北海道地元の車両群を造られたのは隼様、Lime様、K様、そして たいが様。主に若手の皆様。
これは将来に希望が持てるというものです。
いや、この書き方だと「現状はいまいちだけど将来は……」に見えてしまうかもしれません(笑)。
そんなことはなく、現状で十分すぎるほどに素晴らしいクオリティなのでした。
負けてられません。関東勢に関西勢! あと北陸勢も。
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左から隼氏のキハ183「利尻」。K氏のDD51 JR貨物更新機。拙作のキハ82。
貨物の退避と特急同士の離合が重なったかのような。今回の催しの象徴的シーンと申せましょう。
何処かがモデルというわけでないのでしょうが、こうして見ると せたか様の駅舎に跨線橋もまた北海道らしさを感じさせるストラクチャ。

車両基地にて。苗穂かどこかのように見える(笑)。背後の貨物駅もそれっぽいのです。

北の並び。こんどはJR北海道の車輌のみで。左からLime氏の721系。隼氏のノースレインボー。同じくキハ183「利尻」にキハ261「宗谷」。

別角度より。隼氏の40ポッチ全長と駅のスケールが合ってる感あります。

ノースレインボーは変則編成。キハ183−1を最後尾に。やっぱりスラント形もかっこ良いのです。カラバリ展開が待たれます(笑)。

正規編成のノースレインボー。真横から見るとカラフル感が強調されます。
また、遠方からでもインテリア……座席の白い背が確認できます。インテリア造られた甲斐はあった!

「宗谷」が思いっきり振り子を傾斜させて。大半径カーブ+振り子もまた効果的であったのでした。

「利尻」。寝台車組み込みの特徴ある編成。フルスケール+大半径カーブの相性の良さ。

編成の反対側には今回の新作。キハ183お座敷車がつきます。北海道のお座敷気動車は初代(キロ29。1974)から現行に至るまで通常列車の増結車仕業が見られるのが特徴。
お座敷車のカラーリングは難度高いものでしたが見事。縦ラインに丸の表現を逃げずに再現。赤とダークタン、新濃灰の対比も美しい。
重厚なカラーリングのお座敷車は、軽快な印象の通常車との対比もまた、美しい。

一気に1980年代へ(或いは60-70年代へ)。
キハ82の特急。臨時列車としては1990年代まで続きましたが。

上の画像の10年後という感じでしょうか(笑)。

Lime氏の721系は独自の車体構成により、恰もラージスケール作品(7幅フルスケール?)の如き精細感があります。6幅レゴスケールでもここまで出来るという好例でしょう。ブライトグリーンの帯色もやっぱり似あっているのでした。床下機器もまた精細。
隼氏作品とも違った作風で、個性を競いあう感が。

拙作キハ82。レトロな町並みを往く。

会場の窓際にて。北海道限定な飲み物と。
ガラナは道民飲料として既に有名ですが、ソフトカツゲンは初めて知りました。乳酸菌飲料はどれも同じ味だろという固定概念を覆す爽やかさ。「愛されて半世紀」とありますので、キハ82と同じ時代の生まれなのですね(笑)。下さったKainz様に感謝。

自動車積みこみヤードをバックに。Me-modelsのR88カーブを往く。
全長32ポッチのレゴスケールなら、R88でも十分大半径効果に与れる感じ。こいつは使える!
キハ82は4連だとちょっと寂しい。もう一両キハ80(中間普通車)を増備予定でし。

トリに持ってきたのは、たいが氏の新作 D51と旧型客車。
難易度の高いエンジンドライブを実現。そしてサイドロッドメインロッド共に可動。車軸配置も1D1で省略なし! これは別途紹介記事にさせて頂きます。
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記事に使っていない写真はこちら。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=552778