の工夫で32ポッチ全長ながらも省略の無い窓配置を実現しています。横組の側窓の位置を整えるためのブラケットの使い方が巧み!

 2連窓のピラーも省略しにくいですよね。この種の窓の電車は多いので応用できる範囲は広いかもしれません。


 二次案。前面全体をフェイスダウンしたもの。
 より、すっきりと? 窓面積が狭くなってやや重い印象に見えるのは残念です。

 16000系の顔はもう少し、検討の余地はあるのかもしれません。
 しかし、どこかで良い答えが見つかりそうな造形でもあります(不可能とか、無理があるってわけじゃない!) 少なくとも、11947/11946の新灰が供給されるまでには……?
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月09日

【海外作品紹介】Nick Barrett様の0系新幹線。一味違う! 答えは一つじゃない。

https://www.flickr.com/photos/technicnick/32414869753/in/photostream/
(sauseiji様の情報提供です)

 どちらの国の方でしょうか。英語圏のような気はするのですが。
 0系新幹線は嘗ては、いや今もなお高速鉄道のアイコン的存在であり、海外作品も幾つかありますが。無論、その中では最新作でしょう。


 前頭部造形。一味違う文脈を感じますね。66度の角スロープを真横に使ってるのは、100系的発想。その前後を丸く盛って柔らかさを確保してる感じ。
 我々がつい丸目にしてしまうヘッド・テールライトはラインを優先したポチスロ角目。しかし、その真下のポッチのお陰で丸目に見えるのが面白い視覚効果。

 光前頭は薬師山氏のΦ2、拙作のΦ3がありますが、なんとΦ4!
 これはこれでありなのかしら。

 フロントガラスは常識的に1x6x3の弧形キャノピ。
 スカートはややごっつい印象ですが、これはこれで0系の捉え方かもしれません。実物もリベットの目立つゴツい印象の部材でしたから。サイドスノウプラウの表現が嬉しい。


 側面は国内作にありそうでなかった、飛行機窓。1000番台車らしさが他のどの表現よりも適切的確ですが作れる車種に制約あるのと(とはいえ1000番台のみのN1-N3編成も思い出されますが)、窓の位置が上方に偏ってしまう問題もありますが。
 運転台真下の塗り分け表現はスロープ合わせ。綺麗に繋がっています。

 足回りを軽く覆う側スカートは0系の難しい問題ですが、この作品ではタイル張りでの表現です。車輪が12V仕様なのは、9V以降の車輪ではスカート内での旋回ができないためでしょう。車輪丸出しに違和感……という声もありましたが、台車枠を工夫すればかなり印象は変わってきそうです。あと、テクニック軸車輪にするのも。
 ちらりと見える床下機器は精密な印象。


 この角度からの印象はなかなか上々!
 ボンネットと光前頭のつなぎ目、早くも1/4丸タイルが使われてます。結構重要な部品でしょう。
 また、スカート部が1プレートはみ出しているのも分かります。違和感はありませんし、車輪を避ける意味でこの1プレートの存在は大きいです。


 上から。
 グリルの表現できる屋根肩表現は「やられた!」って感ですね。
 幕板部分にポチスロ仕込んで(パネルでも良いのでしょうけど、L形の)、斜めにブロックを並べるって発想はありませんでした。その上もポチスロで形整え。

 パンタグラフ周りは末期の騒音防止板ありの仕様です。


 車体断面の見えるアングルより。屋根周りの構造がよくわかります。


 現在中間車は1両のみ(先頭車も1両のみですが 21形?)。26形?
 
 今後編成化が予定されているのでしょうか? 楽しみです。
 また、国内の0系ビルド新幹線ビルドにも影響を与えうる作品でありましょう。
 
 答えは一つではないのですから。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月08日

【作品紹介】クロック様のリニア試作車 MLX01形 究極の造形美

 もちろん、レゴのモデルは通常のレール走行前提です。
 それでも、この題材へのチャレンジは刺激的なものです。

 JR東海のMLX01形は1996年に投入されたリニアモーターカーの試作車。2012年ころまで山梨の実験線で数多くの試験をこなす。そして、多くの人々を試乗させ、その実用性を示したのです。先頭車が4両と中間車が3両。後に別形状の先頭車1両と中間車1両を増備。合計8両の構成となっていました。試験内容に合わせて適宜組み換え行なっていたそうですが、そういうところも実用の電車としての雰囲気を感じます。

 「リニア・鉄道館」ではMLX01-01が展示されています。その車内も公開されていますが、未来的というよりは新幹線同様の、地に足の着いたものになっていたのが印象的でした。

 現在、試作車の役目は、更に実用車に近いL0系に譲っています。
 


 クロック様のモデルは「リニア・鉄道館」のMLX01-01を再現。
 ダブルカスプ形と言われるものです。当時の700系新幹線と共通するラインですが、リニアのほうがより無理なく構成されている感が。

 最初は違和感のあったこの形状も、今の目で見ると色褪せない斬新さ、そして実用美に見えてきます。

 クロック様の再現も、ほぼ完璧なもの。
 難しい造形で、かつ厄介な塗り分けなのに。隙間を埋めつつ、しかし時には隙間も大胆に肯定する。後者あっての「自然な軽快感」でもあるのですね。


 2両編成での再現です。片方が動力車となるのでしょうが、形状的にその辺が全くわからないのですね。サイドスカート?はリニアの軌道ではわかりにくいところですが、地上線?走行では重要な要素。ここも無理なく8幅に収めて居る模様。

 城壁パネルの、角のところを使っているのが印象的。


 真正面より。ラインが綺麗につながる。
 今回は両方共ダブスカスプ形です。MLX01-01とMLX01-04の再現ってことで良いのでしょうか。


 側面。側窓サイズが2x1。ブロックじゃなくてプレート単位での話です。
 これもまたリニアらしさに。

 妻部にはPF受光部が出ており、やっと「走行対応なんだ」と認知できる感。それほどに妥協なき造形を感じるのです。この作品は。




 ユニークな縦開きプラグドアも再現されています。隙間は全体としてみると気にならず、それよりは静止時・展示時の演出としてドア開閉ギミックが大事でしょう。


 製作途中(前頭部試作)の様子。
 この地点ですでに完成度高し。然し、色を整える・揃える以上の微小な改良も何箇所か? 丁寧な作品です。

 さて。
 ここ迄魅せられると、エアロウエッジ形の先頭車MLX01-02及び03。はたまた超ロングノーズのMLX01-901辺りも造って組み換えして遊んでみるのもマニアックで楽しそう。
 中間車もショート(MLX01-11および12)とロング(MLX01-21および22)があるわけですし。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【イベント】2月21日 火曜レゴオフ名古屋 鉄道篇2(没写真集)「おかわりっ!(もう苦しい?)」

 先の記事(こっちが本命です)
『2月21日 火曜レゴオフ名古屋 鉄道篇1(セレクト集)「モジュールビルと道路基礎のチカラ」』
http://legotrain.seesaa.net/article/447554346.html#more

 火曜レゴオフの写真の鉄道系で、別アングルからの撮影などでボツにするのが惜しかったものをまとめました。殆どコメントはありませんが……。
 まぁ、食べ放題のおかわりみたいなもんで、どうしても食い足りない人向け(笑) お暇なら御覧ください?

 なお、鉄道以外篇も次に予定しております。




 名大レゴ部さんの名古屋城の前でやりたい放題させてもらいました。
 嗚呼、AP氏やDYSON氏がいらっしゃらなかったのが残念でなりません。またいつか機会もあると思いますけども……。
(名鉄もJRも、名古屋城と鉄道絡めて撮れる場所がリアルにはないですがそこは言わない約束)


 狭いながらも機能的な構内配線。貨物輸送も行ってる私鉄な感じ。



<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | LEGOイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月07日

【作品紹介】yamatai様の「小田急」各種(CAD)2600形から1000形。4000形(II)迄

 ちょっと情報量が膨大ゆえ、コメント少なめで恐縮です。


 小田急顔の標準。2600形

 なお、小田急のベースカラーはクリーム色(タン色)解釈です。暖かみは出てきます。ただ、白とどっちが適切なのでしょうか。間くらいの色があればよいかもしれませんけどコレ以上に安易に色増やされても困りますよねぇ(笑)。


 全長32ポッチで4扉を再現。しかも戸袋窓迄あり。
 そのため、側窓の表現が独特です。横組で1プレート単位で極限目指してチューンされた側面かも? 問題あるとしたら、2600や5000など二段窓の車だと窓が小さい印象になってしまうことでしょうか。


 末期に人気をなった、復元色。ビビッドかつダークなトーンは今の目で見ると新鮮なものですね。


 個性的だった9000形。あの額縁顔の把握ができておりましょう! 複雑な形状は3面折妻に要約されておりますが、違和感はありません。


 こちらは8000形。より素直な造形に。貫通扉(非常口)は横組のほうが良かったかも?


 1000形。8000形のステンレス版という解釈です。実は複雑で微妙な傾斜などありますけど、そこはスッキリ割愛。正解に思えます。
 ただ、8000形同様の貫通扉は惜しい。また2600形から1000形・2000形迄の小田急の場合は貫通路横の手すりが目立ちますので、何らかの再現あっても良いかもしれません。
 それから、1500形ワイドドア、2000形セミワイドドアってバリエーションもありますよね。


 時代進んで3000形(II)。
 

 電車自体は手抜き感あって、それまでの上質な1000形の流れがなくなりガッカリさせられたものでしたが。
 しかし、このモデルはそんな劣化部分もうまく再現しています。戦時型?
 継ぎ目の目立つ側面はパーツ取りに拘ってそれらしく。その上、ドア上は灰色のトーン変えて誇張表現されていますが、すごく3000形(II)らしい。
 前面はなかなかの大窓感です。

 現実というか、時代を捉えてるモデルかもしれません。


 かわって4000形(II)。多少はマシな?スタイルになりました。
 側面の印象は落ち着いたものに。個性は薄いですけども(安っぽいって個性は要らない!)。
 前面は総横組。やはりライト周りの印象把握が良い感じです。べったりと面的な印象がするんですよね。


 同じ文脈での事業用車 検測車クヤ31形
 他旅客車両との併結で検測に従事します。

 3000形(II)プラスαの不思議なフォルムを捉えておりましょう。窓無し部のロゴ表現も頑張ってます。
 1両造っておけば、他形式に増結して楽しく遊べそう。

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 思えば、2600形から1000形迄の小田急は新旧混結を当たり前にこなしておりました。

 ですので、4連を3連に、6連を4連とかに縮小表現し、異形式の相互連結の10連(模型的には6-7連程度)の急行とか楽しそうです。

 小田急はロマンスカーはそこそこ作られていますので、通勤車は却って「目立つ」ことでしょうし、名脇役としてモテる存在になるのは間違いありません。
(アイドルたちに対する、武内P的ポジションでしょうか?)

 実制作が叶えばと思うのでした。
 また、自分もいつか答えを出してみたいと思うのです。
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【実物鉄道?】2月20-22日の名古屋往復備忘録(火曜オフin名古屋関係)

 2月の名古屋も例によって高速バス往復でした。




 うーん。
 世間では「バス趣味界隈は、鉄道趣味界隈から派生したもの」って認識はされていないのかしらん。今でこそバスの雑誌も増えましたが、昔は「鉄道ファン」「鉄道ジャーナル」のバスコーナーが僅かな情報源ではありました。
 また、鉄道とバス(高速も路線も)は基本的に相互補完関係であり、敵対関係ではありません。古典的な大手バス事業者は多くは鉄道事業者の兼業や子会社ですから(最近の新免は全く別ですが)。

 まぁ個人的には公共交通機関は全て趣味の対象ですね。
 旅客を扱う船舶も、航空機も。有人宇宙船による宇宙観光だって興味の対象ですよ。


 前フリはともかく。備忘録的記録です。


 20日 月曜日の夜に出る。
 この日は夕方まで中国やロシアの濃緑客車なぞ造っておりました。夜に支度まとめて、22時ちょっと前に出かける。
 横浜23時50分発のバスに余裕持って間に合いたいので。

 いつもの規模の荷物で、夜の上り電車に乗り込みます。


 この日は横浜 YCAT発。待合室暖房効いてますけど、狭いのとベンチ少なめ。
 でもローソンがすぐ近くなのは有り難い良いターミナル?


 乗るバスはこれ。横浜〜名古屋では3度めになるグレース観光のグレースライナー。4列スタンダード(4x11)から4列あしもとゆったり(4x10)にちょっとアップグレード。で、前回1月の利用で1900円(!)だったのに、最安値まで粘って2500円。まぁ値上げ仕方ないか。

 実は、関東横浜もうちょっと安いのもあるんですが、個人的趣味で「車内飲酒禁止」の会社は絶対に避けてます(安いとこに多いのよその規定)。バスを個人の乗用車の拡大版としてでも考えてるのかしら(私も誰かの車に載せてもらうときは流石に酒控えるよ!)? でも自分に取っちゃ夜行列車の代替ですので。
 グレースさんはその辺無粋なこと言わないのでいまのとこ愛用。

 平日夜ですが、他社含めて便数絞ってる感じ。故にほぼ満席。
 座席ピッチに不満はないし、幸いにも通路側で息苦しさは少ないんですが。

 やはり4列はもう無理かもしれん。隣が居ることのストレスが気になるように。


 最初の解放休憩足柄。今日はバス少なめ。


 グレースライナーは名古屋行と大阪方面行二台の並走。
 名古屋行がガーラで、大阪行がふそう。

 早朝5時名古屋着。
 googleさんによると名古屋駅近くに24時間のデニーズがあると知り、そこで一休みできるよなぁと思ってたら、7時開店になってて涙。
 仕方なく名古屋駅構内のマクドナルドへ。マクドナルドならバスの到着するささしまライブから名駅までの間にあって、そこのほうが席もよく広い洗面所もあるので(朝は重要!)、そっちにしときゃよかったよトホホ。

 まぁマックのコーヒーとソーセージマフィンは好きですけども。

 で、他に開いてる店もないので混んでる。短回転仕様のしょぼい椅子しか無い店内で8時過ぎまで居座る……。
 或いはネットカフェの2時間早朝利用の方が良かったかも?

 で、9時に会場が開くそうなんで地下鉄で移動。近いのは助かりました。


 設営中の様子。
 美術室なんで机はやや汚れ気味。いや美術室なんでそれで良いのですけど。




 そこで用意されたる兵器。ロールの紙(安いもの)。
 効果は絶大。作品の見栄えがぐっとよくなる。

 普通の会議テーブル会場でも使ってみるとよいかも知れません。


 街並み展示部分では布敷きに。
 これは普通の大型イベントでは「腰布」に使う、一番安いナイロン?布ですが、色合いや質感も悪くはないので、天板部分にも使えるのでした。巻き直したり、折りたたむと小さくなるので持ち帰り保管も可能ですし、価格的には使い捨てもあり?

 こうした準備も参考になります。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 会場は21時まで借りておりましたので、終了は21時。
 普通は17時終了ですから16時には慌ただしく撤収始めるところ、ここは大いに余裕あり。ただ、「一度第一部と第二部を切った方がよいんじゃないか?」という意見はあったようです。


 夕食は近くの牛丼屋に買い出し。
 作品眺めながらのメシは旨いのです。

 なお、夜間まで借りていると、照明落としてのライトアップなどもあり得るかもしれません。今後の大きな課題になりましょうね。


 20時前から撤収。元の美術室に。
 テーブルが大きいのは扱いやすかったですね。会議室テーブルが小さく見えますので。
 21時散会。
 名古屋駅には21時40分に着。


 未だ横浜に帰れるしんかんせんが有ります。

 さて「しんかんせん」って何ですか?
 あ、高級な和菓子のことですね。銀座のとらやで売ってるとかいう。え、違う?
 わかった! 高級なお茶ですね。たった四杯で夜も眠れぬ……(エナジードリンクかよ?)
 和菓子か日本茶かエナジードリンクか知りませんけど、「高級すぎ」ですw


 まぁ、バスの時間まで1時間半ほどですから。
 例によってサイバーな待ち時間。ハンバーガー齧って、ハイボールで流し込む。この雰囲気嫌いじゃないんですが、流石にやや寒い。


 乗るのは右端の。23時発で横浜455着。
 いやちょうどひと月前に梅小路からの帰りで同じバス乗ってるんですけども。あのときは1900円、今回は2300円。
 で、先にも書きましたが全体で微妙に便数絞ってるので混雑率は上がってる感。


 開放休憩浜松にて。えーっと。行きと全く同じ車両ですね(「・・・3」)。
 夜行での最前列は微妙に脚の伸ばせないハズレ席ですが、やはり幸いにも通路側だったので通路に斜めに脚出せばマシ。最前列窓側は詰んでたな多分。

 それでも、うとうと仮眠してたら横浜手前に。


 450。横浜に戻ってくる。
 

 例によって早朝の京急下りは普通しかないのですが、退避がないので体感は遅くはなく。また、4列高速乗ったあとだと、隣席が誰も居ないだけで楽に感じたり(笑)。

 気がついたら堀之内。この時間は全てを綺麗に魅せます。
 6時前に自宅着、でした。

 いや、名古屋なら4列格安余裕とか云ってましたが、往復はやや堪えました。
 次は行きか帰りかどっちかがせめて3列にしようっと……。
 
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2017年03月05日

【鉄道作品日本形】戦後生まれの流線型 西鉄1300形電車 製作中

 20系を作りつつ浮気しちゃって恐縮。でも、同じ「青い」車両です(笑)。

 西鉄1300。メジャーとはいえない題材ですが、要は流線型の私鉄電車。
 国鉄モハ52などと酷似した形状なのですが、この車は戦後も落ち着いてきた1951年の生まれで当時は600形。湘南顔大流行の時代ゆえ、やや古臭い?印象は当時からあったようですが。それでも変形した吊り目型の4枚窓はユニークなものでした。
 1961年に特急用の1300形に改造され、1975年まで特急として活躍。1986年に退役。


 まず前頭部から。レゴとしての造形は……モハ52の二番煎じというのはご勘弁を。
 ただ、前面の斜めに下がった帯処理がやや面倒。ここは翼を広げた形状のヘッドマークでごまかす。
 また前面窓の「吊り目」には難儀しました(結局、安直な方法に逃げました)。やや垂れ目っぽいのは造形ゆえの已むを得なさ。

 ただ、おでこのラインはこれまでの流線型電車作の中でも綺麗にできた方と自負。


 鮮烈なのはカラーリング。
 原色に近いコバルトブルーに黄色帯。この色は同じ時代の特急車1000形(湘南顔)とともに制作意欲を刺激します。青に黄帯って意外と鉄道車両では見られない配色なんですよね。国鉄の事業用車位か。でも、大好き。

 このお題も長く無理と思ってましたが、モハ52や名鉄3400系を実現したところで、ようやく目鼻ついちゃった感じです。
 側面もいつもの関山電車。ただ、毎度お馴染みだからこそ如何に個性を狙うか?(技術的蓄積とでも言えましょう?)
 最終目標は中間車2両の4両編成。中間車が建造年代違って不揃いな編成ゆえ、それはそれで楽しめそうです。
 
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【作品紹介】mazta-k様の「復帰」LDD群(217系 京急1800形他)/エース君のEF55(CAD)

 CAD(LDD)は実制作に比べて記事化の優先順位は落としておりますが。
 しかし、凄いものを見ると見逃せない。何方かの実制作の参考になればという願いも込めて。


 mazta-k様は久々の新作?
 JR東日本 E217系電車。横須賀線・総武線の主ですが(もう24年も!)意外と制作されてこなかった題材です。ミニマム4連でも成立しますよね。
 全体に特殊な組を避け、シンプルながらよく特徴を捉え、美しい。通勤電車に必要な?量産性にも優れてそうです。

 前面はおでこの丸みだけで、あの独特のロール傾斜感が表現できております。


 地味に、魅力的です。
 グリーン車組込の長大編成とか素敵でしょう。そして、すでに何人か作られてるE231系の東海道線と並走とかさせたいものです。


 同じ線路をゆくのは成田エクスプレス2代目 E259系。
 以前も実制作されておりますが、側面のマーキングで華やかにモデルチェンジ。おなじみnexマークを省略せず。また、サボ廻りの「華やかさ」がモノトーンの電車ですと、大変に効果よく鮮やかに。


 横須賀線のライバルでもあり、空港輸送のライバルでもある京急。
 4両x3の希少車となってしまった1800形(1000形)。京急では久々の前面中央貫通路の車です。側面のフルラッピングは後継の1700形に引き継がれましたが、ちらりと見える銀色の縁取り感は悪くないものです。

 mazta-k様のCAD、前頭部はサイドタイル張りでふくらんでいるんですが、実物の印象もこんな感じなんですよね。ちょっと、取ってつけた感。スマートすぎじゃリアルに見えない題材? あとウマヅラ感も逃れてますし。
 前面は微妙な逆テーパとか貫通扉の張り出しとかあるんですが、無理すると際限なくなる(まとまり悪くなる)ので、平面への割切も見識です。現代の電車にはすっきり感も大事ですから。標識灯廻りがシンプルだけど綺麗。
 
 ラッピング車体ゆえの銀色縁取り感も、ドアレールと車体裾で十分に感じが出るものです。
 どなたか、作られないかなぁ……。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 エース君の何と、EF55!
 レゴトレインではありえない題材の一つと長年言われ続けてきたものです。余りに大胆にも! としか称しようがありません。無論、超絶肯定的意味です。

 また、エース君では初の旧型電機題材でもあります。足回りに苦悩が観られますが、でも、最初の1作からのスタートが大事です。

 前頭部……良い雰囲気なのですが惜しいのです。この曲率のカーブブロックには残念ながら茶色系がない。
 より大きなカーブの方には新茶が存在しており、相場も高くはないのですが。或いは1x2系のカーブスロープを斜めに使うなど、現代的な解決策も取れることでしょう。

 フロントガラス前後も、ポチスロワーク次第で隙間うめもできますかも? このままでも恐らく気にならないことでしょうが。

 側面はシンプルながら、ベストな感じですね。
 現役当時の設定で古典特急曳かせても良し、復活後の12系や14系も有り。
 大変に華のある存在ゆえ、夢、叶うとよいなぁと思うのでした。
 
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2017年03月04日

【作品紹介】6n2b2c様の無蓋貨車。輪ゴムのディテール。新たなるリアル!

 レゴにおける輪ゴム、元来はすべり止め、バネ、プーリーベルトとして用いられるものです。

 しかし、つい先日のレゴの製品。スピードチャンピオンのブガッティでは細い線上のテールライトの表現に赤い輪ゴムを使っていることが話題になりました。
http://amzn.to/2ls3D5z

 輪ゴム、ディテール部品としてのポテンシャルが注目されてる……?



 それと関係の有無は別ですが(笑)、6n2b2c様は日本形無蓋車トラ45000形?の煽り戸ディテールとして「黒い輪ゴム」を使ってきました。
 
 タイルを使っただけの側面ではどうしても平板な印象になりがちなところを、実に精細に、そしてリアルに!
 また、車体裾のロープ掛けの表現も見逃せません。よく無蓋車観察しておられますね。
 
 妻部も印象的ですね。日本形無蓋車の妻部はあの山形表現が難しいのですが、近年出回りだした2x2ウエッジプレート使うことでそれらしい形状を! 長年の悩みが解決。
 妻面裏側の、赤茶色の塗装も再現。此れも精細感を上げておりましょう。


 側面より。
 全体としてコスト高な貨車ではありますので、量産するよりは「一点豪華主義」で愉しむ貨車でありましょう。客貨車に関しては両方のアプローチがあって良いと思います。無論、ハイディテールを量産品に巧く落とし込むことも考えられるべきでしょう。

 話を戻せば、トレインモデルにおける輪ゴムも可能性秘めてますね。
 諦めていた微妙な微小なディテールが叶い、作品を変えるわけですから。
(無論、耐久性・恒久性に劣るという問題があるのは事実です)
 


posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】dumi様の60051改造の「食パン」電車/きた様の路面電車

 2月21日の火曜オフ名古屋に出てきた、新作作品です。


 dumi様のこの電車。#60051の改造作品。流石に組み換えではなく若干のパーツ追加を伴う物ですが、そのパーツにしても特殊なものはないので、あの入門セットのアップデートとして手軽なものでありましょう。

 しかし、特急形を格下げして切妻の運転台を増設。という何処かで聞いたようなスタイル。妙なJNR的リアルティが堪りません!
 いや、前面窓の傾斜こそ省略されていますが、それは気にならないのですね。全体のディテール的にはバランスが取れておりましょうか?




 前パンタ。というのも取ってつけた的改造車ムード。
 715系や419系を感じさせもします。或いはクハ85辺りもか?
(ただ、屋上機器配置は715系や419系的ですね)

 今後この種の電車が作られることはなさそうではありますが、もっと後世のJR世代の特急形が細切れ格下げされた姿……も想像させます。
 681系あたりが格下げ転用されたら? みたいな。


 通勤通学のラッシュ時には弱そうですが、快適な格下げ車は「乗り得」なものであり、地方における公共交通機関の魅力を維持・繋ぎ止める力はもっているものです。
 乗ってみたい電車、ではあるのですよね。
 なお、レゴ的には原型流線型との混結とかも楽しいかも?

◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 こちらは きた様の欧州系古典路面電車。
 屋根上の広告やヘッドライトにブレーキハンドルと云ったアクセサリ。手すりやステップ。

 特にユニークなのは、PF機器類を全て屋根上配置にしてしまって、PFの単行車両なのに客席スペースを確保していることでしょうか。はみ出た機器はモニタルーフに見立てる。重心が高くなってしまうデメリットはありますが、特に運行上の問題はなかったようです。


 ただ、当日のレイアウトは高さ制限がシビアな箇所があり、車高下げの大改修を現場で行った由です。

 初トレイン作品だそうですが、建築では高い技術もっておられるゆえ、今後が楽しみです。
 

 関連して。このバスは作者不詳ですが。開閉する両開き扉にマンボウ的なユーモラスな前面。なかなか楽しげな作品です。ポンチョを一回り大きくして、前面に更にジョイフルな味付けを行った……というムードですね。
 
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2017年03月02日

【イベント】2月21日 火曜レゴオフ名古屋 鉄道篇1(セレクト集)「モジュールビルと道路基礎のチカラ」

 1週間どころか10日以上経ってしまいました。
 それでも、物凄い催しでした。「これ平日でいいの?」「平日休めない人が気の毒だ!」って思うくらいに。

 おもに きた様・EMO様のコレクションと作品からなるモジュールビルタウン。
 往年のBFT2008を彷彿させるものでした。いや質的にはパワーアップしてるかも?

 そして、モジュールビルとロードプレートという、街づくりの基礎を再認識させられたのです。

 なお、写真整理してたら膨大な枚数になってしまいましたが、同じ被写体の角度違いみたいななのもあります。先ずはセレクト集をお伝えし、他のも観たい方向けに「半ボツ集」を別途記事にすることにしました。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 まずは、午前10時45分までの「時限展示」であった名古屋大レゴ部様の名古屋城!

 その前に電車を置いて撮るという夢が叶う。
 理想はお堀の中を走ってたという昔の瀬戸線(1977年以前)でしょうけども、ここは名鉄3400系で。もう、名古屋最高!


 もう1枚。城とトヨタは名古屋の誇り! ですよ。
 2000GTとヨタハチ、もって来てよかった。


 KGOKU様の豊橋鉄道軌道線モ780形。少しづつアップデートされている作品です。
 カラフルな街並は、適度な「レゴっぽさ」。良い意味での玩具らしさなのです。


 「流線」3400系は早速高架線の主に。
 シカゴのL(ループ)をイメージされたとのことですが、そこを行く「流線」はLに乗り入れてたノースショアの名車「エレクトロライナー」の如し。
(あれも作りたい題材ですが)

 素敵な街と高架線という話を聞いたとき、どんな車両が似合うか?
 手持ちで出せる車の都合もありますけども、真っ先にイメージしたのは「日本の私鉄の旧型車両(1920-1950年代)」でした。理由は、電車というのは起源に近づけば近づくほど、技術的本場本流である欧米の流儀を帯びてくるためです。これなら、似合うはず! と。
 まぁ、個人的趣味も大きいのですけども。
 少なくとも新幹線とか国鉄の特急型とか、或いはブルートレインは似合わねぇと判断したんですよ(笑)。


 街並み全景。
 高架脇に貼るプレートは今回、j-lugのサポートで頂いた(つまり転売不可)2x4の灰緑プレートを使ってみました。いつもの黒よりは自己主張せず良い感じ。


 別アングルより。
 高架が市街を囲い込むというレイアウトは、街を見せる意味では必ずしも優れてはいません。建物が線路に囲まれることで埋没するリスクが高くなるためです。

 しかし、公式や公式規格のモジュールビルには杞憂でした。
 適度な大きさと存在感があるため、高架線路くらいでは決して埋没はしない。この大きさ・規格の意義を再認識です。


 もりりん様制作の高架駅に止まる近鉄2200系特急。
 この高架駅側のシーンも良いものでした。なお、3400系の二両目左に見える入換信号機に注目! dumi様による小物類も素晴らしかったのです。


 こちらはメインの「赤い駅」側。
 側線で待機中のロシア電機と中国客車。その横で待機中のシェイ(もりりん様)。
 正しく、国境なき運転会ですね。架線柱は関山私物。古い直流電化区間という趣にできるのです。


 シェイの活躍は1月の梅小路に次ぐもの。毎月人気者です。
 そしてトリッキー極まりない<<続きを読む>>
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2017年03月01日

【鉄道作品外国形】ロシア国鉄chs2形電気機関車についての追記解説


 これも必要以上に長くなりますので、独立記事に。

 元記事「ロシア国鉄Chs2形電気機関車(ロシアのEF58!)」
http://legotrain.seesaa.net/article/447191074.html


 ロシア国鉄chs2(Ус2)形電気機関車は1958年に試作形が、1961年〜1973年に量産型が製造されたもの。チェコスロバキアのシュコダ製。
 直流区間の旅客列車用ですが、広い国土のこと。製造両数は942両に及びます。
 出力は3000kw(EF58は1900kw EF65は2400kw)。

 デビウ当時はモスクワ〜レニングラード間の特急牽引機として。
 その後は各直流電化区間に広がっていったようです。

 2009年地点ではシベリア横断鉄道の直流電化区間で広く運用されていました。旅客列車だけではなく、荷物列車にも充てられていました。
(荷物列車が運行上は急行旅客列車同様なのは、嘗ての日本の急行荷物列車を彷彿させます)
 但し、その後急速に置き換えが行われたようであり、ロシア国鉄からは引退。今はウクライナのみで使われているという話もあります。

 なお、シュコダ社製の同種の電気機関車は多々共産主義各国に輸出されました。
 現役かつ身近?なところでは、北朝鮮の「赤旗」形が姉妹機と言えそうです。

 スタイルは前面二枚窓。
 足回りはC-C車軸配置。サイドスカートが長く下がっており、客車よりも裾が下がって見えます。また、(ロシアよりは車両の小さいな)東欧規格のためか、ロシア客車と繋ぐと車高が低く見えるのも印象的でした。

 チェブラーシカのアニメーションにも出演したようで、そのためか「チェブラーシカ」という愛称があるようです。
 一方、日本の鉄道ファンの目には「ロシア版EF58」と見えるのですが(笑)。
 2009年地点で、現役の「ロシア版EF58」を多々拝めたのは誠もって眼福でした。



 西欧的でもあり東洋的でもある。ロシアと言う国をなんとなく感じさせる機関車です。一般的にはこの濃緑塗装。

 屋上機器は抵抗器?の真上に空気系の配置があり天井の上に軒重ねる如し? エアタンクなども防寒対策がされているのが印象的。
 デビウ当時はバッファ付き。取り付け用のボルト跡が残っています。
 ロシアの客車は今も「自動連結器+バッファ」です。


 ツートンカラーの個体もあります。
 各種更新形、バラエティはかなり豊富な模様。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 恥ずかしながら。
 2009年に制作しようとしていたもの。ここまで造って、8年間の放置です。今よりもずっと濃緑の供給が良くなかった時代でした。ようやく機関車に使える程度はなんとかなるという感じ。
 ただ、概形は出来ていました。

 確か断念の原因の一つが、C-Cの車軸配置。
 未だダミー車輪という思い切りができず、なんとか強引に3軸動力台車を模索してためか。


 そして先日の「火曜オフ名古屋」合わせで完成。
 製作動機は背景にある きた様制作のロシア風駅舎。これを見て、先の試作品を掘り起こす!

 8年間の進化です。長い側スカートの表現を、L形パネルの裏返しで実現。
 そのため、車体の窓から下は上下が反転した組み方です。

 動力台車は中間軸をダミー車輪に。シンプルながらも自作台車枠。

 側窓は6個を4個に割愛。但し窓枠表現は意識しました。前面の連結器廻りは色々迷いましたがレゴの標準バッファ付。カウキャッチャーは省略です。ここをレゴ標準でもスノウプロウ付きにしても良いかも知れません。

 動力系は現状で1M。2M化は構造的に可能ではありますが。


 先にも触れましたが、カーブ通過はギリギリです。車輪と車体裾が当たる感じ。
 それでも、腰の低さを再現できてよかった。名古屋ではS字カーブもありましたが問題なく通過しておりましたし。軸配置はシンプルな分、「EF58」よりはトラブル無く運用できそう……?

 この車体裾の長さは個性的な姉妹機Chs4(交流電機)やら北朝鮮の「赤旗」にも転用できそう。。
 あと、思いっきり西側ですが瑞西の1950-70年代の電機にも応用効くんじゃないかと踏んでます。

 Chs2に戻りますが、今後は西側からの乗入客車とかも引かせてみたい。
 ワゴンリとか似合うんじゃないかしらん。実際にNOEは1988年にはシベリア横断していたのですから。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道作品(欧州形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【鉄道作品外国形】共産圏客車(中国18系等)についての追記解説


 先の記事「中露国際列車(3/4列車)の客車たち。中国国鉄18系等」
http://legotrain.seesaa.net/article/447191205.html
 に追記する予定でしたが、あまりに長くなったので別記事にします。

 実物写真は関山撮影です(2009年 5月)。


1.中国国鉄18系客車について

 中国18系客車は1950年代から2003年ころまで製造された国際列車専用客車。ソ連(ロシア)・北朝鮮・モンゴル・カザフスタンへの直通を行うもの。
 至る部分が中国国内用の車両とは異なります。

・欧州規格のバッファ付。バッファ+自動連結器はロシアの流儀。
・台車の交換に対応。
・原則として空調なし(例外あり)
・少なくともロシア向けは、暖房や耐寒装備の強化

 詳細はこちらを参照願います。はいらーある様作成「中国鉄路客車図鑑」

 製造時期が長いため、5つの世代に大別されます。東ドイツ製・中国製が混在。

 そして、18系を18系で置き換えることも行われてる由。
 なお1等個室寝台車(高包・高級軟臥)車は19系を名乗ります。(19系が特別車だけの特殊形式です)
 今は25系の国際仕様が代替に入りつつあります。北朝鮮向けは既に25系化されてる由。
 今回の制作は、硬臥車YW18形と高級軟臥車RW19形が1両づつです。


 高級軟臥車 RW19形(18系)。床下には蓄電池。1995年製のグループ。


 硬臥車。YW18形。同じく1995年製のグループ。
 


2.北京〜ウランバートル〜モスクワ間の3/4列車について
 
 所要6日間。週に1往復運行。モスクワ〜満州里〜北京間の19/20列車がロシア持ちなのに対して、3/4列車は中国持ち。これは1950年代の運行当初から変わりません。
 6日中 国内1日・モンゴル1日・ロシア内4日間。

 世界最大の片乗り入れ……となります。乗務員は全区間で中国国鉄の担当ですが、牽引する機関車と食堂車は直通ではなく、国ごとに変わります(無論、機関士や食堂従業員も国ごとに)。
 ついでに申せば、ロシア国内では日に1-2度機関車の交換もあります。電気方式や機関車・機関士の所属によるものなのでしょう。

 編成は硬臥車5-6両・軟臥車1両・高級軟臥2両・食堂車・荷物車。
 現在使われているのは1995年の東独製18系(統一後ですが、旧東独の流れを汲むDWA社製)。おそらく10-20年スパンで、ほぼ同形・同仕様車への置き換えが行われてるものと思われます?

 余談ですが、2014年頃に集中電源方式の新型客車(25系国際仕様)を導入しようとして中国で客車新造したものの、ロシア側の都合で運用に入れないままと言われています。国際列車用の客車は取扱が難しいのですね。(出先で故障でもしたら?)

 さて。
 ソ連国内のみのシベリア鉄道列車(1/2列車 ロシア号等)は1960年代から西側旅行者にも開放されており、多くの旅行記を当たることが出来ます。
 ただ、中国が絡む3/4列車や19/20列車の西側解放は遅れたようです。1990年代からやっと利用されるようになってきた感じでしょうか? しかし、車内で英語や漢字筆談の通じる列車は日本人には利用しやすいのではないでしょうか。運賃は2009年地点では高級軟臥で片道10万円程度(今は値上がりしてるかも?)。
 飛行機よりは高いのですが、国内外の観光クルーズ列車よりは低廉な運賃です。もちろん特別な演出やサービスは皆無。しかし、元来の実用品としての鉄道超長距離旅行が楽しめる列車でありましょう。特に高級軟臥RW19のインテリアは往年のワゴンリ寝台車を思わせる重厚なトーンです。
 現行の18系客車は空調がないため、寒い時期以外は窓空けて景色眺めたり写真が撮りやすいのもメリット。ロシアの客車も今は空調車が多くなってしまいましたので。

 なお、おそらく採算は度外視であり、今や中ロの国際関係維持のために維持されてる?ものと思われます。2000年代前半までは担ぎ屋さんが愛用してたといいますが、そうした利用も今はほぼ消滅。
 廃止話は全く聞きませんが、先の新型車両への置き換えも失敗しています。
 現用の1995年製の車両の寿命が、列車自体の寿命かもしれません。


 3/4列車の高級軟臥車 RW19形のコンパートメント。4人用の空間を二人で使うもの。
 2段寝台とは別に1人用のソファ有。向かい合わせに座れます。写真左には個室ごとの洗面所。内装は化粧板ですが、天然木と間違うばかりの重厚な仕上げ。
(疾うの昔に引退置換えされているはずが、新造車が運用に入れず、未だに現役)
 なお、通常の硬臥車・軟臥車はもっとシンプルな現在的内装です。

 余談ですが。ロシア国鉄持ちの19/20列車の1等コンパートメント(リュクス)も、通常の4人個室から上段寝台を無くしただけのロシアでよくあるタイプの2人コンパートメントですので、お値段分の価値はないと思われます。



3.ロシアの客車について
 1951年ころ、雛形にあたる客車を東ドイツ?で製造。
 これが長らく、東側諸国(ソ連・モンゴル・北朝鮮など)の標準車となりました。中国の18系もその流れを汲むものです。

 特徴はいくつか。

・リブのあるものと無いものがあります。
 改良されつつ、ほぼ同じフォーマットの客車が今なおも新造続いている様です。新旧は平気で混用されており、日本や中国の客車のような系列概念は希薄と思われます。

・1〜3等の寝台車が圧倒的大多数。座席車がまれな存在です(一部の特急用か、通勤用)。他に食堂車(ほぼ全ての列車に付きます)

・窓配置、ほぼすべての車種で共通です。食堂車はさすがに違いますが。
 なお、等級表示がありません! 定員表示が54なら3等、36が2等、18が1等……という見分けはできますが。

・長らく空調なし。近年の新造車は空調あり。但し個別電源方式であり、中国の集中電源方式とは一線画します。

・中国の客車も共通ですが、必ず給湯設備があります。乗るならマイコップとマイティー(コーヒー等)持参お薦め。車内で自由にお湯が使えるありがたさは東側の暖かさですよね?

・これも中国と共通ですが、軸バネ支持は例外なくシュリーレン式。瑞西に特許料払ってるかどうかは不明ですけども。

・荷物車や郵便車も多数派。かつての日本のような「荷物列車」が存在しており、急行旅客列車同等の速度・運用で走っています。

 今回の制作は、おそらく1970-80年代製造のものと思われる食堂車。
 3/4列車はロシア国内ではやや格下扱いであり、併結される食堂車と2等寝台車は古めの車になってしまう由。内装は木製ではないものの、木目化粧板でやや古く見えるそれはそれで共産趣味的な味を満喫できるのですが。


 3列車にロシア国内で連結されていた、ロシア国鉄の食堂車。
 窓上には「Restaurant」の表記あり。


 ほぼ同形の、モンゴル国鉄食堂車。やはり3列車にモンゴル国内で連結されているもの。モンゴル国鉄の客車はほぼロシアと同じものです。
 色は明るい緑。内装は民族的な飾り付けで賑やか。


 ロシア国鉄の3等寝台車。リブの多いもの。窓は一部開閉。


 ロシア国鉄の2等寝台車。かなり近年のタイプで空調付(自車発電式)。現代的な内装であり、もはや西側の客車と大差ありません。近年の主要列車は概ね、この形のようです。


4.レゴでの制作について


 2009年、3列車に乗車・完乗したときから制作を考えておりました。地味に濃緑の部品も集めまくる。ただ、実現は何と8年越しになってしまいましたが。

 濃緑はパーツ形状による価格差異が大きいので、極力安い部品になるよう配慮。量産性への考慮ありです(この8年間の濃緑の供給向上にも大きく助けられました)。
 幕板を広くとることで重苦しい雰囲気は意識しました。

 車体中央部の「国章」は国際列車用客車の証。見逃せないアクセサリ。また、表記類も小さく入れましたがこれも好効果?

 今後予定ですが、インテリアの制作。
 またロシア国鉄2等寝台車、中国18系の荷物車を増結考えたいところです。モンゴル国鉄の緑色の食堂車も忘れがたい存在。

 牽引機は現状でロシア国内直流区間用のChs2形電機を充てていますが、嘗ての中国国内牽引機6Yディーゼル機関車(西独製)とか、ソ連で1970年ころまで使われていたという半流線型蒸機Π形とかも加えてみたいものです。
 そしてゆくゆくは東側諸国だけで世界観を作ってみたいと。

 夢と冒険の第一歩と云ったところでしょうか。
 
posted by 関山 at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道作品(欧州形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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