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2015年09月30日

【作品紹介】中断中?……シュトットガルトの電車(気分屋様)

 シュトットガルトの電車とか、メーカー型式GT4、或いは土佐電鉄735号……というよりは、福井鉄道の「レトラム」と称したほうが通じの良い電車です。

 どうも土佐電時代から調子は良くないようで、福井でも限定的運用にとどまる。そのうえ鉄道線直通ではなく路面区間のみ。
 とはいえ、美形でスマートな電車であるのは事実です。
 しかし昔の広電70形と言い、なんで独逸ものって耐久性で駄目なんでしょうか(苦笑)。ここらがしっかりしてればなぁ……。

 実物の事情はともかく、この美形の電車、気分屋様が製作中です。


 最初の試行錯誤の段階。左はボツ案のようです。
 丸みの強い電車だからといって、おでこは丸くすりゃいいってものでもないみたいですね。


 2両とも、仮完成。美しい!
 前面は細面なので、2幅の窓(2x3の窓かパネル)のイメージ有りましたが、4x3の窓で成功を納めていましょう。これに傾斜をつけて、納得できる形状です。
 下半部の丸みも、今時だったらカーブスロープの横組を考えてしまいそうですが、あえて1/4円ブロックの順組。ここも意外な感じがしますが「雰囲気」で成功しています。

 特に印象的なのは側窓。欧州系の路面電車の側窓はトレイン窓(注:白は現在理不尽に高価……)を考えてしまいがちですが、あれは角の丸みは綺麗なものの、いささかピラーがぶっとくなりすぎる問題有り。前面同様、廉価な建物用4x3窓を側面に使う。
 細いピラーで、欧州系路面電車の雰囲気に!
 側ドアは折戸を横組表現、ここも良い雰囲気です。上部にできる半プレート厚の隙間もブラケットで綺麗に埋められてます。

 側面下半はタイル張り、内側の容積を確保する作戦で動力を組み込みやすく……。


 しかし、残念ながら動力開発で難航されているようです。
 PFによる自作動力か、9vモータを検討されているようなのですが。

 車体下半部が6幅ジャストだと、巧く収まらない模様。

 2x3のパネルを横組すると、一応9vモータの車輪と干渉はしません。構造上は脆いですが。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=207415

 あとは思い切って、車体下半部全体を少し膨らませるか?(0.5プレートづつ) 拙作の路面電車(万葉線や広電)で使った手法です。
http://legotrain.seesaa.net/article/173850192.html
 
 この辺の手法でお役に立てるか分かりませんが……?


 車体並べて、完成をイメージした状態。
 この美しさ流麗さ! 断念されることなく、完成することを願いたいものです。
  
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【イベント】完:えいでん夏祭りレゴトレイン展示。秋に向かって!



 ……と申しますのは、10月31日(日)修学院車庫での「えいでんまつり」も控えているからです。ここにも叡電レゴトレインが更にパワーアップして大集合! 
 「八瀬比叡山口駅」に次いで「あの駅」も制作されますし、話題の「あの車両!」も制作されるとか……? 秋仕様へのバージョンアップもあり!

 そんなわけで遅くなってしまいましたが、えいでん夏祭りの二日目を回想してみる意義もあるってものでしょう(ちょっと強引)。

 なお、先に記しておくと二日目は15時に関山は下山しています。
 そのため、14-15時の記録のみであることご了承ください。
(夜間の画像、どなたかお持ちではないかしら?)
 過去記事こちら
「続:えいでん夏祭りレゴトレイン展示。「えいでん」こそ主役! 」
http://legotrain.seesaa.net/article/424016086.html
「えいでん夏祭りレゴトレイン展示。初日レポ速報版 」
http://legotrain.seesaa.net/article/423838722.html


 大きく変更。改善された全体レイアウト。
 手前が八瀬比叡口、ずっと奥手に修学院車庫。叡電全線を上手くミニマルなサイズに押し込んだレイアウト。


 全景その2。手前にひろびろとした空間作って見栄え良く。裏面は密度を濃く。
 左手が山(鞍馬や八瀬)、右手が街……という感じですね。


 全景その3。「もみじのトンネル」夏仕様も「仕込み」有り。
 森が八瀬駅にとっても背景になる配置は上手いのですね。


 全景その4。電車庫。右奥に対面ホームの駅もありますので、その意味で修学院駅になっています。この先に線路を伸ばしたら「ガチ」ですね。今回のスペース的には無理ですけども。




 今回は「叡電縛り」の運転でしたが。でも京阪特急(1900形)は特別運転。
 一応関係の深い会社ですから。あと、京阪の出町柳延長がもっと早ければ3連程度の京阪特急が直通したかも……という話はあったのです。3000系を京阪直通のメインに、1900形は叡電直通用という使い分けされてたりして……と妄想(笑)。




 しかし、現在の叡電にはデオ900形「きらら」が居る。2ドアセミクロス……<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:58| Comment(2) | TrackBack(0) | LEGOイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月29日

【作品紹介】エース君の大軌デボ1/京阪8000系 「荒削り」と「本質」と」「精細」

 勢い有りますので、一気に紹介です。
 大胆な挑戦やらクオリティのアップ続いておりますので。

 こちら叡電夏祭りで撮影したもの。8月の作品です。

 題材は大軌デボ1形。近鉄(奈良線)の創業時の電車。大正生まれの前面5枚窓。この題材を選ばれた渋さに驚かされます(保存車両はありますが)。
  
 当時の都市間「電車」は未だ路面電車的雰囲気を帯びておりました。そもそも大軌が大阪電気軌道の略ですし、法規上は軌道……路面電車扱いというのが珍しくもなかった。

 したがってディテールは路面電車的。窓下のおへそライト。大きな救助網。トロリーポール。
 されど、3扉の大型車! 連結運転。デボ1形はその末期には3両編成組んで1965年頃まで客乗せてたと。流石に末期はヘッドライトにパンタグラフと普通の電車に化けておりましたが。でも大手私鉄では木造電車の最後の生き残りになってた由。

 エース君の作品。ドアは高さ3でメリハリつける。側窓は横組にチャレンジ!
 実際は小窓が並ぶ側面なので2x2パネルよりは1x2ブロックのほうが雰囲気は出るのですが、手持ち部品考えればこれでも次善の策と言えるでしょう。何故か雰囲気が伝わります。
 前面も3枚窓に割り切っていますが、角度が大きいためあの時代の5枚窓半円形に見えるのですね。
 モールの入る華やかな塗り分けも再現されています。昔の電車が茶色一色の地味なものであった……というわけではなく。木造車時代に鋼製初期はそれなりに華やかだったのです。救助網はグッドアイディア。

 さて。惜しいのはポールとダブルルーフ。
 ポールは棒の先にホイール……ですから、何らかのバー状・シャフト状のパーツを使って角度もつけうるようにすれば素敵でしょう。
 屋根……ダブルルーフはレゴ的には難度も高くないので、是非頑張って欲しいところです。典雅さを増し、完成に近づくと思うのです。


 薬師山氏の叡山電車デナ21形と並ぶ。あちらは1929年製の鋼製車。
 時代の近い並びで、ちょっと良い雰囲気ですね。

 荒削りに見え、本質は抑えてる、というのがエース君のデボ1の印象なのでした。
 長期的な視点で詰めていくと、凄いものになると思うのです。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 という「荒削り」な作品を紹介したところで、最新作。
 こんどは「精細」というか、十分なオトナクオリティを帯びてきたのですが(笑)。無論、基本造形で「本質」をおさえています。

 京阪8000系電車……の更新前。少し……4−5年前の姿。8000系は更新前後で、「どっちも良い 甲乙つけがたい」という稀有な電車でもあります。更新後の方が人気のようですが、あえて更新前狙ってくる!

 現状、とりあえず先頭車のみ2両の完成の模様。

 交差式パンタの実装は、先の近鉄26000系さくらライナーに続くもの。この電車では重要なポイントです。
 前面は既に制作されたアイン様・薬師山様(ただし前頭部のみ)とは違う方向性を見せてきました。1x3x6の平キャノピー部品がこの電車の「正解」と思っていましたが、黒枠の窓を使ってくる。でも、これは案外窓枠の目立つ前面の解釈として「あり」でしょう。平キャノピーだと窓フレームは省略するか、硝子内側に表現するかという妥協が迫られるのもまた事実ですから。

 おでこ……も6幅車用屋根を使うのが正解かとおもいきや、あえて平面表現。その御蔭でおでこと屋根部分の繋がりにウェッジ使って「<」状の表現ができています。ここが「<」になると、凄くスピード感・或いは流麗な感じが引き出される!

 側面はシンプルに見えてバランスが秀逸。上下方向・左右方向ともに隙がありません。それだけに方向幕が大きすぎる?のが残念です。ここがプレートになれば……。


 前面をさらに細かく。先の車両とは反対側。パンタ無しの先頭車。
 向かって右手、京阪では今だ健在な副標識が印象的。Φ1のプリントタイル得られたら更に大化けしましょう。鳩マークもそれっぽく見えてるの言うまでもありません。

 赤と黄色の塗り分けラインが綺麗。ポチスロの上下逆転をものにしています。

 テールライトの表現が秀逸。ここ、1x1の角プレートやΦ1の丸プレートではなく、Φ1の丸タイル使うことで表情を変えてる! 実は私鉄電車にありがちな角形テールライトの電車で雰囲気が「なにか違う……」ことは起きがちなのですが、この表現も選択肢に入ってくるメリットは大きい。

 スカートは現状でも十分なのですが、実物の微妙に立体的な形状の再現ができれば、前面全体に流動感が生まれてくることでしょう(全体としては真四角な電車なのに、です)。

 今後中間車……ダブルデッカーも作られるのか? 楽しみなのです。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月28日

【作品紹介】懸垂式モノレールの続報。カツマタ様3両編成 蛙様車体完成

 先に記事にしたタイミング良くなかったみたいで、アップデートが著しい!



 カツマタ式……というべき懸垂式モノレール。3両編成が可能であることが実証されています。PF-Mモーターは通常鉄道車両なら機関車+客車4両程度の編成は可能ですので、おそらく限界値はその辺では無いかと思われるのですが、さて……?

 編成が長くなると、「実用都市交通!」という感が強くなってきます。
 湘南モノレールは全編成が3両編成ですし、千葉モノレールも以前は2+2の4両編成を行っていました。


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 蛙様の方も、連結運転と車体の実装を成功させています。
 前面側面とも未来的なデザインがインパクト十分! 特に側面意匠はかなり大胆な感じ。既存の何かに縛られちゃ勿体無いですね。

 2両編成が急カーブ(ナローカーブ程度と思われます)をクリアしていく様子は、このシステムの可能性将来性を感じさせるじゃありませんか。

 なお、連結運転によって前後方向の揺れ……ピッチングが抑えられてるのも注目でしょうか。



 大胆なデザインは大胆な機能をともなう。それを実装する……。付随車の方の側面はガルウイング開閉! モノレールはひだか氏による軌道へのアクションが既に多々実現されていますが、車体側にも「アクション」あって良いのかもしれません。PFなら1chが開いているのですし。



 参考までに動力系のアップ。縦置きのモーターは無駄の少ない配置です。ギア比は1:1ですので適度なスピードも期待できそう。肝心なバランス取りの様子も窺えましょう。軽量化は大事でしょうから(桁の強度的に)最小限のパーツ数でシンプルに抑えているのもわかります。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【イベント】トレインが濃い?福井レゴオフ 1月3日(2016年)

 ちょっと先の話となりますが。ご検討の価値はありましょう。
 北陸もビルダーが濃くなって来た土地です。

 公式告知
http://blogs.yahoo.co.jp/tomylgauge/14312060.html
【日時】2016年1月3日(日)

【主催】tomy様・sato様

【場所】福井フェニックスプラザ会議室
福井鉄道・えちぜん鉄道田原町駅から徒歩1分
JR福井駅から徒歩30分
(福井駅から福井鉄道若しくはえちぜん鉄道利用推奨)

【種別】トレインが濃い?総合オフ

【参加方法】Twitterで@tomita1118legoにリプを送るか
ここにコメント

【現参加予定者】敬称略
 tomy(トレイン)
 sato(トレイン)
 ルビー(トレイン)
 でぃるてぃっく(トレイン)
 ryokuchakuma(トレイン・ミリタリー)
 mugen(トレイン・建物・4幅車)
 美留町まこと(建物)
 くろてつの会・会長(トレイン)
 ぷに(ミリタリー)


(画像は5月の福井ミーティングのもの。イメージです)

 さて。上がっている参加表明が「濃い」ですね。
 既にローカルなオフ会じゃない? 1月3日というのは都合つけやすい方も却って都合つけにくい方もいらっしゃるかもしれませんが、「休み」の方が多いのは事実でしょう。
 ついでに申せば18きっぷシーズンでは有りますので、普通列車で移動するのが現実的なエリアの方は検討の価値あるかもしれません(特に関西圏など)。

 申し訳ないのですが、自分は検討中。前向き検討中です。
 それにしても会場の田原町というのも鉄的に「濃い」場所です。高架化なったえちぜん鉄道で入るか、或いは福井駅前乗り入れ工事中(完成?)の福井鉄道で入るか? 良い場所選ばれたものです(笑)。

 盛り上げること、期待しております!

posted by 関山 at 23:57| Comment(2) | TrackBack(0) | LEGOイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【実物鉄道】KATOの氷河急行が売れてるってことの意義

 「東洋経済」の鉄道記事は玉石混交ではありますが、当たりのほうが多い。何より鉄道趣味誌にはない切り口がたまらない。人気なのも伺えます。
(元来は「鉄道ジャーナル」がその立場であったのですが……同誌の凋落は辛いですね)

日本の鉄道模型が欧州で売れ続けるワケ/ガラパゴス化した日本の独自規格が大逆転
http://toyokeizai.net/articles/-/84889
 
 これは「玉」。とてもおもしろい記事です。是非読んでみてください(無料・登録不要)。

 さて、不勉強ながらKATO(関水金属)の氷河急行(商品名「氷河特急」)が1/150でかつ9mmということ知りませんでした。ついついTT9か何かかと(1/130位で9mmだと多分正確なスケール?)。
 このスケールは日本形Nゲージと全く同じ。ちなみにレーティッシュ鉄道(等)は1000mmのメーターゲージであり、日本の在来線と近い規格。

 欧州ではNゲージは1/160。欧州型Nゲージと合わせたら違和感あるんじゃないのと思いそうですが、しかし我々は新幹線1/160と在来線1/150の混在に慣れて久しいんですよね。欧州のファンもそこは受け入れられているのでしょう。

 記事の方は要約すれば
「日本でも欧州型の模型が売れてる、バカ売れしてる」
「欧州でも売れてる」

 ということ。

 前者ですが、これは極めて稀なこと。鉄道模型の特異性に「日本型しか売れない」というのがあるのですが、これは数少ない例外。例外というのは同じメーカーが1983年に発売したTGVと、5年ほど前から発売中の「オリエント急行」がありましたから。

 何れも「輸出向けを国内に回した」という感じではなく、日本形同様の売り方でした。TGVはそれだけ当時インパクトがありましたし、「オリエント急行」は日本型でもあり。KATOの最初の製品はTR47台車履き、マニ50とオニ23をセットにした編成……すなわち1988年の「日本形」でもあったのです。

 今度の氷河急行が売れているのは、日本でも有名な……それこそTGVやオリエント急行並に列車だからというのは大きいようです。鉄道ファン層以外にも注目されている売れている……というのも朗報でしょう。確かに「おしゃれ」な感じは否定できません。

 で、注目すべきは価格設定や商品設定。

 これ。欧州型Nゲージの価格ではありません。あちらではNゲージはマニア向けの高級品でHOゲージより高いこともザラなのに。なんと日本形Nゲージ同様の廉価さ。これなら日本のNゲージファンが気軽に手を出せるというものでしょう。

 基本セットを用意してることも見逃せません。これがなんと1万円代前半です。「おしゃれなプレゼント」として気軽に贈るのに、或いはスイス旅行の思い出に衝動買いが成立しちゃう価格。

 ホームや駅舎、またアレグラ号を第二弾としてリリースしていることも見逃せません。 KATOの瑞西ナローへの取り組み、「ガチ」なものを感じます。

 ひょっとすると、日本形Nゲージの次にメジャーなジャンルを「瑞西ナローのNゲージ」にしちゃう戦略も有りや無しや……? 
 氷河急行の過去の編成やら、普通の電車電動車。派手なところではミニクロコダイル+プルマンカー。ロードマップにあるのなら楽しみじゃないですか。

 無論他の瑞西ナロー事業者。パノラマ急行のMOBとか、かつてのSBBブリューニヒ線なども対象になってくる?

 良い意味で閉じた世界なのも有利では有ります。
 欧州の鉄道……では範囲広すぎる。ユーザだって「膨大な荒野」に放り出されたくはない。でも瑞西ナローなら世界はそれほど広くない箱庭。恰も「日本の大手私鉄の一つ」くらいの感覚で手を出せるのですね。


 まぁ、流石に夢見過ぎかもしれませんが。
 今後商品出すにしても「氷河急行」(氷河特急)ほどのネームバリューがないと苦しいかもしれません。


 「欧州でも売れてる」
 もとからKATOは輸出も強いメーカーでした。それこそN創始期の50年前から。ですので、売れるのは当然。堅い商売ではありましょう。
 しかし、今回1/150 9mmを欧州で定着させたら……。狙って欲しいのは、欧米で「日本形鉄道模型を売る」こと。実は総路線長でも「欧州1国」を上回る規模を持っているのが日本の鉄道です。
 そこに個性ゆたかな列車が特急から通勤電車まで駆けまわる。そしてその多くが金型起こされラインナップされている。幸いにもKATOは「定番は再生産」の方針ですから(ソレができないやらない糞メーカーも多かったりする)、代表的なところや美味しいところを伝えていく力は持っていると思うのです。
 まぁこちらは無理はしなくても大丈夫ですが……。向こうのファンや流通が自然に気がついてくれたら理想なのでしょうね。
 

 
posted by 関山 at 23:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 実物鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月27日

【作品紹介】薬師山様の「青大将」 三線式Oゲージへの誘惑!

 JAMに参加された方なら見学されていると思うのですが、3線式Oゲージはご存知でしょうか? 古い鉄道模型の規格であり、戦前からあったものです。
 流行ったのは戦後、1950年代〜60年代。直後に2線式のHOゲージの時代になり、メジャーな商品では無くなっていった由です。

 ちなみに3線式は交流・2線式は直流。今の鉄道模型はほぼ直流2線が主流ですが、3線式Oゲージはアメリカでは未だ市場があって新製品投入されていますし、3線式HOゲージというべきメルクリンは大きな存在ですよね。
(メルクリン、入門向けマイワールドにも力入れてるのは嬉しいことです)

 閑話休題。Oゲージですので、言うまでもなく、大きい。
 レゴで言うなら8幅サイズ。

 大きさゆえにスケール車両は相当な高級品になってしまうため、入門向け製品はショーティで作られる文化が有りました(それでも「高級」玩具です)。EF58を縮めた「EB58」は後のHOゲージ版の方が知られるところですが(製造・販売された時期が長かったため)、元祖はOゲージ版。多くは試験塗装機(EF58 4)の仕様だったそうです。

 ちなみに先日のJAM。企業出展さんで件のEB58 4の塗装済キット(おそらく未使用品)を27000円の値札つけて売ってる業者さんありました……。正直迷いましたよ? 
 ただ、Oゲージを現代に維持するのは難しそう……と思い、断念しちゃいました。電気や機械はNゲージの感覚で弄れそうにもありません。
 あの価格です、好きな方が買っていかれたと思うのです。
(ウチにはレゴ12v・4.5vのような「動態保存」対象もありますしね!)

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 さて。これも8月上旬の京都で撮影。
 凄いサプライズ。皆で驚いたものです。


 2軸アレンジのEB58。客車はショーティ24ポッチ。
 灰緑色というレア色で編成長をかせぐためこのこの構成になったと伺っておりますが、「やむをえぬ」感じは皆無。これはこれで素晴らしい!
 感じられる雰囲気・空気感はやはり三線式Oゲージ。間違ってもN規格のBトレじゃないのです(あれはあれで素晴らしい文化ですが)。

 また、こうして小さめのレイアウトを駆けてくところが「あの時代の」鉄道模型の雰囲気でもあるのですね。

 編成は一応説明しておくと1956年11月から1960年までの「つばめ」「はと」。わずか4年の活躍でしたが、薄緑色の客車編成は多くの人の印象に残っているものでしょう。青大将のアダ名ははじめは否定的意味なものだったそうですが、今はあの列車の代名詞になってしまいましたね。


 EB58の前頭部はこれまで制作されてきたEF58のモデルの中でも秀逸な出来と言えるもの。湘南顔の問題点、後退角と傾斜角の両立がなされています。それもパーツの制約厳しい緑灰のなかで。
 また、接合部の隙間埋めさえも。

 おでこ部分は前面窓ではなく、屋根側に持たせるという作り。

 側面は横組の大きめ窓がインパクト。実はEF58の側窓って大きんですよね。
グリルは濃灰で処理されていますが、ここも違和感のないところです。

 動力はPFですが、この小さな流線型ボディに一式収まってるのはよく考えると凄いことです。

 客車ですが、一番前のスハニ35。妻面窓も省略されていないのに注目!
 シルヘッダーは省略ですが、全体の雰囲気的にそれはそれで正解の一つでしょう。また、2等車や食堂車は10系軽量客車でしたから、3等車や荷物合造車も同様の置き換えがなされたというファンタジィも成り立ちましょうね。


 最後尾より。当然、展望車。
 全広窓でシングル屋根……マイテ58のイメージでしょうか。
 すべて広窓なのがすっきりした側面になり、雰囲気に合っています。

 Elvesフェンスは実に良い仕事。実物はここまでデコラティヴではありませんでしたが、優雅さの表現として最高のものでありましょう。

 そして、バルコニーの奥の縦長大型窓も見逃せません。大きな窓は展望車の象徴! ここは横組で気合を入れて。
 
◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 先日のJAMでは客車をもう2両加えて、大活躍したのは記憶に新しいところです。

 今後の可能性がちょっと読めないのですが(延長して「EF58」化の可能性もあるとか?)、思い切ったショーティを提案したことと(これが初めてではありませんが)、何より「あの題材」を実現しちゃったことの意義は大きいものです。


 このスケールのメリット。レゴトレイン元来の玩具的急カーブで「絵になる」。この事実も見逃せません。
 
 無論、レゴトレインの世界にはフルスケールへの志向もあります。
 楽しく共存、がベストであるのは言うまでもありません。


 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】エース君の近鉄一般車 各世代が揃った!(大幅追記)

 近鉄の一般車……。その形式体系は意外と複雑です。

 1970年代以前の吊り掛け車なら概ね把握できているのですが(それはソレで変だと思うけど)、逆に1980年代以降というか1970年代以降の新造車が把握できておりません(苦笑)。故にプロトタイプに関しては正確に記せないことご容赦ください。

 多分、エース君の方が詳しいんだろうなぁ……。

 とボヤキは兎も角。
 世代的には概ねこんな分け方して良いんでしょうか。

 A:1960-1980年ころの新造車。旧塗装で登場。抵抗制御かチョッパ制御。前面は窓上にヘッドライトで方向幕は外付け。今見ると古臭い顔です。ただし側面は戸袋無下降窓が並ぶもので、これは現代にも通用するデザイン。

 B:1983年以降の新造車。前面形状が窓上の銀処理加わり近代的に。チョッパ制御かVVVF。このグループから新塗色で新造です。

 C:シリーズ21。塗色とかデザインスキームが大変化。

 実際にはA-C各世代の電車が混成で使われるのが日常とのこと。

 吊り掛けや初期カルダン車を(本とかで)知ってると、今の近鉄は4ドア通勤形ばかりでつまんない(3ドア転クロや4ドアLCも居ますけど?)って思いがちなんですが、実は昔よりもカオスは増しているのかも知れません。平均車齢も1970年代の2200形が廃車になった頃より遥かに上がってる筈ですし。実は楽しい題材なのかも……?


 なお、作品撮影は8月上旬の京都訪問時です。
 たった2ヶ月前なのに、えらく昔のような気がします。その後がいろいろあり過ぎでしたからね。撮影にご協力くださったのに記事が遅れたこと、お詫びいたします。


 上で言う「B」世代の電車です(追記:1221系でしょうか?)。。
 前面窓上のアルミ板処理で一挙にモダンになったグループで1984年ころの登場か。合わせて新塗色。大幅イメージチェンジに驚かされたものでした。

 前面表現、頑張って「アルミ板」が再現されています。角ばった印象も実車に近い。
 割と難しい顔なんですよね。究極は横組かもしれませんが(コレなら前面窓とアルミ板部分のをツライチにできる?)

 ホロは常時つけっぱなしなので、ホロ表現も。その上2基パンタ。実は萌え要素の塊のような電車?

 テールライトの表現もそれっぽい。ジャンパプレートやタイルをはみ出させてライトケージングの表現は使えるものです。
 スカートは「なるほど!」です。部品の特製を活かしてますね。



 側面に目を向けますと、自作のVVVFシールが目を引きます。この程度の自作シールはプラス効果も大きいのですね。
 4ドアは3ドアアレンジですが、これもレゴスケールなら正解でしょう。
 ただ、車端部から1ポッチづつ詰めて、センタードア左右に1ポッチ入れてあげたらかなり近鉄らしい側面になりそうです。

 目を引きますのは、車体裾。
 トレインプレートは資材の関係か使っていないのですが、車体裾をトレインプレート車と揃えるため台車上をL形パネルで横組しています。これで「トレインプレート同等」を実現してる由。
 この手法、大人でも思いつかなかった!

 トレインプレートが存在しない色、或いは高価になってしまった色(赤や黄色)で、しかしトレインプレート的表現をしたい時には「朗報」じゃないでしょうか。


 京都市内?……というか叡電沿線を快走。
 丹波橋で未だ京阪と近鉄が繋がってて、かつ出町柳での相互乗り入れ実現していたら、奈良発八瀬行なんて電車が走ったのかも知れません(鞍馬は勾配対策しないと無理)。

 いや、この情景を昔の奈良に見立てて。
 1969年までの奈良市内路上区間……が今も残っていたらという妄想も掻き立てられます。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 これは「C」世代。シリーズ21。現在も新造中。
 2連なので9020系でしょうか。2両口が今なお新造されてるのは近鉄の奥の深さ。

 この地点では未だ未完成か? パンタが無いのが残念。

 理想を申せば、前面は1x3x6の平キャノピー使ってその上に貫通扉乗せると凄くシリーズ21っぽい顔になるかも知れません。
 側面も窓位置が1-2プレート下がるとそれっぽくなるかなと思いもありますが、プレート中心の構成にせざるを得なくなるのでコスト面で無理……でしょうかね。

 スカートやクーラーはなかなか精細です。
 

 真正面から。
 白熱灯なファミレスという撮影環境の問題で色が出てないのはご容赦を。まぁ車庫の水銀燈と思えば……?

 でも、シリーズ21の明るく都会的な雰囲気は出ていますね。灰と白、間に黄色帯というセンスは秀逸だと思うのです。


 さて。このモデルの真価は内部にあり。
 完璧な! と言えるインテリア表現。L形パネルのシートはフィグの着席は考慮されていませんが、モデルとしてみると凄く精細。この思想はありです。ドア横のポールまで。
 そして、屋根にはつり革がぶら下がる。ただ、小さめの側窓から見えないのはちょっと残念。いっそ側窓を3x4パネルにして(ちょっと大き過ぎ感はありますが)、思い切って内装を魅せるディフォルメを施してみるのもありかな? と思う由です。


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 「A」世代の電車。形式数多すぎでとても全容が把握できません(笑)。
 奈良線京都線用ということで「8000系」で宜しいでしょうか? 1964年から製造ですが、原型は900形で1961年の設計です。

 さて。完成度と精細さ。エース君の近鉄一般車ではピカイチ!
 この題材に長く?取り組まれていただけのことはあります。

 はっきり言えば大人の(大人げない)作品のクオリティに追いついちゃったなぁと。

 前面は屋根肩の微妙な角度つけが良い雰囲気。ポチスロの向きはこれで大正解ですね。ヘッドライトや外付け方向幕の密度感、堪りません。
 貫通ドア、プレート5枚分の空間に1ポッチ+2プレート。すなわち4.5プレート分。微妙な隙間ができるのですが(0.25プレートづつ)これが埋め込みホロっぽい表現になっています。汎用性応用性のある組み方かも知れません。
(将来、3面折妻に使えば、車体外へのはみ出しを抑えられるかも?)

 スカートもそれっぽい。ステー部分を黒にしてるのは近鉄の裾部分だけのスカートっぽいのですね。片方グリルで機器箱らしく。

 完成された顔、と評してよいでしょう。
 そして近鉄にはこの顔の電車が沢山! 可能性は無限に。


 側面中心に。
 屋根肩をポチスロ処理。これで一気に雰囲気を変えています。この1-2年ほどでコスト面でも寧ろ現実的な処理になってきました。この屋根肩のお陰でクーラーもかっこよく見えるおまけが。

 単調に見える車体だからこそ、ドア横のステッカー表現が映えます。
 惜しいのは方向幕。ここでプレート三枚重ね(白 黒 白)にしたら全体の印象も大化けしそう。
 
 床下も凝っています。それらしく見せているだけなのでしょうけど、パーツの表情が昔の電車の機器箱らしく見えますから。
(関山も床下機器は「それっぽく」に留めてます)


 中間車の2基パンタが厳しい。パンタ表現は一気に腕を上げてきたところです。パーツとコスト食うし面倒な部分ですが、電車では大事な要素ですからね。印象を変えうる部分です。

 近鉄4ドア車は先頭車中心の車体割り付けであり、中間車はドア位置が偏ってるのですが、それも再現されています。

 また、特徴的なのが転落防止外幌の表現!
 近鉄独自の左右が噛みあう形状ですが、これが車端部の精細感を盛り上げてる。カーブのキツいLゲージでもこの構造なら問題もありません。


 9020系と8000系。この世代を超えちゃった並び、併結が日常というのはやはり楽しい世界なのですね。
 ちょっと「食わず嫌い」してた現在の近鉄4ドア車の魅力に気が付かせてくれた作品なのでした。


 なお、JAM向けには珍車?ステンレス3000系を持ってこられた由です。これも後日記事にしましょう!
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月26日

【作品紹介】ryokushakuma様のキハ40「べるもんた」/683系「しらさぎ」 最新北陸モード2題。

 デビウしたばかりのキハ40改造の氷見線観光列車「ベルモンターニュ・エメール
」公式略称「べるもんた」。

 先方の記事
http://blogs.yahoo.co.jp/ryokuchakuma/12365713.html


 トワイライトエクスプレス……を思わせる濃緑と金の車体を、緑とタンで再現してきましたが、雰囲気はよく掴んでおります。トワイラ同様、レゴ緑のラチチュードの広さで違和感がありません。

 ちょっと無愛想な?キハ40の顔も再現できています。1幅横組の前面窓は「らしい」感じ。窓上下の帯も省略されてないのですね。

 側面は大胆な広窓を再現。
 個人的には、乗務員室と客ドア詰めて客室部分をもう少し広くして、広窓x3くらいにしたら、べるもんたらしさが増すんじゃないかと思うのですが如何でしょうか。

 お馴染みのキハ40なのにどこか可愛らしくてエレガント。「べるもんた」のコンセプトが伝わってくる? 作品です。

 ところで北陸でキハ40改造の観光列車……というともう一つ七尾線に……(笑)。
 ……いや流石にレゴで「花嫁のれん」は無茶ですよねぇ。華パーツを車体に取り付けるとかモザイク表現とか考えられなくもないですけども。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 681/683系の流線型は難易度が高いと言われておりましたが、既に681系でryokuchakuma氏は克服済。これは皆があっと驚きました。
 それも塗り分け的に難易度高そうな北越急行仕様で。


 さて、この作品の編成は683系に改造された由。

 先方の記事
http://blogs.yahoo.co.jp/ryokuchakuma/12365732.html


 先日乗車機会があったとのことで、一気に作ってしまったのだとか。
 混色も楽しいのですが、整った編成も良いものです。オレンジ帯もアクセント。

 何より683系への改造で、更にスマートさを上げておりませんか……?


 前頭部アップ。四角い、或いは二次曲線のパーツで構成されているのになぜか三次曲面に見える。
 683系のヘッドライトはツライチ表現。露出した連結器やそれを見せるスカート周りも良い感じです。


 683系制作過程で模索された、北越急行仕様。
 ボツとのことですが、こちらも再制作の機会あること願っています。

 あとは……今話題のサンダーバード更新車? あれも流線系先頭車の塗色が気になる存在(パターンが未定なのでしたっけ?)。

 レゴ的には側面のサンダーバードマーキングは厄介かもしれませんが上手く作れば魅せどころにもなる。どなたかのチャレンジ、待たれるところです。
 

 

posted by 関山 at 15:31| Comment(2) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】Dr.peisanの「鉄道博物館」。動くレイアウト!

 先日の「レゴ八タウン」でのサプライズ

 元来はJAM合わせを考えてくださっていたようなのですが、中身をじっくり見せるような機会を考えるとレゴ八の方が正解だったかも知れません。
(個々の建物は大型レイアウトの内陸部においてしまうと、インテリアやギミック見せることが非常に困難になってしまうという問題があります)

 先方(ドクター・ペイ/Dr.peisan様)の記事: レゴで鉄道博物館を作りました。

 この記事は関山撮影の画像で頑張ってみますが、更に気になる・写真を見たいという方は、上記の製作者の記事をご覧くださいませ!


 真正面より。古典とモダンの融合。
 言うまでもなく、神田にあった旧「交通博物館」の雰囲気を32x32に再現!
 また、大宮の現鉄道博物館の雰囲気でもあり。良いとこどりに成功していましょう。

 蒸機の前頭部は旧「交通博物館」で、右の動輪装飾が「鉄道博物館」なのかも?

 なお、白丸の装飾は「つり革」イメージなのだそう。一本!


 2階の展示ホール。制服や車輪、踏切警報機が展示されています。軒の上にある白いものは……1幅の300系?新幹線の模型。狭いながらにスペース効率的に。

 圧巻は東京駅模型。ここだけ切り取ってArchitectureで製品化して欲しいレベルです。展示台なども芸が細かいですね。


 1階は鉄道模型パノラマ。ひな壇の観覧席も操作台も。
 

 これ、動きます。列車が走るのです。驚!
 個人的な希望としてはレイアウトにはもう少し建物や緑があったほうがいいかなということ。あと列車はこの設置面積なら4両編成くらいのほうが列車っぽく見えますかも?

 ここの内部機構など、先方の記事にあります。


 わかりにくいのですが、連動して外部の動輪が可動します。
 外からも動きが楽しめる!
 サイドロッドだけでなく、メインロッドも可動すると更に楽しいかもしれません。


 受付及び事務室。右には機関車の模型も。
 階段部の大きな窓は旧「交通博物館」を思い出させますね。懐かしい。
 床の模様もまたレールをイメージしています。


 全景。大きな建物に見えて、密度よくスペース効率よく作っていますので32x32にきっちり収まってる由です。モジュールビル規格の文脈をきっちり抑えてらっしゃる。


 街の中に。思えば神田の交通博物館って普通の街の中に忽然と博物館がある……ような場所だったなと(笑)。

 このスペースですと実物車両のまるごと展示は無理ですが、トレイン系の催しだと気がついたら地面にレール敷かれて車両並んで展示場……になってることが多い(苦笑)。
 そんな場所の「締め」に、この博物館があっても素敵だと思ったのでした。 
posted by 関山 at 14:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月24日

【作品紹介】懸垂式モノレール二題。蛙様とカツマタ様。実用化近し!

 跨座式では「ひだか式」の定番化が確定しておりますが、懸垂式モノレールの試作品もかなり増えてきました。国内で「実用化」への模索が続いている模様です。
 


 蛙様のもの。飽くまで一般ブロックにこだわったカーブの作り方がプリミティブかつテクニカル(レゴにおいてはこの両要素は何故か両立しますよね)。

 小さめのカーブ半径は「ロードプレートの交差点の上で曲がれること」が技術目標だからだそうです。

 試作車両は大いに揺れていますが、不安を感じさせるほどではありません。それよりも軌道桁のほうが揺れてないので安心感が有ります。桁はロードプレートにがっちり固定ですね。ユニットのセパレート化と、それによる連結運転で安定性を増す方向性はあるかもしれません。

 動力系はシンプルにもプーリー+ゴムベルト1段。機械抵抗によるパワーロスが無いのは理想でしょう。プーリーは過負荷時には滑ってくれるはずですし。




 こちらカツマタ様のもの。既に線路一周作りテスト実行済。車体も実装で連結運転ですので既に「実用車」!?

 曲線には4.5vカーブレールを使用しています。
(余談ですが、意外と廉価です。昔は大量に出回っておりましたので)
 懸垂式モノレールはインフラが大事(大変)ですが、通常トレインレールの真上に設置することで前後方向の強度をトレインレールに負担させることに成功しています。

 動力はギアドライブ。トレーラ1両牽引できる力があるのと(二軸駆動の故か?)、それなりの速度を出せるのは興味深いです。
 
 懸垂式モノレール、実はさらりと「実用水準」に達しているのかもしれません。実物もそうですが(サフェージュ式の宣伝文書では「振り子式」と称されてる由)カーブでの大きな揺れも動作模型としては魅力になりえます。

 「ひだか式」も含め、何時か複数方式のモノレールやAGTが乱れ咲く模様……も遠からず可能になるのかもしれません。PFのチャンネル管理が課題になるかもしれませんが、チャンネル争いが炸裂する未来も、それはそれで楽しそうです。
 

 
posted by 関山 at 21:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【ニュース】10/4 大阪モノレールの催しに「ひだか式モノレール」見参!

 あぁ!大阪モノレールさん、見るべきところに目をつけておられますね!

 公式ページ
 公式詳細こちら(PDF)


 イベントの雰囲気的に、阪大レゴ部メインで、そこにひだか様の展示。ワークショップは皆で街(建物)を作ろうという感じになるのでしょうか。

 ひだか式モノレールは既に神戸での展示を経て、関西2度目のお出ましです。
 でも、今回はモノレール事業者とのコラボというところにとてつもない価値が! 何より普段の催しとは違う客層にも注目してもらえることでしょう。
 ブリックフェスタではレゴ好きに、JAMでは鉄道好きへのアピールでしたが、ここでは本物のモノレール運行している「プロ」と「地元」へのアピール。これが強力なのは過日の「叡電夏祭り」で実感された向きも多いのではないでしょうか?

 余談ですが、モノレールは市販の完成品動力模型がないので(跨座式はプラレールでも通常商品には無いので。舞浜のは現行品だったかしら。でも舞浜……)、良い意味でレゴ作品が独占できちゃいますよね。
(普通の鉄道だったらNゲージとプラレールという鉄板がありますけども)

 繰り返しますが、大阪モノレールさん。目の付け所が素晴らしい!
 きっと人気展示・人気コーナーになることでしょう。

 ところでひだか様……車両は大阪モノレール仕様に改装されるのでしょうか?
 この種の催しでは地元題材は人気の的。ここはちょっと期待しております。
(マニアックに1970年の大阪万博仕様でもいいかもしれません。あれは日本跨座式のルーツで、大阪モノレールの遠いご先祖にあたるのです)
 
 
posted by 関山 at 14:03| Comment(0) | TrackBack(0) | LEGOニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【レゴ製品】クリスマスからみのセット3種。2つは安牌? 1つは……

 うち2つは「商品」ですので、シリーズ展開に従って日本でもクリブリ・レゴストアには入ってくるでしょう。

 情報源thebrickfanより

 先の「感謝祭」セットのインスト背表紙らしい。このシリーズはバレンタイン→イースター→ハロウイン→感謝祭→クリスマスx2 という展開になりました。ハロウインまでは日本にも入っているので、よほどのことがなければ?

 個人的には……右の、欲しい(笑)。
 犬は喜び庭駆け回り、猫は暖炉前で丸くなる……?

◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 もう一つは99ドル以上購入での「配布品」。
 なんで日本のレゴストアは相変わらず対象外なんですかねぇ巫山戯るな。
(それ以前にshop@homeが未だに無いこと、恨んでますよ!)

 40139 Gingerbread House.
 こちらの写真及び情報はBricksetより。
 
 フィグスケールではないので、個人的には「どうしても欲しい」ってわけではないですけども。
 
posted by 関山 at 13:03| Comment(0) | TrackBack(0) | レゴ製品(除トレイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【ニュース】トイザらスのミニモジュール、今年(2015年)も日本展開あり!

 以前記事にした、トイザらスのブリックオクトーバーキャンペーンのミニモジュールビル。日本での展開は不明。でも去年あった以上今年も……?

 と記していたら、今年も来ました!
(最初のセットは明日金曜日です! 要注意!)



 情報及び画像はpgy167様のツイートより

 条件は(幸いにも)昨年とほぼ変わりません。参考、昨年の記事。
 税込5000円以上のレゴ購入で貰えます。USでは75ドルとか言われてるので(そのうえ欧州では非実施だったかと。去年も今年も)その意味では恵まれていましょう。

 なお、去年は全種3000個づつでしたが、今年は2000-2000-2000-6000という傾斜配分。その意味で入手難易度は高くなるリスクはあります。
 個人的には一番要らないのが……略ですが、そもそもがザラスのプロモなんですから致し方無いですよね

 あと、去年は幸いにも店頭に在庫が多い時期であり、また各種セールにクーポンも充実していましたが、今年はそのへんはどうなのでしょう。
 
◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 個人的には朗報というより、毎週ザラス通いして、かつ「積みレゴ」が更に積み上がるの辛いかも……という感じです(苦笑)。セット自体は各1000円相当(後日のプレミア考慮すると以下略)の値打ちはあるモノなのですが(注:労力と投資考えると転売は割が合わないのは言うまでもないです)。
 うーん、どうしましょ。
 
 
posted by 関山 at 12:31| Comment(0) | TrackBack(0) | LEGOニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月22日

【作品紹介】awazo様のキハ03 レールバス。華奢さに味?

 意外とレゴトレインで作られてこなかった題材が「レールバス」かも知れません。

 日本でのレールバスに関しては何度か波があり。昭和初期と昭和30年頃と昭和60年ころ。その昭和30年ころのムーブメントの代表車が国鉄キハ01・02・03形。期待され、それなりに量産されたのですが。

 当時はまだそれなりに輸送量があって、超小型車では破綻してたこと。
(連結運転やトレーラの牽引ができなかったのは致命傷に)
 それ以前に車体強度が余りに脆弱でバス程度の寿命しか持ち得なかったことが短命の理由。昭和40年ころには早々姿を消しています。
 ただ、同じ時代の南部縦貫鉄道のキハ101・102は路線状況から奇跡的に長生きして、三度目のムーブメントに橋渡しを行いましたが。

 なお、Le-carに代表される三度目の正直もならなかったのはみなさんもご存知でしょう。
 昭和の末にモダンなレールバス導入した三セク鉄道なども結局は頑丈で大型の後継車種に置き換えています。
 
◆◇◆◇◆◇◆◇◆


(撮影は先日のレゴ八タウンにて)
 キハ03は国鉄レールバスの中でも北海道向けにいくらか防寒対策を行った車でした。しかし車体構造……ではなく床下のエンジン保温が防寒の中心だった模様。

 awazo様の作品は床下エンジンカバーが再現。
 車内にはPF機器一式が収まる。その上で実物の華奢な低車高を再現しています。

 動力はPFトレインモータ。片方の軸のみを使用して、元来のホイルベースの外に付随軸を新設。1軸駆動ですが、この車両の運用される状況的に問題にはならないでしょう。
 やや気がかりなのはホイルベースの長さゆえの走行抵抗の大きさかもしれませんが、、ソレゆえの不調があってもなんとも許せそうな題材ではあります(笑)。


 前面はこれでも湘南顔2枚窓。傾斜角も後退角もともにバッチリ決まっています。
 屋根はタイルやカーブスロープなどでスマートに……と思わなくもないですが、ポッチ出しの表現もこれはこれであり……かもしれません。

 実物では側窓は凄くピラーの細ーいバス窓ですが、ここはクリアブロック2段の割切。しかし、殆ど窓柱が見えないところが実車の華奢さの表現になっているのがなんとも。他に適切表現がちょっと思いつきません。
 
 昭和30年代のレールバスの難度を徒にあげてたのはバス窓かもしれなかったので、この割切は南部縦貫鉄道キハ101やら羽幌炭礦鉄道キハ10への途も拓きますか? ナローなら簡易軌道な連中も……。


 これはawazo様の撮影。同氏のキハ22と。
 サイズ差(特に車高)が興味深いというか、並ぶとこんな感じだったとか。

 フルサイズかつ徹底した北海道向け重装備の傑作キハ22が増備されると、キハ03は追いやられていったようです。

 ※:平常時は優れた乗り心地。ラッシュ時には詰め込みも効く。連結運転もできる。余談ですが2軸レールバスの乗り心地はお世辞にも褒められたものじゃないというか、ワイルドで逆にアトラクション的楽しさがあるシロモノでした(南部縦貫鉄道で体験)。通勤通学で毎日乗るのは……ちょっと勘弁と。


 実物では不遇のレールバスですが、模型的には魅力的な題材であるのは言うまでもありません。各世代・時代のプロトタイプも個性派揃い。 今ならネットで資料も容易に見つかる!
 盛り上げること期待しています。

posted by 関山 at 21:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】ルビー様のキハ40 急行色。微妙なところ?が魅力的。

 キハ40やキハ47の急行色(或いは旧気動車色)。
 元来ならありえない配色なのですが最近は流行りですね。個人的には「これはこれであり」と思っています。ありえないといえば1970年代にはキハ17系のキハ51で急行色なんて存在してたんですから(キハ55と間違えて塗ったんだろうか?)!


 参考実車写真。新潟地区にいるらしい。
 違和感が少ないのはキハ66/67系を思わせるからでしょうか。
 あの系列の増備とか、急行仕様というのは当時から妄想?されていたものでした。

 次位はキハ47。これはキハ66の固定クロス版とおもえば……?
 キハ40や47は登場時は急行形並の設備が評価されてましたので、当時は存在してたキハ55等の急行よりも実は上等な車だったのでした。


 ルビー様の作品。製作中。かなり良い雰囲気。
 前面の重苦しさというか、微妙な「不細工」が凄くキハ40らしいです。

 ファンには申し訳ないですけど、キハ40は登場時から今に至るまで「ブス気動車」だと思います。スタイルというかデザインが破綻してるバランス悪い。悪い意味で国鉄末期を象徴してる感。乗る分にはいい車なんですけど。
 ついでに申せば性能面でも叩かれ放題ですよねぇ。頑丈な車体は取り柄でそれゆえ今なお多数が健在な訳ですが。
(美形で且つ足の速いキハ110系とは実に対極的……)

 閑話休題。キハ58のと差別化はきっちり成功しています。もっさりと間が抜けた感じというか。でも、今見るとこれが味のある顔でもあります。
 テールライトの点灯も注目でしょう。

 側面は……やはり破綻しかかった?窓配置の再現が嬉しい。細窓が理不尽な位置にあるのは良くも悪くも外見に配慮しなかった設計の潔さ? ここがやっぱり国鉄末期。
 レゴ的には2x3の窓は裏面使ったほうが見栄え良いと思うのですが、如何でしょうか。
 

 上越線をイメージされたとか。シンプルながら効果的。
 雪の中山の中でも幹線としての襟持ちがあるのが上越線。複線にシーサスという都会的な雰囲気も似合うのですね。キハ40急行色が入線するとしたら臨時とか回送でしょうけども、昔のキハ58急行はこの道を通っていたはずですから。

 未だ完成ではありませんが、1970年代以前のノスタルジアを刺激する、2015年現在の題材という幅広い層に受け入れられうる?作品。今後が楽しみです。
 
posted by 関山 at 20:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月20日

【イベント】9月20日 レゴ八タウン速報版。総合オフ会の「チカラ!」

 タイミングで、弊ブログでの「告知」ができなかったことを申し訳なく思います。75人参加、大型会議室x2をつなげての大規模オフ会でした。

 飽くまで「街系」のオフ会では有りましたけど寧ろテーマを島ごとに分けての「総合オフ」といえるものでもあり。
 なお、去年までは6月に埼玉オフ会が比較的大規模な総合オフとしてあり、また9月にはミリオフが東京で行われていましたが、今年は前者は無しで後者は福岡開催。故に、関東での総合オフ自体が約半年ぶりであったのも事実です。
 でも、そのかわりは十分に果たしてお釣りが出てきたと思ったのでした。
(ニクル分が足りないと思う貴方、10月にはニクルオフですよ!)

 正直、参加前には「最近オフ会疲れ……JAMのレポさえ未だ終わってないのに(というか新作もないのに)」とか不遜なことさえ思ってましたが、帰ってきてみると(特に二次会で若い方とお話しまくると)、「刺激貰った!」という感じなのです。
 写真見なおしてその思いを強く。オフ会、特に総合オフ会は必要必然ですね。
(同人誌即売会みたいなもので、オンリーイベントも「コミックマーケット」もどっちも必要であるようなものです)


 まず、速報版をお送りします。
(後日詳細版をお伝えさせていただきたく。お楽しみに)



 トレイン系出展の約半分。この規模なら肩もこりません。
 車両持込みは少なめですが、今回は街が主役ですから。というかJAMでやり尽くしたところでは有りましたし。


 awazo様のさりげない?新作 キハ03。プチジオラマ仕立て


 これは? モジュールビルの内装に、なんと電動ギミック! 回転寿司に非ず(笑)


 Drペイ様の鉄道博物館の、鉄道模型コーナーだったのでした。自走する1幅トレイン! ギミックてんこ盛り。後日詳細。


 もり様のモジュールレストラン。複雑な立体構成! なお、bikkubo様の可動橋も好ましく道路版で移築されました。遮断機がいい感じ。


 pgy様のロシア風建物には、きな臭い海岸が妙に似合います? この雰囲気も総合オフらしい楽しいもの。


 Azur様の、幻想的なそして涜し難い世界。「ビューティフル・レゴ」は日本にもあったのです……!


 ペイさんモール。ホテルラブライブ……?


 帆船。船体のベースが市販品と同じ……ということに驚かされます。なのにこのボリュームにクオリティ。詳細後日。<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | LEGOイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月19日

【レゴ製品】続くか? ゴーストバスターズ。「Firehouse Headquarters (75827) 」の噂

 HQの企画はcuusoo(Lego Idea)で棄却しといて、何を今更……っていうのは意地の悪い見方かしら。

 「The Brick FAN」の以下記事によると、2016年1月に「Firehouse Headquarters (75827) 」が商品化されるらしい。なお、画像はイメージで製品とは無関係でしょう。しかし……。



 この情報が奇っ怪なのは
「LEGO Ghostbusters Firehouse Headquarters (75827) on January 1, 2016. The set will be over 4,600 pieces and retail at $350」
 と妙に具体的なこと。というか型番まで決まってるわけですし。
 パーツ数や価格的には、過去のcuusoo提案同等の立派なものが考えられるのですが。

 飽くまで噂です。ただ、「DIMENSIONS」でもゴーストバスターズは推しコンテンツ……の模様(bricksetより)

 そう考えると信ぴょう性もあるのかしら?
 
 

 
posted by 関山 at 22:40| Comment(0) | TrackBack(0) | レゴ製品(除トレイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【イベント】第2回レゴトレインオフin札幌 11月22日(日)/当面のオフ会予定

 今年2月に催され、大規模開催・大好評だった札幌トレインオフがまたやって来ました。


 年二回のトレインオフは恒例化していきたい……と前回お伺いしましたが、それが軌道に乗ってきた感じ! 札幌は隼氏・ユウユウ氏以外にも鉄道系の制作されてる方は多いので、成立する企画でもあります。

 詳細及び参加についてはこちら参照ください。

第2回レゴトレインオフin札幌
http://legotrainsapporo.web.fc2.com/

 2月は参加しましたが、規模的に「地方オフ?」って疑いたくなるような壮麗さ! 大カーブ有り、長大貨物あり、街あり……。遠来の価値はあると約束します。道内ばかりではなく、東北の方も「はまなす」乗りおさめも兼ねて……如何でしょうか?


◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 さて。
 来年新春1月3日には福井でのレゴオフも予定されているそうです。トレインオフではなく総合オフですが、トレイン系メンバー強い北陸です。
 こちらも折見て別記事に致します。もう少しお待ちを。

 関西では10月末の「えいでんまつり」
 そして11月半ばには恒例の立命館大学祭における、鉄研の大規模レゴトレイン運転が控えている由。

 東京では、12月26−27日には池袋の「鉄道模型芸術祭」に参加予定。
 また、その前に10月24日に横浜・磯子での展示がありますかも?(磯子地区センター催事。詳細決まればお知らせします)

 JAMで燃え尽きているわけには参りません!
 

 
posted by 関山 at 22:15| Comment(0) | TrackBack(0) | LEGOイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】ルビー様のキハ101 左沢線仕様 ジオラマ仕立て!/隠れた名車キハ100系?

 JR東日本のキハ100/キハ110系列も登場から20年余。すっかり土地に馴染んだ印象になってきました。
 登場時はスタイル、性能ともに斬新に過ぎた印象だったのに。

 製造された多くは大型で両運転台のキハ110形ですが、小型車キハ100、101も少数製造。キハ101は左沢線専用車でオールロングシートトイレ無しの思い切った仕様で(逆に言えば、キハ100系列でオールロングは左沢線用のみ)、独自のカラーリングと。


 素晴らしき1枚。この情景を「さらり」と実現されるのがルビー様の真骨頂。


 キハ101に目を向けてみますと、面取りしたアバンギャルドなスタイルは塗り分けのみ? で再現されています。それでもあのスタイルに見える。
(他のキハ100系列の塗色に援用できるかどうかは分かりませんが……?)

 ポイントは大きな前面窓。この大きな窓はあの系列の第一印象に繋がります。
 おでこの丸みというか、角度も。
 こうしてみると、キハ100系列のデザインこそブロック玩具的なのかもしれません?
(それがブロック玩具で再現しやすいか否かは別の問題ですが)

 車体裾のステップ横組の貫通路は精細感与え、前面左側のマーキングも嬉しい配慮。ダミーの連結器も新系列気動車っぽいのです。
 

 側面。省略のない窓配置!
 ただ、前面窓を大きくして明快にしているのに、側窓が小さい印象なのはちょっと残念。2x2パネル横組で、その上下をブラック処理したほうが窓を大きく見えることができるかもしれません。


 面取りした車体をいかに再現するか……という課題を残してはおりますが、キハ100系列も実にバリエーションは豊富です。特急仕様あり急行仕様ありジョイフルトレイン有り、さらには国鉄色纏った車まで(飯山線。意外と似合ってる)。無論、標準仕様標準塗色も十分に素敵です(=レゴ的には一番難易度高い?)

 そして、20年も使われてりゃ土地にも馴染んでくる(笑)。でも古臭く見えないのは設計の良さ。実は隠れた名車?
 何両か揃えてみたくなる気動車ですね。
 
posted by 関山 at 21:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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