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2015年04月28日

【作品紹介】TAM様のホームと機関庫ジオラマ 密度感!

 先に素敵な駅舎を作られた(紹介記事)TAM様の、駅部分拡張がされています。
 頭端式のホームに機関庫。どちらも小規模ながら本格的。


 機関庫。破風の通気口。縁状の屋根と小さいながらも魅力いっぱい。ぶっとい柱で頑丈そうなイメージもまた鉄道建築らしさと。窓のアーチ装飾も効果的。屋根はプレート屋根ですが、大きな建物はこちらのほうが寧ろ似合いますね。
 機関庫の前は狭いながらもベンチが並ぶ。


 ホームは狭め。でも白線とかポイントを抑えており精細感たっぷり。
 車止めもバッファのある欧州流儀。エンドマークは白黒チェックか? 凝ってます。


 機関庫の中には懐かしい機関車が。ホームの斜め処理とか、ぎりぎりの狭さは密度感に繋がってもいましょう。素敵な情景です。


 全景。奥には信号扱所。こうした要素は揃ってみると「力」になることが窺えましょう。
 
 世界観的には欧州型ベースであり、それこそレゴ的無国籍風。画像にあるところの初期9Vの名作が似合うのは言うまでもなく。おそらく灰レール4.5V/12Vな車両たちも似合うはず……。

 ただ、個人的には日本形の小型電車(それこそ箱根登山や叡電や江ノ電など)を並べてみたい誘惑にも駆られます。狭さからくる密度感、出町柳や江ノ島あたりに通じるものはあり?
 無論、間を取って、欧州系の路面電車(小型電車。それこそ瑞西の米軌私鉄など)が並んだ情景もありましょうね。いやまた、アメリカンなインターアーバンもありか?

 夢、大きく膨らむ!
 大きなジオラマが魅力的なのは言うまでもありませんが、小規模に詰め込む作風もまた輝きましょう。デザートは別腹なのです。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】隼様の711系電車。最後の「汽車的な」電車を北海道的厳つさで。

 今年の春に引退したJR北海道の711系電車。北陸の475系と並ぶ、最後の「汽車的な」電車でした。
 思えば二昔前の地方都市では「国鉄は『汽車』、私鉄などがあればそちらは『電車』」と云われる傾向があったらしい。そのへんを象徴した車ではありました。

(ところで「電車」だから長距離でもロングシートでもいいとか云ってる事業者関係者は死ねと思います。氏ねじゃなくて死ね。公共交通から乗りたくなる魅力をなくすのは自殺自滅に他ならず……)

 自分が乗ったのは1996年。未だまだ主力だった頃で900番台さえ拝めたものでした。乗り鉄旅行でさえなかったのですが、移動手段としても汽車的な風情を楽しめたものです(小樽行で海側の窓際。最高)。無論朝夕ラッシュ時ではないので、その時間帯だと「苦しめられた」とおもいますが(苦笑)。


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 いわゆる貫通型国電の顔の表現は「定番・公式」ができつつあるかとおもいきや、本作では新味を加えています。ヘッドライト部分も正面窓と一緒に折妻の中に組込、ライト位置は中央に納める。これまでの半ポッチずらし系組み方ですとどうしても左右に目が広がってしまうので、これも「あり」でしょうか。
 シールドビームそのものはハーフペグ。ライトっぽい。

 おでこ部分はやや角張。また前面窓はやや高め。
 これが711系らしい厳つさに通じておりましょうか。ここは地元の方ならではなぁと思う部分です。
 <参考> 比較の意味で、拙作で475系。ウチのはちょっと優顔に作り過ぎかも(苦笑)。目が離れる問題はヘッドマークでごまかしてます(笑)。

 実車は前頭部の図面上の寸法は同じはずなのですが(113系や115系も含め)、前面の印象は異なるものでしたね。なおキハ20とキハ22は前面寸法違ってて、後者のほうが運転台窓が高い位置にあったのは有名な話ですが……。自分も711系を造るなら、前面窓は1プレート高めにしますか。


 クハ711 100番台。1981年に室蘭電化にあわせて増備されたグループ。方向幕の存在で汽車らしさは薄れる(笑)。0代は側サボが車体真ん中窓下に挿すようになってて、まさに客車だったのです。


 モハ711 同じく100番台。
 側面は北海道形特有の小窓を2X2パネル横倒しで。寸法的には非常に再現が難しいのですが、現状で入手しやすい部品で考えるとベターなチョイスでしょう。1X2ブロック順組も考えられなくも無いですが、灰色系プレートなどでサッシ部を表現してもそれは小さすぎるかも……。

 ドアも窓横組。3幅のドアを巧く整合性もたせて隙間なく。

 床下は凝っているところで、適度にスカスカなクハと、みっちり機器の詰まったモハの対比が良い感じ。台車はきっちりエアサス。1968年のデビウ当時は贅沢装備だった由。

 モハのパンタ廻りも無論見逃せません。緑灰の碍子は綺麗。現実的にはライムで妥協かも知れませんが、それはそれでありですかも。大柄のワンアームパンタも好ましい作りです。


 さて。711系というと1985年ころまでの濃赤1色+前面警戒色時代も忘れてはなりません……というか引退時の復刻塗色でおなじみといえばおなじみでしょうか?

 CADのメリットでこちらも作図されてます。
 ぱっと見た感じ、現状で不可能そうな部品は前面の折妻支えるヒンジプレート位でしょうか? 内部構造工夫すればヒンジなしでも斜め固定は可能ですから致命的問題ではありますまい?
 貫通扉の2X2飛行機窓は既に濃赤は存在してますね。

 濃赤のブロックやプレートの入手性も年々改善されては居ますから、これを実制作するのも「不可能」でもない? 実は帯がない1色塗りは車体形状が露骨に出てくる難しい題材ではあるのですが(ごまかし効きにくい)、この作品では破綻なく巧くまとまってるように思えます。というより、此方の方が個人的には好みです(笑)。
 

 そして、新旧塗色の混結。過渡期に、或いは復刻塗色では見られたものです。
 繋がってみると、それぞれに良さがあるのが伝わってきます。

 実制作されるとしたら、きっと迷ってしまいそう……。パーツ入手的には赤にタン色帯でしょうが(笑)。
 
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<追記>
 汽車型電車。東武の6050系が残ってました!
 今週末5月2日、会津田島まで乗ってきますよ。1年ぶり、楽しみ。
 東京で一番好きな電車……もとい「汽車」! 同じ2ドアクロスでも京急2100形は「電車」で、東武6050系は「汽車」。何かが違うのですよね(東武は元は蒸気機関車の鉄道で、京急は路面電車の軌道からスタートという歴史的経緯もありましょうが)。


 写真は群馬板倉様の作品。記事こちら。
 
posted by 関山 at 00:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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