プロトタイプはトワイライトエクスプレスの食堂車、スシ25形。サシ489を改造した元電車の客車で、「北斗星」同様、食堂車が編成中で良いアクセントになっていたものでした。

目を引くのはテーブルのランプシェードの表現でしょう。此処を点灯させる試みは過去にも幾つか有りましたが(9vしかなかった頃から)、この作品で効果を上げているのはドレープカーテンとの併用。
元電車とは思えぬ(笑)、豪華さの演出は鮮烈。
ライトの電源は厨房部分に積み込みの
<訂正:006pだそうです。自分のキシ82とおなじとばかり勘違いしておりました>
車体のフォルム、窓数の減らし方などは32ポッチレゴスケール作品の王道を行っていますね。
AU12クーラーのキノコ型キセは数々の表現がなされてきた部分ですが、この作品では2x2リップ付カーブスロープを上下逆転使用してきました。滑らかさというか、端の丸みが上手く表現されてる由。

反対サイド。厨房の資材用ドアの張り出しはこだわりです。大きめのベンチレータも厨房らしい。その上一部横組とかなり無理されていませんか? 内部は自由ではなく、電池boxが詰まっていますのに。

肝心の車内。pf LEDライトに傘を被せて柔らかそうな光の色に。
赤絨毯と丸みのついたテーブルが豪華そうな印象。
座席配置は1−2−1として、窓割とテーブル位置を揃えてる由です。
合同製作の中の一両ですが、目立って、そして制作全体の価値を高めてくれそうな一両なのでした。