
情報源は取り敢えずThe Brick fanより。
#75902ミステリーマシン
#75904ミステリーマンション
更にその下は「USA TODAY」の模様で、TheBrickFanの#75902の記事にはプレリリリースっぽいものも引用されています。プレス公開はされた……ということですね。

さて……#75902ミステリーマシン。上の画像と同じ車なんですが。
解釈の問題とは思うのですが、「ちょっと違うかな……」というのが第一印象です。六角形っぽい車体断面の再現は意識されているのですが、1960年代のバン的な直線的ラインがスポイルされてる感があります。具体的にはタイヤ周り。上画像ではタイヤはフェンダーの内側に引き込んだ、如何にも昔の車らしい雰囲気。タイヤの上辺は車体に隠れているかも知れません。
しかし、製品ではタイヤは車体幅からはみ出す。おもむろに露出したタイヤ。このへんは「?」と思わざるをえない。タイヤ上の2x4カーブスロープを2x4タイルにするだけで印象は変わるかも知れませんが。
サイドの模様もちょっとステッカーに頼りすぎているような。まぁ他に製品で出来うる表現があるのかというと難しい問題なのですが。
(木のバケモノ?もシール頼り過ぎ感否めません)
フロントガラスは新規部品。うーん、8幅だとピラーは欲しいと思うのですが。それこそシールorプリントでも。
で、さらに残念なのは肝心のミニフィグ……。
実はハンナ・バーベラのキャラとミニフィグの相性、あんまり良くないのでしょうか?
ボロピン(シャギー)もハンサム(フレッド)も雰囲気が伝わってこない。ボロピンのだらしないシャツやスラックスはミニフィグでは再現不可能なのか……。ハンサムの筋肉質なボディもそれっぽく見えない。
漫画的なキャラクターと、漫画的要素のあるミニフィグの掛け合わせ、意外と難しい……?

#75904 ミステリーマンション。
版権物の建物としては前評判通り悪くない雰囲気です。
特に温室部分がかなり精細な印象。全体に大味な印象にならないような配慮は窺えます。塔の屋根は下手にパーツ組み合わせるよりは一体部品のほうが無難でしょうし。何より89.99ドルという価格にしたらよく出来てるというべきでしょうか。
ミニフィグ。
黒騎士と幽霊と吸血鬼は……いつものレゴのミニフィグですね。まぁ吸血鬼は先代とちょっと雰囲気違いますが(笑)。
メガコ(ヴェルマ)はミニフィグ向けな造形なのか、違和感が少ないです。
ジェニー(ダフネ)は……やっぱり違和感が。この解像度故に正当な評価は難しいのですが。
「Scooby-Doo」期待のシリーズではあるのですが、第一印象としては違和感が残ります。
ただ、この種の違和感は現物見て薄れることもあります。ディズニープリンセスなんか、第一印象最悪、でも出てきた品はアレ意外と良いじゃんという典型でしたし。
ですので、今後の情報次第で印象が好転することもあり得るということで……。
<オマケ>
「弱虫クルッパー」。オリジナルを無視した適当な主題歌はこの時代の輸入アニメーション作品ではお約束ですよね(有名なのはトムとジェリーのあの歌でしょうが)。オルガンが凄くいい味出してます。あの時代、という感じが伝わってくる。
「Scooby-Doo」オリジナル。無論、こちらも良いです。
しかし、日本だと対象年齢40代後半以上ですよね(苦笑)。
そこもまた不安要素ではあります。