
設計中ですが、かなり完成度高いので紹介しちゃいます。
実物は北海道のジョイフルトレインの現役の1本(新造車)。前面展望・ハイデッカー・ダブルデッカーと展望車のメニュー全部入……のような列車でした。
ただ、現在前面展望室閉鎖は残念ですが。たとえ事故があったと云え、例えば小田急がそんなヘタレな対応で列車の魅力を削ぐようなことするかしら? まぁJRHに過渡な期待はしませんけども(苦笑)。
つまんない話は兎も角。

前頭部は直線的解釈です。キャノピーの使い方は凄く「素直」ですが、あの3x2x6のキャノピーは意外と鉄道系作品では使われていない印象です。ベターな選択じゃないでしょうか。素直な組み方はすっきり綺麗にもなります。
素直じゃないのは(笑)、新型ブラケット使いこなした前面下部。ポチスロでタイルを挟み込んだ構造は「おお!」とうならされるものが。20世紀末のかっこ良さであった鋭角的表現に広範に使えそうな表現と。
丸みが足りないのは(個人的には)気がかりですが、段差つけてずらし表現は違和感あるとの話でした。
現状のすっきり感が良いのかも知れません。

先頭車概観。ハイデッカーというよりはミドルデッキ。屋上機器の処理が綺麗。細かく並んだ窓と2x2パネルの上にポチスロ並べた表現の相性はやはり心地良いものです。
インテリアもあると見栄え良いでしょう。件の展望席もこの構造ならフィグを乗せられそうです。

ハイデッキの中間車。屋根のスムーズ化がこだわりとのこと。
ハイデッキ部前端の小窓も表現されています。1両1両が個性あるので造っても観ても楽しそうな列車になりそう。

圧巻。ダブルデッキのキサロハ。屋根の表現を先のハイデッキ中間車と変えているところに注目です。実車でもダブルデッカーは後日追加ゆえにいろいろ仕様が違う筈ですし。
1階グリーン個室部分の窓は横組。今度はインテリアに期待したいものですが……。
車端妻面。サロン室のカーブドガラスも無論再現。ここに曲面ガラスという大胆さは阪神3011形(原型)以来でインパクトのあるものでした。
全車共通ですが、ロゴマークは丸2x2タイル。外板とツライチに。

編成。各車が個性を競いながら統一感のある不思議な編成美……? 統一感ある車体に塗色で個性出したノースレインボーとはまた対照的なコンセプトでもありましょう。
いろいろ予定は立て込んでいそうですが、何時かの実制作。楽しみですね。