
三車体連接で中間がフローリング。日本だとアルナ車両のリトルダンサー系に多い軸配置。
また、前方が大きく流線型……というデザインはリトル・ダンサーにも、或いは海外製品でも見られるデザイン。ただ、意外とレゴの路面電車作品では見られなかったので新鮮です。すごく、キュート。
下方では黄色(ブライトイエロー?)のアクセントも効いています。
丸みのついたプレートですので、絞り込みのスマート感にもつながる。但し、灰色の排障器部分が6幅なのが残念。ここが4幅なら先のブライトイエロープレートの丸みが強調されたと思うのですが……惜しい。

中間車体が短いのが印象的ですね。楽しげなサイコロ的デザイン。
前後車両のドアが大きな視覚的効果を与えてもいます。細かく分断されているため独特のリズム感が生まれ、可愛らしさ、サイコロ感が強調されても居ましょう。
大事なのは床下のスカート。前後はウェッジプレート使って軽快な裾上げにしてるのが効いています。

裏面。やはり中間車体はフローティング。ボールジョイントを上下に使うことで構造を成立させています。
レゴで路面電車、特に連接車作る際はどうしても「長く・大きく」なる傾向があります。
但し、現実の低床電車には「小さな・短な」三車体連接車も存在する由(広電や鹿児島市等)。自走させることも視野に入れると難易度は跳ね上がりますが、サイコロ的電車は楽しそう……と思うのでした。