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2017年02月26日

【作品紹介】なし様のダンプ貨車。アイディア勝負!

 ダンプ貨車(チッパー貨車)は1067mm/1435mm軌間の車両としてはあまり多くはありませんが、素朴なナベトロの拡大版というのは楽しく、味のあるものです。


 なんと1520mm軌間での実例(ロシア国鉄)。
 底の開くホッパー車とは別カテゴリの車両です。如いて日本での種別をするなら「土運車」かもしれませんが?

 レゴでも、4.5V時代の汽車セットでは定番でありましたね。子供心にお気に入りの貨車だったりしました。

 さて、なし様作品。ヒントはこの部品だとか。


 ネックスナイツの盾セットに含まれる変形部品。一見使い勝手が悪そうなのですが?さに非ず!
 結構なクラスタがこの部品の使いこなしを行ってるようです。。
 確かにロボメカ系やミリタリ系には使えそうか?

 でも、トレインでは?


 じゃじゃーん!
 表情とディテール豊かな、チッパー貨車の爆誕です。

 パーツの癖・個性を引き出しきってる。
 4幅+2幅の細めの台枠もこの種の貨車らしい、良い雰囲気ではないでしょうか。側梁なし中梁のみって合理性はリアルな貨車設計なムード。
 ブレーキハンドルも見逃せません。

 惜しいのは両端のナベ支え部分がもうちょっとボリューム欲しいこと。1部をスロープにするか、何らかの補強ディテール加えると、重量を支えるリアルティが生まれてきましょう。


 側面。タイルのうち1枚を何らかの表示系プリントタイルにしたら更に良い雰囲気になりそうですね。いや、ナベよりも台枠車体側に表記類というのも味があるか?


 転倒時。クリップ留めのプレートを巧みに使っての車体構成です。
 次期の、トレインセットが案外このデザイン採用されたりして……? という雰囲気でもあるんですよね。量産予定もあるそうで、これがたくさん連なるシーンもまた楽しみなのです。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】懐かしきコンテナ車 6n2b2c様のコキ5500形。別文脈の精細さ

 国鉄コキ5500形コンテナ車。
 1959年。コンテナ輸送の開始とともにチキ5000形として誕生(当時は長物車の1種)

 その後車体延長でチキ5500形に。更にコンテナ車が独立分類化でコキ5500形と。コキ5500形になってからの増備車もまた多く。

 1975年頃のコンテナ輸送の低迷期も乗り越え、その多くがJR貨物に継承。低迷期を過ぎた後はコンテナ輸送化はむしろ加速したのです。
 それゆえ、4個積の旧型車でありながらJR貨物でも重用されました。21世紀になってからの引退です。

 国鉄コンテナの黎明期、発展期、低迷期。そして復興期からJR貨物時代を経てきた「歴史的名車」でありましょう。


 国鉄/JRタイプのコンテナ車のリアルなモデルはこれまでもいくつも作られてきました。多くはラダーフレーム・スケルトンフレームの再現に主眼をおいてたもの。
 この6n2b2c様の作品は、ラダーフレームこそ割愛されているものの、魚腹形車体のリブ表現に拘った作品です。この文脈はなかなか新鮮です。別文脈の精細さです。

 リブがあると、コンテナ車の構造的な美しさが際立ちますね。
 台車もユニーク。一見3軸?に見えるのですが左に非ず。車輪枠を台車枠に見立てて居るのでした。

 リブ表現の代償として前後の台枠が分厚くなり、重心が高めに。
 しかし、これはこれでユーモラスな戯画的表現にも見えてきます。リアルさとディフォルメ、矛盾はしない概念なんですよ。


 側面より。やや大きめの新5噸コンテナで4個積。


 C20と思しき、国鉄コンテナの表現も大変に好ましい!
 妻部を半ポッチ凹ませることで、こんなにリアルに且つ表情豊かに!

 扉の開閉ロック機構というのも、これまで意外と見過ごされてきたディテールでしょう。ライム色のバーが得られなかったのか、クリアで代用されていますが、これはこれで違和感なく良いアイデアと。

 別文脈の精細モデル。無論、コンテナ車には数を作るための量産前提モデルもありえます。現代貨物輸送の主力、まだまだいろんな方法が考えられましょう。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】クロック様の「ドーラ」。世界最大の列車砲を! ミリタリ+トレイン+テクニック?

 世界最大の「複線跨り」の列車砲「グスタフ/ドーラ」。ミリタリ界隈の方と話すと、必ずお題に上がるのです。無論、半ば冗談として。造ったら凄いよね! と。

 しかし、今回ついに実現してしまいました。

 重量1500噸。
 運用に要する人員1400人。
 カノン砲の口径80cm。

 線路の上に載っているのは、他の列車砲のような「機動性」のためではなく。
 陣地内の移動のためでした(砲塔は旋回しないので、線路を曲線に敷くことで、移動を旋回の代わりにする)。その意味では既に「列車砲」とは別カテゴリの兵器ともいえましょう。

 完全に分解すると鉄道輸送は可能でした。
 しかし、組み立てて、専用の線路(複線)を敷設と「設営・撤収」に数週間かかったとのこと。機動性何それ?
 無論、完全に地上設置する砲台よりはモバイルな存在ではあったでしょうが。

 2基のみが建造。終戦前に独軍自らによって廃棄されています。


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 クロック様。まさか作られてしまいました(驚)。
 順を追う意味で、製作中画像より。

 この題材では悩みになる、複線跨りで上方構造をいかに支持してるかが分かると思います。いわば、ドーラのキモ。


 2つの車体を、パンタグラフ状の構造でつなげています。
 砲のある中央車体はパンタグラフ上に支持されているようです。この構造なら、カーブにも追随しますし、多少複線間隔がズレても支障は無さそうですね。

 大きさゆえ、強度も必要になります。


 複線カーブ上にて。


 仮完成か。色は揃って居ないものの、凄みは伝わる。


 更にディテールも。
 車体?に広幅キャタピラ使うのは面白いアイディアです。

 砲身。この長さをよくぞ保たせているものです。内部に芯が入ってるにしてもテクニックシャフトにも長さの限界はありますから。
 また、結構な重量であろう砲身を支持するテクニカルな構造も。

 ミリタリーモデルであり、それ以上にテクニック系の作品でもありましょう。

 鉄道車両としてのディテールは控えめ。これは致し方ありますまい。ムカデのように車輪いっぱいなのですが、そこにこだわるとコストが際限なく上がっていきますので。


 完成! 力強く、美しい。

 兵器ではあるのですが、ここまで大きくなると禍々しさが感じられないのは不思議です(ソ連のRT23 列車移動ICBMもそうですけど)。むしろ、人類を災厄から救うスーパーメカの如き魅力を感じるのは私だけでしょうか?
 サンダーバードのテーマや怪獣大進撃マーチが脳内再生されるんですよ。


<写真たるご氏>
 実運用中の姿。通常の鉄道車両と並ぶと大きさが際立つってものです。
 こいつなら余裕でゴジラに勝てそうです? 無人在来線爆弾はいらない子です?


<写真たるご氏>
 ドライジーネを従えて。複線カーブでの運用です。
 一番見栄えのするシーンでありましょう。ローアングルの写真があれば尚良かったのですが……。
 「ドーラ」には専用のディーゼル機関車D311形(→V188→288形)も作られておりますので、何れそちらの方もお願いしたいところです。平時はもとい戦後は普通に貨物用に使われた由、使い勝手は悪く無さそうですし。


<写真たるご氏>
 こちらは通常の?列車砲。クルップK5。dumi様作品。
 機動性を前提とすると、一般的な列車砲ではこれが最大サイズとなりましょうか。

 これと「ドーラ」がならんだ訳ですから、2月26日の名古屋あおなみ線運転会は強烈というか凶悪というか「黒峰森」分多めというか。

 先日の火曜オフといい、名古屋は「レゴランド」とはまったく関係なく、ポテンシャルを秘めてるような気がするのです。「あおなみ線運転会」こそとりあえず次回3月でピリオドですが、今後の総合オフ会などの流れ、期待したいと思います。
 


 こちらdumi様のツイート。
 

 
posted by 関山 at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】たるご様のスペイン国鉄490系電車。素直なスラントノーズ。

 1999年に投入されたスペイン国鉄の490系電車は、イタリア式の振り子式電車であちらでの形式はETR490。
 スペインでは「talgo」と並行して、ETR401など導入してきた伝統がありましたが、その流れを汲むものでもあるのでしょう。

 軌間可変などはなく、1668mmのスペインゲージ専用です。
 しかし、2014年には早々と引退してしまいました。15年で引退というのは鉄道車両としては短寿命ではありましょう……。同じスペインでもtalgo各形式などはもっと長く使い倒されているのですが……。


 良い意味で、素直で順当な作りが見て取れます
 60051の資材を使ってるようですが、オリジナル色が強いですね。

 前頭部のスラントは無理せずにスロープ構成。
 前面窓はブラックアウト処理ですが、その御蔭で、側面の窓表現も無理せずに出来ています。
 質感のあるヘッドライトが印象的ですね。

 側面は実車の連窓風です。ただ実車はかなり窓柱がぶっといので(なんというか、垢抜けない設計ですよね)、窓と新濃杯のグリルを交互に組むくらいの処理でも良いかもしれません。理想は横組みでしょうか。


 この列車、欧州にしては短単位であり、3両でフル編成です。
 その意味でレゴ向けの題材でもありますね。

 運転台直後の屋根、もう少しポチスロ盛ると良い感じになりそう。
 スカート部分ももう少し作り込んでみると化けてきそうです。


 スペイン国鉄という意味でも、実は面白く深いジャンルです(タルゴ以外も!)。
 イタリアのフィアット・ペンドリーノの文脈も、濃い世界になってきました。世界中に輸出されまくってるという意味では、ジーメンス・ICE系の比ではありません。
 現代欧州の鉄道も、なかなか面白いと。
 
posted by 関山 at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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