先日12月26-27日の「鉄道模型芸術祭」。1日目のレポートとなります。
前回記事:1日目レポート簡易版「大きすぎることは、良いことだ!」
その前に
設営日 25日のこと。
まず、驚いたのは「これまでにない開放的な展示会場」。東京芸術劇場の地下エントランス。5階までの大吹き抜け。ガラス張り。
その日まで、普通の展示室を想定していたので、この大空間には驚くばかり。
夜間の警備という問題は残りましたが(23時まで「見張る」ことで事なきを得る)、それ以外は問題もなく。寧ろ
多くの方に見て頂けたこと。「鉄道模型芸術祭」の誘導?になったという意味で良かったといえるでしょうか。
無論、空間そのもののバブル感もといリッチさは最高!
(通常のレゴオフでも「横浜開港記念会館(文化財)」とか「川崎国際交流センターレセプションルーム(超豪華)」って凄い会場使うケースが最近多いような。いや、普通の部屋で構わないんですけどね)
設営は手際よく進み、14時開始、20時には実質終了。
あの大駅舎の設置に、複々線の配線があった割には早かったと。無論、無茶を避けて無難なプランに徹したのも大きかったのです。
(ME-MODELS曲線は避け、アルミ貼りのフレキシは最小限の使用で1箇所のみ。PF専用の最外側線は直線1+フレキ2本での緩曲線採用)
曲線カントもプレート1枚のみ。勾配も一切なし。ただ、JAMのように何らかの大型インフラ(橋など)が絡むと後者避けるのは不可能かも知れませんが。
地味な改良? は、高速運転の本線に
「ポイント分岐側」の通過を避けたこと。ポイント分岐側の通過は走行抵抗大きいわ、脱線誘発も多いので車両の出し入れ以外では極力避けるべきとやっと気が付きました。
これは今後も守っていきたい方針です。
(電車しか走らないような線路は別ですが。それ以前に「汽車」と「電車」の分離は大事ですね)
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アイン様のE235系と、拙作VSE。
ロマンスカーはトラブル誘発編成ですが、今回はNSEもVSEも好調でした。走行方向を限定して、かつポイント分岐側への進入を避けるという運用ゆえですが。
E235系は「新型山手線」として注目指名多し。アイン様、有難うございました。
こちらは103系。ウグイス色は未だ間に合わなかったとのことでカナリヤ色の再登場。出来の良い通勤形は嬉しい存在です。また、レゴのカラーパレット的に全色揃えるのも可能になってきたんですよね。
(ほんの5年前は、オレンジやウグイスは不可とか云われてたのです)
戸袋窓の割愛は気になりません。全長は26ポッチ。あと4ポッチ伸ばすと4ドア化も出来るか? 自分もこの辺の通勤形考えたくなってしまう次第です。101か103か。
E235系。6連が通過!
JOKER様の静鉄1000系。まったり感が堪りません。
背景は同じくJOKER様の作品と、なし様のコンテナ群。コンテナって背景アイテムにもなる有能!
上から見下ろす。
駅構内とその前後は絨毯を灰色に。
それ以外を緑と差別化配置。これが大成功。
余った緑の端ギレで緑地造ったり、灰色の端ギレで道路造ったり。
「ロの字」配置は景色の分断が出来る意味でも有利。駅が面積の大半を占めるというレイアウトであるのもかかわらず、不自然にならずに済んだのはロの字のお陰。
潜って通り抜ける通路部分はいつものテーブル(750mmx1700mm)だと1本の幅(750mm)じゃないと苦しいので、線路は5本が限界か。3複線6線への拘りは諦めても良いのかも?
駅は5面10線というこれまでにない規模。
ここが「生きた」留置スペースとして機能したのは言うまでもありません。
アイン様の103系と「田舎の駅」(JOKER様)。
小さな駅が電化され通勤路線になって……でも、「快速」は通過してくという感じでしょうか?
なし様のED79。8幅。XLモータで自走。この作品は音が良いのです。
もう1枚。8幅メリットを最大に活かした作品でしょう。
なし様の用意してくださった鉄道系小物群。ムード盛り上げる。
車ドメ2種。片方はコンクリ近代型。もう一つは草生した廃線風。留置貨車(bikkubo様作)が妙に似合うの、言うまでもありません。
何時か「貨物列車のワムくん」ごっこをやってみたくなります。
しょうたいむ様の585系は調整に手間取ったものの、走りだすとスムーズなもの。
件の大駅舎とベストマッチング。
このポジション、一番の「撮影地」となった次第。カーブでのアプローチが不自然どころか、寧ろ見栄えがするという。
背景の赤い壁(芸術的!)も良い効果。ずっと夕暮れ。ずっと夕焼け。
この場所で大成功だったと思うのです。
ところで、pgy167様の大駅舎。線路をまたぐ人口路盤上の駅舎というと
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