コペンハーゲンの何かのショウに出てきたものらしい。
最初、ディスプレイ向けの製品外のアイテムかと思いましたが(背景には絶版のレッドカーゴが写ってる。赤い貨車はHobbyTrainなのでもっと古い)、機関車の台枠部部分には「#60098」と記されているので本物なのでしょう。
その元のFlickrフォルダはこちら
「製品以外」もたくさん写ってるのが気がかりですが。
以下、本物であること前提に話を進めます。

ディーゼル機関車はヨーロピアン。まぁ先代の赤バージョンという安直な見方もできますが。
ただ、この形状は黄色よりは赤のほうが似合うのはYonenaga氏他のアレンジで自明ですね。
市場はアメリカ意識した#60052に対して、こちらは欧州意識してるのも明らかです。
サイドの「回廊」はヨーロピアンとして考えるとちょっと違和感があるのですが(無いわけじゃないけど一般的じゃない)、形状的な面白さはありますし、平板になりがちな箱型機関車の側面のフォローにもなっていますから悪い感じはしません。大型タイルを貼った処理も今時の箱型機関車らしいスマートさ?
正直第一印象での「えーまたあの前面」って感じのガッカリ感はありましたが(苦笑)、製品としては整ってる・頑張ってるという感じはします。
屋根上はディーゼル機関車らしい迫力は出ています。

貨車。2軸の長物車。2軸のホッパ車。ボギーの長物車。
大物というのは変圧器とかのたぐいじゃなくて、重機積んでれば大物ってことなんでしょう(笑)。
ヘリは「要らないな……」と思わなくも無いですが、あとの2両は悪くない感じ。
茶色の2軸ホッパ車は欧州でよく見られるタイプでえらくリアル。レゴの2軸ホッパ車の中では過去最もリアルな形状と言えるんじゃないでしょうか? この貨車だけ欲しいという向き、多そうですね。

ボギーの長物車。重機(バックホウ?)搭載。貨車自体はシンプルですが、積荷で魅せています。こんな貨車が複数両連なっていたらそれはそれで魅力的な情景でしょうか?
セットに含まれるものがこの列車だけなのか、何らかの地上設備などが入るかどうかは現状不明。できればあんまり余計なもの(笑)付けずに、できる限り低廉にお願いしたいものですが。
#60051は手軽な入門セットですが、あの前面造形に拒否感のある向きもあります。かといって#60052もなんか違う。巧く#60098が間を埋めてくれると思いたいものですね。
あと、旅客列車でも第2セット出して欲しいなぁ。単品の客貨車……未だですか……?