飽く迄検討課題ということで。ただ、レゴ界隈では「NSEは無理だよね」という声を聞いたような気がしたので(笑)、敢えて挑戦というヒネクレは否定しませんが。

前頭部はライトケースの処理が決まればあとは楽勝でした。
エッジの尖ったライトケースは最前部だけ表現すれば、あとは円筒でもそれっぽく見えるもの。あの爪部品の裏側はもうNSEのライトケースにしか見えぬ。
無論、展望室も含めて内装可能。運転席も着席可能です。
NSEではセンターピラーが展望席・運転席共に目立ちますが、さすがに割愛してしまいました。表現方法は皆無では無いと思いますが、まぁ無いならないですっきり感優先。

サイドビュウ。側面がコスト高そう……。複雑な塗り分けのお陰で側面は全てプレート組です(苦笑)。
車体高は普通の電車より心持ち低くマイナス2プレートくらい。床面は1プレート下げる計画です。低重心感は実物再現目指したいところでし。
赤いプレート突き出してるのは全長の把握用。
取り敢えず、技術面での問題はないと。
中長期計画で編成化を考えていきたいといきたいところですが、VSEからの浮気が怖い。
やっぱ、古い電車のほうが性にあってるのかしら。

でも当面はVSE優先です。
◆◇◆◇◆◇◆
さて。NSEは子供の頃は寧ろ嫌いな電車でした。
いかにも1960年代なスタイルは1980年ころには既に陳腐化してました(その意味でイタリア国鉄 ETR300も嫌いでした……)。ギョロ目のライトケースはグロテスクに見えた。
ですので、すっきり角目のLSEの登場は子供心にも嬉しいものでした。
そんなNSEの良さに気がついたのは1990年代、高校生の頃。時代が一周りして。1960年代的なものは却って新しく見えるようになっていた。また、飛行機を思わせる内開の開き戸や、SE車譲りの低重心設計に興味も湧いてました。
(当時住んでた)静岡〜東京の移動に小田原から小田急使うようになり、NSEが来ると嬉しかった。当時はロマンスカーもRSE以外全列車展望席あり、喫茶サービスあり。車内は通路部絨毯敷きになっており、古さは感じさせず。
その後小田急沿線に住むようになると、新宿からの帰りに特急券奮発することもありました。やはりNSEが当たりという印象であり、寧ろ平凡な電車なLSEやHiSEはいまいちに思えたものです。
なお、NSEのドアは手動(ロック付)で、乗務員が開閉したと云われています。
町田などでは乗客が勝手に開閉して降車することは黙認されてました。自分も何度かあのドアを開けたもの。1990年代後半の話。今思えば良き思い出です。
ドアというとドアの窓が内側に大きく開けられた。あの窓から風を浴びるのも心地よかった。
あたかも「円谷の特撮」から飛び出てきたような本物のレトロヒューチャーに触れられたことは幸いに思うのです。