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2017年02月22日

【作品紹介】アイン様の、フランス国鉄X4200形「オートライユ パノラミック」

 フランス国鉄 X4200形は1959年に10両が製造された、展望気動車。
 車両中央床下に大型ディーゼルエンジン(なんと800馬力)を搭載。その上を展望客室にしたアイディア車両です。景勝地の団体貸切用?として用いられた由。また、大馬力を活かして気動付随車を牽く運用もあったようです。

 1985年に退役していますが、まだ動態保存車はいる模様。
 ただ、SNCFに同類の後継車種はなく。セッテベッロやラインゴルトのドームカーもそうなんですけど、どうもこの種の車両は欧州各国では長続きしないのが残念(一代限りで、後継車が続かない……)。
 その意味で、代を重ねながら進化してく小田急ロマンスカーや近鉄ビスタカーの伝統って、日本が世界に誇っていいもののような気がしてきました。

 アイン様の記事こちら。
http://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40256236.html




 先に申しておくと、前面窓の傾斜を省略されてるのが、余りに惜しい!
 他が良いだけに、そこが惜しいのです。キャノピーやスロープを使う素直な方法でも、パネルなどを傾斜させる捻くれた方法でも、前面窓の傾斜さえあれば……。答えは幾通りもありましょうか。(2本のセンターピラーとの両立も考えるといろいろ難しくなってきそうですけども)

 しかし、他は完璧。
 前面の丸み。ヘッドライトの間に円ブロックを入れてしまう。やや誇張されていますがそれがスマートさと彫りの深さに繋がってる。スカートやバッファ廻りも良い塩梅です。
 肝心の展望室はヒンジを使って側面傾斜を表現。


 側面より。全長は30ポッチ。
 前後客室と、展望室のバランスが良いのですね。


 トレーラーを牽いて。
 通常の客車と比較して、X4200の車高の低さがわかります。フランス国鉄のオートライユそのものが低車高・低重心でしたので、x4200もその文脈で生まれたことがうかがえようと。


 オーストリアの電車列車に併結されて。
 流石にこの編成の記録はありませんが、昔の欧州各国の列車・編成は今の基準で言えば「なんでもあり」「道理引っ込めて無理を通す」とこありましたので違和感はなく。似合ってます。
 イタリアでは電車(ETR250)+気動車(TEE)の併結もありましたし、特急電車が気動車(それも展望車)牽引してたというと、485系「雷鳥」+キロ65「ゆうとぴあ和倉」とかも思い出されるところです。


 同じ時代の欧州の車両同士、雰囲気が揃うのです。
 やはりX4200の低車高が際立ってますね。基本が良くできた作品と言えましょう。

 また、同種の観光列車。拙作の独逸のガラス電車ET91とも並べてみたい♪

 弊ブログ、2010/06/25 ドイツの電車ET91「Glaserne Zug(ガラス電車)」
 
 7年前の作で、最近は運転の機会もなかったのですが、まだ保管中なのです。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】てりやき様の装甲機関車「フラジャイル」。10幅で両立する装甲と走行!

 この種の車両に詳しくはないので解説しにくいのが申し訳ない。
 ただ、装甲列車用の機関車でここ迄、装甲を固めたものは珍しい。上から下までの完全武装。(補給に難のある)蒸気機関車ですから、第一次大戦から戦間期のものでしょうか。ドイツ系の香りも濃厚です。

 この種の機関車は、編成の先頭ではなく、半ばに入れる使い方をしていたようです。

 余談ですがFragileを英語読みだとフラジール。
 「取扱注意(荷物などの)」って意味になります。
 故障しやすいとか、そういう意味で皮肉めいたあだ名が現場で付いたとか考えますとなんとも味が出てきますよね。兵器はだめな子のほうが愛されるじゃないですか(宮ア駿や岡部いさくの文脈ですよ)


 足回りを覆いつつ、ロッドの可動をおこなう。この両立が凄い!
 そのため10幅になってしまったとのことですが、兵器系は概ねスケールが大きくなる傾向ありますので、その枠の中では違和感も無いでしょう。
 いや、突出部も含めてよくぞ10幅に抑えられた! という感じがします。
(蒸気機関車は6-8幅でも、突出部で最大幅10幅になってしまう事例は少なくないですから)

 で、スタイル。
 この無愛想さ。ゴツさ。そして、適度に表現されたリベット。
 0-8-0の蒸気機関車として破綻してない形状も。ここはきちんと鉄道屋さんが造った、まっとうな機関車でもありましょう。シリンダの膨らみの表現がなかなかニクいのですよ!
 斜めに組み合わされたプレートやタイルのツライチっぷりも高度な技術です。


 外見からはわかりませんが、内部にはMモータを2個並列搭載。
(2個分の出力を1個に合成?)
 自作動力での走行です。また、この機関車内部に電気系もすべて収まってる由。

 それにしても、装甲から見える足回りが素敵すぎます。
 メインロッドとサイドロッドが収まってる! そして、可動する。

 フランジレス黒車輪が恐ろしく高価になってしまったための代用品が黒プーリーですが、これはこれで違和感ありません。軍用機関車らしい特殊な装備にさえ見えてきますよ。


 走行動画です。
 この姿で走ってしまうとは。

 先にも触れましたが、Mモータx2ですからそこそこのパワーあるはず。
 皆様の軍用車両を前後につなげて、大活躍だってしてしまうかもしれません。
 
posted by 関山 at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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