【実物鉄道】気になるKTR? 赤松・青松・黒松・白松……。今は観光仕様の「赤松・青松・黒松」があり、加えて「白松」ことコミューター車両KTR803号に703号が加わってる由。
北近畿タンゴ鉄道線の標準車。KTR700・KTR800(wikipedia)という気動車は意外と萌え要素の塊です。
側面の2連下降窓は阪急京都線特急か、はたまた往年の急行グリーン車か? シンメトリックなサイドビュー。車内は転換クロス。
前面は半レトロスタイルの丸ライト。パノラミックウインドウもリッチな印象(略。
どれも、レゴで作れそうな造形、配色なのです。
他力本願な(苦笑)記事では有りましたが。動きがありました。

あおつき様による、CAD検討です。題材はKTR703号とのこと。
記事を書いた時とパーツ事情も変わり、想像以上に円やかな姿になっています。
前面、カーブガラスの表現が美しい。腰回りのカーブと綺麗につながっています。ヘッドライトレンズが未だ付いていませんけど、ここは最後のお楽しみでしょうか……無論 Φ1丸タイル?
貫通幌は実物の埋め込み幌を再現してきました。車体裾はこの表現が良いのか、3x3片隅丸プレートx2の方が良いのか難しそうですね。自分も造るとしたら迷うと思います。
オデコと飛び出たヘッドライトもそれっぽい。嫌味ではないレトロ演出です。
側面に目を向けますと。2連窓を横組。そして実物通り7組。この種の気動車にしては「フルサイズ(20m)」ですので、長さを感じさせる構成は正解でありましょう。
全長は34ポッチ。32ポッチ=20mと考えるとやや長いのですが、あと2ポッチは詰めるの難しそうですね。ドアと窓の間を詰めるのはエンブレムあるので無理ですし。ここは難しいところです。窓数減らす手も最終的には有りかもしれませんが、7組を6組にすると、車体の印象もまた変わってきそう。落とし所は何処に?

さて、もう一つ素晴らしいのはインテリアの再現。
”白松”は飽くまで他の「松」と連結するためのコミューター車両ですので過度に水戸岡デザインは入って居ないはずなのですが、それでも楽しげな車内。
水戸岡チックなファブリックの使い方が、様々なタイルで再現! デッキ仕切りとのカウンター部分も表現されています。
思わず、このクオリティで「青松」「赤松」「黒松」も……と言いたくなってしまうのですね。
ただ、それ以前に動力車として通常色車が必要かもしれないとのこと。9vにすればインテリア問題も解消しますが、9v環境は年を追うごとに悪化していますからお薦めしにくいのが困ったものです。
それでも、カラフルかつ整った編成が実現すること、楽しみにしております。