http://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40102519.html
アイン様は既に415系を制作されています。
http://legotrain.seesaa.net/article/437674175.html
モハ414・モハ415 及びクハ415-1901
http://legotrain.seesaa.net/article/438131160.html
クハ401増備
あの415系、トレイン窓という問題を巧く躱した作品でおおっと唸らされる。その流れで113系が出てくるのも時間の問題?でした。オレンジの車体でもなんとかなるのです。

なんとかなる、というのは寧ろ不適切な表現かもしれません。
トレイン窓は欧州系の再現用であるため、国電の窓の表現は違和感もあるのです。寧ろクリアブロックを重ねただけの方が、113系などの「近郊型の窓にふさわしい形状」にも見えてきましょう。113系は初期車除けば窓は「真四角」でしたので。
なお、窓位置は1プレート下げる計画もあるようです。
客窓とドア窓、上辺を揃えるのと下辺を揃えるの、どっちが良いのでしょうね。
先の415系との違いは、2ドアへのアレンジ。3ドアだとドア数多すぎて煩雑なイメージにもなりえますので、この割り切りも有りでしょう。戸袋窓付近の寸法にも余裕が生まれ、あの側面の雰囲気にもまた近い、と。
一方で、前面は先の415系と同じ。
平面表現……とは思えないほど立体的です。
国電貫通型の顔は半ポッチずらして表現という文脈が、buchi氏の古い作品から続いておりましたが、一石を投じるもの。
また、113系ゆえの斜めな塗り分け部分もポチスロ合せ目表現です。
裾ステップはあの顔を引き締まるのに有用なパーツ。幅広なので末期(1993年ころから)の前面補強のイメージにも通じます。

こちらの前面は標準部品の連結器付でスノウプロウ付き。
これはこれで寒冷地向けな雰囲気で「有り」ですね。113系というよりは寧ろ115系に行ってみたい表現ではあります。
車体と連結器の間の隙間に1プレート分ダミースカート車体側に表現してあげるとより締まるかもしれません。
バッファ付きの連結器部品は日本型には使い難いのですが、誤魔化す・見立てる方法もあるのですから。
押込形ベンチレータの表現もユニーク。ややオーバースケールですが、恰もDYSON氏の名鉄作品のような「戯画的強調」として成立しています。裾絞りの形状がそれっぽいですし。

甲種回送イメージで。
余談ですが、115系だとEF63との組み合わせもありましたね。
やっぱり、湘南色の電車は良いもの!です。湘南色の緑も「濃緑」か「普通の緑」か難しいところではありますが、この作品の雰囲気では後者で正解ですね。

グリーン車、サロ110形の組み込み。
窓割と方向幕の位置。一番ポピュラーだったサロ110-1200代ですね。旧トレイン窓(1970年代)が最高に似合っています。
113系に関してはグリーン車だけ複数両用意して、気分で差し替えしてみるのも楽しそうです。というより、グリーン車のバラエティ楽しむために普通車用意したくなってしまう形式でもあります(笑 本末転倒?)。

E231系との並び。
この新旧共存時代は意外と長かったと記憶します。湘南色を「かぼちゃ電車」と言うようになったのもE231系登場以後だったような気がしますよ?
113系はまさしく、東海道線東京口。更にその前は静岡地区に名古屋地区、関西圏に至るまでの「主力にして主役」でありました。
壮絶に、懐かしいのです。
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10月9日 追記

http://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40117638.html
側窓を1プレート下げる改良です。というより、側窓とドア・戸袋部の下辺を揃えていたのを上辺を揃える改良でもありますね。
改良は大正解! で、一気に113系らしさ、近郊型らしさが溢れ出る感じ。
6連化予定有りとのことで、楽しみです。