287系電車の「くろしお」仕様。最初見た時には「純新作?」と思った一人です(笑)。
特急車の新車3両増備。凄いなーと。
しかし(笑)。
高度な差し替えで(2段のLEDとか結構大変そう……)。
「こうのとり」等の北近畿仕様車に戻るのでした。
既存作のリバーシブルによる、擬似新作。
一部のパーツ差し替え「リバーシブル」はレゴという素材のメリットも生かした合理的な発想といえます。新車制作はそれなりの予算が掛かる。一部の違いのために共通する大多数を制作する手間もバカにならない。
実際の運用で相互併結したり隣り合わせになることはない(少ない)車両同士なら「あり」といえましょう。
この辺は動力部品や台車、パンタグラフなどの使い回しの延長で考えても良いのかも知れません。
(余談ですが、拙作の日本形電車は「ほぼ全車」がパンタは共通仕様。使い回したりしてます)
287系「くろしお」に話戻せば、ダークターコイズという色が美しい。
最近のFriends・elves系の色ではなく、2000年ころ使われてた昨今は見かけぬ「レア」カラー。それを奢るとインパクトも絶大。
また、運転台高さを1プレート下げる改修も行われているそうです。
改造前。完成時は違和感なかったのですが、現状と比べるとウマヅラ感が気になりますし、運転台部分の屋根肩があまり美しくない。運転台と通常屋根の繋がりも難あり……と。
1プレートの差異で、印象が大きく好転しておりましょう!
この他、取り扱い向上のため電源ボタンを目立たぬように外に出す。PF受光部も大きく外に出す。ケーブルのまたがりを最低限にする改修も行われているようです。
同種の改良は既存作683系4000台にも及んでいるとか。この辺の詳細は先方記事参照ください。北陸本線・北近畿地区・紀勢本線方面用の車を相互に「リバーシブル」させ、合理的な運用が可能になっている模様。
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現在、Mugen氏の「オーシャンアロー」の方もプロジェクト進行中。
紀勢本線特急の並びが遠からず見られることになりそうです。でも381系は意外とどなたも手を付けていないですよね(笑)。低重心とか今見ると不思議な車両ですし。
381系以前のキハ81(笑)。キハ82製作者としては手がけてみたいところです。