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2015年02月09日

【イベント】札幌トレインオフレポ3「大迫力のアメリカ形」と「ネタ車輌」

第1回記事こちら:「施設」「蒸気機関車」「カメラカー」

第2回記事こちら:「北海道の車輌」……若手の造った主役たち!

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 今回の目玉は地元JR北海道の車輌でもありましたが、もう一つの柱と言えたのは藤田様のフルスケールのアメリカントレイン……ダブルスタックの貨物列車の運転でもありました。

 機関車も貨車もフルスケール。そしてフルディテール!
 これが大半径のカーブを往く姿は、本場?アメリカのレゴトレインショウを思わせるもの。まさか国内で拝見できるとは思いませんでした。


 素晴らしき情景。
 同じく藤田氏作の「デパート」「劇場」の前を往く。アメリカでは意外と下町には古いビルが現役で使われていますし、道路上を本線列車が往く区間も少なくありません。

 問答無用のマッチングです。


 別アングルより。機関車と建物のスケールも流石同作者。合っています。


 ローアングル。ダブルスタックのコンテナ車が恰も「巨大な壁」の如く。
 本物同様の光景が此処に……。

 以上は整備中の画像ですが、最終的には後補機つけた3重連でゆっくり力強く、力走していた由です。本物も3重連4重連当たり前の世界ですから、これはありでした。


 貨車はコンテナ車だけではなく、2段積みの有蓋車運車も用意されていました。これも現代のアメリカ貨物列車ではよく見られる車種。全長は……60ポッチに及ぶのでしょうか?


 そして積みこみランプも。これもまた素晴らしい情景。
 実際に自動車積載可能。4幅ですがフィグ乗りではありません。しかし整ったフォルムで量産されているのが「積荷」に留めるのは惜しいクオリティ。


 背後に見えるコンテナ車。FedExのトラック。相対的に小さく見えてしまうフルスケールのロード・スイッチャー。とてもアメリカンな情景。日本型や欧州型には無かった世界が開けた感があります。

 同じ標準軌といっても、アメリカと欧州の鉄道は全く寸法規格、運行形態が異なるもの。
 大きな「模型」が走ることで、あの魅力が認知されれば良いなと思う次第です。

 その他の写真はこちら
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=552781


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 それから。もう一つ盛り上がったのが「ネタ列車」。
 この種の題材は、レゴトレインの面白さ、そして好ましい自由度を広く伝える意味合いをもちましょう。

 え、ネタが盛り上がって本家が評価されなくなったらどうする?
 本家が頑張れば良い話でしょう(笑)。切磋琢磨は大事。言うまでもなく!


 ニクルトレインの3両編成。1両目がsk-nicle様の作品。2−3両目がlime様の作品。御巫山戯に見えて、実は鉄道車両の重量感とかの魅力を引き出しているのですね。


 sk-nikle氏の車輌。フロントキャノピーの存在。そして弓型の大物車的台枠が目を引きます。ネタに惜しい存在感。スチームパンクとしても完成度高いんじゃないでしょうか?

 ところで背後のガリドー+ベルビル。黒歴史レゴはなぜか北海道でも人気でした。


 より力強い、Lime氏の2両目。足回りの隠し方が最高にクールな作品。
 先頭部の煙室扉を思わせる丸パーツ。そして車体中央部の謎動力を示唆する円盤。このモデルもスチームパンク感が好ましい。で、この中の何処かに電池BOXと受光ユニットが隠れてるのもすごい話です。

 後方にマスクが載ってるのは……。この機関車?が彼の体という設定か。生体機械感はバイオニクルであったりゾイドであったりその種のジャンルのキモですよね。あぁ「分かってる」としか言い様がない。

 で、同じかたがあの721系も造られたというのがなんとも(笑)。どっちも好きです。


 3両目。lime氏作品。貨車、もしくは特殊なエンジン搭載したパワーブースタ?
 フレームの構成は恰も大物車を思わせるものがあります。円筒形の車体は「トーピードカー」(銑鉄を輸送するタンク車・大物車の一種)の如く。個人的には一番好きなのがこの車です。

 いや、時間的余裕あればニクルトレインたちと通常の機関車・客貨車とのコラボはやってみたかったですね。1日で設営から撤収まで行わねばならない辛さよ……。


 変わってこちらはキシイーヌ様のチーマトレイン マンモス。流石に大きさ的本線走行が不可能とのことでカーブ中心の特設線路でデモ。しかしクネクネはこの作品の生体感を強調してるかのような。
 メカデザインとしての完成度の高さは、やはり惹かれるものがあります。


 こちらは同じくキシイーヌ氏のチーマトレイン ライオン。
 車両限界への配慮があったため本線走行も可能……。ライオンの顔の造形が素晴らしいです。こんな機関車あっても良いんじゃないという雰囲気。なお、造形のヒントは「銀河鉄道999」の「111」だとか。巧くデザインの参考にされていましょう。


 「チ」の力で走る新型機関車。貨物駅の片隅に居ても……違和感ありませんよね? ね?
 足回りは2軸ボギーの動力後半に、2軸の前頭部を合わせたような間接型。


 楽しいギミック。リモコンのサブチャンネルでミサイル発射。
 この角度から見ると、前面下部、ちょうどオリーブ色の部分の処理がすごく丁寧綺麗であるのも分かりましょう。ネタには惜しい完成度なのです。


 等身大初音ミクで有名なTerebi氏の台車 プリントブロックの使い方が秀逸です。


 sk-nicle氏の通常電車。窓とドアが入れば、3セク鉄道の単行電車という雰囲気で通用しそうです。
 後ろに控えるのはネタじゃない、隼氏のDD51 JR北海道仕様。撮り逃してしまいました。
 

 こちらはJan氏のSF的車輌。
 大胆にカーブを描いた全面が目を惹きます。左右も含めて流線型の造形がすごく丁寧・綺麗!
 半ポッチずらしのドアであったり、横組の窓であったりトレインのお約束?も含まれてるのも好感です。

 足回りもパワフル。この種の車両では「足回りの隠し方」もポイントかも知れません
(大胆に露出させる方向性もありましょうが)

 
 その他の写真こちら
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=552780

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 ネタ車輌……から学べるもの、得られる刺激。大きいと思うのでした。
 また制作される大半がネタ車輌にでもなったら頭抱えそうですが(苦笑)。

 そうなりませんよう、皆様頑張りましょう(笑)。やはり切磋琢磨です。


 さて。
 明日(本日?)告知予定ですが、関東でも3月22日(日)に横浜・磯子で「横浜トレインオフ」(仮称)を開催する見込みとなりました。詳細(と参加表明は)もうしばらくお待ちください。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(1) | TrackBack(0) | LEGOイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】「北のエース」たいが様のD51。エンジンドライブで1D1の大型機を!

 札幌トレインオフ。ある意味、最大のサプライズはこの作品でした。

 制作されたたいが様は未だ中学生。なのに、自作動力でエンジンドライブ。それをきちんとD51の寸法に収めています。そしてメインロッドもサイドロッドも可動。
 調整にはやや手間取られていたようですが、最終的には安定可動していたようです。


 1軸の先輪のある1D1という車軸配置は意外と難易度高いもの。1軸の首振りをモノにされている模様。
 メインロッド・サイドロッドも可動。スライドバーの位置を低めにしているのは形状面でも望ましいですし、動作時の摩擦も小さくできるはずです。シリンダ前端のブッシュも良いアクセントに。

 やや気がかりなのはフランジ付動輪とフランジレス動輪の配置。両端がフランジ付きですと(図示すると◎●●◎)ややホイルベースが長すぎて曲線通過性能を下げているように思えます。
 第一動輪と第二動輪を入れ替えて(●◎●◎)みたら快適に走りそうに思えますが、如何でしょうか?

 モータはキャブ内のようですね。お陰でほっそりした日本形らしいフォルムです。キャブを小さくできたら更に好ましい姿になることでしょう。
 とはいえ、全てが「6幅」に収まっています。動力系を小さくするのは難しいことですから。
 その他ディテールもD51らしいと言えるのではないでしょうか。
 
 炭水車には電池BOXと受光ユニット搭載。
 足回りはショートホイルベースの二軸ボギー。テンダードライブではできない造形です。


 旧型客車……狭窓のスハ32?あたりを牽いて快走。客車の窓も横組。トレインの基本テクニックを抑えつつあるようです。張り上げ屋根の旧客ですからオハ35の変形車……を引き合いに出すのは止めときましょう(笑)。客車は深いようで意外と基本を抑えれば作りやすいのです。(web上の参考資料も今は多いですし)


 それにしてもタイミング合わず、K氏のDD51であったり、拙作のキハ82との並びが撮れなかったのが残念。
 1961年のキハ82、1963年以降のDD51。1975年まで健在だったD51と共存してた時代は意外と長かったのに。ディーゼルはライバルと言うよりは、共に戦った戦友というべきでしょうね。

 北のエース。たいが様の作品、今後も期待しております。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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