車庫見学ってやっぱりワクワクします。というか、この機会に取材しとけって話もありますが(笑)。そこまで気が回らなかったのです。

展示に供されていたモボ21形とモボ621形。後者は江ノ電コラボ塗装車。
コストは掛かるかもしれませんが、モボ21のような方向性の車両が増えてくれると良いなと思ったり。
というか、モボ111形・モボ121形風の新車って無理なのかしら? 車内難燃木で。

西院の車庫。実は貴重な建築なのでは? と気が付かされるレンガ壁。 無論、お客様で来ていらしてた美留町さんに「コレ凄いよ!」と勧める(笑)

内部。よく見ると柱とか木造です。
来年もレゴトレイン展示継続なら、この車庫で展示させてもらえたら良いなと思うのですが、如何なものでしょう……?
展示のパト電モボ101形。パト電は各地に有りますけど、白黒ツートンは好ましい雰囲気。
モボ101形の1970年代なかば新造の車体も、今の目で観ると昭和レトロではあるのですよね。昔モボ111/121目当てで来ると「ハズレ……」とか云ってましたけども。
左奥にちらりと見えるのはヤマト運輸の「荷電」(固定車両ではなく、マークはステッカー式とのこと)。2011年に始まった試みは継続しています。

展示に戻って。モボ21形はエース君作品。モボ101形パト電は碧月様作品。

モボ611形もエース君作品。
今回惜しかったのは、どなたの作品も連結運転への対応が無かったこと。朝ラッシュ時や行楽シーズンは2連が基本の筈なので……。
自分のモボ121も「あと3時間製作時間有れば!」クハ201つなげた2連に出来たのですが。
来年の課題ですね。
あと、エース君へ。トラックは佐川より「ヤマト」でしょ。ここは(笑)。

「自動運転」はとても効果的だったのですが、センサーの故障で13時半ころには終了。以後は手動での往復が行われました。
嵐山駅に入るモボ21。

催しは15時まで。14時を回ると客足も落ち着いてきます。
つまりは、空いてる線路使っての撮影もできるようになってきました。
k.mastubara様の山鉾をバックに。ローアングル最高!

嵐山駅にも入線させます。
それにしてもホーム上の細かさがますますグレードアップしてますね。足湯など。
嵐山の駅ビルは1974年落成時はレディースホテルで(確か日本初?)、今もそうかと思ってたら2002年に廃業。商業施設にチェンジしてたとのこと。2006年・2013年と改装を経て今の姿になってとか。知らんかった……。
ただ、この作品を観ると元宿泊施設らしい雰囲気があります。

嵐山を発車!

また、ローアングルで。嵐電の嵐山ターミナルは1974年以降、路面電車の駅としては格別な規模であり、特異な存在なのかもしれません。

こちらは嵐山駅に出入りするパト電。実物での光の柱は2013年に設置されたものだとか。よくぞレゴで再現されたものです。

御室駅にて。思えば、かう゛ぇ様の最初に作られた和風シリーズの第一弾。2012年のJAMでお借りして和風エリアに使ったりもしましたが、今回はじめて本領を発揮。実に良い雰囲気なのです。

併用軌道上でのすれ違い。




このエリア、完全にハマってしまいました。何カットも載せたくなります。

エース君作品の北野白梅町駅。

最後に、嵐山駅に全車両を並べての記念撮影。
恰も2両編成が3線に埋まったかのような状態に。やはり、次回の課題は連結運転でしょう。
この後はせわしなく撤収。
自分も16時までに京都駅に戻るため急ぎます……。今回は僅か5時間半の催事のための京都訪問という異例。然し、有意義な参加! 展示の方法やお客様に喜んでもらえる企画という意味でも参考になるものでした。その辺は伝え聞くのではなく、参加しないと掴みきれない。
そして、新たな縁も……?
それにしても。
叡電・嵐電と「特定事業者のみ、一切の例外なし」と、テーマを相当厳密に絞っての展示が成立する、というのも今のレゴトレインシーンが熟成した証に思えます。無論、それに足りうるバリエーションや歴史が前提になってきますが。
最後になりますが、当日お世話になった かう゛ぇ様以下関西レゴトレインの会の皆様、京福電鉄の皆様、誠にありがとうございました。
次回も、今後も宜しくお願い申し上げます。