仮完成のつもりであったので記事は起こしていません。ただ、使い勝手の良さであちこち連れ回したのでやたらレポートの片隅に姿を残してると思うのですが。
トレイン窓ありき、でした。
さすがに7年前の設計は古い。リメイクを2016年ころから考えておりました。
その前に。

トレイン窓ありきの2010年版20系に合わせたナハネフ23端面。当時なりにお気に入りだったのですが、なんか面倒くさ……とお蔵入りに。
こんなもの7年もとっとく自分も自分ですが……。

ガチなリメイク。試作品1号。
件の、ナハネフ23から手がけることにしました。
車体断面は最近の24系などの作品で多い、45度スロープ+カーブスロープです。これが国鉄寝台車の屋根として一番適切な角度になるようですね。
これ、2010年地点ではカーブスロープが非常に希少で、未だ難しい手法だったのでした。一方で2010年版に使った6081の丸ブロック(新灰)は今は入手が難しくなってしまいましたが。

側窓は阪急電車などで行った「窓枠の上辺のみを再現」の方向性です。20系のHゴムは目立つ特徴ですが、全周表現は不可能ですから。
さて。
窓の上下位置は既存の旧型客車作に合わせています。車体裾から6プレート分
個人的には窓の位置は低めの設計が好きです(実際、低めの窓は着席時の視界が良好なのですよね)。そうなると幕板も広めになって重厚な感じも出せると。そういう好みもあっての窓位置なのですが。
うーん、でも、低すぎ?

そこで。試作品2号。
窓の上下位置を1プレート上げて、幕板を1プレート薄くする。

どんなものでしょうか?
正確かもしれません。
しかし、窓位置を上げてしまうと20系の窓の大きさから来る、あの優雅さがややスポイルされるような。エレガント且つエキゾチックなのが20系です(故に、帯色はクリーム色に拘ってるのです!)。
あと、パーツ取りに無駄が多いのもレゴ作として宜しくないところです。ブロック1段ですむとこプレート3枚。コストも重量も……。

迷った末、元に戻してしまいました(笑)。これが決定稿。
幕板がやたら重く見えるのは実物でもナハ21やナシ20での印象に重なりますし、一方でナロネのような小窓付の車では気にならない……でしょう。
(帯2本の末期仕様作ると破綻しそうですが、まぁ、そんなの作らなければよいのですし)
1プレートの差異は大きい。半プレート単位での調整できたらいうことないのですが、それじゃ既にレゴじゃないですよね?