http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=562114
Marwede様は欧州(ドイツ?)の方か。
欧州系の他に、既に日本型…新幹線の作品もかなり以前より各種発表されています。その最新作がE6系。突然の登場。

7両編成でのデビウ。実物7両編成ですからさらっとフル編成!
特徴的な前頭部はかなりスクウェアな解釈です。ここはどこか欧州的なアレンジ? 複雑な曲面構成の一部は大胆にも省略されては居ますが、それでも「E6!」と分かる!
動力が9vというのも、欧州系の流れ(思えば2000年代前半まであちらでは12Vオーナーも多かった…)。台車スカートの割愛は最近の日本の新幹線作品を見慣れてると、ちょっと残念な感はあり?
それでも、ツボは抑えてたりします。Marwede様の作風と云っても良いのかもしれませんが。

編成全景。車体は新灰色で作られていますね。
実際は白に細い灰帯ですので、このミスは惜しいところではあり?
いや、これはこれでかっこ良く、またE6に見えるのも事実。
あと、写真ではわかりにくいのですが、細いパンタグラフにそのカバー周りも丁寧・詳細です。
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さて
E6系新幹線というとルビー様の製作中作も忘れてはなりますまい。

日欧対決? いや表現とか解釈とか使用パーツが全く異なるのは驚きますね。
より凝った表現でかつリアルなのはルビー様の方だとは思いますが…。ただ、実物が角度によって大きく印象の変わる、そして好き嫌いの割れるデザインでもあります。その意味で、「マイルド」なMarwede様の作品もありなのでしょう。
思えば、日本人の作った欧州型だってどこか日本趣味が入ってしまう。それはそれで良いと思うのです。「ローカライズ」は正義なのですよ!