既に旧聞ですが(笑)。昨日に
突如発表されました。
情報源Brickset。文章(英語)多めで写真は少ないです……。
情報源:The brick fan こっちのほうが写真多め。お勧め。
発売は7月15−31日に先行。8月1日に世界のレゴストア及びs@hでという流れ。まぁ最近は時差は少ないので日本にも遠からず入ってくるでしょう。
価格は89.99ドル/89.99ユーロ。前者は税別後者は税込だと思います。日本での価格は……過渡な期待は避けときましょう。ミニクーパー程度でお願いしたいですが。
1158ピース。
公式動画
正直フェラーリという車は
寧ろ嫌いなんですが(笑。
エンジン音は醜いと思うし)、この動画は凄い。思わず欲しくなります。無論本物じゃなくて89.99ドルのレゴの方が(笑)。
それだけ、レゴビルドとしてのクオリティが凄い。リトラクタブルライトにドア・フロント・エンジンルーム。
開閉しそうな箇所はすべて開閉。エンジンも作りこみ。物欲刺激します。
ホイール及び
フロントガラス(台形!)に新パーツ起こしてるのは動画でもアピールされてますね。気合入ってる! 一方で
Bピラーがプリント表現というのは画竜点睛を欠くきらいはありますが。
一言で申せば「やっと満足の行くフェラーリが製品で出た!」って感じでしょうか。
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さて、ここで
遠からぬ過去を振り返ってみましょう。
2005年。#8652 Enzo Ferrari 1:17
http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?S=8652-1 真四角。可動箇所なし! 大きめのモデルでは有りましたが……大味感は否めず。
何より許せないのはヘッドライトがプリント表現。ちゃんとパーツで表現してよ……!
悪い意味でレゴらしさが残るモデルでした。2箱かって2箱とも部品とり。
で、これがもう
10年前というのが感慨深いです。
2006年。#8671 Ferrari 430 Spider 1:17
http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?S=8671-1 真四角じゃなくなり
少しは丸みを帯びてきました。オープン故に
インテリアの作りも頑張っています。
……が、ヘッドライト他
車体の重要ディテールが「全てシール」というのはなんともかんとも。無論可動箇所ゼロ。これも購入素組→即バラして部品に。
ちなみに電車作るのに赤はいくらあっても困らないのです。鉄道車両でよく使われる色ですから。ですのでレゴ社がフェラーリ版権所得は有難かったりします(苦笑)。
2007年。#8143 Ferrari F430 Challenge
http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?S=8143-1 やっと
エンジンルームは開閉するようになりました大進歩。でも
シール依存は全然変わりません。シールなしでの姿は実にのっぺらー。特徴的だったのは黄色い差し替え用ボディが付属したこと。Bピラーの表現とか頑張ってはいますけども。でもシールで萎え萎え。
購入迷いましたが……流石に見送りました(苦笑)。赤の特殊はそろそろ余ってたので。
2008年。#8156 Ferrari FXX 1:17
http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?S=8156-1 これはちょっと別格! 悪口言うよりは
寧ろ再評価したい。 これまで自分がぶちまけてたような不満は世界中から上がってたのでしょう。ヘッドライトが車体ディテールの
シール表現は全面廃止! そしてサイズの割に大味な感じの原因であった可動箇所の少なさも大是正。フロント・ドア・エンジンルーム
全て開閉! 3年間で何があった……と思わせるのに十分。なにより626パーツでこの機能を表現した構成が凄い。今度の#10248の半分程度ですから。
ただ「Recers Ferrari」
末期の品であり流通量が少なく、店頭から消えるのは早かったなぁと記憶します。購入迷う間もなく消えてった印象でした。
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10年前は酷かったんだよ……。って話をするつもりでしたが、#8156 FXXなんていう
オーパーツ見つけちゃいました(いや、思い出しちゃいました)。ドア開くし、ライトもシールじゃない!
ましてや当時のRecersはあくまで一般向け商品であり、今の10000代的ポジションではありませんでした。
無論、細かく見れば今度の#10248の方が秀でた箇所は多いでしょう。でも、10000代というポジションとか、7年間のパーツ進化とか考えると「当然」な進化にも思えてきます。
とはいえ。
#8156がそのまま復刻されたところで「微妙に古い」印象は否めないでしょう。それよりは素直に新製品を喜びたいもの
※。オーパーツ発掘したとこで#10248への物欲が萎えるわけではありませんよ?
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