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2016年04月25日

【ヒント・アイディア】Architecture「Dalian Railway Station」? Nゲージストラクチャ素材としてのレゴの可能性/マロンDX様

 レゴにArchitectureというシリーズが有ります。
 韓国や日本の建物はすでに製品化例がありますが、よく考えたら中国は未だですね。

 あと、宗教系がタブーなのはわかるとして(つまり、著名な世界遺産やランドマークであってもArchitecture入りできない題材は多い)、鉄道駅もArchitecture化例は今のところありません。

 その辺を踏まえまして。


 マロンDX様の「大連駅」
 スケールが一瞬つかめませんでしたが、背景を見て納得。1/150か1/160と思われます。 言うまでもなく、Nゲージストラクチャとして。

 大連駅駅舎は満州国時代1937年に建てられたもの。言うまでもなく満鉄のシンボル的駅舎でした。上野駅がモデルだとも。ただ、上野よりも規模は壮大。さすが大陸。

 機能の特徴は、2階は乗車客用。1階は降車客用と機能を分けたこと。空港のターミナルビルと同じシステムで、これは1937年当時では画期的なものであったでしょう。

 その後、新中国成立後も長く使われ続け、無論 現役。
 1990年代から2005年ころまでは正面に大きな看板を乗せてしまいやや景観が損なわれましたが、今は撤去。また建物自体も小綺麗に整備されている由。


 直線的でどっしりしたフォルム。無機的なレゴとの相性は抜群!
 建築としての美しさを魅せるという意味で「Architecture!」と思うのも宜なるかな!

 実際大連駅クラスの駅舎をNゲージスケールでガチで作ろうとすると……いろいろ考えこんでしまいます(建築模型の領域。コスト、手間……)。
 レゴが寧ろ手軽な解決方法であるのは興味深い。トライ・アンド・エラーもできれば、飽きたり邪魔になれば材料に還元も出来る。メリットは大きい!

 また、レゴトレインのスケールで大連駅……も気が遠くなります。
 不可能ではありませんがそれなりの設置・工作場所とできれば、「スポンサー」が欲しくなりますよね? 京都駅みたいに(笑)。いやあの京都駅よりも壮大な……。

 その意味で、Nゲージスケールなら「あり」でしょう。無論、大連駅に限らずこの種の大規模建築とレゴの相性は良いはず。大陸の新天地のごとく広大な可能性、眠ってはおりませんでしょうか?

 さて。
 小物類はレゴで作るべきか(2幅のバスなど)? はたまたNゲージ用を利用するべきか……? ここは「どちらの世界観を選ぶか」でしょうか。


 背後のNゲージでスケール感が伝わってきます。
 沢山のプラットフォームと線路(無論 Nゲージの)を並べてみたくなります。ここは車両は昔アリイ(マイクロエース)がリリースした「あじあ」号がベストマッチ?
 いや外国型車両国際色豊かに並べるのは有りでしょうか。そこに日本代表で「富士」(国際連絡の1/2等専用列車としての。牽くのはC53!)辺りいても良いのかも。おそらく、作者の狙いはその辺りにあるのでしょうし(笑)。

 残念ながら現代中国型のNゲージは殆ど製品がありません。HOゲージならそこそこ出回っているようですが(え、E2を塗り替えてCRH2風に? うーむ)。
 その意味でHOゲージの大連駅……可能でしょうか? 

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 そういえば、1970年代のドイツの鉄道模型カタログ(フライシュマンだったか?)でストラクチャーとしてレゴを含めてる写真があったとか、「とれいん」誌の1977年1月号(通巻22号)「ポプラー広場」ではメルクリンのミニレイアウトのストラクチャーに効果的にレゴが使われてたりします。


 また、1980年代のプレイモデル誌でダイヤブロックで日本形Nゲージストラクチャー作る記事もあったりしました(号数不詳)。いや、今はナノブロック……ナノゲージもあるのか。

 こうした利用も、再度注目されてば良いなぁと思う次第です。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ヒント・アイディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】エース君の嵐電(パト電モボ103)空気でドア開閉。実物通り!



 エース君作品のすごいところは、時折テクニックやマインドストーム系の展開をされてくること。テクニックとトレインは近いように見えて、実は遠いジャンルですから……。

 動作はまず上の動画参照。
 以下、キャプチャで。


 走行。床下は左の台車がトレインモータですので、普通にPF走行可能です。

 電車の造形は京福電車のモボ103号「パト電」です。

 さて、床下のPF Mモータが気になりますが。
 此のモータは走行用でもドアの直接操作用でもなくて(電動ドア開閉はひだか様と、ryokutyakuma様が以前も手がけられてます)、エアポンプを回して、圧縮空気を車内のタンクに貯めこむ。
 車内右手に白いニューマチックタンクがあるのが分かります。


 空気が十分に溜まったら……。


 屋根上のレバー(ニューマチックバルブ)を操作。
 ドア……引き戸が開閉します。それも前後2箇所。

 ここがリモコンでないのは残念ですが、レゴのニューマチックバルブは硬いので電動化は難しい。また、空気の圧縮に1ch使っているのでPFでは難しいのですね。


 今度は「ドア、閉めます」。

 さて。
 読者諸兄はご存知だと思いますが、実物の電車のドアは圧搾空気で開閉します(稀に電動や油圧有)。エース君のこの仕掛、実物の再現なのですね。よってドア自体も実物同様の「引き戸」。それを実装してしまった。

 空気の圧縮を行うモータとポンプは実物ならCP……コンプレッサー。昔の阪急電車はオドロオドロしい音を立てるのがまた印象的でした。
(なお、鉄道での圧搾空気は元来はブレーキ用です。ドア開閉の他、エアサスにも)

 作品としては荒削りな部分も否めません。但し、技術はチャレンジが大事。可能性の追求は手早くなされるべきでありましょう。腰重じゃダメ! エース君に見習うべきことは多そうです……。
 
posted by 関山 at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする