
鉄道設定が出てくるアニメ。
銀河鉄道999は鉄板として、タイムボカンシリーズのゼンダマンもありました。
あと、時代は大きく下って勇者特急マイトガイン。ヒカリアンも忘れずに。特撮だけど電王にトッキュウジャー。それから……レールウォーズ(あ、並べちゃダメですね)。
しかし、「サスライガー」はノーチェックでした。
放送当時の1983〜1984年に当時住んでた地方都市で放送なかったというとさにも非ず。それでも意識する機会さえ無かった(なんで気が付かなかったんでしょ?)。
また、このシリーズはブライガーの印象が強く、三作目のサスライガーはマニア的趣味持っても意識する機会が無かったのです。
詳細な記事と解説は、既にイグ様が記されています。
「J9-V号 サスライガー(銀河疾風サスライガー)」
作品の設定などは巧く説明されていますので、そちら御覧くださいね!
要約すると、蒸気機関車形宇宙船で、ロボットに変形します。物語はタイトル通りに股旅物(あ、999もそうだけど)って感じだそうで。
あと、wikipediaの解説も熱いのでお薦め。

まず、イグ様のコメントがイカしているので転載しましょう。
「メインメカのサスライガーはJ9シリーズの中では異色なデザインなのですが、デザインスタジオ「サブマリン」と玩具メーカー「タカトクトイス」の個性は良く出ていて味わいがあってこれまた好きだったり。 」
「色も見た目も(昭和期の)レゴブロックらしくて元ネタを知らなくても楽しい感じの作品になったかと思います。 」
良い意味で、昭和の玩具らしさが炸裂しておりますね。しかし。
玩具的な派手な配色に思えつつ、蒸気機関車としてのデザインは割と真面目。アメリカンスタイルの小型テンダ機を破綻なく納めています。配色も派手に見えて車体が緑、足回り赤、そこに黄色のラインニングですからですから実物でもあり得るものですよね。窓枠の赤だって華やか。
(飽くまで個人的な好みとしては、玩具的なアメロコは好きではないのですが、まぁ本物も玩具的なスタイルで配色だったんで仕方有りますまい!)
イグ様のレゴ作品としてのまとまりの良さは言うまでもなく。
あぁ玩具を知り尽くされてるイグ様らしいなぁ。と。そして蒸機としてのディテールに嘘がなく、巧くディフォルメされているのもわかります。
赤い動輪が楽しいですね。赤い車輪部品使うのはではなく、輪軸に赤プレートというのがやはり玩具的雰囲気に近づけています。余談ですが、PF系使って往年の4.5v汽車シリーズっぽい雰囲気を出すのに使える手かもしれません。

バックビュウ。炭水車?部分はアニメメカチックな風情です。それでも、バランスは良好。プリントパーツの使い方が楽しいのです。

サイドビュウ。見れば見るほど、蒸気機関車として説得力のある形状なのがわかります。ちょっと悔しい(笑)。
ところでこの作品、PFで自走するのですが……動力系はどうなっているのかしら? トレインモータに見えず、自作の足回り……?
システム展開!
「同じ「国際映画社xタカトクトイス」なメカを乗せちゃえということで『ブライガー』と『ガルビオン』を作って貨車に積んでみました。」とのこと。ちょっと無理のある?展開もあの時代の玩具をメタに再現してるかのようですが、それはそれで世界観も揃ってます。なにより、楽しそうしゃないですか。