
目を引くのは前面手すりとフロントエプロンの表現でしょう。省略無く重厚に。
連結器及び左右のバー表現はなかなか効果的。今は独立タイプのマグネット入手しにくい問題がありますが……。トレイン用ではなく汎用のフォルダ使うと表情も変わってくるもの。フロントエプロンそのものは台車マウント故に走行上での問題も無さそう?
白いステップもインパクトあり。
ボンネット側面のディテールとして、水平方向の手すりよりも垂直方面の継ぎ目の方を強調しているのはユニーク。この継ぎ目表現で4幅ボンネットながら、「痩せて見える」問題から解消されています。隼氏とは違うアプローチです。
フルスケールのメリットですが、2-B-2の車軸配置が無理なく再現できてるのも大きい。特に床下の燃料タンクを省略せずに済むと。

このアングルからでも、バランスの良さが窺えます。意外と細長く見える実機の印象に近いと云えましょうか。キャブ窓は妻面・側面とも大きめなので明朗な印象。ここも表現の割れる部分ですね。
ところで、PowerFunction機器は何処に収まってるのでしょう(笑)。
受光ユニットキャブ内なのは分かりますが。電池はやはりボンネット内?
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やはりDD51は製作者ごとの個性・解釈が別れ、面白い題材ですね。
「なんでも牽ける」「何を牽かせても様になる」「1960年代前半から現代までのあらゆる状況に対応可」と使い勝手の良い題材でもあります。
そして意外と豊富なバリエーション。さて……だれか1号機とか初期型(2−16号機)とか、はたまたユーロ専用機とか手がける方おりませんか(笑)。