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2016年11月17日

【作品紹介】エース君パパ様の「片上のブルートレイン」 非電化私鉄への誘い

 同和鉱業片上鉄道は1991年に廃止されてしまった岡山県の私鉄。鉱石輸送のための鉄道であり、気動車の他に貨物列車用のディーゼル機関車を揃える。
 また、朝夕の混雑時のための「客車」迄持っていました。

 気動車と客車列車の使い分けは1960年代の炭鉱私鉄ではよく見られたものでしたが(北海道など)、その形態を1980年代まで続けていたのは稀有なことであったでしょう。
(他に三セクの樽見鉄道も同様の輸送形態でした)

 あぁ1991年廃止なので、頑張れば乗れた・頑張れば撮れたのですが。


 以前もCADを紹介しましたが、夏頃完成されてたようです。
 BKCでも展示・走行したのでした。

 DD13タイプのディーゼル機関車の曳く、凄く楽しい♪混合列車編成。
 今の目で見るとメルヘンの世界ですが、鉱石輸送・通勤通学輸送という実務のために1990年代まで頑張っていたのでした。
 思えば非電化私鉄は余りレゴトレインでは選択されませんが、実は素敵なモチーフです。


 bkcの大レイアウトは都会派故、ややミスマッチ? でも、それも良い!
(DD13という意味なら、都市部の貨物扱駅にも居たので実は都会派?)
 
 DD13(国鉄機とほぼ同形)は小さな車体にPF機器を収めた力作です。それも2Mか?
 タイル張りのボンネットでPF機器を巧く隠す。小さめの上すぼまりのキャブが如何にもDD13という感じがします。白い手すりもディーゼル機関車のポイント。
 
 引いてる貨車はレゴの製品ですが、偶然にもコンテナ系と鉱石系が続き、ちょっぴり片上鉄道の雰囲気はあり? まぁ片上鉄道では鉱石輸送はホッパ車ではなく無蓋車でしたが。


 国鉄オハ61系を17m級にしてオープンデッキにしたような客車。ホハフ2000形。
 青に白帯という姿で、当時の関係者がどれほど意識してたのか不明ですが「片上のブルートレイン」と言われていました。
 混合列車の他、客車だけを3-4両連ねた客車列車もあった由。

 窓は数を少なめにして、1ポッチの合間を入れるとホハフ2000らしく見えます。
 妻部の屋根処理がいい感じですね。1x2系のカーブスロープの効能大きいのです

 ワム80000形は難度高く、一般的な貨車の割に殆ど作品がなかった。
 車体リブを半ポッチづらしで再現することで、今回実現しています。大量生産は不可能?な手法ですが、リアルなワム80000形が1両でも混ざって居ると、貨物列車も引き締まります。


 無蓋車と緩急車。
 無蓋車はタイルとプレート駆使したアオリ戸が精緻精密。実際に開閉もするのでしょうか? 量産は大変かもしれませんが、このクオリティの無蓋車は揃えてみたくなります。無論1両とか2両を編成のキモとして使うのもありでしょうか。

 緩急車ワフ101は国鉄の車掌車と違い、窓配置が左右非対称のちょっと変わった車。左右非対称なのは国鉄ワフ22000形の払い下げ車で、貨物室潰して両デッキに改めたため。


 「正調」の混合列車で。

 ときに回送の気動車までぶら下げた編成も合ったそうです。片上鉄道の気動車たちもなかなか魅力的でしたし(キハ41000やキハ42000同形車も)、三角屋根の駅舎などのストラクチャも良い雰囲気だったそうです。

 何時か、情景の再現にも繋がること、期待しております。
 また、保存会の保存車両・設備との出会いもあること願っております。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】エース君の「C62」。安定走行できる、大型蒸機の魅力。


 蒸気機関車。特に大型蒸機は足回りの構造上トラブルが少なくなく、トラブルをできれば避けたい大型展示向けではありません。
 しかし、走らせるとインパクトは相当なものです。

 それだけに「安定走行できる大型蒸機」は有り難い作品です。


 エース君のC62は、2C2の「ハドソン」を再現。
 そしてメインロッドとサイドロッドを実装しています。

 上の写真で分かりますが、ロッドの動的な動きはとても魅力的なもの。動輪数増えるとなおさらですね。bkc展示でかなりの時間稼働していましたが、特にトラブルは無かったようです。

 全体に荒削りな感じは残っていますが、フォルムは正確に「国鉄形蒸機」です。
 サイドビュウのバランスもまた良好。

 動力系は見ての通り炭水車に搭載のテンダドライブ。賛否は割れますが、それによって安定性と高速走行を実現しています。機関車のフォルムにも影響がありません。


 悪路……というかポイントなどの続く部分も安定走行します。
 こういう調整、意外と難しいのです。

 さて。
 機関車の印象としては缶が細いので「C57?」というのが第一印象でした。
 C62へのこだわりがあるようなので申しにくいのですが、従輪を1軸にして、2C1配置の「パシフィック」とされたら、このままで良い雰囲気のC57作品になりそうです。
(或いは、C57の従輪を2軸に改造した架空の機関車……もあり得るかもしれません。C61が近いのですが、あれはC57よりは太い印象です)

 もし、C62を目指されるなら思いっきりマッチョな印象にしたほうが良いかもしれません。缶胴は5-6幅必要でしょうか。
 C61なら4幅缶胴のまま若干の「肉増し」(ボイラの高さ上げるなど)でそれらしく見せられそうです。

 炭水車はダミーの台車枠が有ると、二軸なのを巧くごまかせます。或いはダミー車輪も駆使すればボギー車にも見せられるでしょう。
 もう少しの工夫で良いC57かC61になれそうですね。


 C57かC61か、C62か。いずれにしても「国鉄形の旅客用蒸機」な雰囲気は十分に備えた作品です。
 つまり、20系のブルートレインが似合うのは言うまでもありません。

 写真は関門海峡での1963年ころの「九州特急」の機関車交換をイメージして。
 山陽路を飛ばしてきた大型蒸機は海峡越えのため、当時の最新鋭 EF30に交換。山陽電化も九州島内電化も迫ってる中、大型蒸機は最後の活躍。


 ED46と並んでみると、1964-1965年の常磐線経由の寝台特急「ゆうづる」のC62にも見えてきます。最後の蒸機牽引のブルートレイン。
 こちらも1965年に常磐線電化完成、電気機関車牽引になったのでした。

 電機と蒸機の境目の時代というのは、趣味的には模型的には「美味しい」時代でしょう。


 長大貨物列車の補機として。
 C57なら汎用機として貨物列車にもよく使われてましたし、C62も稀に貨物運用は有りました。

 蒸気機関車時代は重連や後付補機は広く見られた運用でした。無論ファンサービスではなく必然性合ってのこと。安定走行できる蒸機モデルが増えてきたら、そうした世界も再現できるようになっていくのかもしれませんね。
 
posted by 関山 at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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